開幕戦はやっぱり黒山!
2010年全日本選手権は、3月14日に茨城県真壁トライアルランドで開催。従来とは異なり、9セクション2ラップに、IASのみスペシャルステージの2セクションがおこなわれるという新しい試みが組み込まれていた。
序盤は田中善弘、野崎史高、渋谷勲などの好調が光ったが、やはり黒山健一が中盤以降実力を発揮して堂々の勝利。小川友幸も、最後にスペシャルステージで野崎を逆転して2位にはいった。
ルーキーでは、スーパークラスのセクションに不安があると語っていた宮崎が10位となって最上位を得た。
*レポート、書きました
開幕戦は、もうここ何年も真壁トライアルランドで開催することになっている。同じ会場だから、セクションに使われる地形も同じ。新鮮なセクションを提供したいという主催者側は雪や雨の中、苦労を重ねて会場設営。今回のセクション設定をしたのは、成田匠だった。
今回は、セクション設定の他、新鮮なシステム変更があった。IASクラスのみ、スペシャルステージの導入だ。スペシャルステージは、大昔(成田匠が国際B級だった頃と記憶している)に全日本に導入されたことがあったが、賛否両論のままに廃止され、それがこの数年、中部大会実験導入されていた(中部大会ではスペシャルセクションと呼んでいる)。
中部のSS(頭文字をとるとどちらもSS)はギャラリーにも好評で、これがトライアル委員会でも一定の評価を受け、各地の全日本でもこういった試みを積極的に取り入れていくという申し合わせがあったということだ。
同時に、セクション数は9セクションとなった。コンパクトでスピーディな試合進行を目指したものだが、運営スタッフの人手不足も影響しているという。少子化で人口が減っているのはトライアル界だけではないのだが、トライアルの運営側の人口減は深刻なのかもしれない。
さて、今回の最初のスタートライダーはエキジビジョン125の倉持俊輝。13歳の中学生ライダーで、トライアルアカデミーの出身者だ。エキジビジョン125は若年層のトライアルライダーへの啓蒙活動で設けられたクラスだが、このクラスの参加者ももうちょっと増えてくれないものかと願うところ。倉持は国際B級のリザルトと照らし合わせると63位。まだまだ修業中といったところだが、動きのいいアクションは今後が期待できるところだ。
■国際A級スーパークラス
スーパークラスのメンバーは、昨年から三谷英明がいなくなり(IAに移動)、尾西和博と坂田匠太がお休み(スポット参戦の可能性はありとのこと)。代わってIAから3人の若手が昇格してきた。09年IAチャンピオン藤巻耕太、そして野本佳章、宮崎航の3人だ。昨年昇格した柴田暁、斎藤晶夫、西元良太(08年IAチャンピオン)の3人も、上位を目指して参戦してきた。
今回のIASセクションは、9個のすべてが難攻不落というわけでもなく、結果表を見ても12人の全員がクリーンを獲得している。成田匠によると「かなりメリハリをつけてセクションを設定した」ということだった。
第1セクションは最後のポイントが難関だった。ここは結局、柴田以外の1年生、2年生は全員が5点となった。しかし西元と藤巻、IAチャンピオンのふたりは、IASならではの難関ではなく、前半のポイントで失敗している。いわば、IAラインで5点になっているわけだ。彼らがIAを走っていたらこんな結果にはなっていなかったはずで、IASを走るという緊迫感が、平常心を失わせていたのかもしれない。
渋谷勲、小川毅士はここを2点で通過。小川友幸、野崎史高、そして柴田暁が1点で通過。柴田の1点は素晴らしかった。そしてここをクリーンで通過したのは二人。黒山健一と田中善弘だった。
第2セクションでは、柴田は5点に終わったものの、今度は斎藤が1点、宮崎航がなんとクリーン。宮崎は土曜日の時点では「IASのセクションを走るのが不安」と語っていたが、同時に開き直って走れるから、それがいい結果に結びつけばとも語っていた。
第3セクションも大岩が複雑に配置された難所だった。ここまでオールクリーンしていた田中善弘がここで2点。このセクションは、斎藤以外の11人が5点とならずに通過している。宮崎と藤巻のルーキー二人が1点、西元がクリーンと、ルーキーたちもがんばっていることを実証している。
試合の流れが変わったのが第4セクションだった。9セクション2ラップということで、IBによる渋滞に巻き込まれることをきらって誰よりも速いタイミングでトライに入っていた小川友幸が、最後のポイントで失敗して5点となった。その後、西元、野本が3点となると、野崎、渋谷、そして田中がクリーン。抜けられないセクションではないことが明らかとなった。ところがここで、黒山も5点になった。これでトップは野崎、2位に渋谷と田中だ並ぶという展開となった。この日はセクション数が少ないから、このまま野崎が逃げ切り、黒山や小川が5点ひとつが災いして敗退する可能性は少なくなかった。
黒山も、それを心配した。しかしそれを心配していても、残してしまった5点を覆すことはできない。かくなるは、ここから先のセクションをひとつひとつていねいに走り、ライバルの失点を待つしかない。
その後の黒山は、しかし見事な走りっぷりだった。第4セクションの5点以外はオールクリーンとまではいかなかったが、ふかふかのヒルクライムと最終のタイヤ一本ラインの登りとで1点を失い、1ラップ目のトータル減点は7点。
黒山を脅かすべき野崎は、1ラップ目には5点こそなかったものの、3点を二つ、1点をひとつと減点を重ねて、1ラップが終わったときにはわずか1点差ながらトップを黒山に奪われていた。
黒山と同じく第4で5点となり、野崎と同じように減点していた小川は、1ラップ目11点で3位。ふたりには、乗れっぷりにちょっと差があるような印象だった。ただし小川は、まだまだあきらめてはいない。少なくとも、3位になるのと2位を獲得するのとは、シーズンを戦う上で大きなちがいがある。
第1セクション、第4セクションをクリーンして気を吐いた田中善弘は、それ以降はちょっと点数をまとめられ切れず、1ラップ目は5位。2ラップ目には1ラップ目にクリーンした第1と第4で5点となるなど、ラップだけで見れば9位となって、トータル6位に落ち着いた。
2ラップ目に田中に勝るスコアを残しながら、田中に10点差、20点差をつけられたのが、スーパークラス2年目の柴田暁と西元良太、斎藤晶夫。柴田は「今年は3位以内を狙っていきたい」と具体的に夢を語る。対して西元は「がんばるしかない」と殊勝な豊富を語っていたのだが、8位は思ったよりもよい結果だったようだ。2ラップ目に4つのクリーンをたたき出して、1年生2年生の6人の中ではベストラップの23点をマークした斎藤は、1ラップ目が悪すぎて(最下位)9位。この上り調子が、フューチャー300での試合慣れができてきたということなら、次回以降が楽しみでもある。
10位から12位までは、昇格1年生が3人並んだ。この3人の中で最上位となったのは、IAランキングも5位で、セクションに対する不安も口にしていた宮崎航だった。不安と同時に、開き直ってセクションに挑めるので、それがいい結果につながることも期待していた宮崎。どうやら結果は、いい結果に出たようだ。
さて、今年の注目株といえば小川毅士。昨年、出身地の京都から真壁トライアルランドの近くに転居し、さらに今年は、チームとマシンを一気にスイッチした。日常、真壁で練習をしている愛好者からは「今年の毅士は絶好調」という声も多かった。
RTLからベータEVOへ。その乗り換えは、さぞマシンが軽くなったことだろうと思うのがふつうだが、実はマシンの重量は、さほど大きな変化はないという。毅士が乗っていたフューチュー300は、排気量をアップしているのと同時に、軽量化も進められている。スタンダードのEVOなら、重量自体は同じくらいではなかったかと、毅士は言う。今年の毅士号は、さらにいくらかの軽量化を進めているので、それで1kg〜2kgの軽量化が実現した。ただ、実際にマシンを操る際には、重量配分の問題か、EVOはやはり軽さが実感できるとのことだった。
もちろん、マシンが軽ければすぐに成績が出るわけでもなく、4ストロークから2ストロークへの乗り換えも簡単ではない。だいぶ慣れてはきたが、とっさのときについ2ストロークの乗り方が出てしまうということで、結果は渋谷勲に3点差の5位。毅士にすれば、大いに不満な結果となった。しかし、最後のスペシャルステージで見せたクリーンなど、今後の毅士に対する期待も、また大きい。
9セクション2ラップが終わって、20分ほどのインターバルを置いてふたつのスペシャルステージセクションにトライ。この方式は、ライダーにはおおむね好評のようだ。観客にとっても、時間に追われて大急ぎのトライになることが多い通常の終盤戦は、試合の流れが見えないことが多いのに対し、スペシャルステージは試合の流れも整理ができる。なにより、ゆっくり観戦することができるのがいい。
強いていえばという注文としては、2ラップをゴールしてからスペシャルステージのオープンまでの20分が、間延びしてしまうという危険があった。選手にとっては、コンセントレーションを維持した状態のまま最後まで走りきれたほうがいい。観客側の視点からすると、待ち時間が少し長いきらいもあるが、食事をとったりなど、一息入れられる時間をとれたりもする。どちらがいいかは、選手側観客側、運営側のいろいろな事情がありそうだ。
スペシャルステージは、ひとつめは大岩中心のダイナミックなもの。前半の大技と、最後にダニエルで飛んでいくところが大きなポイントとなった。ふたつめは、名物となっている第ヒルクライム。いつもはある程度の助走を持って登りにかかるが、今回は助走がほとんどない状態でのアプローチとなった。
ひとつめのセクションは12人のうち半分の6人が5点。中でも、野崎と小川毅士が5点となったのは意外な展開となった。ふたりとも、ダニエルで飛んでいく最後のポイントでの失敗。野崎は「ああいうところは得意パターンなのに」とくやしがることしきり。
クリーンしたのは黒山、小川友幸、渋谷の3人。トップライダーにとっては、足が出る設定ではないが、ちょっと失敗が5点になる、油断できないセクションだったということになるのだろう。
SSの一つ目を終えたところで、黒山のリードが5点となり、黒山の勝利が決まった。シーズンオフに手術をし、まだ術後のコンディションには多少の不安もあったというが、結果的には試合は問題なし。セクションインを前に、エンジンで左手を暖める姿が見受けられたが、黒山が手術の影響を感じさせたのは、こういう瞬間くらいだった。
最後のセクション。スペシャルステージの二つ目。こちらはひとつめよりも少し難度が高く、5点に沈んだのは7人になった。その中には、小川友幸も含まれている。小川は野崎と僅差での2位争いをしていて、結果、この5点で両者の点差はわずか1点となった。野崎がSSひとつめをクリーンしていたら、あるいは3点ででも抜けていたら……。小川にすれば、最後に転がり込んだ2位表彰台だった。
市販車マシンに乗って2年目。土曜日には素晴らしい仕上がりといっていたが……。
「実は、ないしょにしていましたが、仕上がりにちょっと不安があって、そんな中では今日の試合はよく戦えたと思ってます。準備不足は時間切れの結果なので、次の九州までには万全の体制で臨みたい。優勝できた去年の開幕戦は、自信を持って海上にやってきていましたから、そういう体制で次回は走りたい」
と、小川の試合後のコメント。
このSSのふたつめ。クリーンをしたのは、ひとつめのSSよりひとり減ってふたり。しかし今度は、上位陣が誰もクリーンできないという結果になった。
クリーンしたのは、まず小川毅士。ふけの鋭い2ストロークエンジンを上手に使ってそそり立つ頂点を極めた。そして最後にトライした柴田暁。柴田は登りの頂点にたどりついてから、体勢を整え、満を持してセクションアウトした。スーパークラス2年目のまだルーキー選手が、関東大会のエピローグを飾る、素晴らしいトライを見せたのは、うれしくも意外な結末となった。
■国際A級
2年間のスーパークラス生活から、国際A級に戻ってきた三谷英明が見事な勝利。1ラップ目からトップを譲らず、5点もひとつだけという見事さだった。今回優勝したマシンは、去年の最終戦を走ったそのままの状態ということで、シーズンオフには別のマシン(フューチャー125)に乗り込んでいたという。突然出場してこの成績をおさめるというのも、三谷らしいところ。三谷が強いときには、練習をしていなかったりすることが多い。
それにしても、去年は、藤巻、野本ら、若手ライダーの活躍が注目を集めたシーズンだった。今年は一転、ベテランライダーが上位を占めた。昨シーズン後半、上位入賞ができるようになった滝口輝は、2週間前に追突事故に遭い、むち打ちに苦しみながらの15位。B級チャンピオンで逸材ぶりが期待されている山本直樹は、ポイント獲得まで12点差の24位。
誰が勝つか分からない勝負のおもしろさは、国際A級クラスの魅力のひとつだが、IASからの降格組に、ルーキーの若手が混ざってしのぎを削るようになると、このクラスもより活気に満ちた戦いとなっていくだろう。
今回6位の田中裕人は、去年まで長く小川毅士のマインダー(今年からアシスタントと呼ぶことになった)を務めていた元IAS。自分で走るのは久しぶりだが、2ラップ目に減点をほぼ半減させてこの順位を得た。
国際A級の2位から15位までの各選手。2位本多元治、3位岡村将敏、4位成田亮、5位小野貴史、6位田中裕人、7位小谷徹、8位村田慎示、9位高橋伸一郎、10位小森文彦、11位砂田真彦、12位佃大輔、13位永久保恭平、14位徳丸新伍、15位滝口輝
■国際B級
「国際B級は5年目になるのかな。長かったですね」
樋上真司が国際B級初勝利。去年はゼッケン1をつけたものの未勝利。表彰台も遠かった。
「去年までは、試合となると緊張してぴりぴりしていたんですけど、今年はそうならずに走れるようになりました。気持ちの切り換えができるようになったかな」
ということだ。気持ちの切り換えができるようになったところで九州でももう1勝?と水を向けると「期待されちゃうとプレッシャーになっちゃうけど、九州もがんばります」と前向きのお答え。
今年の国際B級は、新しいポイント獲得者が多く、シーズンの行方も楽しみだ。
去年、エキジビジョン125を走っていた磯谷玲は、IBに昇格していきなり、11位でポイントを獲得した。
国際B級、2位から15位までの各選手。2位窪谷貴正、3位宮本竜馬、4位松本龍二、5位平井賢志、6位椎根弘守、7位岩田悟、8位杉木直志、9位岩見秀一、10位岩崎直樹、11位磯谷玲、12位朝倉匠、13位鈴木克敏、14位山口雄治、15位益子宏和
■エキジビジョン125
マドリッドも、ボウ
3月13日土曜日、スペインの首都マドリッドでは、インドア世界選手権第3戦が開催された。
ここまでの3戦、トニー・ボウとアルベルト・カベスタニーが2勝と1勝。この大会でカベスタニーが勝てば、再び対戦成績をタイに持ち込める図式だったが、勝ったのはボウだった。
ボウはこれで3勝1敗(2位1回)。次の最終戦マヨルカ(地中海に浮かぶスペインの観光島)で、ボウがファイナルに進出すれば自動的にボウのチャンピオンが決定する計算となった。
藤波は、どうにも今年のルールが合っていないようで、ラストチャンスからセミファイナルに進出、セミファイナルでは不運もあって、5位に甘んじている。
<Posted in 10.03.19( 10.03.19 Mod.)>
インドア世界選手権も残りは2戦となった。イギリスで始まり、フランス・マルセイユ、スペイン・バルセロナと戦って、今回が第4戦。トライアルのメッカ、バルセロナの次はスペインの首都マドリッドでの開催となり、最終戦がスペインの観光名所マヨルカ島。後半戦はスペイン漬けのインドア世界選手権だ。
今年はルールがいろいろ変わって理解がむずかしいインドア世界選手権だが、今回また、ちょっとしたシステム変更があった。インドア世界選手権は毎回テレビ中継(ユーロスポーツ)がおこなわれているが、テレビ中継できる時間には限りがある。そこでテレビ中継は、クォリファイ(予選)が終わってから始まることになっている。つまりテレビを見る人にとっては、インドアトライアルのテレビ放送が始まった時点で、勝負が始まっているということだ。今回で言えば、クォリファイで9位となったアレックス・ウイグは、テレビにはひとつも写らずに戦いを去っているということになる。
しかしインドアトライアルは、テレビ相手だけではない。観客席に入るお客さんもいる。今回は、クォリファイの3セクションが終わったところで、お客さんが入場した。クォリファイは5セクション用意されていたが、実は3セクションがお客さんがいないところでおこなわれ、残る2セクションがお客さんの前でトライされた。この間2時間ほど。ライダーにすれば、なんとも不思議な間合いになってしまった。
実はこの2時間の間に、開会式やレプソルのプレゼンテーションがあった。つまりお客さんは、ここから見始めたのだ。
お客さんがいない3セクションの間に、ロリス・グビアン、アルフレッド・ゴメス、アレックス・ウイグの3人は満点減点の15点をとり、ジェイムス・ダビルが10点、藤波貴久が7点、ジェロニ・ファハルドが6点、アルベルト・カベスタニー5点、アダム・ラガが1点、トニー・ボウがオールクリーンと、ここまで勝負が進んでいた。残りは2セクション。
ボウは結局5つのクォリファイセクションをすべてクリーン。文句なしにセミファイナルに進出した。クォリファイ2位はラガで1点。3位はカベスタニーの5点。問題は、セミファイナルに進出する最後の1席を争うクォリファイ4位。ファハルドと藤波が7点で同点となった。同点ならふたり、5人セミファイナル進出とすればよいような気もするが、テレビの放送時間が決まっているからか、どうしても4人に絞りたい。ファハルドと藤波は、タイブレークを行った。
タイブレークはひとつのセクションを走って、減点の少ないほうが勝ち残る。問題はどちらが先に走るかだ。順番は、クリォファイでの順番がそのまま使われる。なので藤波が先だ。セクションは、そんなにむずかしいものではなかった。クリーンをするなら、なにも問題はない。そうなると、走破タイムが短いほうが勝ちとなる。藤波は、次ぎに控えるファハルドがマークできないタイムでここを走りきる必要があった。結果、最後の最後で5点になってしまった。これを見たファハルドは、余裕を持って走ればよし。藤波が5点になっているから、3点でもOKだ。走る順番が、大きな意味を持ってくる結果となった。
| Qualification | ||||
|---|---|---|---|---|
| 1 | Toni Bou | SPA | Montesa-HRC | 0 |
| 2 | Adam Raga | SPA | Gas Gas | 1 |
| 3 | Albert Cabestany | SPA | Sherco | 5 |
| 4 | Jeroni Fajardo | SPA | Beta | 7 |
| 5 | Takahisa Fujinami | JPN | Montesa-HRC | 7 |
| 6 | James Dabill | GBR | Gas Gas | 10 |
| 7 | Loris Gubian | FRA | Gas Gas | 18 |
| 8 | Alfredo Gomez | SPA | Montesa | 20 |
| 9 | Alexz Wigg | GBR | Beta | 25 |
藤波は、クォリファイ5位で、ラストチャンスに進んだ。ラストチャンスのライバルは、ダビル、グビア、ゴメス。最初のダブルレーンで勝利したのは藤波とゴメスだった。そしてふたつのオブザーブドセクション。最初にトライしたグビアンはトータル11点、ゴメスが8点。藤波が8点以内なら、同点ならクォリファイの成績で順位を決めるという規則に則り、藤波がセミファイナルに進出する。ひとつめのセクションで1点とタイムオーバー2点をとった藤波は、これでセミファイナルへの切符を手にした。藤波はそれでこのセクションでは大きなアクションをして見せて、お客さんの心をつかんだ。そのかわり、減点は5点だった。このあとダビルが走ってトータル5点。藤波は、6位でセミファイナルに進出したことになる。
| Last Chance | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| Pos. | Name | Double Lane | Sec1 | Sec2 | Total | |
| 5 | James Dabill | 0+1 | 0+2 | 1+1 | 5 | |
| 6 | Takahisa Fujinami | 0+0 | 1+2 | 5+0 | 8 | |
| x | Alfredo Gomez | 0+0 | 2+1 | 5+0 | 8 | |
| x | Loris Gubian | 0+1 | 3+2 | 5+0 | 11 | |
スペイン人4人、イギリス人と日本人が一人ずつ、ノミネートライダーによるセミファイナルが始まった。ボウが頭ひとつ抜きんでていて、ダビルがちょっと苦戦という図式。3セクションでダビルはオール5点、ボウは1点+1点(足つき1回とタイムオーバー30秒以内)の2点のみだった。
問題はここでも2位から5位までの4人の戦いだ。ボウが2点を取った第2セクションは、その他の5人は全員5点となった。勝負は最初のセクションと3つ目のセクションの二つになる。最初のセクションで足が出たのは藤波だけだった。3つ目のセクション、ラガ、カベスタニー、ファハルドの3人はクリーンはしたが30秒以内のタイムオーバー、1点。藤波は、なんと35秒のタイムオーバーで2点減点となった。これで藤波だけが8点、他の3人は6点となった。
続くはスピードレースのダブルレーン。ボウとラガと藤波が勝利。ファハルド、ダビル、カベスタニーには1点ずつ減点が加えられた。ボウ2点、ダビル16点の二人のポジションは1位と6位で分かりやすい。残る4人は、ラガが6点、カベスタニー7点、ファハルド7点、藤波が8点。大接戦だが、点数から明らかなのは、上位4人はボウとラガとカベスタニーとファハルドということだ。藤波は、1点差でセミファイナルはいたいという結果になった。
| Semi Final | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| Pos. | Name | Sec3 | Sec4 | Sec5 | Double Lane | Total |
| 1 | Toni Bou | 0+0 | 1+1 | 0+0 | 0+0 | 2 |
| 2 | Adam Raga | 0+0 | 5+0 | 0+1 | 0+0 | 6 |
| 3 | Albert Cabestany | 0+0 | 5+0 | 0+1 | 0+1 | 7 |
| 4 | Jeroni Fajardo | 0+0 | 5+0 | 0+1 | 0+1 | 7 |
| 5 | Takahisa Fujinami | 1+0 | 5+0 | 0+2 | 0+0 | 8 |
| 6 | James Dabill | 5+0 | 5+0 | 5+0 | 0+1 | 16 |
4人のスペイン勢によるファイナル。ファハルドが最初のセクションで5点となって一歩後退。ボウは3つ目のセクションでタイムオーバー1点、4つ目で減点1と2点を失ったが、セミファイナルと合計しても総減点は4点。
ラガは前回の予選落ちからがぜん気を吐いて、4つ目のセクションでの減点1のみでファイナルラップを走ったが、セミファイナルでの6点と加算して総減点は7点。2位となった。
3位に、ファイナルで2点、セミファイナルで7点、トータル9点のカベスタニー。4位がファイナルとセミファイナルが7点ずつのファハルドという結果になった。
インドアでは、1位のポイントが20点。これはアウトドアと同じだが、2位が15点とより1位に大きな比重が乗っている。3位は12点、以下4位から9位までに9、6、5、4、3、1と選手権ポイントが与えられる。今回のボウの勝利で、ボウはランキング2位のカベスタニーに13点差をつけた。ボウのタイトル獲得はほぼ確定的。しかし、ボウが(まずあり得ない気はするが)クォリファイで敗退するか、お腹でもこわして欠場してしまって、かつカベスタニーが優勝などした場合は、計算上の逆転劇の可能性が残っている。
| Final | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Pos. | Name | Sec6 | Sec7 | Sec8 | Sec9 | Semi Final | Total |
| 1 | Toni Bou | 0+0 | 0+0 | 0+1 | 1+0 | 2 | 4 |
| 2 | Adam Raga | 0+0 | 0+0 | 0+0 | 1+0 | 6 | 7 |
| 3 | Albert Cabestany | 0+0 | 0+0 | 0+0 | 2+0 | 7 | 9 |
| 4 | Jeroni Fajardo | 5+0 | 0+0 | 1+1 | 0+0 | 7 | 14 |
全日本開幕前夜
3月14日、いよいよ全日本選手権が開幕する。
大会については2月20日の記事をご参照ください。
真壁トライアルランドの場所はこちらをご覧ください。
セクションを構成した成田匠によると、勝負どころは5セクションと6セクションとのこと。セクションの難易度にはメリハリをつけてあるので、華麗にクリーンができるところとライダーが攻略に苦しむところのコントラストが楽しめるはずという。勝負どころという二つのセクションはマニア向きということで、誰にでも分かりやすいのは、やはりふたつのスペシャルセクション。こちらも、ひとつめは時間ぎりぎりの後半にむずかしいポイントが待ち受けているという。
開幕戦を翌日に控えて、国際A級スーパークラスのライダーに、開幕戦にかける意気込みを聞いてみました。12人ずらり登場です。
<Posted in 10.03.13( 10.03.18 Mod.)>
1
黒山健一
Team 黒山レーシング・ヤマハ
去年に比べてケガが多いシーズンオフで、手術もしたので不安材料が多いシーズンインになったんですが、いまのところ、からだも動いているし、問題なく、トレーニングもこなせてきています。あとは本番当日、集中して走れればいいと思います。勝ってやるぞという気持ちは、毎年、別にないんで、自分のベストを出せれば、結果はあとからついてくると思ってます。試合の時に、いかにベストコンディションに持っていけるかが問題なんで。ここは去年負けてるんで、今年は勝っておきたいなと、ちょっと強い思いはありますね。
2
小川友幸
HRCクラブMITANI
今年は去年より花粉症が楽でいいです。基本的には、去年と同じ体制で、同じ市販車ベースのマシンで戦います。ただマシンを作り上げるについては、かつてなくいい状態に仕上がったと思っています。からだも、いいんじゃないかと思います。腰のトラブルもないし、去年やった指も、シーズンオフに1ヶ月半くらい乗らずに置いておいて、まずまず問題なく回復していると思います。ここは去年勝てた場所でもあるし、開幕戦は大事ですので、まず、しっかり乗りたいと思います。
3
野崎史高
YSP京葉レーシング
今年は、とにかく一番しか目指していません。今年は例年になく体調がよくて、本当にものすごくいいので、空回りしないように気をつけます。ずっと、腰痛に悩まされていて、腰痛なんてなおるものではないと思っていたんですが、スポンサーさまの協力でトライしてみたことが、自分でも驚くような効果があって、本当に調子がいいんです。マシンも、大きな仕様変更はないもののいい仕上がりにできあがっているので、明日が楽しみですね。
4
小川毅士
WISE BETA RACING
ベータは、最初はチームMITANIの中で乗り換えるという話で始まったんですが、話を進めていくうちに、チームも移籍しての今シーズンになりました。まだベータへの乗り換えは、完璧じゃないですね。ぼくはホンダに乗ってるときから思いきりホンダ乗りで、面で走る感じでした。ベータに乗ったら、もっと合わせて乗れと小川さんとかに言われるんですが、でもこれしかできないし。ぼくが乗れているというウワサがあるみたいですが、乗り換えにてこずっているわりには、という注釈つきじゃないですか。マシンは、フューチャーと比べて1kgか2kg軽いんですが、重量配分とかで、乗った感じはもっと軽く感じます。
5
渋谷勲
HRCクラブ ぱわあくらふと
このシーズンオフはずっと大阪にいて、乗り込みをしました。本番車ができあがってきたのが数日前なんで、それがちょっと不安なんですが、でもマシンの出来上がりは満足いけるものなので、いい試合ができればと思います。4ストロークは、まだ完全に慣れきってはいません。ちょっとしたときに、2ストロークの乗り方が出てくるんですね。からだの動きが早くなっちゃうんです。今年は優勝を狙いたいですが、でも自分の走りがしたいと思います。去年は自分の走りができたようなできなかったようなところがありましたから。
6
田中善弘
WISE BETA RACING
今年は調子がいいですよ。チームとマシンも2年目になるし、いい感じで乗れています。小川毅士もやってきて、一度いっしょに乗りましたけど、同じマシンでこういう行き方があるのかという観察もできましたし。いい気持ちでシーズンを迎えていますよ。
8
柴田暁
HRCクラブMITANI
いい感じで仕上がってきていると思うんですが、ここ1週間くらい、風邪を引いてしまって、それがどこまで影響するかなというところです。だいぶ回復してるんで、なんとかなるかと思います。スーパークラスのセクションも、だいぶ走れるようになってきているという感触もあるので、今年1回くらいはどうしても表彰台に上がりたいなぁと思ってます。
9
斉藤晶夫
HRCクラブMITANI
オフシーズンに、自分のライディングの根本的なところを見直すことができたので、いい感じになってきています。菅生が終わってバイク乗り換えて、ライディングフォームとか重心位置とかを考えながら乗っていたんですけど、すごく学べたという実感があります。そういう成果がきちんと出せれば、上位も狙えるかなという期待はあります。マシンもフューチャー300で、このパワーを使えれば、楽しみですよ。
10
西元良太
YSP京葉Racing
がんばるしかないですね。そんな中で、シーズンオフに取り組みを変えてきたので、それが走りに出せればいいなと思ってます。練習環境も変えてきました。まず、自分の闘争心をかきたたせるような練習と、あとは体力トレーニングに力を入れました。体力はがんばればがんばるほど身につけられますから。今年はライバルが多いですが、やはりスーパーに上がるには、中途半端な気持ちでは上がれないので、そんなところでしのぎを削ってきた仲間と競い合えるのが、うれしいなと思います。
13
藤巻耕太
GASGAS TRIAL TEAM
練習の時点で、明らかに走れていないので、楽しみという以前なんですけど、がんばっていくしかないですね。単発は上がらないし、セクションの練習をすれば時間も足りないし、つまり出られないと。あしたは、ひとつでも多く、セクションを走破したいと思います。なんとかして、登らないとね。
14
野本佳章
MOTO VIENTO
スーパークラス、楽しみですね。スペシャルステージもありますし。スーパーを走るのは、昔から憧れでした。いつかはやってやるぞと思ってました。セクションに対する不安とかも、あんまりないですね。大会となったら走るしかないじゃないですか。大きな声ではいえませんが、ちょっと見てろよという感じはあります。いやちょっとですけど。晶夫くんとか柴田くんは同期でずっとやっていたんで、彼らに勝つのはまだむずかしいかもしれないけど、でも気持ちの上では負ける気はないです。
15
宮崎航
WISE BETA RACING
正直、走れるかどうか不安があります。練習も、サポートをお願いできるときにはきつい練習をしてきたんですけど、常にそういう練習ができているわけではないので、今回はあたってみるという感じではあります。ただ、A級の時のような、成績を出さなければいけないというプレッシャーみたいなものはないので、そういう気が楽なところが、いい方向に出ればいいと思います。
リアルタイムで(なるべく)速報やってます。
自然山モバイル速報【スーパー結果(03/14 16:35)】 黒山14 小川友幸22 野崎...
【2ラップを終えて(03/14 14:42)】 黒山12点 野崎16 友幸1...
【第5は(03/14 14:29)】 黒山に続いて小川もクリーンし...
【第5(03/14 13:40)】 小川ガッチはまだ第5で動かず...
【野崎が(03/14 13:26)】 野崎が第5を失敗した。前半リ...
【2ラップめ(03/14 13:19)】 B級A級は2ラップめを終えよ...
【黒山1点差(03/14 12:23)】 第6を黒山がクリーン。すいま...
【野崎トップ(03/14 12:14)】 第4で善弘が3点。オールクリ...
【第4セクション(03/14 11:42)】 第2はトップにはクリーンセク...
【第1セクション(03/14 10:42)】 野本は最後のポイントでたたき...
世界戦もてぎチケット販売開始
2010年のSPEA FIM世界選手権日本大会のチケットの販売が開始されている。
3月6日(土)から販売開始されているもので、今年は、学生・ファミリー・友達同士の場合は、さらにお得な設定となっている。
学割だと2日間有効で2,000円。4名グループだと、同じく2日間有効でひとりあたり3,400円(4名で13,600円)とお得になっている。
通常の前売り観戦券は2日間有効で4,000円。当日券は1日のみ有効で5,000円となっている。
昨年好評だったプレミアム観賞パックも、今年も発売される他、快適観戦パックもある。
<Posted in 10.03.08( 10.03.08 Mod.)>
トライアルに初登場した学割は、前売り観戦の50%引き。当日、入場ゲートで学生証の提示が必要なのでご注意のこと(学生証を忘れると、差額を徴収されることになる)。
グループでの割引も、今回初登場したチケット。3人集まれば10%引き、4人集まれば15%引き。みんなででかけて、お得に楽しく観戦してほしいというもてぎの思いやりが込められている。
この他、大会翌日の月曜日には、昨年も開催された「Hondaトライアルミーティング(仮称)」が開催。トライアルライダー向けのスクールが開催予定だ。
■チケット概要■
●プレミアム観戦パック※限定80席 14,000円
【特典】・2日通し券・VIPスイートへの入場・公式プログラム・指定駐車券(P7)・ブリックヤード利用券(1,000円分)・ボデウムエリア最前列への入場・人気セクション(5セクション)の最前列特設観戦エリアへの入場
※販売窓口は、ツインリンクもてぎチケットセンター(窓口・電話での通信販売)およびMOBILITY STATIONのみ。3歳以上共通
●快適観戦パック※限定50席 大人8,000円/子ども2,500円
【特典】・2日通し券・VIPスイートへの入場・駐車券(大人券のみ)・人気セクション(3セクション)の最前列特設観戦エリアへの入場
※販売窓口は、ツインリンクもてぎチケットセンター(窓口・電話での通信販売)およびMOBILITY STATIONのみ。子どもは3歳〜中学生
●前売観戦券※限定1,500席 大人4,000円/子ども500円/ファミリー9,000円
※ファミリーチケットは車1台分の駐車料金、大人2名と、残りの乗車定員人数までの中学生以下の方に有効なお得チケット(普通車に限る。大型バス、マイクロバス、キャンピングカー、徒歩、バイク、自転車での入場は対象外。2.5m×5mのエリア区画内におさまるキャンピングカーは利用可能)
※Honda応援グッズが付き「Honda応援スペシャルチケット」をセブンイレブン限定で販売(グッズは大人のみへのお渡し)・学割・グループ割は対象外
●学割(2日間有効) 2,000円
高校生以上の学生向け学割チケット
※中学生以下の学生は子ども券にて観戦
※販売窓口は、ツインリンクもてぎチケットセンター(窓口・電話での通信販売)、MOBILITY STATIONおよび各種プレイガイド、コンビニエンスストアのみ
※レース当日、入場ゲートにて学生証をご提示。学生証の提示のない場合は2,000円の追加料金が発生
●グループ割(2日間有効)
みんなで観戦するとお得なグループ割
グループ割3(大人3名・10%引き) 10,800円
グループ割4(大人4名・15%引き) 13,600円
※販売窓口は、ツインリンクもてぎチケットセンター(窓口・電話での通信販売)、MOBILITY STATIONおよび各種プレイガイド、コンビニエンスストアのみ
●前売駐車券(2日間有効) 1,000円
4輪・バス
※前売観戦券をお持ちの方は、2輪の駐車料は無料
●当日券
当日観戦券 大人5,000円/子ども500円
当日駐車券 4輪・バス2,000円/2輪500円
■チケットのお求め
●ツインリンクもてぎチケットセンター(窓口販売)
3月6日(土)10:00〜6月4日(金)17:00まで
(営業時間:3月 平日10:00〜16:00 土日祝10:00〜16:30/4〜6月 平日9:30〜17:00 土日祝9:30〜17:30)
●ツインリンクもてぎチケットセンター(電話販売)
0285-64-0080 3月6日(土)10:00〜5月30日(日)17:30まで
(営業時間:3月 平日10:00〜16:00 土日祝10:00〜16:30 / 4〜5月 平日9:30〜17:00 土日祝9:30〜17:30)
●MOBILITY STATION(オンラインショップ・24時間受付)
PC http://mls.mobilityland.co.jp
モバイル http://mls.mobilityland.co.jp/mobile
3月6日(土)10:00〜5月30日(日)24:00まで
6月4日(金)まで販売
※販売窓口によって販売期間、および取扱商品が異なる場合がございます。
●チケットぴあ●CNプレイガイド●ローソンチケット●e+(イープラス)●UFJチケットサービス(UFJカード会員専用)●Hondaウエルカムプラザ青山●道の駅もてぎ(栃木県茂木町)●STEP-1(栃木県茂木町)●かましんもぴあ店(栃木県茂木町)●道の駅はが(栃木県芳賀町)●鈴鹿サーキットレースチケットセンター●セブンイレブン●ファミリーマート●ローソン●サークルK●サンクス●am/pm
※am/pmでは、一部取り扱いのない店舗あり。
■チケットに関する問い合わせ・・・ツインリンクもてぎチケットセンター 0285-64-0080
全日本九州会場変更
阿蘇で開催が予定されていた全日本九州大会は、会場が変更になった。
新しい会場は熊本県葦北郡芦北町大字小田浦にある
小田浦和田山タナカ森林農場(コダノウラ ワダヤマ タナカシンリンノウジョウ)
九州モーターサイクルスポーツ協会
〒812-0004福岡市博多区榎田2-2-19榎田ビル2号室
九州二輪車協会内
電話092-473-2616/FAX092-415-4559
<Posted in 10.02.26( 10.03.05 Mod.)>







