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東電の補償請求の説明会

1110東電

東電社長名義のご挨拶

 東電の補償についての、出張説明会があったので、行ってきた。
 この説明会、うちの村の役場がある郡山のビッグパレットとかでは毎日開催していて、仮設住宅とかに住んでいる村の人とか富岡町の人とかはふらりといって説明を受けてるんだけど、村から出ていない人にはなかなか説明を受けるチャンスがないというんで、10人ほどの説明部隊が村にやってきて個別に相談を受けるというシステムだ。
 被害者がなんでめんどくさい思いをして書類を作成しなきゃいけないのか疑問に思いつつ、話のタネに行ってみた。


 集会所に行くと、牛を育てていたMさんが現れる。
「いやー、何回説明を受けても、さっぱりわかんねー」
 この説明会は、地元でやるのは今回で2回目だけど、Mさんは郡山でも説明を受けている。暮らしていることへの補償と手放した牛だのの補償。ふだん、文字なんて書かなくてもすんでしまう暮らしをしているところへ、この使役は厳しい。
 個別面談で、それぞれひとりずつ担当者がつく。ぼくを相手してくれたのは、ぽっちゃりとした人のよさそうな人だ。あとで聞いたら、この前までは関東方面で配線工事の仕事を担当していたという。なんでそんな人が原発の補償の説明をしているのか不思議だが、きっと、人がよくてやさしい人が各部署から抜擢されて集められたんじゃないかな。
 座って、まず聞いてみた。この補償請求書はたいへんにめんどくさそうなので、書くのに時間がかかりそうだ。仕事の時間を割いてやってきているので、その労力は東電に請求できるのかと。ぼくを知っている人なら、どうせ仕事をさぼってうさぎとじゃれたりマンガでも読んでるんだろうから、そうせこいことは言いなさんと反撃してくるところだが、さすがにそんなことは言いません。配線工事の彼、たいへんに恐縮して、そのとおりだと思うが、今回の補償では、そういった項目を計上するところは設けられていない、と説明した。その恐縮ぶりがあんまり素直なので、配線工事の彼に免じて、説明を受けることにした(いや、もともと話のタネに説明してもらうつもりで来ているのだけど)。人選というのは、つくづく大事だ。
 補償のあらましをここで書いてもしょうがないと思うのだけど、ぼくらはすでに、仮払い金という形で、ひとり50万円くらいの補償をいただいている。原発の隣に住んでいた人も、ぼくらのように25kmも離れている人も、とりあえず同じ金額だった。今回の補償は、とりあえず8月31日までの分についての本補償というものだ。9月以降の分については、また別途やるつもりなんだろう。こんな仰々しいことをこの先10年も20年も、もしかしたら2億年も(プルトニウムの半減期は2億年だから)続けなきゃいけないとしたら、住民も東電さまもたいへんなことだ。

1110東電

「例の」同意書

 最初に、同意書について説明してもらった。同意は、不服や疑問があるときには同意しないまま返送してくれてけっこうだという説明だった。これが例の同意書ですよね、と聞くと、そうです、これが例の同意書です、と配線工事の彼は、ちょっと自虐的に笑顔を見せた。この人、いい意味で補償について他人事なのだ。彼もまた、この補償請求のシステムを押し付けられているという点で、ぼくらと仲間、みたいな印象を受ける。まぁ、それがひとつのねらいだったりするかもしれない。テキはなんせ用意周到な大企業だから考え出すときりがないけど。
 同意書出さずに、請求書も出さずだったら、どうなっちゃうのか、とも聞いてみた。ちょっとしどろもどろ的だったけど、今回は8月いっぱいまでの中間的なものだけど、どこかの時点で、仮払い金に対して本補償を受けたという東電と被害者の合意は必要なので、今回とはいわず、いつか合意をしてもらうことにはなると思う、という説明だった。
 ともあれ、説明させてくださいとお願いされて、補償請求のページを開く。8月までは、最低10万円、避難所とかでの暮らしをしていた人には12万円の精神的損害が支給される。これだけで60万円になるから、仮払い金に並ぶ勢いだ(一人所帯だと75万円もらっている)。
 このあたりで、きちんと書けば仮払い金を上回って請求ができるのかもしれないなと思い始める。ペースにはまってしまったのかもしれないけど、どうせこの場で提出するわけではないので、ペースにはまったまま先を聞くことにした。
 請求書はそこそこ分厚い冊子になっていて、配線工事の彼は、該当するページに付せんをつけてくれて、記入の概念を教えてくれた。ひとり1冊だから、10人家族だったら10冊書くことになる。いやはや、とんでもないが、こつこつ書けば少しでもたくさん補償がもらえるかもしれない。

1110東電

交通費の一覧表。数字がよく見えないのは、iPhoneのカメラのせいで、特に隠したい意思はありません

 避難にかかった交通費も請求できる。福島県内に逃げて、5,000円までの交通費は領収書がいらない。県外に逃げて、交通費が規定以内におさまっている場合は、これも領収書不要。規定の交通費というのは、東京から茨城で10,000円、東京から鹿児島で55,000円という具合。47都道府県の相互について金額が定められている。おおむね妥当な金額だと思うけど、几帳面なデータを作ったものだ。東電さまがこんなデータを作ってくれたのなら、これからはすべての企業が、交通費はこの数字にのっとって経理精算をすると、細かい計算をしなくてよくなって、日本の経済効率が上がるんじゃないかと思う。
 交通費は、避難だけじゃなくて、一時帰宅についても認められる。一時帰宅というのは、20km圏内の立ち入りを制限されたところの人もそうだし、そうじゃない、いつでも帰れる人にも認められる。ただし一時帰宅は、1ヶ月に1回までしか請求できない。毎日通っていたとしても、交通費ができるのは1ヶ月に1回だ。まぁそんなもんでしょうね。実際には、遠方から月に2回3回くらいは帰ってきた人がいるかもしれない。そういう人は請求しそびれてしまうことになるけれど、1回はおやじが行った、もう1回は息子が行ったとすれば、全部請求できそうだ。これはこういうふうに説明してもらったわけではないけれど。一時立ち入りも避難も、それぞれ宿泊費も認められている。宿泊費については、領収書が必要で、上限は8,000円、1回の避難や一時帰宅に対して請求できるのは2泊までだそうだ。
 それから、医療費、診断書取得費用、慰謝料、通院交通費、通信のための宿泊費、就労不能の補償なども請求できる。といっても、現在に至っても被災者は医療費免除になっているから、医療費自体の請求はほとんどない。でも通院交通費とかは請求できるわけだ。そのためには通院を証明する書類が必要で、その証明を発行してもらうのに、また金がかかる。そのお金も出しましょうと東電は言う。もしかすると医師会かなんかとつるんでいるんじゃないかとかんぐりたくなるけど、まぁいいや。診断書の発行には、だいたい5,000円ほどかかるのがふつうだそうだ。
 就労不能というのは、会社に行けなかった分の補償で、ぜんぜんできなかった、少ししかできなかったと区分されている。これまでの平均月収を補償してくれるんだけど、最低保証というのがあって、(会社勤めをしていた人は)月収15万円以上にはなるということだ。
 あと、検査のための費用というのもある。自分のからだ、物品の放射能検査をしたら、その費用は補償される。水や食品を計ったらどうなのかと聞いたら、上司に確認にいって、それも出るということだった。
 その他の請求については、その他という項目がある。これについては、規定がないから請求が認められるかもしれないし、認められないかもしれないという。うちには、事故の時原発10kmの修理屋さんに入っていたクルマがあって、そのクルマは修理屋さんが避難したりなんだりで、いまだに手元に帰ってこない。その分はどうするといったら、配線工事の彼は困っていたけど「おっしゃるとおりだと思います。手元になかった間のクルマの税金とか保険代とかは、当然東電が補償するべきものだと私も思います。ぜひその他の項目にその旨を書いて、ご請求ください」と言ってくれた。でも最後に請求が妥当かどうかを判断するのは、彼ではなくて東京の人たちだから、どうなるかはわからない。
 そんなこんなで、1時間弱で説明を受けて帰ってきた。いざ書き始めたらまたわかんないことが出てくるのかもしれないけれど、まずは書いてみようかなという気にはなったけど、いやいや、だまされちゃいけない、あわてるなという声も聞こえてくる。

1110東電

申告書類みたいな請求書書類

 それにしても、今回の請求書類、どこかで見たと思ったら、税務署の申告用紙だ。税務署も説明を受けると低姿勢のやさしい人が担当についてくれたりするけど、基本的に高飛車なところだ。これだけの大きな犯罪を犯した加害者が、民間企業のくせに、この機に乗じて自分たちがお役所になったような気でいるとしたら、それが最大の犯罪だろうなぁと思う。たぶん、日本中の電気を(電力会社各社で)独占することで、すでにすっかりお役所気分だったんだろうなぁ。
 しかしまぁ、本来の生活とは関係ない、めんどくさいことが次から次へと起こるという点は、まちがいない。

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