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2006年02月23日
水面下
この1ヶ月、いろいろと楽しい話があったのだけど、まだないしょというのが多くて、どうもすっきりしない日々が続いてます。
ちゃんと決定していなかったり、実際に動きだすかどうかがわかんなかったり、まだ雲をつかむような話だったり、最初から「ここだけの話」だったり、ないしょレベルの度合いはいろいろですが、3ヶ月くらいの間には、全部ずらずらと書き並べて、ちゃんと紹介したいなぁ。
なにかを発表するというのは、けっこう勇気がいることです。ぼくなんかもう25年も雑誌屋をやっているから、発表すること自体には慣れてしまって、新鮮な感じは薄れてしまっているのですが、これでいいのかという気はしないでもありません。
ときどき、書いてはいけないことを書いてしまったり、書き方をまちがえてしまったりして、ごめんなさいと平謝りすることもありますが(しょっちゅう)、そういうことがあったほうが、ときどき身が引き締まっていいような気もします。
発表には勇気がいるし、データを整えないといけません。イベントひとつやるんだって、エントリーフィーはいくらなのか、雨が降ったらどうするのか、集合時間は何時なのかと、伝えるべきことをそろえてからじゃないと、発表できない。データが揃っていないからと発表を先延ばしにしていると、タイミングを逸してしまって、役に立たない情報になってしまうことも多々ありです(そういうことをやってしまって自分が損をしたり、どなたかにたいへんな損を与えてしまったり、失敗談は枚挙にいとまがないですが)。
発表のタイミングというのは“絶妙”というのがあって、芸能人の離婚や結婚の発表を見ると、そのタイミングについて学ぶことができます。週刊誌にスクープされちゃったからその前に発表しちゃえ、というのは主体性がなくてなさけない気もするけど、それだって、短期間の間に状況を見きわめて対応を決めなきゃいけないから、参謀の決定はけっこう英断なんじゃないかなぁ。
トライアル畑の人からは「雑誌やテレビがトライアルを取り上げないからなー」という訴えをよくいただきます。でもさ、テレビや雑誌で取り上げられているものって、たいてい猛烈なアプローチをして「のせろのせろ、映せ映せ」とやってるんだよね。バラエティ番組でお笑い芸人が出てくると、1秒でも長くテレビに映ろうと必死だけど、あの世界ではそれが正しい姿なんでしょう。
「あんまり大げさに発表しちゃっても……」と遠慮がちの発表を望む声も良く聞きますし、取り上げられるのはどっちかというと歓迎じゃない、みたいなご希望もあります。テレビや雑誌(この場合の雑誌というのは、自然山通信みたいなのはのぞく)でとりあげられないのは、トライアル側からの情報発信も足りないんじゃないかというのが、最近の感触なんだけど、どうだろう。
そういえば、日本人は意見を言うのが苦手らしいです。そういうのが、発表下手にも通じてるのかしらん。ぼくも、水面下の話題ばっかりかかえていないで、早くちゃんと発表してみんなに喜んでもらえるようにしないといけないですね。がんばろー。
写真は、例によってまったく関係ないけれど、近所の電気屋さんのiMacのiSightカメラを使って撮ったもの。オプションを選択したら、こんな顔になった。うちの娘が高校に合格したんで、そのお祝い(?)に撮ってみました。頭をちょっと回転させるとぜんぜんちがう顔になるんで、首根っこを押さえつけて、おもしろい顔になるように苦労してます。
投稿者 nishimaki : 14:44
2006年02月13日
オリンピック
本日のオリンピックは、ダウンヒルスキー。会場はセストリエーレ。
そう、2005年のトライアル・デ・ナシオンの会場です。
一面雪景色で(あたりまえだ)、TDN開催時とはまったく景色がちがうので、トライアルをやった場所と関連のあるところなのか、まったくちがうところなのか、さっぱりわからない。でも麓のホテルとかは、ちょっと見覚えがあるような気がしないでもない。
ここんところ、日記にむずかしいことばかり書いてきたので、本日は日記らしい日記でした。オリンピックは日本のメディアが「メダル」「メダル」とアホみたいに叫びまくるのですっかり興味が失せているけど、見ればやっぱり楽しい。ダウンヒルは、MOTO GPか砂漠のラリーを見ているような気がしますね。
ダウンヒルが終わったら、今度はジャンプ競技になった。今度はセストリエーレから30分ほど移動したプロジェラートという町での開催。
ここはTDNとは関係ない街だけど、TDNのときにぼくが泊まったのがこの街だった。ホテルの窓からは、今ジャンプ競技が開催されているジャンプ台が見えていた。
ホテルのオヤジはのんびりしていて、朗らかな人だった。給仕をしている娘はルーマニアから来ているそうだ(同宿だったマリオ・カンデローネが調査してきた)。TDNのときはみんな比較的のんびりお仕事していたけど、いまどきはきっと忙しいだろうなぁ。
投稿者 nishimaki : 00:26
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2006年02月02日
道志の森の水
神奈川県のコンビニエンスストアで、こんなお水が売られていました。お水そのものは、ふつうのお水です。でも、なんとなく見慣れないお水だなぁと思ってラベルを読んでみたら、道志の森のお水でした。
道志の森というのは、トライアル遊びをするところが少ない首都圏のトライアル愛好者にとってはなくてはなくならないところ。道志の森キャンプ場(〒402-0223山梨県南都留郡道志村10701池谷寿雄さん/Tel:0554-52-2440[キャンプ場]0554-52-2388[自宅])は、キャンプしているのお客さんに迷惑かけないというお約束で、キャンプのハイシーズンをのぞいて周囲の山々でトライアル遊びをすることを許してもらってます。木の根がいやらしい斜面あり沢ありで、地形のバリエーションも豊かだし、それぞれのレベルで練習できるのも魅力です。キャンプ場だから、シャワーなどの施設もあるし、なんならバンガローを借りれば、快適なトライアル合宿もできます。
でも今回の話題は、この愛すべきトライアル場の話じゃない。自然山通信の住所がある(というより、杉谷とニシマキが住んでいる)神奈川県横浜市は、水道のお水を道志村から引いてきている。
都会の水はおいしくないとよく言われる。お水そのものがおいしくても、マンションの配管が錆びていたり、水タンクの中でカラスが死んでいたりするかもしれないから(なんてことがあったらいやだなぁ)、都会の水は安心できない。でもそんな中でも、横浜の水はけっこうおいしいのであります。そりゃ、道志のお水だから。
道志村は、山梨県の村です。相模原から山中湖へ抜ける途中にあって、山中湖まではもうほんの30分くらい。ところがその道志村「横浜市道志村になろう」と横浜市との合併を計画、横浜市にその旨を打診している。横浜市は「そりゃー、議題にもできないなぁ」とお返事してるんだけど、でもこの裏には道志村と都留市との合併の話もあって、話は一筋縄じゃない。なんたって、水を確保したい横浜市は、道志村の土地を所有もしていて、すでに横浜市は道志村の大地主だったりしているわけです。村人にとっては、都留市市民になるか、村人を続けるか、大きな選択肢が横たわっていることになります。
神奈川県横浜市○○○道志村という地名が実現するかどうか。巷の市町村合併話と比べても、なんだか夢みたいなお話だけど、このお水は、こんなストーリーを秘めて販売されているのですね。
ぼくはこのお水を、相模川のゴミ拾いに行く道中で買ったのだった。身の回りに、トライアルがいっぱいで、ちょっと楽しい。
(このお水の販売者は横浜市水道局だった。ペットボトルの水って、水道の水はおいしくないからっていう前提があるような気がするけど、水道局が世に出すペットボトル水もあるんですね)
投稿者 nishimaki : 00:53
2006年02月01日
相模川のおそうじ
先週の日曜日、1月29日に、相模川河川敷で、ゴミを拾う集いをやりました。
清掃活動は、世のため人のためという気がしますが、実はやっているほうが、それなりに気持ちがいい。自分の部屋さえ片づけられないやつがなにをいうかと自分でも思うけど、自分たちの遊び場がきれいだというのは、やっぱりいいものです。
お天気もよくて、ぼくはたまたまクルマが車検に出ていたんで、TY-Sに乗ってちょっとツーリング気分。こういう日曜日も、悪くないです。
関東圏外の人には通じない話題ですいませんが、今回は座架依橋の下を清掃しました。もともとこの活動は、座架依橋のあたりは清掃範囲にはいっていなくて、というか、そこまで目が届いてなかったのだと思います。
ところが、多くのトライアル愛好者たちは、なぜかこの橋の下を活動拠点としている。河川敷全体は、これまでの清掃活動で少しずつきれいになったり(そこにまた新たにゴミを捨てたりする人だっていますが)してきましたが、みんながクルマを止める座架依橋周辺は長年にわたって蓄積されたゴミが積み上げられていたのです。
散乱したゴミ(これらはいわば河川敷での生活ゴミで、ペットボトルやコンビニ袋など、もしかしたらオートバイ仲間が持ち込んだかもしれないゴミあり、しかし中にはスプロケットやオイル缶など、明らかに仲間が置いていったと思われるものもあります)をひとまとめにし、確信犯的な産業廃棄物のかたまりを移動してこれもひとまとめにし、行政に処理をお願いするというのがこの活動です。
今どき、ごみは出すものの負担で処理するものだから、勝手に捨てられたゴミを最終的に行政が税金で処理するのもおかしな話だと思うのですが、一方行政としては、ぼくらが手伝わなければ集めるところから自分たちでやらなければいけないので、さらに対処が遅れてしまう。ゴミを捨てる人たちを呪いながら、現状の折衷案がこの活動というわけです。
ゴミを処分していると、中に大量の注射針が出てきた。バイク乗りも20人から集まると、中に詳しいのがいて、これは糖尿用のインスリンの針にまちがいないという。麻薬じゃなくてよかったというか、麻薬だろうが糖尿だろうが、捨ててもらっては困るのですよね。慎重にひとつひとつビニール袋に入れて、他のゴミとは別に処理しました。今回のところは、これが一番やっかいなゴミでした。
当初こういう活動は環境応援団いっぽさんの主導のもとにおこなわれていましたが、いつまでもそれでは自主性もないし、いっぽさんはこのエリアだけではなく、もっと広い視点で活動するべき集まりだから、このエリアを活動拠点としている者たちでなんとかしようぜということで、今では“猿が島利用者連絡会”というのができていて、今回はこちらの主催になります。
といっても、まるで任意団体なので、事務所があるわけでもないので、ここで遊んでいる人たちは、その瞬間から利用者です。そしてそういう人が、このエリアのことを考えてくれて、誰かと相談したいなと思ったら、その瞬間から利用者連絡会の仲間です。活動の実体がイマイチ見にくいとか、いろいろ改善の余地はあるんですが、それでも継続は力なりみたいで、少しずつ理解は広がっているみたいです。
今のところ、なぜか長いことトライアルを楽しんでいる勢力の協力があんまり得られていません。座架依橋はトライアル練習場としては平らだし物足りないので、トライアルずっぽりの人たちは、とうの昔にこのエリアを卒業してしまっているんでしょうね。でも、昔お世話になった人は少なくないはずだから、ぜひ考えてみてください。手伝ってくれとは言いません。考えてくれるだけで、事態は変わっていくはずだから(これは、救急レスキューの普及活動をしている人に教わった。ぼくが人を助ける救命スキルを持っていなくても、ひとりひとりが助けられる命があるのだと考えるだけで、世の中は必ずそっちへ向いて動いていくということでした)。
あと、残念だなぁと思うのは、こういう活動をしている横で「おまえら、なにじゃまなことやってんだ?」みたいな顔をしてオートバイに乗ってる人たちがいるんだな。ゴミ拾えとは言わないけど、せめて徐行してってほしかったなぁ。
でもこんな感想も、ちがう立場の視点を持ったから感じることかもしれません。ぼくもふだんどんな走り方をしているのか、もう一度じっくり考えてみたほうがいいかもしれません。
活動が終わって(活動自体は1時間ちょっとで終わります。1日ゴミを拾っていたら、そりゃもうえらい量がたまってしまうにちがいない。1時間くらいだから、やる気になればいつでもできるんですけどね)、いつものように河川敷を散策すると(来週の準備というのもあります)、今ゴミを拾ったというのにがっかりするくらいのゴミがあちこちに散らかっています。これなんか、完全に視点のちがいで、ぼくらはトライアル愛好者でありながら、ゴミを拾う時にはゴミ拾い人の視点でものを見ている。トライアルマシンに乗ったところから見ると、また別のゴミが見えてくるわけです。
トライアルの視点でしか見えてこないゴミも、きっと多いんだろうなぁ。つまりこれらのゴミは、ぼくらトライアル愛好者が始末しなければ、ずっと放置されている可能性があるということです。トライアルマシンでは大きなゴミは運べないし、それこそ、四駆の仲間たちと共同作業して、河川敷の奥からゴミを一掃する活動ってのを、今度はやってみたいものだと思います。
それにしても、なんでこんな奥までゴミを持っていくかなぁ。こんな奥深くまで持っていくんだったら、近くの処理業者にいくらか払って持ってもらったほうがぜんぜん楽だぞって、当日ゴミを拾った面々の統一見解でした。そうは思わない人がいるから、不法投棄ゴミは生まれるんでしょうけどね。
今回の活動について、主にオフロードバイクで楽しんでいる方々の感想やご意見が、少しずついろんなところで発表されています。みなさんが、それぞれのことばで語る清掃活動は、ぼくが言いたくて言えていなかった部分を、みなさんで代弁していただいているようで、とってもほっとした思いです。ありがとうございました。
今回の活動についてのみなさんの報告
猿が島利用者連絡会(いっぽ内)
環境応援団いっぽ
オートバイ少女
Masato's Something New(Something Old)
Summer Breeze Y,B,R,R
オフロ-ドバイクは大キライ
浅草ナイスガイズ70オーナーズクラブ(イベント報告)
亮太・輝生のモトクロス日記
投稿者 nishimaki : 18:54