全日本中国大会(鳥取)
全日本選手権は第5戦は9月5日に鳥取県鳥取市鹿野で開催される。
中国地方では、全日本選手権は2年ごとに会場が持ち回りで変わっていく。変化のある大会が楽しめて、参加するほうにも観戦するほうにも新鮮味が提供できる取り組みだ。
今回の中国大会では、全クラスが12セクション2ラップを行った後、IASのみSSを2セクションおこなう。SSは12セクションとはまったく別のセクションで、北海道大会や近畿大会とは異なり、関東大会のようなシステムといえる。
観戦料金は1,500円(前売り1200円)。鳥取駅から30分ちょっと。鹿野には温泉もありますから、ちょっこしお寄りください。
試合の速報は●自然山通信TWITTERをご覧ください。がんばって送り続けます。第4戦北海道大会では、大雨と通信機器のバッテリー切れ(まったく不覚)などがあって、速報が滞りました。ごめんなさい。次はうまくやるつもり(いつもそういうつもりなんですが)。
スタート時間、ゴール時間などの一覧は<つづき>にて。
| ゼッケン | ライダー | スタート | 1ラップ | ゴール |
| 国際A級スーパー |
| 2 | 小川 友幸 | 11:51 | 14:21 | 15:41 |
| 1 | 黒山 健一 | 11:50 | 14:20 | 15:40 |
| 5 | 渋谷 勲 | 11:49 | 14:19 | 15:39 |
| 3 | 野崎 史高 | 11:48 | 14:18 | 15:38 |
| 4 | 小川 毅士 | 11:47 | 14:17 | 15:37 |
| 6 | 田中 善弘 | 11:46 | 14:16 | 15:36 |
| 8 | 柴田 暁 | 11:45 | 14:15 | 15:35 |
| 9 | 斎藤 晶夫 | 11:44 | 14:14 | 15:34 |
| 15 | 宮崎 航 | 11:43 | 14:13 | 15:33 |
| 10 | 西元 良太 | 11:42 | 14:12 | 15:32 |
| 14 | 野本 佳章 | 11:41 | 14:11 | 15:31 |
| 7 | 尾西 和博 | 11:40 | 14:10 | 15:30 |
| 国際A級 |
| 5 | 三谷 英明 | 11:37 | 14:07 | 15:27 |
| 46 | 田中 裕人 | 11:36 | 14:06 | 15:26 |
| 1 | 小野 貴史 | 11:35 | 14:05 | 15:25 |
| 7 | 岡村 将敏 | 11:34 | 14:04 | 15:24 |
| 16 | 小谷 徹 | 11:33 | 14:03 | 15:23 |
| 2 | 本多 元治 | 11:32 | 14:02 | 15:22 |
| 6 | 小森 文彦 | 11:31 | 14:01 | 15:21 |
| 8 | 成田 亮 | 11:30 | 14:00 | 15:20 |
| 12 | 砂田 真彦 | 11:29 | 13:59 | 15:19 |
| 11 | 徳丸 新伍 | 11:28 | 13:58 | 15:18 |
| 17 | 高橋 由 | 11:27 | 13:57 | 15:17 |
| 10 | 佃 大輔 | 11:26 | 13:56 | 15:16 |
| 25 | 山本 直樹 | 11:25 | 13:55 | 15:15 |
| 9 | 滝口 輝 | 11:24 | 13:54 | 15:14 |
| 14 | 波田 親男 | 11:23 | 13:53 | 15:13 |
| 23 | 藤原 慎也 | 11:22 | 13:52 | 15:12 |
| 15 | 永久保 恭平 | 11:21 | 13:51 | 15:11 |
| 42 | 北山 将司 | 11:20 | 13:50 | 15:10 |
| 18 | 西 和陽 | 11:19 | 13:49 | 15:09 |
| 51 | 松浦 翼 | 11:18 | 13:48 | 15:08 |
| 47 | 三塚 政幸 | 11:17 | 13:47 | 15:07 |
| 21 | 小野田 理智 | 11:16 | 13:46 | 15:06 |
| 22 | 尾藤 正則 | 11:15 | 13:45 | 15:05 |
| 13 | 寺澤 慎也 | 11:14 | 13:44 | 15:04 |
| 27 | 佐藤 優樹 | 11:13 | 13:43 | 15:03 |
| 29 | 安岡 護 | 11:12 | 13:42 | 15:02 |
| 30 | 紺野 賢二 | 11:11 | 13:41 | 15:01 |
| 31 | 大西 貴 | 11:10 | 13:40 | 15:00 |
| 32 | 吉良 祐哉 | 11:09 | 13:39 | 14:59 |
| 35 | 荒木 隆介 | 11:08 | 13:38 | 14:58 |
| 36 | 荒木 隆俊 | 11:07 | 13:37 | 14:57 |
| 40 | 平田 雅裕 | 11:06 | 13:36 | 14:56 |
| 41 | 平田 貴裕 | 11:05 | 13:35 | 14:55 |
| 52 | 徳丸 貴幸 | 11:04 | 13:34 | 14:54 |
| 53 | 上福浦 明男 | 11:03 | 13:33 | 14:53 |
| 58 | 喜岡 修 | 11:02 | 13:32 | 14:52 |
| 60 | 水間 康輝 | 11:01 | 13:31 | 14:51 |
| 61 | 中山 徹志 | 11:00 | 13:30 | 14:50 |
| 国際B級 |
| 2 | 樋上 真司 | 8:06 | 10:36 | 12:06 |
| 4 | 平井 賢志 | 8:06 | 10:36 | 12:06 |
| 53 | 窪谷 貴正 | 8:05 | 10:35 | 12:05 |
| 21 | 岩田 悟 | 8:05 | 10:35 | 12:05 |
| 10 | 杉木 直志 | 8:04 | 10:34 | 12:04 |
| 9 | 岩見 秀一 | 8:04 | 10:34 | 12:04 |
| 6 | 宮本 竜馬 | 8:03 | 10:33 | 12:03 |
| 23 | 松本 龍二 | 8:03 | 10:33 | 12:03 |
| 20 | 金沢 清志 | 8:02 | 10:32 | 12:02 |
| 45 | 磯谷 玲 | 8:02 | 10:32 | 12:02 |
| 38 | 山口 雄治 | 8:01 | 10:31 | 12:01 |
| 19 | 吉平 正男 | 8:01 | 10:31 | 12:01 |
| 27 | 山口 晃一 | 8:00 | 10:30 | 12:00 |
| 17 | 朝倉 匠 | 8:00 | 10:30 | 12:00 |
| 29 | 木村 大輔 | 7:59 | 10:29 | 11:59 |
| 31 | 小谷 一貴 | 7:59 | 10:29 | 11:59 |
| 35 | 大神 和輝 | 7:58 | 10:28 | 11:58 |
| 25 | 斉藤 隆志 | 7:58 | 10:28 | 11:58 |
| 32 | 近藤 直行 | 7:57 | 10:27 | 11:57 |
| 30 | 清水 稔久 | 7:57 | 10:27 | 11:57 |
| 14 | 遠藤 博文 | 7:56 | 10:26 | 11:56 |
| 18 | 大山 和之 | 7:56 | 10:26 | 11:56 |
| 22 | 伊藤 紀夫 | 7:55 | 10:25 | 11:55 |
| 24 | 小橋 功 | 7:55 | 10:25 | 11:55 |
| 26 | 仲田 篤史 | 7:54 | 10:24 | 11:54 |
| 28 | 大治 雅也 | 7:54 | 10:24 | 11:54 |
| 33 | 長谷山 ちえみ | 7:53 | 10:23 | 11:53 |
| 36 | 宮嶋 清次 | 7:53 | 10:23 | 11:53 |
| 37 | 霜野 健一 | 7:52 | 10:22 | 11:52 |
| 39 | 岡沢 智樹 | 7:52 | 10:22 | 11:52 |
| 40 | 大田 幸成 | 7:51 | 10:21 | 11:51 |
| 41 | 河野 完次 | 7:51 | 10:21 | 11:51 |
| 42 | 西 宏次 | 7:50 | 10:20 | 11:50 |
| 44 | 緑川 雅之 | 7:50 | 10:20 | 11:50 |
| 46 | 大塚 雅文 | 7:49 | 10:19 | 11:49 |
| 47 | 神部 逸雄 | 7:49 | 10:19 | 11:49 |
| 48 | 川崎 成弥 | 7:48 | 10:18 | 11:48 |
| 49 | 早乙女 護 | 7:48 | 10:18 | 11:48 |
| 50 | 濱井 亮匠 | 7:47 | 10:17 | 11:47 |
| 51 | 山田 和樹 | 7:47 | 10:17 | 11:47 |
| 52 | 村田 忠昭 | 7:46 | 10:16 | 11:46 |
| 55 | 串馬 啓之 | 7:46 | 10:16 | 11:46 |
| 58 | 川野 郁也 | 7:45 | 10:15 | 11:45 |
| 59 | 光岡 伸明 | 7:45 | 10:15 | 11:45 |
| 60 | 廣内 孝 | 7:44 | 10:14 | 11:44 |
| 61 | 本田 隆史 | 7:44 | 10:14 | 11:44 |
| 62 | 寺岡 昭雄 | 7:43 | 10:13 | 11:43 |
| 63 | 鉄本 昌和 | 7:43 | 10:13 | 11:43 |
| 64 | 森田 誠 | 7:42 | 10:12 | 11:42 |
| 65 | 延命寺 和重 | 7:42 | 10:12 | 11:42 |
| 67 | 下元 利彦 | 7:41 | 10:11 | 11:41 |
| 68 | 多田 毅 | 7:41 | 10:11 | 11:41 |
| 69 | 小村 誠治 | 7:40 | 10:10 | 11:40 |
| 70 | 野田 大作 | 7:40 | 10:10 | 11:40 |
| 71 | 瀬谷 淳一 | 7:39 | 10:09 | 11:39 |
| 72 | 花田 慎治 | 7:39 | 10:09 | 11:39 |
| 73 | 森脇 博之 | 7:38 | 10:08 | 11:38 |
| 75 | 森原 宏幸 | 7:38 | 10:08 | 11:38 |
| 76 | 谷口 隆 | 7:37 | 10:07 | 11:37 |
| 77 | 小西 啓司 | 7:37 | 10:07 | 11:37 |
| 78 | 堀田 正三 | 7:36 | 10:06 | 11:36 |
| 79 | 川原 徳親 | 7:36 | 10:06 | 11:36 |
| 80 | 岩野 哲也 | 7:35 | 10:05 | 11:35 |
| 81 | 大西 広好 | 7:35 | 10:05 | 11:35 |
| 82 | 益川 康典 | 7:34 | 10:04 | 11:34 |
| 83 | 香川 義幸 | 7:34 | 10:04 | 11:34 |
| 84 | 岡田 洋一 | 7:33 | 10:03 | 11:33 |
| 85 | 小林 克彰 | 7:33 | 10:03 | 11:33 |
| 86 | 鹿子嶋 拓司 | 7:32 | 10:02 | 11:32 |
| 87 | 今田 浩司 | 7:32 | 10:02 | 11:32 |
| 88 | 松尾 彰夫 | 7:31 | 10:01 | 11:31 |
| 89 | 松井 寛 | 7:31 | 10:01 | 11:31 |
| 90 | 中野 禎彦 | 7:30 | 10:00 | 11:30 |
| 91 | 藤井 俊介 | 7:30 | 10:00 | 11:30 |
日本GP出場日本人ライダー
6月5・6日、栃木県ツインリンクもてぎで開催される日本GPに出場する、ワイルドカードの日本人ライダーの顔ぶれが決まった。
全日本選手権で実績を残したライダーが選ばれている。ジュニアやユースについては、それぞれの年齢に応じて選抜されている。
この他、本来は参加資格のない16歳以下のライダー(世界選手権は公道を走行するため、免許取得年齢が参加資格となっている)が、ゲスト扱いでユースクラスに参戦する“ルーキーズクラス”は、今年も設けられている。
<Posted in 10.05.07(
10.05.07 Mod.)>
| ライダー | 読み方 | アシスタント |
| マインダー | メカニック |
| 世界プロ |
| 黒山 健一 | くろやま けんいち | 黒山 二郎 | |
| 小川 友幸 | おがわ ともゆき | 田中 裕大 | 村田 慎示 |
| 野崎 史高 | のざき ふみたか | 中山 浩 | 圷 龍幸 |
| 小川 毅士 | おがわ つよし | 小川 秀司 | |
| 渋谷 勲 | しぶや いさお | 山本 滋亮 | 樋上 真司 |
| 柴田 暁 | しばた あきら | 柴田 志彦 | 田中 裕人 | |
| 斎藤 晶夫 | さいとう あきお | 木下 裕喜 | 中谷 博彦 |
| 西元 良太 | にしもと りょうた | 大畠 速人 | 木村 大輔 |
| 宮﨑 航 | みやざき わたる | 馬場 伸介 | 宮﨑 正春 |
| 岡村 将敏 | おかむら まさとし | 西村 尚己 | 小野田 理智 |
| 砂田 真彦 | すなだ まさひこ | 小野 貴史 | 竹屋 健二 |
| 松浦 翼 | まつうら つばさ | 工藤 靖幸 | 山下 大輔 |
| ジュニア |
| 滝口 輝 | たきぐち ひかる | 滝口 禎雅 | |
| 藤原 慎也 | ふじわら しんや | 藤原 邦彦 | |
| 野本 佳章 | のもと よしあき | 桑原 徹 | |
| Youth125 |
| 藤巻 耕太 | ふじまき こうた | 藤巻 嘉雄 | |
| 山本 直樹 | やまもと なおき | 山本 弘之 | |
| 朝倉 匠 | あさくら たくみ | 霜野 健一 | |
| 松岡 一樹 | まつおか かずき | 松岡 靖和 | |
| 吉良 祐哉 | きら ゆうや | 吉良 祐一 | |
| ルーキーズ |
| 小谷 一貴 | こたに かずき | 小谷 重夫 | |
| 大神 和輝 | おおがみ かずき | 大神 生稔 | |
| 磯谷 玲 | いそがや あきら | 磯谷 豊 | |
| 大神 智樹 | おおがみ ともき | 岡村 敏美 | |
| 村上 慈恩 | むらかみ じおん | 浅野 大輔 | |
SSDT 4日目
木曜日になりました。SSDTも4日目。日本では、確か3日以上のトライアル大会はなかったから、4日目のトライアル大会の経験をしたことがある人は、ごくわずかなはず。そりゃしんどい。しんどいけど、ライダース・ハイっていうのか、この頃になると、一番しんどい時期は過ぎちゃっているという人が多いです。今日が終われば、あと2日走れば、ゴールです。
<Posted in 10.05.07(
10.05.07 Mod.)>
もっとも、ライダース・ハイを楽しめる人は、体が元気な人に限られます。一晩寝かせておけば回復するくらいのケガだったらともかく、ちょっと重症のダメージをくらってしまうと、走れば走るほど傷はえぐられていきます。まず、無事に走り続けること。SSDTでは、これがなによりのテーマになるはずです。
本日のトップ賞は、きのう思い出しておいてよかった、サム・コナー。ドギー・ランプキンとともに、オールクリーン達成です。本領発揮してきました。このふたり、ともにオールクリーンで、トータルの減点も32点と33点で1点差。順位は12位と13位(コナーが12位)。
ランプキンはこれで3日連続でオールクリーンで、がんがん追い上げ中。現在、トップと24点差。残り2日で24点差を縮めるのはとてもとてもむずかしいけど、なんだか可能性も出てきたような、王者の復活ぶりです。
ランプキンに追い上げられている仔ライオンはというと、アレックス・ウイグがこの日2点でトータル9点。前の日までトップだったマイケル・ブラウンは、この日5点を取ってトータル10点、3位に後退しました。
オールクリーンはコナーとランプキンの二人だけだけど、1点は4人いました。そのうちのひとり、ベン・ヘミングウェイがトータル9点で、ウイグと同点の2位に進出。ジェイムス・ダビルも1点でトータル13点。上位陣の争いは、熾烈です。
カベスタニーは、なぜか31あったこの日の最終セクションで5点になって、減点を増やしちまいました。トータル20点。新人賞クラスではぶっちぎりのトップだけど、さて、初めてのSSDTはどんな結果に落ち着くでありましょうか。
この日7点でカベスタニーと同点、トータル24点で8位はジェイムス・ランプキン。9位ロス・ダンビー、10位サム・ハスラムとちょっと前にジュニアクラスで活躍したイギリス勢が続いて、11位にユースクラスチャンピオン、ジョナサン・リチャードソンと続きます。12位がコナー、13位がドギーとライダーの横顔もさまざま。このバリエーションがSSDTの楽しいところでもあります。
さて、今日はリザルトの最後尾のほうも見てみましょう。順位のついてる一番最後は246位、2199点となってます。ただしこの人は、すでに完走条件から外れていて、賞典外で走らせてもらっているという状況です。リザルトの最後のほうには、こういうライダーがずらりと並んでます。
失格になっていないライダーで最後尾は誰かと思えば、おっと、ジャック・チャロナーが239位。3日目までを19点で走っていたチャロナーだけど、この日は18個のエスケープ(申告5点ではなく、セクションに立ち寄らず)がありました。SSDTは、エスケープは1セクション50点。敵前逃亡は、SSDTでは代償が大きいのです。
ちなみに世界選手権ではセクション立ち寄らずは20点減点。日本では10点だけど、この減点は、世界のルールから外れた、敵前逃亡者に甘いルールなんです、実は。その世界ルールより、さらに厳しいのがSSDT。トップが10点とかいってるのに、50点減点もらったら、それだけで勝負は絶望的ですね。
チャロナーはなにがあったかわかんないけど、この日だけで904点減点。SSDTではセクションひとつの見落としは50点減点で競技続行可能だけど、セクションがいくつか集まっているヒル(丘。もてぎの世界選手権流にいうと、ゾーンという感覚)を丸ごと見落としたりすると失格になるという規則がある。チャロナーも、競技を続行するのは厳しいかもしれない。
こういうトラブルではなく、地道に最下位街道を驀進しているのは、237位のセーラ選手。この日171点減点で、トータル613点。タイムオーバーが47点。タイムオーバーは1時間までOKなので、失格までの残り時間13分というところでした。
女子部門は、エマ・ブリストに異変あり。ベッキー・クックの倍も減点しちゃって、ベッキーに15点差の2位に脱落しました。トップのベッキーはこの日26点で合計170点。総合では88位につけてます。すごい。エマはこの日52点でトータル185点、104位につけてます。これも、すごい。
女性陣は6人ともまだ健在。今日は誰もタイムオーバーなく帰還しました。みんな、たくましんです。
SSDT 3日目
SSDT水曜日。3日目。ドギー・ランプキンの反撃が光り始めました。この日、オールクリーンしたのはドギー一人ですよ。1点はちょこちょこいる。ウイグ、ベン・ヘミングウェイも1点。でもオールクリーンはドギーさんだけ。ドギーは、でもトータル33点だから、まだようやく22位まで浮上したところです。
トップはあいかわらずブラウン。この日のブラウンは2点で、ウイグに1点差を詰められたけど、それでも2点差でトップを守ってます。
<Posted in 10.05.06(
10.05.07 Mod.)>
全日本で2点差で勝ちを逃したりすると「もう少しだった、惜しかった」というコメントが聞かれると思うけど、セクション数はほぼ同じで、コースが100倍長い(冗談でなく、100倍くらい長いかもしれない)環境で、2点差はいよいよあってないようなもの。ブラウンも、優勝するには、トップを守るなんて姿勢ではやられちゃうでしょうね。
ブラウンに続くは、ウイグが7点、ヘミングウェイが8点。そしてスコットランドの英雄、ギャリー・マクドナルドが10点。接戦ですねぇ。
優勝経験のあるのは、トップグループでは5位のジェイムス・ダビル。この日2点で、トータル12点。ブラウンとの7点差は、5点ひとつで一気にわからなくなりますから、ダビルとしては、とにかく減点を押さえて、集中力よく戦い続けていくに限ります。いや、それがそんなに簡単じゃないんですけどね、もちろん。
ダビルに1点差、13点で6位につけるのはカベスタニー。カベスタニー、今日は5点がひとつあります。ダン・ヘミングウェイが3点になったりしているから、それなりにむずかしいセクションだったのかもしれないけど、それでもたぶんカベスタニーが5点になるはずのセクションではない。チョイとした油断か、あるいは止まっちゃったか。SSDTは停止5点のノーストップルールです。ただ、セクションのすべてが沢登りで、しかもつるつるのところばっかりだから、ルールで規制されていなくても、かなりの上級レベルでも、止まったらもいちど動き出すのは困難というロケーションのセクションがほとんど。カベスターくらいになればそれでも止まって再スタートはできると思うけど、そこはルールですから、ちゃんと守っていただかないと困るわけです。
ジェイムス・ランプキンは8位。このまま逃げ切って、ドギーより上位でゴールしたら、ランプキン家の中では一生自慢できるでしょうね。そりゃ、ドギーさんはランプキン家の中では飛び抜けて英雄です。その他のランプキン家のみなさんには、なかなかドギーさんの上に立つ立場がない。そんなとき「リメンバー2010 SSDT」といえたら、きっと気持ちがいいにちがいない。いえね、ランプキン家のみなさんはみんな紳士だから、こんなふうによからぬ想像をしているのは、日本人のぼくくらいかもしれませんけど。
19位、ドギーさんより1点差で上位に、サム・コナーがいました。この人、2005年のSSDTで優勝してます。で、確かその年に世界選手権から引退しちゃったんだよな。1日10点ペースでSSDTを走るというのは、とてもコンペティティブで、しかも勝利に向けた無用な?プレッシャーもなく、楽しいのではないかと想像できます。うそです。こんな高レベルのトライアルは、とても想像なんかできるはずもありません。
藤波貴久に、SSDTについて聞いてみたことがあります。本人は、出たいといってました。ただ、1週間走るので、体力的に、次の世界選手権ラウンドに影響があっちゃいけないし(今回は次の日本大会まで1ヶ月弱あるから、出やすい日程)出れば楽しそうだけど、出るとなると勝利を期待されるから、それが困る、みたいな見解でした。確かに今回のカベスタニーは、出場者の中では(世界選手権の結果を見ると)圧倒的な実力を持ってるけど、苦戦してます。これまでの日本人の実績を見ると、トップ20に入るのがむずかしい。完走目的で楽しんで走ってもらいたいと思うけど、なかなかそういうわけにはいかないんでしょうね。
ちなみにモンテッサ(ホンダ)のワークスマシンは、SSDTを走ったことがない。ドギーさん、1994年に初優勝して3年連続優勝しているけど、世界チャンピオンをとり続けている間はSSDTはお休みしていた。ドギーがSSDTにカムバックしたのは、モンテッサを降りてからです。イギリス人がベータびいきなのは、そういうところもあるのかもしれない。
モンテッサのライダーとしては、2002年にアモス・ビルバオが勝利。うろ覚えですが、この年はモンテッサにショウワ製のサスがつくというときで、おそらくアモスは、そのテストを兼ねての出場だったんだと思う。2007年にダビルが勝ったときのマシンもモンテッサですが、これはイタリアのフューチャー・モンテッサです。
女性クラスに異変あり。きのう報告し忘れていたけど、どうやら昨日の時点でエマがベッキーを抜いていたみたい。1日30点台は立派です。ふたりの点差は11点だから、まだまだオンナの戦いもわからない。参加している女子6人は、みんな元気に走ってます。エマの総合順位は92位だから、これはすばらしい。
自然山私事ですが、杉谷はなんとか100位以内を目指して参加し続けていたけど、常に夢破れていた。当時の杉谷はIBのわりとトップクラスだったから、今の女子ライダーは、ふつうにそれくらいの実力はあるということです。女の子たちも、イギリス人はSSDTではまた特別のパワーを発揮するのですが。
SSDT 2日目
SSDT火曜日。SSDTは、月曜日から土曜日までの6日間と決まっているので、日程がどうであれ、火曜日が2日目となる。
初日の月曜日はふたりの3点が最高得点(最高減点? 最低減点? なんと表現したらいいのか、いつも悩む)だったが、この日は4人のオールクリーンが出た。世界選手権級のライダーにとって、SSDTの30セクションは、オールクリーンができてしまうレベルなのか。
<Posted in 10.05.05(
10.05.07 Mod.)>
世界選手権級のライダーにとってのSSDTセクション。それはいつもの世界選手権のセクションとちがって、過酷すぎるものではないけれど、しかし容易ならざるものではある。世界選手権なら、いくつかの減点は挽回が充分に可能だし、いくつかの5点だって挽回可能な範囲であることが多い。でもSSDTでは5点をひとつ取ったら、その日のトップに出ることはまずむずかしい。
トップライダーがよくいうのは、簡単なセクションはミスが許されないからむずかしいと。しかしSSDTは、ミスを許されない戦いを6日間にわたって続けなければいけない。しかもだからといって、けっしてセクションは簡単ではない。30セクションもあるし、持ち時間がぎりぎりだから、下見の時間はあんまり多くない。そのうえ、ごろごろと動きやすい石があったりして、5点になることだって考えられるし、ぽろっと1点をついてしまうことなど、当然のように起こりうる。1日数点で回ってくるイギリスのライダーの、なんと恐れ入ることか。SSDTに出場したことがある日本人ライダーは、自分のレベルが高ければ高いほど、彼らの(SSDTに対するやや特殊な)技量に感服するのだった。
さて2日目。オールクリーンを達成したのは、マイケル・ブラウン、アレックス・ウイグ、ギャリー・マクドナルド、そしてドギー・ランプキンだ。地元スコットランドのトップライダー(マクドナルド)と他はイギリスのいずれも世界級チャンピオンたち(ブラウンとウイグは、いずれもジュニアクラスでタイトルを獲得している)。
1日目に3点でブラウンと並んでトップだったアルベルト・カベスタニーは、この日は2点が二つ、1点がひとつ、減点5でちょっと後退。2日目を終えて5位につけている。
トップはきのう3点、今日オールクリーンのブラウンで、2位はきのう6点、今日オールクリーンのウイグ。3位がきのう7点、今日オールクリーンのマクドナルドと、やっぱりオールクリーンをやらかすと上位は揺るぎない。
ランプキンは、きのうトラブルで65位と低迷していたが、この日のオールクリーンのおかげで一気に30位まで進出してきた。どこまで上位に返り咲くか、ご注目だ。いやいや、ライバルの失敗如何では、優勝しちゃう可能性だって、まだ否定はできない。
そういえば、きのう11セクションだけ走ってあとはエスケープしちゃったマーク・テシエさんは、2日目はスタートしなかった。テシエさんといえば、スコルパを創設して、その後シェルコを興した人。今もシェルコの社長さん。そしてこのシーズンオフには、スコルパを買い取って話題を集めた。今回乗ってきたのはシェルコだけど、スコルパの今後も、よろしくお願いしますね。
話が前後しました。4位はきのう6点、今日1点のベン・ヘミングウェイ。きのう書き忘れたけど、ドギーのマインダーをやったこともあるヘミングウェイだけど、トライアル・デ・ナシオンのイギリス代表選手になったこともある。スティーブ・コリーの急病でのピンチヒッターだったけど、プレッシャーに折れそうになりながら、立派に代役を務めた姿は印象深かった。SSDTとは関係ない話でごめんなさいです。
6位はジェイムス・ダビル。この日は2点。トータル10点。7位がジェイムス・ランプキン。この日5点でトータル12点。
今回、SSDTではオフィシャルがGPSを携行していて、コース図を正確に知ることができるようになってます。本家サイトからたどるとありますんで、興味のある方はご覧ください。コース図をトレースしても、地形の難易度がわかるわけではないからイマイチという気もするけど、日本のトライアルコースなど、GPSを携行しても森の中で衛星を捕捉できないことも多い。GPSがちゃんと機能するというのは、それだけSSDTのコースは空が開けているということです。スコットランドなんて森林限界を超えちゃっているような北国なんで、木が生えてないわけなのでした。
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