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2014年三春の里

ソニー買ってみた

sonyα7とツァイスレンズニコンP300で撮ったソニーα7とビオゴンが2本、ゾナーとプラナーが1本ずつ

 カメラを買いました。趣味のカメラじゃなくて、仕事で使おうと思ってるんだけど、はたして仕事になるのかどうか、まだまったく未知数です。大損こいて、結局キヤノンを買う羽目にならなきゃいいなぁと思いつつ、久しぶりにカメラをいじるのが楽しいので、悪くはない選択なのだと思うようにしています。

 以前、ソニーのα99のカタログをもらってきたというチープなテーマのお話を書きましたが、今回はホンモノです。ボディだけ買ってきて、レンズは1本も持っていない。レンズは全部、引き出しにしまってあった死蔵品です。引き出しにしまっておくとカビが生えるので、ときどき外に出していたけど、それでもやられちゃったレンズはありました。この4本は無事だった。
 コンタックスGマウントという、今から考えると使いにくいったらありゃしないカメラを使っていたことがありました。使わなくなったのは、使いにくかったからというより、フィルムだったからです。フィルムカメラは、今じゃもう使う気になりません。コピー機があるのに、謄写版でプリントを作るような感覚に近い(できの善し悪しは置いておきます。めんどくさいから)。
 しかし世の中にはマニアな趣味の人はいて、異なるメーカーのレンズを異なるメーカーのカメラにくっつけちゃうアダプターが存在します。ソニーのαNEXとかマイクロフォーサーズのカメラは、こんな趣味を持った人たちに人気でした。あらかた、どんなレンズでもついたから。
 でもこの手のカメラは、受光素子が小さいので、35mmレンズをつけても70mm相当になったり43mm相当になってしまって、本来の画角が出ない。結局、なんとなくおもしろがっているだけの、趣味のカメラで終わりました。パナソニック製のマイクロフォーサーズはなかなかいいカメラだったけど、5,000円で譲ってくれる人がいなかったら買ってなかった。逆に5,000円だったら、このときソニーを買ってたかもしれない。
 で、気がついたらα7というフルサイズのカメラが出ていた。マウントはαNEXと同じだから、今ある(古い)レンズがそのまんまの画角で使える。
 ソニーのカメラを買う勇気はなかったけど、ながめているうちにほしくなってしまった。これまで、EOSを使って以来、どうもカメラに愛着がもてなくて困っていた。途中京セラ・コンタックスを使ったときには、その存在感とレンズの味わいにぶったまげたけど、とにかく使いにくかった。ヤシカ時代にツァイスレンズとコンビを組んだときから、そのキャッチフレーズは「写真はレンズで決まる」だったけど、ぼくは言いたい。「写真はレンズだけでは写らない」。カメラが使いにくいから、写るときには写るけど、撮り逃すことも多かった。

2014モリアオガエルの卵トライアル大会を開催した山にある池にモリアオガエルが卵を産んだ。プラナー35mmだと思う。

 キヤノンは素晴らしい使いやすさだったけど、いったんツァイスレンズを使ってしまうと、どうもその絵作りに物足りないというか、信用できない気がして、使いたくなくなっちゃった。えらそうですけど。それでニコンを使ってたんだけど、ニコンもかつての頑固な感じはなくなって、栄光にすがってる感じがしてしまううえに、コンタックスほどではないけど、ぼくにとってはあんまり使いやすいカメラじゃなかった。これなら、昔々のキヤノンF1を引っ張り出してきたほうがちゃんとした写真が写るんじゃないかと思ったりもした。
 とはいえ、いまさらフィルムカメラは使う気にならないから、どうしようかな、お金もないしな、とおろおろしていたところに、15万円を切って買えるフルサイズカメラ。問題は、果たしてこれが仕事に使えるのか、というところだった。
 ライカのレンズ(2本しか持ってないけど)とかコンタックスGマウントのレンズは、とても味わいのあるレンズだけど、今となっては遊びでしか使えない。でももしかしたら、ソニーα7とだったら、まともに仕事に使えるかもしれないんじゃないか、なんてね。
 使い物にならなかったら恥ずかしいから、使えるようになってから白状しようかとも思ったんだけど、この不景気に消費は美徳、てなわけで、買ってみたのです。
 液晶ファインダーなんて見る気にならないと思っていたのは1年くらい前のぼくでしたが、必要に応じて明るさを変えられるし、シビアなピント合わせをしたいときには拡大できる。デジタルカメラなんて、ほぼすべてを電気に支配されてるんだから、いっそ徹底的に電気じかけのカメラになったほうがおもしろいと、最近のぼくは思うようになりました。そのうち、キーボードつなげて、カメラで原稿が書けるようになるかもしれないし。
 28mmの単焦点をつけていって、もうちょっと長いレンズがほしいと思ったら、電子ズームで倍にしちゃえば、56mmレンズになる。電子ズームなんてトリミングしてるだけじゃんとちょっと前までは思っていたけど、帰ってから構図を考えようというのは、核のゴミは次の世紀の人類にまかせればいいやってのとおんなじようなもんで、気持ちが悪い。電子ズームも、最近のは電気的に画像を調えてるから、けっこうまともな絵ができるんだって。だいたい、もともとの画素数はたっぷりあるし(だからあとから写真を見ても、どのレンズで撮ったのか、よくわからなくなっちゃってたりする)。
 今まで、そういう機能はいらないから、基本仕様だけしっかり作ってほしいと思っていたし、そんな機能はあっても使わないぞと思っていたけど、とりあえず今は先入観なく、そういう機能を使ってみてこうと思ってます。
 ビオゴンは周辺の画像が流れたり色が赤くなったりするという話もあって、確かにそんな気がしないでもないけど、ぼくの写真なんて学術的複写をしてるわけじゃないので、画面の端っこが少々乱れててもかまわない。気持ちよく写真が撮れて、気持ちいい写真が撮れれば、それ以上のものはないんだけど、あとはほんとに、このカメラでトライアル競技が撮れるのかいな、というところですね。どきどき。

2014年三春の里三春の里、というところでちょっと会議があったので、お酒飲んで泊まってきました。たぶんビオゴン28mmで撮りました。

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