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トライアル入門
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4ストローク化がいよいよ現実のものとなり、まずほかメーカーに先鞭をつけて、モンテッサが本格的4ストロークマシンをデビューさせました。
他メーカーは、これまでの路線を踏襲し、熟成を重ねた仕様を発表しています。
 2005年は、2ストロークマシンがリリースされる最後の年になるかもしれません。

05モンテッサCOTA 4RT 2005 | montesa

Cota4RT
 2005年モデルとして登場した、本格的4ストロークエンジンを積んだトライアルマシンです。
 エンジンはモトクロスマシンのベースとしていますが、クランクケースもシリンダヘッドもまったく作り替えられていて、新規エンジンといって差し支えありません。
 吸気はフューエル・インジェクション。燃料コックもチョークもない、すべてコンピュータが計算してくれる優れたシステムです。レスポンスも、2ストロークに引けを取りません。マシン重量も、モンテッサの従来モデルと同様。いいとこづくめです。
 モンテッサモデルは、リヤフェンダーにサブフレームが入っていて、保安部品を装着してもしっかり支持ができるようになっています。
 ほかのマシンよりちょっと値段が高いことと、独特の排気音を気にする人は多いようです。
 輸入代理店はエトスデザイン

2005年03月02日

シェルコ 2005 | sherco

Sherco
 メーカーとしてはもっとも新興勢力。しかし周囲が確実にモデルチェンジを繰り返していく中、シェルコの設計は2005年現在ではもっとも実績を積んだものとなりました。
 現在のコンパクト設計は、シェルコが加速づけたものといってよくて、左右幅が劇的に小さいエンジンなどは今でもトップレベルの小ささを誇ります。実績性と革新性とをあわせもった、こなれた1台といえるかもしれません。
 2005年モデルは、エンジン性格に改善が見られます。シェルコはよく回るパンチのあるエンジンが特徴ですが、反面、ラフなアクセルワークでは、パワーを上手に引きだせず、リヤタイヤとマシンを暴れさせてしまうことにもなりかねませんが、2005年モデルのエンジンは、より扱いやすいものになっています。
 カラーリングは伝統的に青ベースながら、全体にシルバーが基調となってきました。
 シェルコのラインアップには、2.9、2.5、2.0、1.25に加えて、50ccや80ccのこども用などもあります(一部、受注輸入となるようです)。
 輸入代理店はカシック(広島県福山市)

2005年03月02日

スコルパSY250 2005 | scorpa

Scorpa SY Racing
 唯一のフランスメーカー、スコルパが、ヤマハエンジンを搭載して世に出したのがSY。
 2003年モデル以降、大きな変更はされておらず、抜群のターン特性を誇るスコルパの特徴は、デビュー当時から変わらない。
 2004年モデルからの変更はフレームのカラーリングが大きなポイントで、機能上は特に変化はない。
 輸入販売元はアルプスヴァン

2005年03月02日

スコルパTY-S125F 2005 | scorpa

ScorpaTY-S125F
 新たなトライアルそうのためのニューモデルTY-S125Fの第二世代。といっても、基本構成は変わらず、細かい部分に改良が施されている。
 暗くて夜間走行はほとんど不可能だったヘッドライトは、大きく明るいものとなり、イグニッションキーが廃止されてハンドルロックキーが設けられた。フロントフォークに装着されていたスピードメーターはトップブリッジに位置変更され、ハンドルまわりの景色はふつうのオートバイ並になった。
 足が届かないというもっぱらの評判だったブレーキペダルは、ペダル部分のデザインが変更されて、フットレストからの距離が小さくなっている。また、ストップランプスイッチはリヤブレーキキャリパーにも装備されている。
 輸入販売元はアルプスヴァン

2005年03月02日

05ベータREV-3 2005 | beta

2005Rev-3
 4ストロークエンジン搭載のうわさも一部にはありましたが、2ストロークエンジンを搭載のまま、さらに熟成されて登場したREV-3。2ストロークエンジンとアルミフレームの組み合わせは、いまやベータが唯一の選択となりました。
 2005年モデルでは、ブレーキシステム(マスターシリンダー、キャリパー、レバーなど)が小型軽量なものに変更となり、500gの軽量化を達成しています。レパーまわりなども、見た目におしゃれになっています。
 フロントフォークにはチタンコーティングを施し、表面強度が増しています。
 エンジン特性は、ポートタイミングと点火時期の変更で瞬発力アップがはかられたとのことですが、スムーズさが増して、第一印象は「おとなしくなった」感じがするかもしれません。
 排気量のラインアップは、125cc、200cc、250ccがあります。世界選手権などで一般的な270ccはキットパーツとして供給されています。そのほか、50ccや80ccなどのこども用マシンもあります。
 輸入代理店はレイズ(Webサイトにトライアルについてのコンテンツはない模様)

250:798,000円(税込み)
200:732,900円(税込み)
125:701,400円(税込み)
80:386,400円(税込み)
50:365,400円(税込み)
Mini:186,900円(税込み)

2005年03月02日

コンディ100 2003 | 2004 | 2005 | etc

Kondy
コンディ100
 3年連続4回の全日本チャンピオン、近藤博志さんが情熱を傾けて世に出した100ccのトライアルマシン。2003年にデビューしています。
 エンジンはホンダXR100のものを使用していてあらゆるジャンルの入門マシンとして定評のあるXR100の心臓だけに、トライアルに使っても楽しいものです。フレームまわりはスペインのクリピックが担当しました。世界的コラボレーションが、このかわいいマシンを誕生させたことになります。全体にコンパクトな設計ながら、ホイールはフルサイズなので、その気になれば戦闘力は相当のもの。車重69.5kgの軽量ぶりも魅力です。
 問い合わせはエトスデザイン
コンディ100のサイトはこちら

2005年03月06日

スコルパSYロングライド 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | scorpa

ScorpaLR
 SYレーシングをベースに、燃料タンクを5.3リットルにして、とりあえずの燃料容量を確保しています(一般オートバイの常識からするとこれでも少ないけれど、現代のトライアルマシンとすればタンカー並の容量)。現代トライアルマシンにはついてないのがふつうのシートも、ロングライドにはついています。
 合わせて、いくつかのパーツの採用を工夫して価格を安価に抑えています。この仕様は、SY125FとTY-S125Fの関係に似ているところがあります(125Fは燃料タンク容量は同じですが)。フロントフォークや三つまた、フットレストなどが大きな相違点で、本質的なマシンポテンシャルはSYレーシングと変わらないと思っていいでしょう。
 SYレーシングは競技志向ですから年式が落ちてくると中古として出回りやすいですが、ロングライドは玉数も少ない上に、中古市場にでることは少ないと思えるので、狙うのならば目を光らせておく必要があるかもしれません。
 新車は受注にてフランスに注文されます。デビューは2002年ですが、カラーリングなどの変更の他は、大きな変更なく、2005年も新車が手に入ります。ある意味、TY-S125Fのコンセプトを先取りしたマシンともいえるでしょう。
 問い合わせ:アルプスヴァン  

2005年03月06日

ガスガスTXT-Pro 2005 | gasgas

GasGasTXT-Pro
 エンジンを斬新なアイデアで構成し、画期的な軽量化を実現したマシンです。
 2005年モデルは、2年連続インドアチャンピオンのアダム・ラガが好んだテーパーハンドルを装備し、クラッチにミネラルオイルを使うシステムを採用しました。
 ミネラルオイルを使うことで、万が一クラッチフルードがミッションに混入しても、クラッチフィーリングなどに悪影響を与えることがないということです。
 ガスガスは、排気量の豊富なラインアップも魅力。同じフレーム、同じエンジン形式で、125、200(排気量は160cc)、250、280、300とそろっています。
 そのほか、こども用や入門用のTXT-Boy 50やTXT-Rookie 50/80もあります。
 輸入元は亜路欧(東京都世田谷区)

2005年03月07日

05-06ホンダRTL250F 2005 | 2006 | honda

05RTL250F
 2005年モデルとして登場した、本格的4ストロークエンジンを積んだトライアルマシンです。
 エンジンはモトクロスマシンのCRFをベースとしていますが、クランクケースもシリンダヘッドもまったく作り替えられていて、新規エンジンといって差し支えありません。
 吸気はフューエル・インジェクション。燃料コックもチョークもない、すべてコンピュータが計算してくれる優れたシステムです。レスポンスも、2ストロークに引けを取りません。マシン重量も、モンテッサの従来モデルと同様。いいことづくめです。
 HRCから出荷されるRTLは、競技専用車となっていて、輸入車扱いとはなりません。ですので、通関証明を使って登録をすることはできません。そのかわり、モンテッサよりも少し安価に設定されています。
 モンテッサとの、トライアルマシンとしてのメカニズム上の相違点はありません。モンテッサにあるヘッドライトなどが装備されていないこと、フェンダーなどのカラーリング相違点。RTLの方が少し渋い色となっています。
 また、RTLには書き換え可能なECUが付属しているので、これに交換し、コンピュータと接続するケーブルとソフトウェアを別途入手することで、エンジンプロフィールを変更することが可能です。

 発売元はホンダレーシング(HRC)

2005年03月31日

TY-S175F 2005 | 2006 | scorpa

 コンペティション志向一辺倒のトライアルマシンラインナップにあって、新しい方向性を切り開いたTY-S125F。その排気量ゆえのアンダーパワーを補うため(アンダーパワーは、訓練用としてみれば、メリットとなる部分も大きい)排気量を大きくして登場したのが175F。
 ただし175という車名だが、排気量は143cc。ヨーロッパのトライアルマシンは、中間排気量マシンの排気量は少しさばを読むのが常道になっているので、こういうものだと思ってください。
 124ccから143ccへ、20cc足らずのスケールアップだが、この差は大きい。低速域の安定感から、上り坂でぐいぐい連れていってくれる感覚など、125とは別物の感じがわかる。
 エンジン以外に、175Fは油圧クラッチを装備した。マグラのマスターシリンダーにチョークレバーが併設されているスコルパ向け仕様で、チョークの引きにくさを同時に解決している。マグラのクラッチは改良が著しく、タッチも重さも完全に及第点だ。
 SY125とTY-S125Fにはさまれて、ちょっと地味な存在だが、スコルパのきめの細かいラインナップはうれしい。

価格:535,500円(税込み)

2006年01月06日

TY-S175F
05-06ホンダRTL250F
ガスガスTXT-Pro
スコルパSYロングライド
コンディ100
05ベータREV-3
スコルパTY-S125F
スコルパSY250
シェルコ
05モンテッサCOTA 4RT