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ニシマキ日記

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2005年08月10日

自然山的郵政民営化

ポスト
 世間では、郵政民営化騒ぎで衆議院が開催したりして大騒ぎです。小泉さんによれば、これは日本の将来の根幹をなす大問題のようですが、もちろん自然山通信には、そんなことは見えてきません。でも、自然山は自然山的に、郵便局について思うことがあります。

 自然山通信創刊の頃から、郵便局にはお世話になってきました。創刊の頃は、印刷所(当初は、早稲田の印刷屋さんにお願いしていた)で本を受け取って、そのまま近くの郵便局へ直行、郵便局の駐車場とか路上で封筒に本を詰めて、発送していました。直接発送している読者の方はそんなに多くなかったから可能なことでした。午後いちくらいに本を受け取って、郵便局が閉まる頃には作業が終了していましたから。今は、おかげさまで購読してくださる方が増えて、とてもそんな内職みたいな仕事では追いつかなくなりました。

 今はだいたい2日がかりの発送作業となります。それ以前に、発送する封筒とか宅配便の伝票とかを用意する作業がありますが、それをのぞいて、本が届いてから送るべきところに送るまでが、丸1日もしくは2日といったところです。

 山ほどの荷物があると、佐川急便が目ざとく匂いをかぎつけて、いろんなサービスを持ちかけてくれます。サービスってのは、お値段と、担当者が足しげく通ってくれて、迅速な発送ができるってことでしょうか。郵便局は、つい歩いていけるところに局があるけど、局員が集荷にきてくれるなんてことはありません。こういう大口の取引は、もうちょっと大きな本局の仕事となります。

 現在、自然山通信は、郵便局経由と宅配便発送と、二手にわけて発送されています。到着スピードや料金など、一応リサーチした結果、こうなってます。で、郵便局経由で発送するものは、だいたい2000弱になってます。それなりの大口。毎月1回、郵便局に持ち込んで発送をお願いしていたら、そのうち局員が集荷にきてくれることになりました。ちょうど郵政公社ができた頃だったでしょうか。民営化が話題になったのと集荷にきてくれるようになったことに、関係があるのかないのかは、わかりません。

 発送の際は、荷物の重さを量って、それぞれの重さに応じて郵便料金を算出し、切手を貼るかわりにまとめてお金を払って、別納のスタンプを捺します。本ができあがったその日のうちに発送作業が完了するかどうかは、大きな問題です。いつも、発送の時には戦争のような騒ぎになります(実は、最近はずっと杉谷家が、この戦争を引き受けてくれている。ありがとうございます)。郵便局経由で発送するものも、玄関先にずらりと並べられて、局の人が集荷にきてくれるのを待っている。

 と、そこへ郵便局から電話。「あのー、今日はなんだか忙しくなっちゃって、集荷は明日でもいいでしょうか」。

 子どものお使いじゃないんだから、この日に来るといったらこの日に来いよ。仕事に責任感ってものがないのか。電話口で「このやろー」と説教することしばし、しょうがなさそうに、赤い軽自動車のパネルバンに乗って、局のおいちゃんが集荷にやってきた。

 ところが今度は、道具をなんにも持ってきていない。発送作業は、郵便物の重さを量り、料金表に照らし合わせて郵便料金を算出しなければいけない。集荷のおいちゃん、手で持っただけで重さを察知できる熟練職人かと思ったら、ただ道具を忘れてきてしまっただけだ。しょうがないから、杉谷家のはかりを使って重さを計量する。

 では、重さに照らし合わせて、お値段はいくらか。おいちゃん、料金表も持っていない。これじゃ、料金算出もできないではないか。それで、大事な荷物を預かり、郵便料金をいただいて帰るというのだから、そのお仕事感覚にはぶっ飛ぶ。これでは仕事にならないと悟ったのか、ふたりでやってくることもある。しかし、仕事のできないおいちゃんに連れて来られたもうひとりのおいちゃんは、いよいよなんの仕事もできないおいちゃんで、もうひとりのおいちゃんののろのろとした仕事ぶりを、ただぼうっとながめている。家の玄関先で、そんな仕事ぶりを見せつけられて、杉谷の仕事の能率はあがるわけがない。お気の毒。その間、佐川急便のおにいちゃんがやってきて、山ほどの荷物をあっという間に処理して帰っていく。それを見ても、郵便局のおいちゃんふたりは、なんの焦りもお感じにならないらしい。

と、郵便局とのやりとりは、毎月こんな感じ。郵便局の荷物は、行方不明になったときに、ほとんど追跡調査ができない。窓口では「追跡します」みたいなことが書いてあるけど、問い合わせたって「配達しているはずです」と問きり調の返答が返ってくるだけだ。宅配便みたいに、荷物の番号できっちり追跡するなんてことはできない。

 いまのところ、料金的な問題とか(わずかなちがいでも、チリも積もれば山となって、自然山の財政を左右する額となる)細かい問題で、郵便局からの発送はやめられないんだけど、宅配便側の条件が整えば、仕事をする気がまったくないおいちゃんのご機嫌をとりながら、おいちゃんの仕事を手伝ってあげなければいけないこんな状況からは、早く脱却したい。

 そんなこんなで、郵便局ってこのやろうだよなぁと思いながら街をあるいてみれば「郵政民営化反対」のデモ行進。テレビを見たら「公務員になりたくて郵便局へはいったのに民営化されるなんてひどい」なんてコメントしている郵便局員がいる。

 ぼくたちは、少なくとも自然山通信は、郵政が民営化されてもされなくてもどっちでもいいんだけど、お願いだから、最低限の仕事はふつうにやってください。仕事ができる人なら、公務員で税金からお給料を払ってあげてもいいんだけど、仕事ができる人なら、民営化されても充分やっていけるかもしれませんね。デモやってる場合じゃないですよ、郵政公社のみなさん。ご自身が、民営化以前に、郵政公社にとって、日本の住民にとって、必要な仕事をきちんとできているのかどうか、考えてみてください。

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投稿者 nishimaki : 2005年08月10日 16:04

コメント

そーだそーだその通りだ!郵便局マジメに仕事しろ〜!
昨年、こんな事が発覚しました。かいつまんで言いますと、
私が実家から出て一人暮らしをはじめて数年後、実家に郵便局員がきて「こちらにOXさんはお住まいですか」と親に聞いたそうです。
親は「OXは今はここには住んでいません」と答えたそうです。
それから何年もの間、私宛に実家に来た郵便物は配達されずに、配達担当の局から全て差出人に戻されていたそうです。

どうりで、同窓会のお知らせや、古い友人からの年賀状等がいつからか一切来なくなっていたわけです。
外車が当たる何かの懸賞で実家住所で応募したのが当たっていても、試験に合格していても、面接で受かっていても一切通知は来なかったということです(!)

担当の郵便局長が誤りに来ましたが、いつ、どんな郵便物が私宛に何通届いていたか等という記録は、通常郵便は全く記録が無く、書留郵便すら数年で記録が無くなってしまうらしく、つまりは、一切の証拠が無いとの事で訴えるのも諦めたという次第です。
なぜ、何年もその状態が放置されていたのか、親宛の(つまりは苗字は同じですから)郵便物はちゃんと配達されているのに、こちらとしては理由が見当もつきませんし、謝りに来た局長さんも当時はその郵便局勤務ではなく、当該部署の担当者はもう居ないし、その人の転勤先で当人に聞いても、理由はもう忘れたということで、全くどうしようもない状態でした。

郵便局!いいかげんにしろ!

投稿者 めいちゃん : 2005年08月10日 21:29