開幕戦はやっぱり黒山!
2010年全日本選手権は、3月14日に茨城県真壁トライアルランドで開催。従来とは異なり、9セクション2ラップに、IASのみスペシャルステージの2セクションがおこなわれるという新しい試みが組み込まれていた。
序盤は田中善弘、野崎史高、渋谷勲などの好調が光ったが、やはり黒山健一が中盤以降実力を発揮して堂々の勝利。小川友幸も、最後にスペシャルステージで野崎を逆転して2位にはいった。
ルーキーでは、スーパークラスのセクションに不安があると語っていた宮崎が10位となって最上位を得た。
*レポート、書きました
開幕戦は、もうここ何年も真壁トライアルランドで開催することになっている。同じ会場だから、セクションに使われる地形も同じ。新鮮なセクションを提供したいという主催者側は雪や雨の中、苦労を重ねて会場設営。今回のセクション設定をしたのは、成田匠だった。
今回は、セクション設定の他、新鮮なシステム変更があった。IASクラスのみ、スペシャルステージの導入だ。スペシャルステージは、大昔(成田匠が国際B級だった頃と記憶している)に全日本に導入されたことがあったが、賛否両論のままに廃止され、それがこの数年、中部大会実験導入されていた(中部大会ではスペシャルセクションと呼んでいる)。
中部のSS(頭文字をとるとどちらもSS)はギャラリーにも好評で、これがトライアル委員会でも一定の評価を受け、各地の全日本でもこういった試みを積極的に取り入れていくという申し合わせがあったということだ。
同時に、セクション数は9セクションとなった。コンパクトでスピーディな試合進行を目指したものだが、運営スタッフの人手不足も影響しているという。少子化で人口が減っているのはトライアル界だけではないのだが、トライアルの運営側の人口減は深刻なのかもしれない。
さて、今回の最初のスタートライダーはエキジビジョン125の倉持俊輝。13歳の中学生ライダーで、トライアルアカデミーの出身者だ。エキジビジョン125は若年層のトライアルライダーへの啓蒙活動で設けられたクラスだが、このクラスの参加者ももうちょっと増えてくれないものかと願うところ。倉持は国際B級のリザルトと照らし合わせると63位。まだまだ修業中といったところだが、動きのいいアクションは今後が期待できるところだ。
■国際A級スーパークラス
スーパークラスのメンバーは、昨年から三谷英明がいなくなり(IAに移動)、尾西和博と坂田匠太がお休み(スポット参戦の可能性はありとのこと)。代わってIAから3人の若手が昇格してきた。09年IAチャンピオン藤巻耕太、そして野本佳章、宮崎航の3人だ。昨年昇格した柴田暁、斎藤晶夫、西元良太(08年IAチャンピオン)の3人も、上位を目指して参戦してきた。
今回のIASセクションは、9個のすべてが難攻不落というわけでもなく、結果表を見ても12人の全員がクリーンを獲得している。成田匠によると「かなりメリハリをつけてセクションを設定した」ということだった。
第1セクションは最後のポイントが難関だった。ここは結局、柴田以外の1年生、2年生は全員が5点となった。しかし西元と藤巻、IAチャンピオンのふたりは、IASならではの難関ではなく、前半のポイントで失敗している。いわば、IAラインで5点になっているわけだ。彼らがIAを走っていたらこんな結果にはなっていなかったはずで、IASを走るという緊迫感が、平常心を失わせていたのかもしれない。
渋谷勲、小川毅士はここを2点で通過。小川友幸、野崎史高、そして柴田暁が1点で通過。柴田の1点は素晴らしかった。そしてここをクリーンで通過したのは二人。黒山健一と田中善弘だった。
第2セクションでは、柴田は5点に終わったものの、今度は斎藤が1点、宮崎航がなんとクリーン。宮崎は土曜日の時点では「IASのセクションを走るのが不安」と語っていたが、同時に開き直って走れるから、それがいい結果に結びつけばとも語っていた。
第3セクションも大岩が複雑に配置された難所だった。ここまでオールクリーンしていた田中善弘がここで2点。このセクションは、斎藤以外の11人が5点とならずに通過している。宮崎と藤巻のルーキー二人が1点、西元がクリーンと、ルーキーたちもがんばっていることを実証している。
3位の野崎史高
試合の流れが変わったのが第4セクションだった。9セクション2ラップということで、IBによる渋滞に巻き込まれることをきらって誰よりも速いタイミングでトライに入っていた小川友幸が、最後のポイントで失敗して5点となった。その後、西元、野本が3点となると、野崎、渋谷、そして田中がクリーン。抜けられないセクションではないことが明らかとなった。ところがここで、黒山も5点になった。これでトップは野崎、2位に渋谷と田中だ並ぶという展開となった。この日はセクション数が少ないから、このまま野崎が逃げ切り、黒山や小川が5点ひとつが災いして敗退する可能性は少なくなかった。
黒山も、それを心配した。しかしそれを心配していても、残してしまった5点を覆すことはできない。かくなるは、ここから先のセクションをひとつひとつていねいに走り、ライバルの失点を待つしかない。
その後の黒山は、しかし見事な走りっぷりだった。第4セクションの5点以外はオールクリーンとまではいかなかったが、ふかふかのヒルクライムと最終のタイヤ一本ラインの登りとで1点を失い、1ラップ目のトータル減点は7点。
黒山を脅かすべき野崎は、1ラップ目には5点こそなかったものの、3点を二つ、1点をひとつと減点を重ねて、1ラップが終わったときにはわずか1点差ながらトップを黒山に奪われていた。
黒山と同じく第4で5点となり、野崎と同じように減点していた小川は、1ラップ目11点で3位。ふたりには、乗れっぷりにちょっと差があるような印象だった。ただし小川は、まだまだあきらめてはいない。少なくとも、3位になるのと2位を獲得するのとは、シーズンを戦う上で大きなちがいがある。
第1セクション、第4セクションをクリーンして気を吐いた田中善弘は、それ以降はちょっと点数をまとめられ切れず、1ラップ目は5位。2ラップ目には1ラップ目にクリーンした第1と第4で5点となるなど、ラップだけで見れば9位となって、トータル6位に落ち着いた。
2ラップ目に田中に勝るスコアを残しながら、田中に10点差、20点差をつけられたのが、スーパークラス2年目の柴田暁と西元良太、斎藤晶夫。柴田は「今年は3位以内を狙っていきたい」と具体的に夢を語る。対して西元は「がんばるしかない」と殊勝な豊富を語っていたのだが、8位は思ったよりもよい結果だったようだ。2ラップ目に4つのクリーンをたたき出して、1年生2年生の6人の中ではベストラップの23点をマークした斎藤は、1ラップ目が悪すぎて(最下位)9位。この上り調子が、フューチャー300での試合慣れができてきたということなら、次回以降が楽しみでもある。
10位から12位までは、昇格1年生が3人並んだ。この3人の中で最上位となったのは、IAランキングも5位で、セクションに対する不安も口にしていた宮崎航だった。不安と同時に、開き直ってセクションに挑めるので、それがいい結果につながることも期待していた宮崎。どうやら結果は、いい結果に出たようだ。
さて、今年の注目株といえば小川毅士。昨年、出身地の京都から真壁トライアルランドの近くに転居し、さらに今年は、チームとマシンを一気にスイッチした。日常、真壁で練習をしている愛好者からは「今年の毅士は絶好調」という声も多かった。
RTLからベータEVOへ。その乗り換えは、さぞマシンが軽くなったことだろうと思うのがふつうだが、実はマシンの重量は、さほど大きな変化はないという。毅士が乗っていたフューチュー300は、排気量をアップしているのと同時に、軽量化も進められている。スタンダードのEVOなら、重量自体は同じくらいではなかったかと、毅士は言う。今年の毅士号は、さらにいくらかの軽量化を進めているので、それで1kg〜2kgの軽量化が実現した。ただ、実際にマシンを操る際には、重量配分の問題か、EVOはやはり軽さが実感できるとのことだった。
もちろん、マシンが軽ければすぐに成績が出るわけでもなく、4ストロークから2ストロークへの乗り換えも簡単ではない。だいぶ慣れてはきたが、とっさのときについ2ストロークの乗り方が出てしまうということで、結果は渋谷勲に3点差の5位。毅士にすれば、大いに不満な結果となった。しかし、最後のスペシャルステージで見せたクリーンなど、今後の毅士に対する期待も、また大きい。
9セクション2ラップが終わって、20分ほどのインターバルを置いてふたつのスペシャルステージセクションにトライ。この方式は、ライダーにはおおむね好評のようだ。観客にとっても、時間に追われて大急ぎのトライになることが多い通常の終盤戦は、試合の流れが見えないことが多いのに対し、スペシャルステージは試合の流れも整理ができる。なにより、ゆっくり観戦することができるのがいい。
強いていえばという注文としては、2ラップをゴールしてからスペシャルステージのオープンまでの20分が、間延びしてしまうという危険があった。選手にとっては、コンセントレーションを維持した状態のまま最後まで走りきれたほうがいい。観客側の視点からすると、待ち時間が少し長いきらいもあるが、食事をとったりなど、一息入れられる時間をとれたりもする。どちらがいいかは、選手側観客側、運営側のいろいろな事情がありそうだ。
スペシャルステージは、ひとつめは大岩中心のダイナミックなもの。前半の大技と、最後にダニエルで飛んでいくところが大きなポイントとなった。ふたつめは、名物となっている第ヒルクライム。いつもはある程度の助走を持って登りにかかるが、今回は助走がほとんどない状態でのアプローチとなった。
ひとつめのセクションは12人のうち半分の6人が5点。中でも、野崎と小川毅士が5点となったのは意外な展開となった。ふたりとも、ダニエルで飛んでいく最後のポイントでの失敗。野崎は「ああいうところは得意パターンなのに」とくやしがることしきり。
クリーンしたのは黒山、小川友幸、渋谷の3人。トップライダーにとっては、足が出る設定ではないが、ちょっと失敗が5点になる、油断できないセクションだったということになるのだろう。
SSの一つ目を終えたところで、黒山のリードが5点となり、黒山の勝利が決まった。シーズンオフに手術をし、まだ術後のコンディションには多少の不安もあったというが、結果的には試合は問題なし。セクションインを前に、エンジンで左手を暖める姿が見受けられたが、黒山が手術の影響を感じさせたのは、こういう瞬間くらいだった。
2位の小川友幸
最後のセクション。スペシャルステージの二つ目。こちらはひとつめよりも少し難度が高く、5点に沈んだのは7人になった。その中には、小川友幸も含まれている。小川は野崎と僅差での2位争いをしていて、結果、この5点で両者の点差はわずか1点となった。野崎がSSひとつめをクリーンしていたら、あるいは3点ででも抜けていたら……。小川にすれば、最後に転がり込んだ2位表彰台だった。
市販車マシンに乗って2年目。土曜日には素晴らしい仕上がりといっていたが……。
「実は、ないしょにしていましたが、仕上がりにちょっと不安があって、そんな中では今日の試合はよく戦えたと思ってます。準備不足は時間切れの結果なので、次の九州までには万全の体制で臨みたい。優勝できた去年の開幕戦は、自信を持って海上にやってきていましたから、そういう体制で次回は走りたい」
と、小川の試合後のコメント。
このSSのふたつめ。クリーンをしたのは、ひとつめのSSよりひとり減ってふたり。しかし今度は、上位陣が誰もクリーンできないという結果になった。
クリーンしたのは、まず小川毅士。ふけの鋭い2ストロークエンジンを上手に使ってそそり立つ頂点を極めた。そして最後にトライした柴田暁。柴田は登りの頂点にたどりついてから、体勢を整え、満を持してセクションアウトした。スーパークラス2年目のまだルーキー選手が、関東大会のエピローグを飾る、素晴らしいトライを見せたのは、うれしくも意外な結末となった。
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■国際A級
国際A級優勝の三谷英明
2年間のスーパークラス生活から、国際A級に戻ってきた三谷英明が見事な勝利。1ラップ目からトップを譲らず、5点もひとつだけという見事さだった。今回優勝したマシンは、去年の最終戦を走ったそのままの状態ということで、シーズンオフには別のマシン(フューチャー125)に乗り込んでいたという。突然出場してこの成績をおさめるというのも、三谷らしいところ。三谷が強いときには、練習をしていなかったりすることが多い。
それにしても、去年は、藤巻、野本ら、若手ライダーの活躍が注目を集めたシーズンだった。今年は一転、ベテランライダーが上位を占めた。昨シーズン後半、上位入賞ができるようになった滝口輝は、2週間前に追突事故に遭い、むち打ちに苦しみながらの15位。B級チャンピオンで逸材ぶりが期待されている山本直樹は、ポイント獲得まで12点差の24位。
誰が勝つか分からない勝負のおもしろさは、国際A級クラスの魅力のひとつだが、IASからの降格組に、ルーキーの若手が混ざってしのぎを削るようになると、このクラスもより活気に満ちた戦いとなっていくだろう。
今回6位の田中裕人は、去年まで長く小川毅士のマインダー(今年からアシスタントと呼ぶことになった)を務めていた元IAS。自分で走るのは久しぶりだが、2ラップ目に減点をほぼ半減させてこの順位を得た。
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■国際B級
国際B級優勝の樋上真司
「国際B級は5年目になるのかな。長かったですね」
樋上真司が国際B級初勝利。去年はゼッケン1をつけたものの未勝利。表彰台も遠かった。
「去年までは、試合となると緊張してぴりぴりしていたんですけど、今年はそうならずに走れるようになりました。気持ちの切り換えができるようになったかな」
ということだ。気持ちの切り換えができるようになったところで九州でももう1勝?と水を向けると「期待されちゃうとプレッシャーになっちゃうけど、九州もがんばります」と前向きのお答え。
今年の国際B級は、新しいポイント獲得者が多く、シーズンの行方も楽しみだ。
去年、エキジビジョン125を走っていた磯谷玲は、IBに昇格していきなり、11位でポイントを獲得した。
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■エキジビジョン125
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<Posted in 10.03.16 09:36(
10.03.18 22:20 Modified)>
全日本開幕前夜
3月14日、いよいよ全日本選手権が開幕する。
大会については2月20日の記事をご参照ください。
真壁トライアルランドの場所はこちらをご覧ください。
セクションを構成した成田匠によると、勝負どころは5セクションと6セクションとのこと。セクションの難易度にはメリハリをつけてあるので、華麗にクリーンができるところとライダーが攻略に苦しむところのコントラストが楽しめるはずという。勝負どころという二つのセクションはマニア向きということで、誰にでも分かりやすいのは、やはりふたつのスペシャルセクション。こちらも、ひとつめは時間ぎりぎりの後半にむずかしいポイントが待ち受けているという。
開幕戦を翌日に控えて、国際A級スーパークラスのライダーに、開幕戦にかける意気込みを聞いてみました。12人ずらり登場です。
1
黒山健一
Team 黒山レーシング・ヤマハ
黒山健一と10年型TYS250F。トリッカーの面影!
去年に比べてケガが多いシーズンオフで、手術もしたので不安材料が多いシーズンインになったんですが、いまのところ、からだも動いているし、問題なく、トレーニングもこなせてきています。あとは本番当日、集中して走れればいいと思います。勝ってやるぞという気持ちは、毎年、別にないんで、自分のベストを出せれば、結果はあとからついてくると思ってます。試合の時に、いかにベストコンディションに持っていけるかが問題なんで。ここは去年負けてるんで、今年は勝っておきたいなと、ちょっと強い思いはありますね。
2
小川友幸
HRCクラブMITANI
今年は去年より花粉症が楽でいいです。基本的には、去年と同じ体制で、同じ市販車ベースのマシンで戦います。ただマシンを作り上げるについては、かつてなくいい状態に仕上がったと思っています。からだも、いいんじゃないかと思います。腰のトラブルもないし、去年やった指も、シーズンオフに1ヶ月半くらい乗らずに置いておいて、まずまず問題なく回復していると思います。ここは去年勝てた場所でもあるし、開幕戦は大事ですので、まず、しっかり乗りたいと思います。
3
野崎史高
YSP京葉レーシング
今年は、とにかく一番しか目指していません。今年は例年になく体調がよくて、本当にものすごくいいので、空回りしないように気をつけます。ずっと、腰痛に悩まされていて、腰痛なんてなおるものではないと思っていたんですが、スポンサーさまの協力でトライしてみたことが、自分でも驚くような効果があって、本当に調子がいいんです。マシンも、大きな仕様変更はないもののいい仕上がりにできあがっているので、明日が楽しみですね。
4
小川毅士
WISE BETA RACING
ベータは、最初はチームMITANIの中で乗り換えるという話で始まったんですが、話を進めていくうちに、チームも移籍しての今シーズンになりました。まだベータへの乗り換えは、完璧じゃないですね。ぼくはホンダに乗ってるときから思いきりホンダ乗りで、面で走る感じでした。ベータに乗ったら、もっと合わせて乗れと小川さんとかに言われるんですが、でもこれしかできないし。ぼくが乗れているというウワサがあるみたいですが、乗り換えにてこずっているわりには、という注釈つきじゃないですか。マシンは、フューチャーと比べて1kgか2kg軽いんですが、重量配分とかで、乗った感じはもっと軽く感じます。
5
渋谷勲
HRCクラブ ぱわあくらふと
このシーズンオフはずっと大阪にいて、乗り込みをしました。本番車ができあがってきたのが数日前なんで、それがちょっと不安なんですが、でもマシンの出来上がりは満足いけるものなので、いい試合ができればと思います。4ストロークは、まだ完全に慣れきってはいません。ちょっとしたときに、2ストロークの乗り方が出てくるんですね。からだの動きが早くなっちゃうんです。今年は優勝を狙いたいですが、でも自分の走りがしたいと思います。去年は自分の走りができたようなできなかったようなところがありましたから。
6
田中善弘
WISE BETA RACING
今年は調子がいいですよ。チームとマシンも2年目になるし、いい感じで乗れています。小川毅士もやってきて、一度いっしょに乗りましたけど、同じマシンでこういう行き方があるのかという観察もできましたし。いい気持ちでシーズンを迎えていますよ。
8
柴田暁
HRCクラブMITANI
いい感じで仕上がってきていると思うんですが、ここ1週間くらい、風邪を引いてしまって、それがどこまで影響するかなというところです。だいぶ回復してるんで、なんとかなるかと思います。スーパークラスのセクションも、だいぶ走れるようになってきているという感触もあるので、今年1回くらいはどうしても表彰台に上がりたいなぁと思ってます。
9
斉藤晶夫
HRCクラブMITANI
オフシーズンに、自分のライディングの根本的なところを見直すことができたので、いい感じになってきています。菅生が終わってバイク乗り換えて、ライディングフォームとか重心位置とかを考えながら乗っていたんですけど、すごく学べたという実感があります。そういう成果がきちんと出せれば、上位も狙えるかなという期待はあります。マシンもフューチャー300で、このパワーを使えれば、楽しみですよ。
10
西元良太
YSP京葉Racing
がんばるしかないですね。そんな中で、シーズンオフに取り組みを変えてきたので、それが走りに出せればいいなと思ってます。練習環境も変えてきました。まず、自分の闘争心をかきたたせるような練習と、あとは体力トレーニングに力を入れました。体力はがんばればがんばるほど身につけられますから。今年はライバルが多いですが、やはりスーパーに上がるには、中途半端な気持ちでは上がれないので、そんなところでしのぎを削ってきた仲間と競い合えるのが、うれしいなと思います。
13
藤巻耕太
GASGAS TRIAL TEAM
練習の時点で、明らかに走れていないので、楽しみという以前なんですけど、がんばっていくしかないですね。単発は上がらないし、セクションの練習をすれば時間も足りないし、つまり出られないと。あしたは、ひとつでも多く、セクションを走破したいと思います。なんとかして、登らないとね。
14
野本佳章
MOTO VIENTO
スーパークラス、楽しみですね。スペシャルステージもありますし。スーパーを走るのは、昔から憧れでした。いつかはやってやるぞと思ってました。セクションに対する不安とかも、あんまりないですね。大会となったら走るしかないじゃないですか。大きな声ではいえませんが、ちょっと見てろよという感じはあります。いやちょっとですけど。晶夫くんとか柴田くんは同期でずっとやっていたんで、彼らに勝つのはまだむずかしいかもしれないけど、でも気持ちの上では負ける気はないです。
15
宮崎航
WISE BETA RACING
正直、走れるかどうか不安があります。練習も、サポートをお願いできるときにはきつい練習をしてきたんですけど、常にそういう練習ができているわけではないので、今回はあたってみるという感じではあります。ただ、A級の時のような、成績を出さなければいけないというプレッシャーみたいなものはないので、そういう気が楽なところが、いい方向に出ればいいと思います。
リアルタイムで(なるべく)速報やってます。
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自然山モバイル速報
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【2ラップを終えて(03/14 14:42)】 黒山12点 野崎16 友幸1...
【第5は(03/14 14:29)】 黒山に続いて小川もクリーンし...
【第5(03/14 13:40)】 小川ガッチはまだ第5で動かず...
【野崎が(03/14 13:26)】 野崎が第5を失敗した。前半リ...
【2ラップめ(03/14 13:19)】 B級A級は2ラップめを終えよ...
【黒山1点差(03/14 12:23)】 第6を黒山がクリーン。すいま...
【野崎トップ(03/14 12:14)】 第4で善弘が3点。オールクリ...
【第4セクション(03/14 11:42)】 第2はトップにはクリーンセク...
【第1セクション(03/14 10:42)】 野本は最後のポイントでたたき...
<Posted in 10.03.13 18:40(
10.03.18 21:22 Modified)>
MFJ沖縄戦開幕
2010年2月14日は、記念すべき日となった。北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州と開催されている地方選手権のグループに、新たに沖縄が加わったのだ。
これまで沖縄は、沖縄トライアル協会という立派な組織があってトライアル大会を開催していたが、MFJとの接点がなく、独自のシリーズを展開してきた。これで、沖縄のトライアルも、世界に通じるトライアル大会に名を連ねたことになる。
沖縄は、MFJのブロック区分けによれば九州ブロックとなるので、地方選手権は九州シリーズの一環となる。しかし現実には、沖縄と九州とはあまりにも遠い。沖縄の選手が九州まで遠征してシリーズを戦うというのは、ほぼ不可能だ。
それで沖縄では、これまで独自シリーズで、独自のクラス分けをおこなって(国際B級、国内A級、国内B級など、名称はMFJのそれに準じていた)トライアル大会を開催してきた。こんなシリーズから、近年、若手の優れたライダーも誕生してきている。しかしあくまでも独自シリーズであるため、沖縄の国際B級といってもMFJのライセンスは無印。三谷英明選手やぱわあくらふとが何度か沖縄を訪れ大会に参加するなどした結果、昨年あたりは沖縄からの若手ライダーが全日本選手権にもずいぶんと参戦するようになった(彼らはGC大会で一発昇格してMFJの国際B級ライセンスを獲得した)。
そして2010年、MFJトライアル委員長の西英樹氏が沖縄に出向き、オブザーバー講習などをおこなったうえで、第1回のMFJ沖縄地方選手権シリーズが開催となったわけだ。
初年度の今年は、GC大会などで昇格した何人かを除いて、全員が国内B級。まるで、全員がノービスだった1970年代の、最初の全日本選手権の時のようだ。
2010年のシリーズは全7戦。今まで、独自のシリーズを展開してきた沖縄のトライアル仲間には、若干の戸惑いもあると聞くも、これで沖縄のトライアルライダーが、将来世界チャンピオンになれる可能性が生まれたわけだ。
これまで、中央(MFJ本部やトライアル委員会)の皆さんは外に出て啓蒙活動を結果につなげるという実績をあまり残せずにいたが、今回のMFJ沖縄シリーズの誕生は、中央と地方の連携という点で、大きな進歩と評価したい。
<Posted in 10.02.17 10:43(
10.03.05 12:38 Modified)>
公認車両のその後

ひところ、MFJの公認車両問題がひとしきり盛り上がった。これは、MFJの公認大会に出場する場合は、MFJの公認車両でなければいけないという規則に準じたものだった。
これに対して、昨年後半からの意見交換などを経て、2010年1月1日から公認車両については新しい規則で運用がされている。これについて、MFJサイトを参照にしながら、ちょっとおさらいしてみました。
最初に誤解があるのは、公認車両でなければ参加ができないのは、国内A級と国内B級の2カテゴリーのみ。エンジョイ会員証で参加ができるビギナークラスなどはこの範疇ではないし、国際級のクラスは公認車両に関わらず、車両規則に則っていれば参加が可能だ。
2010年1月1日に改正されたトライアルの公認車両規則は、大きくまとめて2ヶ所について変化がある。
ひとつは「エンジン打刻とフレーム打刻が同じならば同じ車両と見なす」という点。もうひとつは「新規公認の場合は10年間の公認が認められ、その後継続は5年となる」という点だ。
従来の規則では、年式によって車両は異なるものという解釈があった。なのでメーカーやインポーターはモデルチェンジがなくても、マシンが生産されている限り、毎年MFJへの公認申請をしなければいけなかった。公認費用の問題もあり、また手続き上の問題もあり、現存するすべての車両が公認車両となっていないのは、こういう背景があった。
公認車両のリストは、MFJの競技規則書にも記載があるが、最新のものはMFJの公式サイト(mfj.or.jp)でPDFファイルを閲覧できる(http://www.mfj.or.jp/user/contents/motor_sports_info/authorized/kounin_sharyo01.html)。現在仮にリストにない車両があった場合も、更新の申請中ということもあるので、自分のマシンに問題がある場合は、自分のマシンのフレーム打刻とエンジン打刻を確認した上で、MFJに問い合わせるのがよいと思われる。
もともと公認車両の規則は、もう以前からあったもので、去年になって突然に公認車両問題となって現れたのは、公認大会で公認車両であるかどうかのチェックを厳密に行っていなかったという事情があった。これをルール通りに行ったところ、公認大会に参加できないNA、NBのライダーが出てきてしまった、というのが発端だった。規則がある以上は規則に則って運営するのは道理だし(以前の問題はさておき)参加ができないのは(少なくともその時点では)いたしかたないことだった。
しかし、すでに販売を終了して何年も経つマシンに対して、ユーロ高と不景気で売れ行き不振にあえぐインポーターが公認車両の申請をし続けるというのも、経済的にむずかしいところがあり、さりとてMFJ本部も、ロードレースやモトクロスでおこなっている公認車両制度を、トライアルだけ撤廃するということもできないので、今回の改正案が落とし所となったわけだ。
公認のリストに載っていない車両がMFJの公認大会(もう一度書くが、IA,IBは除外。適用になるのはNB、NAのみ)に参加できない点は従来通りだが、より多くのマシンが引き続き公認車両として使用できるようになっているので、問題は飛躍的に解消に向かっていると思われる。
なお、2月17日現在、リストにはモンテッサのCOTA315Rと4RTが記載されていないが、これも申請が受理されている段階ということで、間もなくリストに加わるのでご安心を、ということだ。
*追記:2月17日づけで、モンテッサCOTA315Rと4RTの公認の継続が、MFJのWEBサイトに記載された。
<Posted in 10.02.17 09:59(
10.03.05 12:38 Modified)>
原点はカブ
2月7日、広島県海の見える杏の里トライアル場で、スーパーカブ(およびそれに類するマシン)によるトライアル大会が開催された。
優秀なトライアルマシンがいきわたり、技術のあるライダーが台頭する一方で、トライアル全体が先鋭化しすぎて先すぼみとなっていくのを危惧したケニーズクラブの河村國夫氏が、オートバイ遊びの原点とも言えるスーパーカブに目をつけたものだ。
最初の大会は、12名のカブ使いが集まった。
スーパーカブは、たいへん優秀なオートバイだ。たいへん優秀だが、トライアルマシンとしてはお世辞にも優秀とはいいがたい。タイヤは小さいし、フロントフォークはテレスコピックでなく、路面のデコボコに合わせてあらぬ動きをするし、マフラーは地面すれすれ。ブレーキペダルはそのマフラーの、さらに下側を通っている。トライアルなんてできないと思うほうが、ふつうだ。
しかし、最近の人は知らないけど、今45歳より上のライダーにとって、生まれて初めて走らせたオートバイがスーパーカブだったという人は少なくないはずだ。30年も前、高性能なスポーツバイクが家にあるなんて人はほとんどいなかったが、日常の足にスーパーカブを所有している家は多かった。免許を取って、あるいは免許を取る前に、自分ちの庭先でおっかなびっくり乗ってみたのが、めくるめくオートバイ体験のはじまりだった。
走らせることができるようになると、いろんなことがしたくなる。そんなこんなで、どんどん要望は大きくなって、オートバイも優秀になって、今、みんなはトライアルをやっている。鬼のようにグリップするラジアルタイヤ、低速ではしっかり路面をつかみ、高速では一気に爆発的なパワーを発揮するエンジン。これを走らせ、岩から岩へ飛んでいくようなテクニックも、そんなに珍しいものではなくなっていった。
でも、そうなるとトライアルの敷き居は、どんどん高くなっていく。トライアルバイクを買っても、長いこと下積み時代を過ごして修業を積まないと、諸先輩といっしょに遊ぶことができないような感じもある。
トライアルはマシンの性能如何ではなく、ライダーのテクニックにある。どんなに優秀なマシンを用意しても、最後にはライダーの実力が高い者が上手に走る。でも、それがトライアルマシンでなく、うーんとポテンシャルの低いスーパーカブだったら……??
なにもスーパーカブで大岩を登ろうなんてわけじゃない。平らなところをくるりと回るくらいの楽しいトライアルを思い出そうじゃないか。その道具がスーパーカブならば、トライアルマシンを買えないでいる(買わないでいる)トライアル未体験のみなさんも参入してこれるかもしれない。
オートバイ体験はスーパーカブから。それはトライアルの世界にも当てはまるだろうか。
(写真は、ちょっと過激っぽい風景に見えますが、うけねらいで写真を送ってきたのだと思いたい)
<Posted in 10.02.09 17:02(
10.03.05 12:38 Modified)>
もてぎエンジェル12期生誕生
左から、吉田のぞみ、神谷ゆかり
高橋ゆい、武田美紗、山田千春
ツインリンクもてぎ発のるんるんニュース。「ツインリンクもてぎエンジェル 第12期生」 が決定しました。
ツインリンクもてぎでは、1月6日(水)にツインリンクもてぎのイメージガール「ツイン
リンクもてぎエンジェル」第12期生を決定する最終審査を行った。応募総数約350名の中から選出
された10名が審査に臨み、モバイルホームページ上にて募った一般のお客さんからの投票
と審査員の投票の結果、明るく元気な5名の新エンジェルが誕生した。
○ツインリンクもてぎエンジェル 第12期生プロフィール(抜粋しました)
神谷 ゆかり(愛知県出身)植物遺伝子工学が専攻なので自然が大好き。
吉田 のぞみ(宮城県出身)ツインリンクもてぎエンジェルは、私にとって憧れ。
高橋 ゆい(栃木県出身)お料理や食べることに興味あり。小山市の「おやま和牛」もおすすめ
山田 千春(静岡県出身)栃木の方は心が温かい。私も温かい心のエンジェルに。
武田 美紗(栃木県出身)真岡市出身の私はいちごが大好き。おかげで、風邪を引きません。
第12期生の5名は、3月28日(日)「スーパー耐久シリーズ2010 第1 戦 もてぎスーパー耐久」にてデビュー。11期生の五十子明恵、青山知恵、吉永ちかの3 名とともに1年間、ツインリンクもてぎで開催するさまざまなレース・イベントの魅力を紹介していく。
ツインリンクもてぎの情報
ツインリンクもてぎホームページ:http://www.twinring.jp/
ツインリンクもてぎモバイルホームページ:http://mobile.twinring.jp/
<Posted in 10.01.07 11:58(
10.03.05 12:38 Modified)>
ガスガストライアルチーム
GASGASに、トライアルチームができた。チームリーダーに成田亮、ライダーに09年国際A級チャンピオンの藤巻耕太と吉良祐哉(09年国際B級ランキング8位)を擁して、全日本選手権を戦う。
GASGASトライアルチームは、若手育成をテーマとして2010年からスタート。全日本選手権に参戦する若手ライダーのモチベーション向上とフレンドシップを築くために、ライディングアドバイスをはじめとする情報交換、練習会を行っていくという。
またキッズなど次世代ライダーの育成を目指したコーチングイベントも予定している。
チーム構成
チームリーダー
成田 亮:RYO NARITA
1975年神奈川県出身
TXTPRO 280
国際A級クラス参戦
藤巻耕太:KOUTA FUJIMAKI
1992年群馬県出身
TXTPRO 280
国際A級スーパークラス参戦
吉良祐哉:YUYA KIRA
1992年愛媛県出身
TXTPRO 125
国際A級クラス参戦
チーム目標
「世界に通用するライディングとモチベーションの体得」
<Posted in 10.01.05 16:23(
10.03.05 12:38 Modified)>
小川毅士はベータ
2009年IASランキング4位の小川毅士が、2010年はマシンをベータにスイッチ、チームをWISE BETA RACING(ワイズ ベータ レーシング)に移して活動することになった。
新年を迎えて、ワイズより発表になったもの。
ワイズのこれまでのメンバーはそのまま活動を続けるので、ワイズは一躍、3人のIASライダーを擁するチームとなった。
チームよりのリリースは次の通り。
チーム名称
WISE BETA RACING(ワイズ ベータ レーシング)
監督
門永 哲也
ライダー
小川 毅士(IAS)
田中 善弘(IAS)
宮崎 航(IAS)
ワイズモトスポーツは2009年シーズンも「WISE BETA RACING」として全日本選手権に挑戦します。
新加入ライダーとして 小川 毅士 を迎え、田中 善弘、IAクラスクラスから昇格した 宮崎 航 の3人の国際A級スーパークラスライダーが参戦します。
各ライダーはそれぞれのベストリザルトを目指していますが、ますは初優勝、そしてチャンピオンを目標に頑張ります。
BETAライダーへの熱い声援をお願い致します。
<Posted in 10.01.01 13:44(
10.03.05 12:38 Modified)>
MFJランキング認定表彰式
2009年の年末、12月20日に、MFJのランキング認定表彰式が行われた。
トライアルを含むMFJの全種目の2009年のランキングを認定して、これを表彰する年に一度のセレモニーだ。トライアルでは、国際B級〜国際A級スーパークラスの3クラスの上位3名の計9人と、世界で活躍した日本勢が表彰された。さらにプレス賞として国際B級クラスで全勝優勝をして国際A級昇格を決めた山本直樹が、プレス代表の藤田秀二氏より記念のパネルと副賞を授与された。
写真は山本直樹にパネルを授与する藤田さん。写真は足立哲郎さん撮影。
<Posted in 09.12.21 09:24(
10.03.05 12:38 Modified)>
ガスガスの新輸入元
2009年12月より、ガスガスの輸入元が変わった。
新しい輸入元は株式会社エスジャパン。総販売元はアルプスヴァンとなる。
この決定により、スコルパの輸入業務はエスジャパンから離れることになる。スコルパの輸入販売については、新たな輸入元の選定が進められているということだ。
●アルプスヴァン
〒407-0263山梨県 韮崎市穴山町7804
0551-37-4453
●ガスガスWEBサイト
<Posted in 09.12.09 20:49(
10.03.05 12:38 Modified)>
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