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2005年04月24日
NOKIAの携帯電話

なんとなくぽっちゃりしているのは
シリコンケースに入ってるから
ポルトガルへ行ってきました。今回世界選手権開幕戦へ行くにあたって、出発2日前にこんなものを衝動買いしました。ボーダフォンの携帯電話で、ノキアの6630。ボーダフォン名では、702NKってことになってます。
今持ってる、4年目になろうかというauのC409CAはそのまんま持ってます。なんたってC409CAは防水だし、落っことしてもなにしても無事。
衝動買いしたのは、たったの1円だったからでもあります。0円というところもあったけど、たまたま飛び込んだヨドバシカメラが1円だった。「しまった、1円損した」と思っちゃったのが、我ながら貧乏くさい。C409CAも1円で買ったんだけど、日本では携帯電話は限りなく安いってのが定説になってる。ぜんぜん安いなんて思いませんね、今さら。
しかしこの電話、ボーダフォン702NKは1円だけど、NOKIA6630は6万円くらいするらしい(売ってるのを見たことはありません。たぶん売ってないんじゃないかと思う)。ほとんど同じものなのに、6万円の値段の開き。6万倍も、高い。
なにがちがうかっていうと、702NKのほうは、ボーダフォンでしか使えない。一方6630は、SIMを入れ替えることで、スペインのプリペイドカードも、DoCoMoのFOMAも使えちゃう(と思う)。6630は、電話機の仕様はどれも同じ、というヨーロッパ(や一部を除く世界各国)のふつうに従ったもので、702NKは、それじゃ困るんで、日本のふつうにあわせなおしたものであります。日本のふつうにあわせてもらうと値段が6万分の1になるんだから、日本はえらいもんです。
日本のふつうがどういうことかというと、いったん契約したが最後、死ぬまで基本料金を払い続けてもらいましょうというシステムです。年間割引とか、一見お安いシステムがあるけど、こういうのはみんな違約金があって、所定の解約をしなければ違約金が取られるようになっている。つまり、入ったが最後、解約はするなよというシステムのようです。
今どき、どこぞの組組織じゃあるまいし、なんでこんな高飛車な商売ができるのかなと思いきや、それが携帯電話が1円(もしくはタダ、要するにものすごく安価)だからなんですね。この機械そのものが1円でできているわけじゃなくて、所定のお値段はあるはず。6630が6万円なんだから、卸価格で少なくとも4万円とか、原価でも2万円とか、するんじゃないでしょうか。わかんないけど。じゃその差額の数万円を誰がだしてるかって言うと、なんのことはない、ぼくらが出してるんじゃないか。それがつまり、解約するなよの脅しにつながるわけです。
携帯電話を1円じゃなくて、あるべき値段で買うようになったら、もしかしたら携帯電話料金って、今よりうんと安くできるんじゃないだろうか。今は、新規契約新規契約で、毎回タダみたいな電話を与えて顧客を獲得するシステムで回っているから、なかなかそこからの脱皮ができないんだろうけど、考えてみると、ぼくはauに同じ電話機で4年も基本料金を支払い続けている。これ、最近auと新規契約した連中の電話機代を肩代わりしているようなもんだぜ。いまいましい。
さてなんでボーダフォンかといえば、現在唯一日本語のメールを送れるからです。写真入り現地速報がやりたくて、それで買っちゃった。シャッターのタイムラグがものすごく大きいので、走っている写真は撮れないとか、最近、携帯でメールを書いてなかったから、文字を打つスピードがとっても遅いなどの個人的問題はあるんだけど、一眼レフカメラより自然山通信的には戦力になりそうな感じはします。
海外でも使えるボーダフォンの携帯電話は、黒山健一選手もご使用とのこと。メールはけっして安くないんで、メールは何日かに1回、まとめて送ってるそうだ。健ちゃんの電話機はシャープ製とのことで、ノキアのはさわってみたけどキーが押しにくいんでやめたらしい。確かに、押しにくい。キー操作だけじゃなくて、あらゆるものが使いにくい。今どきの携帯電話は便利の代名詞みたいになってるから、その点では携帯電話失格くらいに使いにくい。

おもしろがって画面を
Macintosh風にしてみました。
「ノキアってMacなの?」って
誰かに言わせたいのだ。
でも、画面コピーがとれる
携帯ってのも、すごい
そのかわり、こいつには他の携帯電話にまねができないことがある。ゲームをコンピュータでダウンロードしてきてインストールしたり(携帯電話でダウンロードするわけじゃないから、費用は一銭もかからないし、世界中のラインアップから選ぶことができる。ゲームだけじゃなくて、まともなアプリケーションソフトも、おんなじようにダウンロードしてインストールできる)、画面の見栄えを好きなようにいじったり、やりたい放題らしい。つまりこの電話機は小さな小さなコンピュータで、電話会社と接続しているとき以外にも、お仕事を立派にこなせるというわけだ。
これでいったいどういうことになっているかというと、基本料金以外の電話代は一銭も使っていないのに、おもしろいのでこいつにかかりっきりになってしまって、ふつうの仕事がほとんどできないとほほな状態になってしまった。
電話は、やっぱり日本標準の方がよろしいのかもしれない。いまいましいけど。
投稿者 nishimaki : 17:16
2005年04月12日
ど・ビギナートライアル
そういえば、親ばかならこういう報告をしなきゃいけなかった。忘れていたよ。
ニシマキふうみ(12歳)が、ど・ビギナートライアルの超ビギナークラスに参加して、優勝しました。
ツインリンクもてぎのど・ビギナートライアルは、今年で5年目。世界選手権が開催されるという話を聞きつけたど・ビギナーの萩原信一さん(萩原真理子のお父さんと勘違いしている人がいたけど、まったく別人です。こっちの萩原さんは、真理子お父さんの萩原和夫さんと比べると、トライアルはへたです。でも、真理子お父さんにないものを持っている。それがなんなのかはないしょにしておこうっと。ちなみにトライアルには、もうひとりガスガスの輸入元、亜路欧の社長さんの萩原壮亮さんもいます。そーすけさんと読むのですが、日本人でそーすけさんと呼ぶ人はだれもいない。スペイン人はタレスでもそーすけ、と呼びます。以上余談)が、ビギナーのトライアルもやらせてくれともてぎにかけあったのがそもそもの始まり。でももてぎにはトライアルコースはないから、お貸しできません、というのりのお返事だった。一方、同じ時期に、世界選手権だけじゃ片手落ち、ビギナートライアルもやりましょう、とお話を持ちかけたのが、自然山通信でした。もてぎさん的には、あやしい自然山にまかせるわけにはいかず、でも、雑誌媒体である自然山通信のよびかけでイベントするなら、ということで、ど・ビギナートライアルと自然山通信共催のもてぎトライアルが続いているのです。
走ったことある人はわかると思うけど、もてぎの山には、ほとんど岩がありません。世界選手権の大岩は、みんな外から持ってきたものです。だから岩をどかんと越えたい人には、もてぎの山はものたりない。そのかわり、岩がこわい人たちには、転んでも土ばかりで痛くない(というばかりでないのはもちろんだけど)ってんで、正真正銘、ビギナーに人気のトライアルエリアとなりました。
ビギナーってのは、ほっとくとすぐにうまくなって卒業していくんで、うんと初級のトライアル大会を維持するのはむずかしい。たいていのトライアル大会は、参加者にあわせてどんどん難度があがっていく。で、初心者は入れなくなっちゃうんだよね。でもど・ビギナーは萩原さん自身に進歩がないもんだから(でもこのおじさん、けっしてへたではないのだ。たぶん、トライアル練習をしないだけだと思う)萩原さんのレベルにあわせて設定されたセクションは、安全でこわくなくて、でもむずかしい。ふだんのど・ビギナーだと、萩原さんが3点ででられるセクションがオープンクラスになって、萩原さんがクリーンできるのがビギナーセクションになる。今回だと、その下に超ビギナーセクションが設けられているけど、萩原さんはどうやってレベル合わせをしたのかな?
さてふうみは、これまでガスガス50ボーイに乗っていた。クラッチ操作が不要で、ホイールも小さいので、子どもの入門用にはなかなかよろしかった。ブレーキなんかも一人前で、ふうみが降りられないところをお父さんが代わってあげたら、すげーブレーキが利くんで前転したりしたこともありました。大人が乗るには、むずかしいマシンです。
「ぼちぼち卒業じゃないっすか」とまわりから言われてもいたのだけど、親の目から見てオートバイをステップアップさせたり、大きいのに乗せたりして、苦労して楽しくなくなっちゃったらつまらないんで、本人が大きいのに乗りたいと言い出すまで、ほっとくことにしていました。大きいオートバイ用意するのもたいへんなんでね。
でも最近ふうみは、いっしょに乗りに行くと「ちょっと乗せろ」と大きいのに乗るようになってた。といっても、セクショントライをするなら、ボーイのほうが安心感があるってことだったけど。親の観察的には、乗って乗れないことはないけど、クラッチ操作もしなきゃいけないしマシンも大きいしで、乗り換えるタイミングはむずかしいなぁ、毎日乗れるならあっという間に慣れるだろうけど、なんせこの前乗ったのはお正月だもんなぁ(お正月以来、ふうみはシンクロナイズスイミングなんかをやっていて、トライアルはごぶさただった)。
で今回、ざっとセクションを見たら、ターンがちょっときついけど、お約束通り段差はないし「どうする?」と聞いたら30分くらい考えて、125Fに乗ることになった。あとは、ぼくははじめての人のお世話をしていたので、どういうことになったのか、さっぱりわからず。途中、目の前を通りかかったので、5点ばっかりだったらなぐさめてやろうと思ったら、1ラップ3点だという。あらま、50ボーイの時は、コースをまちがえたり転んだりして、けっこういい点数をとっておった。へー。
で、1日が終わって貼り出された結果を見たら、あれ? 優勝してるじゃないの。2ラップ目は、全部クリーンしたらしい。感想を聞いてみた。
「ボーイのときはエンジンかかりにくくてかけてもらったりしてたけど、125ではエンジンかけるときにはおさえててもらったけど、全部自分でかけられた。重たいってことはなかったけど、125のほうがむずかしいから、真剣に走った」
ボーイに乗ってるふうみは、10回に2回くらい、油断して足ついたりラインまちがえたりしてた。あれは、ボーイが簡単だから、真剣じゃなかったってことか。
オートバイに乗り始めたときには「今すぐスペインに輸出したら、この子もライア・サンツになれるかなぁ」と思ったりしたもんだったけど、スペインには輸出しなかったし、親父のポリシーにはコンペティティブのこの字もないし、本人は怖がりだし、いろんなことをやりたがるしで、ライア・サンツへの夢は早々に捨てて(そのほうが楽だし)、ふつうに遊べる平民ライダーに育てることに方針変更した。おかげで、その計画は順調に進んでいます。目的が低いから、血のにじむ訓練はしなくていいので、本人もオートバイは楽しくてしかたがない模様。
今回みたいに「もうちょっと時機を見てから乗り換えるか」と、なんとなくずるずるしてしまうのでもったいないというのがあるかもしれないけど、でも藤波も50ccのフルサイズに乗り始めたのは11歳の時だから(125ccは12歳の時)、こんなものかもしれませぬ。
でも、この日本当にうれしかったのは、子どもがいっぱいいたことだ。ぼくの見てきたトライアルをする子どもってのは、みんな世界の頂点を目指していて、目がぎらぎらしていた。そういう姿勢はすばらしいから応援していきたいと思いつつ、そんなのばっかりじゃ世界がいびつだと思うわけです。宮里藍の影には、空振りばっかりしているおとーさんが五万として、福原愛の影には、家族で温泉にいったときにしか卓球をしない子どもたちだっていっぱいいるはず。そういう底辺がいてこそ、頂点が際立つのだってのが、ぼくの信念なんだけど、ちょっとずつとはいえ、トライアルの世の中がそんな方向に流れてきたのは、ちょいとうれしいです。
で最後にまた親ばか。これは年末に真壁で走ったときのなんちゃってウイリーです。遠心クラッチで低速のピックアップがない50ボーイでは、フロントをあげるのが、ちょっとたいへん。気にせずどかんとぶちあたれば相当な高さまであがるのはタレスの甥っ子とか滝口輝くんなんかを見てたので知ってるんだけど、カエルの子はカエルなので、ふうみはそんなおっかないことはやんない。親が上達に水を差している典型的な例ですが、こつこつと地道にやっておるわけです。
これはなんちゃってですけど、きっかけにあわせてそれなりのアクションをしなきゃいけないし、あがったあとにそれなりの姿勢を作んなきゃいけないし、もちろん何枚か撮ったうちの一番かっこいいのを選んだんだけど、それなりのかたちにはなってると、親ばかは溜飲を下げるのであります。
投稿者 nishimaki : 11:58
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2005年04月06日
九州の思い出
書き忘れてました。
先日の九州取材の時に、はじめてTY-S125Fを見ました。いえ、三塚選手や森選手が全日本を走っているシーンじゃないよ。
日曜日の晩、ぼくは熊本駅から20分の東横インというホテル(インターネット完備。これがないと仕事になんないので)に泊まったのですが、ここに向かう直前、道をUターンする125Fを発見。全日本観戦の帰りかなぁ、なんて思っちゃいました。一応追いかけてみたけど、自動車で追いつくわけもなし。
翌朝、フロントに教えてもらったとおり、熊本駅まで行く市電の乗り場までぽこぽこと歩いていると、道の反対側をぶひーんとまた125Fが。どうも昨晩の方と同一人物の模様。通勤に使っておられるのかなぁ。
ぼくに目撃された方、これ、読んでらっしゃるかな?
投稿者 nishimaki : 11:52