トライアル・自然山通信
【2007年11月21日】
藤波と出会う一日
11月18日、東京の多摩テックで、2004年世界チャンピオン藤波貴久を囲んでのHonda Classic Meeting「トライアルファンミーティング」が開かれた。
Honda Classic Meetingは月に1回開催されているものだが、トライアルがテーマとなるのは今回が初めて。
日本での滞在時間がほとんどない藤波のこと、ファントの交流時間を持つチャンスは少ないが、このイベントでは参加者との距離もいつも以上に近く、藤波当人も含めて、集まったファンには満足のいく和やかなイベントとなった。
ざっと25年前、エディ・ルジャーンが走った頃の多摩テックは、まだ山の中にあったが、現在の多摩テックはすっかり住宅地の中に存在する。当時はなかった温泉施設(クアガーデン)もあるし味自慢の中華料理「楼蘭」もある。そして当時と大きくちがうのは、日本には世界チャンピオン藤波貴久がいるということだ。
イベントは、集まったトライアルファンが自慢のマシンを展示したり、藤波のトークショーなどから始まり、トーナメントで優勝者が藤波と一騎打ちとなる一本橋競争もあって盛り上がった。一本橋は停止禁止で遅いもの勝ち。最後に勝ち残った岩本さんと戦うことになった藤波は、突然参加者のバイアルスに乗ることになった(乗せられた)。藤波はバイアルスに乗るのは初めてだそうで、その操作性に戸惑っていたが、藤波との決勝戦だけに取り入れられた「止まってもいい」というルールに乗じて、一本橋半分まで来た時にはバイアルスでのスタンディングをマスターし、さらにはバックまでして圧勝した。
このあと、お昼からは多摩テックのトライアルコースでトライアルスクール。藤波のスクールはそれ自体が珍しい。参加者はふだん多摩テックでぶいぶいいわせているつわものから、トライアルごく初心者までいらして、最初は戸惑い気味の藤波だったが、先生勘をつかむのも早い。最後にはてきぱきと先生役をこなし、生徒もぐいぐいと上達。スクールに参加しなかった見物のみなさんにもその上達ぶりはしかと伝わったようだ。
もちろんスクールの合間には、模範走行と称して藤波がセクションを走る。するとこれが、模範走行というよりとんでもないデモ走行。いつものデモとちがって、自分が下見をしているセクションを世界チャンピオンが駆け抜けていくのだから、その距離感はとびきり近かった。
この日、藤波の「教え」で印象に残った項目は「むずかしいところはその一歩二歩手前が重要。手前を見なさい」「人間が前にのしかかってしまうと前輪が重くなる。極力前輪を軽くするように、後ろに乗りなさい」などなど。
多摩テックは、このようなイベントを今後も継続的におこないたいとのこと。多摩テックのイベント情報には、今後もご注目されたし。
投稿 : 2007年11月21日 10:52
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3月号、いよいよ新しいシーズンが始まります。3月号の発送は、2月27日と28日の両日にわたっておこないました。
今月号は、ちょっと変わったトライアル風景が表紙です。でも、そのスピリッツは、世界選手権とも同じはず。トライアルの思い、広く伝わってほしいと思います。
実は、今月号は自然山通信13年目の創刊記念号でした(印刷屋さんに渡してから、それに気がつきました。とほほ。なので、4月号に、13年目の思いをまとめたいと思います)。
■2010年2月号300円
早いもので、2010年の最初の1ヶ月がすぎ、自然山通信は2月号を発売させていただきました。2月号は(珍しく?)2月1日にお手元に届いたと思います。もし年間購読の方で、まだ到着していない方がいらしたら、ご連絡ください。すぐ再送させていただきます。
今月も、2010年モデルのインプレッションはつづきます。日本に本格上陸のチスパ125とガスガスシリーズに乗ってみました。25周年を迎えたど・ビギナートライアルは、主催者萩原さんやスタッフ、参加者の寄せ書き寄稿。そのコメントの影に、トライアルの本質が隠れています。
黒山和江ちゃん参戦記は、ロッキートライアルの巻。
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2010年モデルのインプレッションや25周年を迎えたど・ビギナートライアルについてなど。黒山一郎さんの、愛娘和江ちゃんのマシンの整備日記は、マシン整備の手引きとしても必読。
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