トライアル世界選手権開幕。
3月30日に、2008 FIM SPEAトライアル世界選手権の開幕戦が、ヨーロッパの北の小国ルクセンブルクのエッテルブルクで開かれる。
ここで最後に世界戦が行われたのは2003年で、驚く事に2日間とも、マルク・フレイシャー(ガスガス)が優勝している。
2003年は、ドギー・ランプキンの7連覇の最後の年に当たる、それから5年後、トライアルの姿はトニー・ボウ(モンテッサ)の出現などで劇的に変化してきた。
2007年ボウは、初のタイトルを取った、昨年は2度しか優勝を逃しておらず、この若いスペインライダーの活躍は、今年も注目されるが、6ヶ月間で10カ国12戦の戦いは決して楽ではない。
ルクセンブルク大会は、1ヵ月後にアメリカや日本に移動する前のヨーロッパでの大事な2戦のうちの1つだ。
シリーズの後半、日程の詰まったヨーロッパでの試合のゆくえを左右するものになるかもしれない。ジュニアクラス、ユース125ccクラスは、12大会中、成績の良い10戦がポイントの対象になる為、移動の負担の大きいアメリカや日本のどれかをキャンセル事が良く見られる。それだけに、彼らにとっても、大事な1戦になる。
アダム・ラガ(ガスガス)は、2007年ボウを破った、ただ一人のライダーなだけに、今年も強力な挑戦者となるだろう。
藤波貴久(モンテッサ)は、ボウと同じチームで、今年のインドア世界選手権では、表彰台に2度上がり好調さを見せている。アルベルト・カベスタニー(シェルコ)も4ストロークで参加してくる。ドギー・ランプキンはベータに復帰し2ストロークマシンで通算100勝目を目指す。
2007年のジュニアクラスチャンピオンのマイケル・ブラウン(ベータ)はワールドクラスに移り戦う。
アレックス・ウイッグ(モンテッサ)は、ジュニアクラスのトップ選手としてスタートするが、マッテオ・グラッタローラ(シェルコ)、サム・ハスラム(ガスガス)や、ロス・ダンビー(ガスガス)、ロリス・グビアン(シェルコ)に加え、2007年ユースチャンピオンのアルフレッド・ゴメス(モンテッサ)達と熾烈なタイトル争いを繰り広げる事だろう。
ユース125ccクラスは、ジュニアクラスへの移動したライダーが多かった為、誰が抜け出てくるか解らない。
しかし、昨年スポット参加だけだったのにも関わらず、いきなり優勝してしまったアメリカのパトリック・スマージ(シェルコ)は、ニューチャンピオンの期待が高い。
3月29日には、女子トライアル世界選手権が、同じ会場で行われる。
主なエントリーライダー
●ワールドクラス
No. ライダー マシン 国
1 トニー・ボウ モンテッサ SPA
2 アダム・ラガ ガスガス SPA
3 藤波貴久 モンテッサ JPN
4 アルベルト・カベスタニー シェルコ SPA
5 ドギー・ランプキン ベータ GBR
6 ジェロニ・ファハルド ベータ SPA
7 マルク・フレイシャ ガスガス SPA
8 ジェームス・ダビル モンテッサ GBR
9 ダニエル・オリベラス シェルコ SPA
11 ジェローム・ベシュン ベータ FRA
12 ダニエレ・マウリーノ ガスガス ITA
14 シャウン・モリス ガスガス GBR
15 マイケル・ブラウン ベータ GBR
●ジュニアクラス
41 アレックス・ウィッグ モンテッサ GBR
43 マッテオ・グラッタローラ シェルコ ITA
44 サム・ハスラム ガスガス GBR
45 ロリス・グビアン シェルコ FRA
46 アンドレア・バカラッティ モンテッサ ITA
47 アルフレッド・ゴメス モンテッサ SPA
48 ロス・ダンビー ガスガス GBR
49 ライア・サンツ★ モンテッサ SPA
58 ダビッド・ミラン シェルコ SPA
38 レベッカ・クック★ ガスガス GBR
39 ドンナ・フォックス★ シェルコ GBR
●ユース125ccクラス
71 パトリック・スマージ シェルコ USA
72 ポウ・ボテーラ ガスガス SPA
73 アレクサンドル・フェレール シェルコ FRA
74 アドリアン・パストリッサ ガスガス SPA
75 ジャック・チャローナー ベータ GBR
76 ブノア・ダグニコート ベータ FRA
77 ジェイク・ホイテッカー HM FUTURE NZL
★印は女子