第4戦のポルトガルのリスボン戦がキャンセルになり、残すは、イタリアのミラノとスペインのマドリッドとなった。アダム・ラガ(ガスガス)は、前戦で決勝に残れなかっただけに、このミラノはなんとしても、決勝に残り、トニー・ボウ(モンテッサ)に追いつかなければならなかった。
予選は、ボウもラガもオールクリーンで試合は進み、ラガはタイムペナルティで1点を付きダブルレーンの直接対決でもボウが早さで勝り、ボウがトップで抜けた。この2人に続くのは、去年まではスペイン勢だったが、今年はインドアでも力を見せてきた、藤波貴久(モンテッサ)が、加わった。アルベルト・カベスタニー(シェルコ)とのダブルレーンで1点を取ったが、これはすでに5点差がついていた事もあり、余裕だとも言える。
ジェロニ・ファハルド(ベータ)は、大きな崩れはリザルトからは見えないが、目立つのはタイムペナルティが大きいので、何かあったのかもしれない。ドギー・ランプキン(ベータ)とジェームス・ダビル(モンテッサ)は他のライダー達が0点で抜けていく所で5点を取っている事から、調子が良くないのは、あきらかだ。まだまだ、模索は続くだろう。
決勝では、1セクション目で藤波が5点を取り続いて3セクション目でも5点を取り、早々に優勝争いから脱落した。ボウに追いつかなければいけないラガだったが、1セクション目で1点を取り逆に追い詰められる形になり、5、8セクション目でも5点を取り逆転はかなわなかった。ボウは、スピード勝負のダブルレーンでもクリーンに押さえ、チャンピオンへ王手を打った。
最終戦は、3月15日、スペイン・マドリッドで行われる
開催日:2008年3月8日
●予選 (減点+ダブルレーン)
1 トニー・ボウ(モンテッサ) 0+ラガ 0= 0
2 アダム・ラガ(ガスガス) 0+1T+ボウ 1= 2
3 藤波貴久(モンテッサ) 3+カベスタニー 1= 4
4 アルベルト・カベスタニー(シェルコ) 8+藤波 0= 8
5 ジェロニ・ファハルド(ベータ) 5+3T+ランプキン 0= 8
6 ドギー・ランプキン(ベータ) 17+2T+ファハルド 1= 20
7 ジェームス・ダビル(モンテッサ) 17+2T+NO 5= 24
●決勝
1 トニー・ボウ(モンテッサ) 8
2 アダム・ラガ(ガスガス) 19
3 藤波貴久(モンテッサ) 33
●ランキング
1 トニー・ボウ(モンテッサ) 38
2 アダム・ラガ(ガスガス) 29
3 アルベルト・カベスタニー(シェルコ) 27
4 藤波貴久(モンテッサ) 22
5 ジェロニ・ファハルド(ベータ) 16
6 ドギー・ランプキン(ベータ) 11
7 ジェームス・ダビル(モンテッサ) 9
8 ジェローム・ベシュン(ベータ) 1