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2005年04月12日
ど・ビギナートライアル
ニシマキふうみ(12歳)が、ど・ビギナートライアルの超ビギナークラスに参加して、優勝しました。
走ったことある人はわかると思うけど、もてぎの山には、ほとんど岩がありません。世界選手権の大岩は、みんな外から持ってきたものです。だから岩をどかんと越えたい人には、もてぎの山はものたりない。そのかわり、岩がこわい人たちには、転んでも土ばかりで痛くない(というばかりでないのはもちろんだけど)ってんで、正真正銘、ビギナーに人気のトライアルエリアとなりました。
ビギナーってのは、ほっとくとすぐにうまくなって卒業していくんで、うんと初級のトライアル大会を維持するのはむずかしい。たいていのトライアル大会は、参加者にあわせてどんどん難度があがっていく。で、初心者は入れなくなっちゃうんだよね。でもど・ビギナーは萩原さん自身に進歩がないもんだから(でもこのおじさん、けっしてへたではないのだ。たぶん、トライアル練習をしないだけだと思う)萩原さんのレベルにあわせて設定されたセクションは、安全でこわくなくて、でもむずかしい。ふだんのど・ビギナーだと、萩原さんが3点ででられるセクションがオープンクラスになって、萩原さんがクリーンできるのがビギナーセクションになる。今回だと、その下に超ビギナーセクションが設けられているけど、萩原さんはどうやってレベル合わせをしたのかな?
「ぼちぼち卒業じゃないっすか」とまわりから言われてもいたのだけど、親の目から見てオートバイをステップアップさせたり、大きいのに乗せたりして、苦労して楽しくなくなっちゃったらつまらないんで、本人が大きいのに乗りたいと言い出すまで、ほっとくことにしていました。大きいオートバイ用意するのもたいへんなんでね。
でも最近ふうみは、いっしょに乗りに行くと「ちょっと乗せろ」と大きいのに乗るようになってた。といっても、セクショントライをするなら、ボーイのほうが安心感があるってことだったけど。親の観察的には、乗って乗れないことはないけど、クラッチ操作もしなきゃいけないしマシンも大きいしで、乗り換えるタイミングはむずかしいなぁ、毎日乗れるならあっという間に慣れるだろうけど、なんせこの前乗ったのはお正月だもんなぁ(お正月以来、ふうみはシンクロナイズスイミングなんかをやっていて、トライアルはごぶさただった)。
で今回、ざっとセクションを見たら、ターンがちょっときついけど、お約束通り段差はないし「どうする?」と聞いたら30分くらい考えて、125Fに乗ることになった。あとは、ぼくははじめての人のお世話をしていたので、どういうことになったのか、さっぱりわからず。途中、目の前を通りかかったので、5点ばっかりだったらなぐさめてやろうと思ったら、1ラップ3点だという。あらま、50ボーイの時は、コースをまちがえたり転んだりして、けっこういい点数をとっておった。へー。 で、1日が終わって貼り出された結果を見たら、あれ? 優勝してるじゃないの。2ラップ目は、全部クリーンしたらしい。感想を聞いてみた。
「ボーイのときはエンジンかかりにくくてかけてもらったりしてたけど、125ではエンジンかけるときにはおさえててもらったけど、全部自分でかけられた。重たいってことはなかったけど、125のほうがむずかしいから、真剣に走った」
ボーイに乗ってるふうみは、10回に2回くらい、油断して足ついたりラインまちがえたりしてた。あれは、ボーイが簡単だから、真剣じゃなかったってことか。
オートバイに乗り始めたときには「今すぐスペインに輸出したら、この子もライア・サンツになれるかなぁ」と思ったりしたもんだったけど、スペインには輸出しなかったし、親父のポリシーにはコンペティティブのこの字もないし、本人は怖がりだし、いろんなことをやりたがるしで、ライア・サンツへの夢は早々に捨てて(そのほうが楽だし)、ふつうに遊べる平民ライダーに育てることに方針変更した。おかげで、その計画は順調に進んでいます。目的が低いから、血のにじむ訓練はしなくていいので、本人もオートバイは楽しくてしかたがない模様。
今回みたいに「もうちょっと時機を見てから乗り換えるか」と、なんとなくずるずるしてしまうのでもったいないというのがあるかもしれないけど、でも藤波も50ccのフルサイズに乗り始めたのは11歳の時だから(125ccは12歳の時)、こんなものかもしれませぬ。
でも、この日本当にうれしかったのは、子どもがいっぱいいたことだ。ぼくの見てきたトライアルをする子どもってのは、みんな世界の頂点を目指していて、目がぎらぎらしていた。そういう姿勢はすばらしいから応援していきたいと思いつつ、そんなのばっかりじゃ世界がいびつだと思うわけです。宮里藍の影には、空振りばっかりしているおとーさんが五万として、福原愛の影には、家族で温泉にいったときにしか卓球をしない子どもたちだっていっぱいいるはず。そういう底辺がいてこそ、頂点が際立つのだってのが、ぼくの信念なんだけど、ちょっとずつとはいえ、トライアルの世の中がそんな方向に流れてきたのは、ちょいとうれしいです。
これはなんちゃってですけど、きっかけにあわせてそれなりのアクションをしなきゃいけないし、あがったあとにそれなりの姿勢を作んなきゃいけないし、もちろん何枚か撮ったうちの一番かっこいいのを選んだんだけど、それなりのかたちにはなってると、親ばかは溜飲を下げるのであります。
投稿者 nishimaki : 2005年04月12日 11:58
コメント
ブログでは初めまして。めいちゃんと名乗らせていただきます。ウチの愛犬の名です。
お父さんは見ていなかったかもしれませんが、競技中に何度かふうみちゃんのトライを見ましたよ。危なげなくこなしていました。
会ったことがないわけでもないのに、上手な子に声をかけるのはけっこう勇気が要るもので話かけられませんでした。
トライ中以外でもテキパキてきぱき楽しそうでした。
あれでクラッチ付きバイクが初めてとはマジびっくりッスってね!
投稿者 めいちゃん : 2005年04月13日 18:32
ふうみちゃん優勝おめでとうございます☆
投稿者 印 : 2005年04月14日 15:59
ど・ビギの萩原です。和夫さんでもソースケさんでもありません。芙海(ふうみ)チャンの優勝、本当におめでとう・・でした。(親父じゃ優勝は期待できないだろうし)。自然山とのコラボレートでモテギも5年目を迎えられました。今回の子供たちの賑わいをみて、続けてきて良かったナーッとあらためて感じてます。今回、へたくそな萩原に関しても色々書かれてしまったようですが、事実なのでニコニコしてよませていただきました。子供もシニアも気軽に参加できるイベント、これからも続けられたらと僕自身願ってます。これからもヨロシクって感じかな?最後にスタッフあってのモテギ(ど・ビギ)なので次回はスタッフのことも書いていただけると萩原的には嬉しいです。
投稿者 萩原信一 : 2005年04月21日 00:22
こんにちは!!
いろいろお褒めの言葉をありがとうございました。娘なのに、親父さんの日記にコメントするのはたぶん初めてです。トライアル界に子供が増えるのはとってもいい事だと思うけど、その中の一人としては。。。ライバルがすごく増えたってかんじです。(ライバルが増えたほうがヤル気も増えると思うけど)
これからまたシンクロの大会があるのでトライアルはおろそかになりそうですが、もっと大きいバイク(TY125)に慣れて、今度は普通のビギナークラスで(優勝はちょっと。。。だけど)がんばりたいです!
投稿者 ふうみ : 2005年04月24日 19:53

