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村長に聞く

臨時役場での村長

郡山ビッグパレット福島の川内村災害対策本部前にて。遠藤雄幸村長。

川内村遠藤雄幸村長に聞く
 7月になろうかというとある日、郡山市のビッグパレットふくしま内にある川内村災害対策本部に遠藤雄幸村長を訪ねて、お話してきた。自然山通信の取材というやつです。
 自然山通信はトライアルスペシャルで、川内村の復興は関係ないのかもしれないけど、読者の皆さんの中には自然山通信を通じて川内村に義援金をいただいた方もいるし、一度お話を聞かなきゃなぁとは思ってた。ということで、いってきた。
(これ、自然山通信8月号に掲載しようと思ってたんだけど、簡素売り、もとい菅総理が脱原発宣言をしたり、刻一刻と状況は変わっていくので、生ものは早めにと思い、こちらで先に発表します)


広報「かわうち」号外No.1に掲載された村長からのメッセージ
 3月11日の大震災、そして16日の避難生活から2カ月が過ぎました。この間、村民の皆様には不自由、不便なつらい生活を強いられ、精神的苦痛もピークのことと思います。誠に申し訳ございません。国や東京電力㈱によると原発が安定し事態が収束する時期は、当初示された作業工程より遅れるとの見通しがでてきており、解決までには時間が必要と思われます。「必ず戻る!」「必ず戻ることができる!」と信じ、もう少しの間、健康に注意しお互いに耐えて行きましょう。
 避難生活以来、村民の住所確認、2次避難所への紹介、義援金や仮払補償金の案内、借上アパート・仮設住宅の情報発信、更には、一時帰宅の準備など全力で取り組んで参りました。今後は県外に避難されている方へのタイムリーな情報提供と地下水、土壌、農産物、樹木、牧草等の放射線レベルを測定しながら被害を受けた農林業、畜産業、商工業、製造業などの損害賠償問題に取り組んでいきたいと考えております。
 5月16日には原子力損害賠償紛争審査会が文部科学省で開催され、川内村の現状を訴えて参りました。被害救済が最重点課題と認識しております。そして、復興、復旧に向けたビジョンづくりも進めております。放射線汚染対策、産業振興基盤の整備、快適な居住地の整備、道路網の整備等の計画づくりを職員共々全力で取り組んでおります。
 明けない夜はありません。「失意泰然」悪い時ほど元気を出して、この難局を村民のみなさんのご意見を聞きながら乗り越えていきたいと思います。みなさん頑張りましょう!!

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3月16日午後9時、村長は村民を見送り、最後に村を出るときにこんなものを書き記していた。川内村の役場通用口にて

 川内村は3月16日に全村で避難、残っていた住民は郡山市のビッグパレット福島に避難した。それに先立って村長は15の夕方に、村の防災無線で村民に避難を呼びかけた。この放送は、富岡町から避難してきている人もいっしょに聞いていた。この時点で、川内と富岡は、一心同体になっていた。
 川内村は、原発からおおむね20km。役場がちょうど20km圏をはずれたあたりで、村の端は30km圏になる。一番近いところでは15kmほどのところがあり、高台の見晴らしのいいところからだと、事故を起こした原発が見えたりもする。住民の中には、原発方面に仕事を求めている人も少なくない。
 震災当日は、村は比較的平和に1日がすぎた。人的被害はなく、家屋の倒壊もほぼ皆無だった。それが結局、震災のあと5日目にして、村中の人が避難することになってしまった。村長が富岡町といっしょに全村避難を決めて、村の防災無線で避難を呼びかけたのは3月15日。村人が郡山に避難したのは3月16日のことだった。
 その時点で、国は川内村に対して(20km圏内の外の住民は)屋内退避を呼びかけていた。避難命令は、最後まででないままだった。国と村が、異なる指示を出すことになった。
「避難を決めたときには、村には衛星電話しかなくて、その衛星電話を通じても、満足に情報が入ってこない。とにかく情報が限定的だったですね。そのうちにガソリンが底をつきてしまって、身動きが取れなくなってきた。テレビを見れば、1号機に続いて3号機も爆発して、止まっているはずの4号機までがおかしくなってしまった。国は屋内退避というけれど、このまま国のいうことを聞いていて大丈夫なのかと」
 当時、川内村役場には、富岡町役場が避難する形で、合同対策本部をつくっていた。
「富岡の議員さんに、発電所勤務の人がいたんですね。いろいろ意見を聞きました。もちろん、決定するのはあくまでも彼ではなくて我々なのですが。なんとか現場の状況などを聞いきつつ、3月14日の晩に、保安院と連絡をとりました。屋内退避で、本当に大丈夫なのか、と。すると保安院からは、屋内退避で大丈夫という答えだった。
 国の情報伝達も心細いものだったですね。事故が起きて、オフサイトセンターからも連絡はなかった。立地市町村には情報が流れるようになっているんだけど、川内村にはこなかった。そもそもその頃、オフサイトセンターがたいへんな状況になっていたわけですね。オフサイトセンターは、その名の通り、原子炉から離れて安全なところに建っているわけです。そのオフサイトセンターと原子炉の距離がたった数キロなのだから、今回のような事態は、いかに想定外だったかということですね」。
 しかしはたして、川内村の放射線値は、実際のところ高かったのか、どうだったのか?
「13日に、モニタリングカーがやってきて計測していきました。しかし、シーベルトだのグレイだのの単位や、その数字の意味するところなど、すぐには理解できません。モニタリングカーがやってきても、情報が限定的なのは変わりありませんでした。
 地震が起こって、11日の夜は村長室のソファーで寝ました。村としての、地震対応です。すると12日になって、富岡の住民が避難してくるから受け入れてくれと連絡を受けました。その連絡で、原発の状態が不安定なのを知ったんですね。とにかく、しっかりした情報がなにもなかった。翌日と翌々日は、いったん風呂に入りに自宅へ帰ったかな。でもすぐ役場に戻って、村長室で朝になりました。村を出る15日まで、なんだかずっと眠っていなかったような気がします」
 結局、川内村は地震の被害を詳細に調査する間もなく、富岡町からの避難者受け入れに奔走することになった。ただし結果論としては、地震の被害はほとんどなかった。もちろん皆無ではない。瓦が落ちた家は数多いし、盛り土が崩れて、店舗の中に土砂が入ってきたりした。それでも、人的被害がまったくなかったのは、幸運という以上に、この村の地盤が安定しているからでもある。道路にも、細かいひび割れはあるが、地割れなどはまったくない。
「あらためて、川内村は地震には強いなぁと痛感しましたね。被害はゼロではなかったが、人的被害がないのも早々に把握ができていました。富岡の人を受け入れるにも、それぞれの行政区の人があたたかく、非常によくやったくれました。川内村の強さを再認識した一方で、リスク分散型の社会の構築が必要だという思いも強く持ちました。
 たとえば上水道にしろ下水にしろ、ラインが一本きりでは、なにかあったときにそれで終わってしまいます。今回のことは、経済性、公共性など、いろいろ考えなければいけない要因はありますが、社会の脆弱性が露呈した災害だったと思います。
 それにしても、震災当初は、こんなことになるなんて、まったく思わなかったことでした」
 村を出るにあたって、思いや葛藤や苦難は大きかった。
「あの時点では、とにかく原発との距離を取ろうと思ったので、まず郡山へ向かいました。あとで放射線量を見ると、他に逃げるところがあったのではないかとか、言われるひとはいるかもしれないけれど、あのときはなんの情報もありませんでした。県には情報がきていたらしいけど、どこに逃げたらいいのかなど、あらゆる情報が届かなかった。できたことは、とにかく村を離れ、原発から離れるということでした。
 村を離れるということは、さまざまなリスクがあります。留守にした村で、泥棒にはいられたときの責任は誰が取るのか、役場が村を離れてしまい、村としての行政サービスはどうなるのか、村民の大切な個人情報などが離散する心配もありました。そんなことになったらたいへんなことになります。そういう心配を踏まえ、村に残ったほうがいいのではないかという意見もありました。
 村を出て、全村で避難した判断が正しかったかどうかは、今するべきことではないと思います。我々の子どもの代になって、下されることになるんじゃないかと思いますね。ともかく今は、与えられた情報のなかで、しびれる判断をしてきたという事実だけです」
 最初の数日、数週間はあっという間だが、じりじりと濃密で、胃が痛くなるような時間が流れていった。そのあと、1ヶ月2ヶ月と、時間は瞬く間に流れた。
「当時ビッグパレットには2600人の避難者がいました。川内の住民だけで260人がビッグパレットにいました。まず彼らに、きちんと避難生活を送ってもらわないといけない。避難生活のうちには、感染症もありました。ノロウィルスにインフルエンザ、悩ましい問題でした。健康の確保をしながら、ビッグパレットから仮設住宅や借り上げ住宅への二次避難をしていかなければいけない。ビッグパレットでの業務は、そういった事務的なことで忙殺されていきました。それから義援金の配分のこと。村民の現住所の確認もたいへんな作業のひとつでした。今は全員の住所が確認できています。全村民、100パーセント。村民の居場所は、27都道府県に及んでいます。北海道にも沖縄にもいますよ」
 そういえば、村長には娘さんがいるが、その旦那さんは沖縄出身だった。
「つい先日ね、孫ができたんだ。まだ顔も見てない。初孫だし、顔見に行かなきゃなんねえ。ぼくにとっては、希望の光です」
 そのとき、村長はなりたてのおじいさんの顔になって、笑みを見せた。でも今はまだ、孫の顔を見にいける余裕はなさそうだ。
「村の職員も、4月までは休みがなかった。家族が親戚などを頼って避難していて、単身赴任の職員もいる。全員が被災者だしね。ビッグパレットでは、24時間体制をとって、宿直もしている。村の業務にはお休みの日があったけど、今は年中無休です」
 まだまだ原発は収束しない。これからどうなるのかも、見えてこない。しかし、ぐずぐずはしていられない。村では、当然だけど復興計画をいろいろ練っている。
「復興ビジョンは、まず、放射線値をどう軽減していくかですね。水、土壌、森、そして学校。これまで、村の雇用を支えてきたともいえる東電の雇用は、将来的にはもう望んでいられないでしょうから、放射線物質の除染をする会社や研究所などの設置を、国や県などに呼びかけていきたいと思っています。そうやって、村で積極的に雇用を作っていかないといけません。国の機関を川内村村内に作れなくても、調査機関の出張所などでも呼べるものは呼んでいきたい。
 原子力発電所は、これから廃炉への工程を踏んでいくことになりますが、廃炉にも時間がかかります。廃炉に工程に従事するための生活拠点も必要となると思います。
 それと、これも今回思い知ったのは、インフラですね。3月12日、富岡から川内村まで、小野-富岡線(県道36号線)は、富岡から避難する人で大状態になって、いつもなら30分のところが6時間もかかりました。道路のインフラがとても大事だなぁと、あらためて痛感しました。こういった道路整備は、きちんとやっていかないとダメです。
 これまで、川内村は、海岸線とおつきあいをしてきました。雇用も物資の流れも電話線も、ほとんどすべてが海岸線とつながっています。ですからインフラの整備も、この流れがどうなっていくのかに合わせて、考えなければいけません」
 ある意味、村の雇用は原子力発電所に支えられてきた。ではこれから、村は原子力発電所とどんな距離をとっていくのだろう。
「これはもう、原発のない双葉地方を、ということです。この現状で原発を推進するとしたら、世界の笑い者です。原発から距離をおく姿勢を貫いていきます。もちろん、いろんな意見はあると思います。雇用の問題も、電力の問題もあります。廃炉に向けて働く人のことも考える必要があります。今すぐに原発をなくすというのは不可能ですが、徐々に環境を変えていくという姿勢は重要だと思います。何年かかっても、姿勢は変更していく必要があります」
 今、村は風力発電のプロペラに囲まれていますが(震災以来、動いていない)、そのうち2機は村の敷地に立っています。
「太陽光発電、水力発電への検討は、当然これからしていくことだと思います。風力発電については、近隣を含めて37機あります。しかし風力発電の風車がこれ以上立つのは、環境の維持を考えても、景観の面からもよくないと思っています。だからといって、選択肢から最初からはずしはしないで検討するべきだとは思いますね。
 風力発電や太陽光発電、あるいは富岡で働く人たちのためのベッドタウン構想を含めて、
川内村に相入れられるものなのかどうかというのは、いずれにしても慎重に検討するべきことだと思います。
 復興は、大きな計画性をもって、虫食いビジョンにならないよう、将来を見据えて取り組んでいきたいと思います」
 全国から、すでに多くの義援金が寄せられています。
「義援金は、当初の段階で2億円いただきました。その義援金は、すべて村民にお渡しすることにしました。人口がざっと3000人ですから、一人5万円で1億5千万円になります。義援金はまだ新たに集まっていますから、残額も含めて、また追加で村民のみなさんに義援金が渡ります。
 村の復興事業に使うということは、考えていません。それは村の仕事であり、予算を持ってくるところから含めて、村の仕事です。義援金は、行政ではなく、村民に渡るべきだと考えています。
 川内村は、全域が30km圏内で、多くが20km圏外の住民ですが、30km圏と20km圏の環境のちがいはたいへんに大きい。これからは、20km圏内の警戒区域の人たちには、より手厚く支援を差し伸べていきたいと思っています」
「復興とは、してもらうことではなく、自分たちがやっていくべきことです。自分たちがやれることをやるのが復興。村として、自力の復興を目指す一方、村民ひとりひとりが、よし、やってみるか、という気持ちに、早くなれるように期待したいし、そうなるようにがんばっていきたいと思います」
 たぶん個人としては、もっと声をあげたいことや、怒りをぶつけたいこともあるのだろうと思う。でもそれはきっと、村長が言うように、子どもの代になって村長の決断を時代が判断する頃になって、ようやく聞けることかもしれない。
 まずは今は、村民がからだで喜びを感じられるようにならなければいけないのだった。そのための道筋は、原子炉の収束と同じく、まだきちんとは見えてきていない。

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