3勝3敗。2006年チャンピオン黒山健一と小川友幸の一騎打ちは、真っ向勝負で終盤戦に突入した。その実、勝率は五分でも、黒山は敗北を期した3戦をすべて3位とした。小川は優勝3回2位3回。タイトル争いは、ここでは勝利数ではなくて、負け方如何によって流れが決まろうとしている。
しかし、勝負は終盤戦。黒山にすれば、勝利以外にタイトルを獲得できるチャンスはない。残りの2戦を勝ち続けると、ようやく黒山にタイトルのチャンスが訪れるという、まさに背水の陣。一方小川にすれば、ここまでの調子を維持して、勝てないまでも2位を維持していれば念願の初タイトルが決定する。勝負は圧倒的に小川有利で進んでいる。
しかし小川は、このまま2位のポイントを集めてタイトルを獲得するのを潔しとはしていなかった。そこには、第6 戦東北大会で敗北したくやしさがあった。東北では、小川自身の調子が上がらず、試合途中から確実に2位を狙って減点をまとめる作戦に出た。調子のいい黒山の勝利は致し方なし。ところが試合が終わってみると、黒山が終盤に調子を崩したことで、なんと点差はたったの1点差。小川が2位狙いではなく、最後まで勝利をめざしていたら、結果はちがっていたのではないか。大きな後悔を生むことになった東北大会が、中国大会に向けて、どんな影響を与えることになるのか。小川友幸の、チャンピオンへのジャンピングボードともなる大きな1戦が始まる。
国際A級スーパー、国際A級、国際B級、各クラスほぼ全選手収録。
◎題名/全日本トライアル@ファイル2007・R7中国
◎DVD100分/2600円◎12月5日発売
◎JANコード/4560187780547
◎12月5日発売/発売中!