世界選手権第2戦ポルトガル大会で優勝し、勝利者として6月5日の日本グランプリに凱旋する藤波貴久のオンステージが、東京は青山の本田技研本社、Hondaウエルカムプラザ青山で開催される。入場は無料。デモンストレーションもある。
日本グランプリ当日はもちろん、こちらもお見逃しなく。
【フジガス トライアル オンステージ】
開催日:5月29日
タイムスケジュール(予定)
13:00より 受け付け
13:30 オープニング
13:35 トークショー・フォトセッション・プレゼント抽選
14:45 デモンストレーション走行(15:30終了)
(イベントの内容は天候により変更となる場合があり)
出演:藤波貴久/司会:小林直樹
会場:Hondaウエルカムプラザ青山
東京都港区青山2-1-1本田技研工業株式会社Honda青山ビル1F
03-3423-4118
(地下鉄銀座線/半蔵門線/大江戸線「青山一丁目」駅下車)
入場:無料
| <タイムスケジュール> |
5 月 22 日 (土) |
| 9:00〜 | パドックオープン |
| 11:00〜16:00 | ウォーミングアップ |
| 13:30〜16:00 | 選手受付・車検 |
| 13:00〜16:00 | セクション内立ち入り下見可能時間(ライダーのみ) |
| 16:00〜 | アシスタントミーティング |
5 月 23 日 (日) |
| 6:30〜 | ゲートオープン、ウォーミングアップ |
| 7:00〜8:00 | 選手受付・車検 |
| 7:30〜 | アシスタントミーティング |
| 7:59〜 | エキジビション125クラススタート(1分おき1台) |
| 8:00〜9:19 | 国際B級スタート(1分おき1台) |
| 9:22〜10:01 | 国際A級スタート(1分おき1台) |
| 10:03〜10:15 | 国際A級スーパースタート(1分おき1台) |
| 〜12:29 | エキジビション125クラスゴール |
| 12:30〜13:49 | 国際B級クラスゴール |
| 13:52〜14:31 | 国際A級クラスゴール |
| 14:53〜15:05 | 国際A級スーパークラスゴール |
| 15:35〜(予定) | 表彰式・閉会式 |
※タイムスケジュールは天候その他の理由により変更される場合があります。
◎セクションと持ち時間
国際A級スーパークラス 12sec×2L+3L目のみ2sec(4時間50分)
国際A級 12sec×2L(4時間30分)
国際B級 12sec×2L(4時間30分)
エキジビション125 12sec×2L(4時間30分)
☆国際A級スーパークラスのみ、2L終了後、3L目に2セクションを行い、合計の減点数にて最終的なリザルトとします。
☆第1ラップの制限時間は3時間とし、第1ラップ・最終ラップ終了時のタイムチェックに遅れた場合のペナルティは1分毎に1点、20分以上の遅れは失格となります。
☆セクショントライの持ち時間は各セクションとも1分とします。
☆各選手の持ち時間の減算は、最終セクション終了後、計時係に採点カードを手渡した時点まで継続される。
◎エントリー台数
国際A級スーパークラス 13台
国際A級クラス 40台
国際B級クラス 80台
エキジビション125 1台
それぞれのライダーのスタート順を一覧しました。クリックして別ウインドウでご覧ください。
会場までの地図(猪名川サーキットさんより)
会場:兵庫県猪名川サーキット(http://www.inagawa-circuit.com/)
最後の交差点はとても小さな、信号のない曲がり角ですので、見落とさないようにご注意ください。大阪方面からですと、最後のSHELLガソリンスタンドの信号を越え、右手にラジコンサーキットを見ながら直進しますが、次の信号まで来てしまうと、行き過ぎです。
チケット
問合せ先:MFJ近畿(06-6534-6422)
観戦料金:1,000円(前売観戦券)/1,500円(当日観戦券)
※2010MFJライセンス提示者は当日券も1,000円(但しエンジョイライセンスを除く)
※四輪駐車料金は500円、バイクは無料
チケット販売:ローソンチケット(Lコード:51614)
SSDTが終わりました。5月8日、SSDTの6日目が終わったと同時に、勝利の女神はアレックス・ウイグに微笑みました。ウイグは最終日をオールクリーンで締めくくって、ライバルを突き放した。優勝争いのライバル、マイケル・ブラウンとベン・ヘミングウェイは、最終日にともに2点減点。5日目は三者は同点だったから、最終日の減点をもって、今年のSSDTは決着を見たのだった。
ウイグの堂々たる初優勝。1日目6点でスタートしたから、結果表の上では、マイケル・ブラウンが常に上位につけていたが、最後の最後にオールクリーンをたたき出して試合をひっくり返した。
ウイグは、これでユースクラスとジュニアクラスに続いて、自信3つ目の大きな勲章を得たことになる。残る目標は世界のトップクラスのタイトルだけになった。
ウイグとブラウンは、これまでにも何度か直接対決の歴史がある。2007年のジュニアクラスでのことで、このときはブラウンがウイグを振り切ってチャンピオンとなっている。ウイグはまだ20歳だから、ブラウンのほうがいくらか先輩になるけど、SSDTについてはウイグが先に勝利を収めた。
この日、ウイグとともにオールクリーンを達成したのはドギー・ランプキン。さすが。でもランプキンは、結果8位にとどまった。というか、初日65位なんだから、よくここまで追い上げた。6日間のうち、4日間でオールクリーンを達成しています。
5日目までで同点トップだったもう一人、ベン・ヘミングウェイは、最終日はやはりブラウンと同点の2点。総合結果もブラウンと同点で3位になった。勝ち損ねたというより、ヘミングウェイにとってはSSDTの3位はやはり大金星みたいで、喜びのコメントが流れていた。
初日にトップだったアルベルト・カベスタニーは9位。そう、ドギー・ランプキンに負けちゃった。初出場初優勝なんて、そんな甘いもんじゃないですね。というか、初出場9位は、これはなかなかの記録ではないでしょうか。アダム・ラガはまだ小僧の頃にSSDTに出ているから、藤波とかトニー・ボウとか、まだSSDTに出ていない強豪たちにとっては、カベスタニーの9位が大きな目標になりそうです。
2勝目を狙ったジェイムス・ダビルは総合で6位。サム・コナーはカベスタニーの次、10位で6日間を走り終えました。
女子の熾烈な争いは、ベッキー・クックがエマ・ブリストに打ち勝った。
それと、今レポートを読んでて気がついたんだけど、36位に入っているハロルド・クロフォードってのは、ウイグのマインダーだそうで、彼は40歳以上のトップだった。ドギーのマインダーのジェイムス・ランプキンは13位だった。マインダークラス(そんなものはない)では、ベン・ヘミングウェイの3位がぶっちぎりでした。
ところでSSDTの表彰は、1位誰それ、2位誰それという無機質なものではなくて、優勝はノース・ブリティッシュ・ラバー・カンパニー・トロフィー。これは大会スポンサーですかね。2位はジミー・ハチソン・メモリアル・トロフィー。3位がヘンダーソン・トロフィーとなっている。
以下、ニューカマー(新人賞)はイアンパロック・メモリアル・トロフィー、さらにニューカマー2位、スコットランド人賞、イギリス人賞、軍人賞、40歳以上の賞、女性部門賞、200cc以下、250cc以下、250cc以上の各クラスなど、賞典はいろいろあるのでした。
ちなみにちなみに、200cc以下クラス優勝はジョアンヌ・コルスで、女の子です。初出場。そして総合でも95位。すごい。彼女、最終日は女子トップのベッキー・クックより11点も少ない減点で回ってきてしまったのでした。ベッキー261点、エマ269点、ジョアンヌ274点。ものすごい熾烈な戦いでした。ベッキーは男に混ざると95位。天晴れ。
これで2010年SSDTもおしまいです。そういえば、SSDTは2001年に牛の口蹄疫の影響で中止になっている。このときにはイギリス国内ではトライアル禁止ということになって、ドギーは本格的にスペインに引っ越してきたのだった。
おりしも我が宮崎県では口蹄疫が深刻みたいだけど、イギリスのトライアル、そしてSSDTは、イギリス社会と手をつないで、これまでの100年をすごしていたんだなぁと思います。そしてこれからも、ときどきはこういう社会情勢などを許容しながら、歴史を刻んでいくのでありましょう。2010年は、そうしてウイグの名前が、勝者のひとりとして刻まれたのでした。
SSDTも5日目。これが終われば、残るは1日のみ。ここまできたら完走はできるかな、とか、いやいやまだまだなにがあるかわかんないぞとか、思いを巡らすだけでもいろんなことを思います。
トップ争いだって、ここまでくればもう上位入賞はまちがいないと思ったり、それでもトラブルの可能性はゼロじゃないしなぁとか、きっとそれぞれ心配や不安をよぎらせつつ、そんなことはないはずだと気持ちを強く持ってスタートしていくわけです。
そんな中でも、ドギーさんあたりは、もしかしたら今年はずいぶん気が楽に走れてるんじゃないでしょうか。初日にトラブルで30点ももらって、すっかり優勝争いからは一歩引いた感じになっちゃっているけど、どっこい、今日は13位まで順位を回復してきました。この分でいくと、トップ10くらいには入れるかもしれません(きのうは、まだ優勝の可能性も、なんて書いたけど、さすがにそれはあぶない感じになってきた)。
金曜日のこの日は、ペニンシュラコースと呼ばれたりします。フォートウイリアムから、いつもなら山のほうへでかけていくんだけど、この日ばかりは南の半島側にでかけていきます。コランフェリーという、SSDTでは有名なボートで湾を渡っていきます。湾なのか海なのか、はたまた川なのかよくわかんないけど、これだけ北へやって来れば、全部氷河のあとだといわれても信じられそうです。
あー、書き忘れていたけど、フォートウィリアムス近郊にあるベン・ネビスってのは、イギリスで一番高い山です。スコットランド語では、ベンってのは山って意味みたい。ネビス山ってわけ。検索すると、ベン・ネビス山、なんて書いてあるのが多いけど、ベイ・ブリッジ橋みないな言い方になっちゃってるんじゃないかと思うなぁ。標高はたったの1,344メートル。イギリスは、標高の低い丘陵地帯なんですね。逆に言えば、こういうなだらかな低いロケーションだから、ゴルフとかトライアルが発祥したのだと思われます。
ついでにベン・ネビスの奥には、ネス湖があります。伝説の恐竜、ネッシーのすみか。SSDTでは、さすがにネス湖までは行きませんが、ベン・ネビスの麓までは立ち寄って、セクションが設営されます。元気な参加者だと、フォートウィリアムスについて、まずベン・ネビス登山をやっつけてから、それからトライアルなんて猛者もいらっしゃる。でもさらに念のために付け加えておくと、ベン・ネビスは低山だけど、人気と遭難の多さはなかなかなんだそうであります。天候の急変が、多くの遭難を引き起こしているそうな。その麓でやってるトライアルが、過酷な自然を舞台にしているのは、当然ともいえる。
えーと、金曜日の話だった。半島を1周するこの日のトライアルは、SSDT常連さんからいわせると、休息日なんだそうだ。舗装路が多くて、わりとのほほんとトライアルできるという意味なのかもしれない。でもね、やっぱり舗装路ばっかりじゃないから、あんまりらくちんだと思わないほうがいいです。なんたって、SSDTの1日なんだから。
この日、1点でトップだったのはダン・ソープ。日本ではまったく無名だと思われる選手だけど、世界選手権には出場したことがある。で、さんざんな成績だった。世界選手権だけで比較したら、日本の国際A級の一桁ゼッケンのみなさんくらいの選手。だからうまいのだ。うまいけど、SSDTではイギリス人はさらに別格になる。日本の選手で、SSDTの1日を1点なんかで回ってきた選手なんて、いまだひとりもいませんから。
ちなみにこのソープさん、お父さんはデビッド・ソープといって、モトクロスのチャンピオンに同じ名前の人がいるけど、それは別人。お父さんもSSDTの常連さんでした。90年代までは走っていたけど、さすがに、ランプキン父さん世代なんで、最近は息子にまかせてご本人は欠場です。ミック・アンドリュースなんかも、もう出てないですしね。
SSDTを50過ぎたおっさんたちが走っているのを見て、日本のおっさん予備軍たちは気持ちを大きくしていたものですが、実は50過ぎてSSDTを走っているおっさんたちは、20歳のぴちぴちした頃からSSDTを走ってる。その経験があって、50歳になってもSSDTを走れるわけで、日本でだけ経験を積んで、いきなり50歳を過ぎてSSDTを走ろうったって、こりゃなかなか厳しいです。
レポートを読んでいたら、ダン・ソープは、女子ライダーで4位を走っているケティ・サンターのボーイフレンドだそうだ。カップルでSSDTを走れるなんて、スケールが大きい。ケティのお父さんも往年の名ライダーだったから、血統書つきです。ケティは今年25歳だけど、すでに6回のSSDT参戦経験あり。女子世界選手権ではポイントをとれるかとれないかくらいの選手だけど、ことSSDTではそんじょそこらの日本のライダーは、太刀打ちできないと思います。日本の皆さんは、とりあえず打倒ケティを目標に、がんばってみてください。
ソープはこの日1点でトータルは35点、12位。これに続くは2点が三人。ロス・ダンビーとドギー・ランプキン、そしてジョナサン・リチャードソン。ドギーさん、4日連続オールクリーンはなりませんでした。そんなに簡単じゃないってことです。
総合のトップ争いは、マイケル・ブラウンとアレックス・ウイグ、そしてベン・ヘミングウェイが15点で並びました。この日の減点はブラウンが5点、ウイグとヘミングウェイが6点。おもしろいなぁ。これで最終日を迎えるんだから、結果が楽しみです。5日を終えて15点だから、1日平均3点。
3日続けてオールクリーンしたドギーさんは、今35点。3人がそろって最終日に20点もくらうということはなんだろうから、ドギー・ランプキン、奇跡の逆転優勝は絶望的な状況になりました。
きのう、トラブルを起こしたと思われるジャック・チャロナーは、今日は朝から走っていません。彼のSSDTは木曜日の朝、終わってしまったようです。
そうだ。忘れてた。すいません。アルベルト・カベスタニーはこの日は10点も取っちゃった。現在トータル30点。ニューカマー賞獲得はまず確実ですが、順位のほうは現在8位。ドギーさんに8点差まで詰め寄られてますから、この二人の勝負がどうなるのかも、楽しみです。
オンナの戦いも見てみましょう。おー、金曜日はエマがトップ。41点で、ベッキーに10点縮まりました。5点差。ここの戦いも、またおもしろい。3位はコルスでトップとは24点差。4位にさっき書いたケティがいます。トータル287点。この日はベッキー・クックと同点でした。
この日も、6人の女性ライダーは、全員きちんと完走しています。シュミットさんだけがタイムペナルティをとってますが、それでもたったの6点だから、みなさん、たくましいです。
さて、あと1日。最後にどんなドラマが待っているやら。