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【2009年05月11日】

SSDT 5日目

SSDT2009

 5日目のSSDTは、スタート地点のフォートウイリアムの南東の半島をひとまわりしてくるコース。基本的にはいつものSSDTなんだけど、ちょっとだけドライな感じがするコースで、休息日、なんていわれている。
 休息日といっても油断してはいけないのは、4日目のところに書いたとおり。SSDTは、いつでもどこでも、何年たってもSSDT。
 最終日を翌日に控え、最後の一踏ん張り。ペースがつかめてきた頃ともいえるし、疲労がたまりにたまってきたともいえる、重大局面の5日目なのでした。




 本日オールクリーンは3人。ドギー・ランプキンとアレックス・ウイグ、そしてジェイムス・ダビル。ランプキンとウイグ、ベータに乗る二人が、ともに減点0で、トータル減点もきのうまでの点差のまんま、7点。ランプキン10点、ウイグ17点。ダビルは減点25で5位。1日目2日目の減点が大きかったのが尾を引いて、なかなか順位をつめられません。
 減点1でこの3人に続いたのはマイケル・ブラウン。ブラウンはトータル27点。ブラウンも、水曜日までの減点が大きくて、木曜日以降最小減点にまとめているけど、今回の戦いの中では、これ以上の上位進出はむずかしい感じになってきた。
 続いて2点減点がサム・ハスラム。トータル23点で、4位につけている。3位に1点差。その3位は、この日7点を失って、2位から滑り落ちてきたイアン・オースターミュール。5点ひとつ、1点がふたつ。SSDTのセクションは滑りやすいし(滑る滑るといっても、半端ではない)けっして平坦ではなくてけっこうな高さもあるから、ちょっとした油断やミスでいつ5点になっても不思議じゃないんだけど、それにしてもオールクリーンが3人もいる戦いの中で、5点があるというのは痛かった。
 この日4点は二人。ギャリー・マクドナルドとダン・ソープ。それぞれ7位と10位につけてます。
 ランプキンのマインダー役で、幾度となくもてぎにもやってきたジェイムス・ランプキンは、この日14点の大量?減点。トータルで37点で8位に落っこちました。それでもトップ10を維持しているから、すごいです。ランプキン一家は、一族の仲間のジョン・ランプキンがベータのイギリスインポーターをやっている関係もあるんだけど、ベータが大好き。ドギーがモンテッサと契約しているときには、ジェイムスはモンテッサに乗ってたけど、マインダー役を離れたシーズン(ジェイムスが結婚した2005年は、1年マインダーを休んだ)は自由の身でベータに乗ってSSDTに参加していた。今回は、ランプキン一家3人、すべてベータでのエントリー。
 2005年にドギーのマインダーをやったベン・ヘミングウェイは、ダン・ヘミングウェイの弟だけど、これがまたランプキン一族。ドギーのお母さんの兄さんがヘミングウェイ兄弟のお父さんだかで、これまた著名なSSDTライダーという関係。もちろん彼らもベータに乗ってます。ベンはこの日9点でトータル47点、13位。ダンはこの日19点でトータル63点、23位。もうひとりのランプキン、ドギーの弟のハリーはこの日20点でトータル95点。33位。33位といえば、小川毅士やちょっと減点が多かったときの成田匠あたりの成績。これが、トライアルには本腰を入れなかったドギーの弟の実力です。あなどれませんねー。
 2009年のユースチャンピオンになる予定の(といっても、3戦全勝したからという単純な理由で、シーズンはまだ先があるからどうなるかはわかんない)ジョナサン・リチャードソンは、この日14点でトータル40点。11位につけてます。
 2008年ユースチャンピオンのジャック・チャロナーはこの日10点、トータル58点で17位。2003年ジュニアチャンピオンのシャウン・モリスはこの日は6点とまずまずだったけど、全部で71点をとっていて26位につけてます。
 そうそう、外国人(イギリス人ではないという意味)トップであろうガブリエル・レイエスは、この日5点の好成績。全部で63点で22位。ダン・ヘミングウェイと同点です。
 女の子トップはベッキー・クック。この日23点、トータル181点、82位。仮にも(ごめん)世界選手権に出ていたことがあるトップトライアルチームのミケーレ・ボシが47点でトータル183点、85位につけているのを見ると、女の子だからといって油断してはいけない。イギリスの女の子は、ことSSDTに関しては国際A級クラスがぞろぞろいるわけです。
 エマ・ブリストウは51点でトータル246点、121位。ドンナ・フォックスがこの日49点でトータル262点、132位と、仲よく同じようなポジションを争っている。女子世界選手権では彼らよりはちょっと格下のケティ・サンターは60点でトータル304点、163位につけてます。
 もうひとりの女性ライダー、オーストラリアのクリスティ・マッキノンは、8セクション以降からトライせずがたくさん。というか、そこで走るのをやめてしまったみたい。最後が5点だから、ケガでもしたんじゃなければいいけれど。
 SSDTでは、最近でこそ申告5点が認められるようになったけど、申告しなかった場合のセクション見落とし(トライせず)は伝統的に50点。敵前逃亡は罪が大きい。で、SSDTではセクションが一山ごとにまとめられているのだけど、その一山全部を走らなかった場合は原則として失格と見なされてます。つまり彼女は、リタイヤしたかどうかはともかく、審査委員会で失格とされてしまうのではないかな。お疲れさまでした。
 鈴木さん、辻さんの日本人二人は、今日も走った形跡がありません。
 さぁて、土曜日はいよいよ最終日。報告がちょっと遅れ気味になってもうしわけないけど、SSDTもいよいよ終幕です。

投稿 : 2009年05月11日 10:39

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