今週末、全日本選手権
中国大会のセクションマップ。
クリックして、画面の大きさ調整してご覧ください。
9月4日、鳥取県鳥取市(旧鹿野町)HIROスポーツランドで、全日本選手権第3戦中国大会が開催される。
世界選手権の2週間後、精神的にリフレッシュした者、大きな刺激を受けた者それぞれが、2011年の短期決戦シリーズに臨む。
試合速報は自然山ツイッター(http://twitter.com/shizenyama/)でどうぞ。
●以下は公式通知より。会場など詳細はMFJ中国の公式サイト(http://www.j-bike.jp/chugoku/)をご覧ください。
<タイムスケジュール(予定)>
9月3日(土)
7:00〜 ゲートオープン
10:00〜16:30 ウォーミングアップ(会場内ウォーミングアップエリアのみ)
12:00〜16:30 選手受付・車検(大会本部横)
13:00〜16:30 セクション内立ち入り下見可能時間
16:40〜17:00 ライダー・アシスタントミーティング
9月4日(日)
6:30〜 ウォーミングアップ(会場内ウォーミングアップエリアのみ
・各自スタート時間まで)
6:30〜7:00 選手受付・車検(大会本部横)
7:00〜7:15 ライダー・アシスタントミーティング
7:30〜 国際B級スタート(1分おき2台)
10:30〜 国際A級スタート(1分おき1台)
11:05〜 国際A級スーパークラススタート(1分おき1台)
15:00 スペシャルセクション(SS)オープン
15:45(予定) 表彰式
*スーパークラス上位3名によるサイン会を予定。
<セクションと持ち時間>
国際A級スーパークラス
12セクション×2ラップ+2SEC(3ラップ目)持ち時間4時間20分
*2ラップ終了後(採点カード交換後)スペシャルセクション(SS)にトライ。
2セクションをSS1・SS2の順にトライし、減点はトータルとして加算。
国際A級クラス 12セクション×2ラップ 持ち時間4時間
国際B級クラス 12セクション×2ラップ 持ち時間4時間
*1ラップめ持ち時間 全クラス2時間30分
*全クラス共セクション持ち時間は1分。
■スペシャルセクション(以下SS)特別規則
1.「国際A級スーパークラス」に限り3ラップ目にSSを設定。
2.SSは、SS1、SS2の2セクション。
3.SSスタート→通常の12セクション×2ラップを終了し、スコアカードを提出、交換後、スタート。
4.SSオープン時刻→15時00分から
5.セクションは SS1、SS2の順にトライのこと。
SSでのセクション持ち時間→1分
6.ゴールタイムチェック→タイムチェック場所はSS2出口付近に設けられる。
7.セクション申告エスケープは認められる(減点5点)。
8.2LAP終了したらアシスタントの車両はパドックにて保管、SS時の移動に車両を使用することは禁止。
<エントリー台数>
国際B級 75台
国際A級 34台
国際A級スーパークラス 9台
<コース距離>
1周 約1km
|
| № | 氏名 | スタート | 1ラップ | ゴール |
|---|
| ■国際A級スーパー |
|---|
| 4時間20分(1ラップ2時間30分) |
|---|
| ※スペシャルセクション1は15:00オープン |
|---|
| 2 | 黒山 健一 | 11:13 | 13:43 | 15:33 |
| 1 | 小川 友幸 | 11:12 | 13:42 | 15:32 |
| 3 | 野崎 史高 | 11:11 | 13:41 | 15:31 |
| 7 | 柴田 暁 | 11:10 | 13:40 | 15:30 |
| 6 | 田中 善弘 | 11:09 | 13:39 | 15:29 |
| 5 | 小川 毅士 | 11:08 | 13:38 | 15:28 |
| 11 | 野本 佳章 | 11:07 | 13:37 | 15:27 |
| 9 | 宮崎 航 | 11:06 | 13:36 | 15:26 |
| 14 | 田中 裕人 | 11:05 | 13:35 | 15:25 |
| |
| ■国際A級 4時間(1ラップ2時間30分) |
|---|
| 1 | 三谷 英明 | 11:03 | 13:33 | 15:03 |
| 2 | 小野 貴史 | 11:02 | 13:32 | 15:02 |
| 3 | 岡村 将敏 | 11:01 | 13:31 | 15:01 |
| 10 | 滝口 輝 | 11:00 | 13:30 | 15:00 |
| 11 | 佃 大輔 | 10:59 | 13:29 | 14:59 |
| 9 | 本多 元治 | 10:58 | 13:28 | 14:58 |
| 20 | 藤原 慎也 | 10:57 | 13:27 | 14:57 |
| 13 | 山本 直樹 | 10:56 | 13:26 | 14:56 |
| 22 | 北山 将司 | 10:55 | 13:25 | 14:55 |
| 12 | 砂田 真彦 | 10:54 | 13:24 | 14:54 |
| 17 | 高橋 由 | 10:53 | 13:23 | 14:53 |
| 47 | 吉良 祐哉 | 10:52 | 13:22 | 14:52 |
| 14 | 徳丸 新伍 | 10:51 | 13:21 | 14:51 |
| 5 | 小谷 徹 | 10:50 | 13:20 | 14:50 |
| 28 | 松浦 翼 | 10:49 | 13:19 | 14:49 |
| 29 | 三塚 政幸 | 10:48 | 13:18 | 14:48 |
| 21 | 波田 親男 | 10:47 | 13:17 | 14:47 |
| 1 | 宮本 竜馬 | 10:46 | 13:16 | 14:46 |
| 31 | 尾藤 正則 | 10:45 | 13:15 | 14:45 |
| 15 | 永久保 恭平 | 10:44 | 13:14 | 14:44 |
| 30 | 徳丸 貴幸 | 10:43 | 13:13 | 14:43 |
| 2 | 樋上 真司 | 10:42 | 13:12 | 14:42 |
| 3 | 窪谷 貴正 | 10:41 | 13:11 | 14:41 |
| 5 | 杉木 直志 | 10:40 | 13:10 | 14:40 |
| 39 | 佐藤 優樹 | 10:39 | 13:09 | 14:39 |
| 41 | 紺野 賢二 | 10:38 | 13:08 | 14:38 |
| 42 | 磯谷 玲 | 10:37 | 13:07 | 14:37 |
| 44 | 平田 雅裕 | 10:36 | 13:06 | 14:36 |
| 45 | 平田 貴裕 | 10:35 | 13:05 | 14:35 |
| 48 | 安岡 護 | 10:34 | 13:04 | 14:34 |
| 53 | 中山 徹志 | 10:33 | 13:03 | 14:33 |
| 55 | 大西 貴 | 10:32 | 13:02 | 14:32 |
| 56 | 上福浦 明男 | 10:31 | 13:01 | 14:31 |
| 57 | 喜岡 修 | 10:30 | 13:00 | 14:30 |
| |
| ■国際B級■4時間(1ラップ2時間30分) |
|---|
| ※1分間2台スタート |
|---|
| 1 | 小谷 一貴 | 8:07 | 10:37 | 12:07 |
| 5 | 山口 雄治 | 8:06 | 10:36 | 12:06 |
| 9 | 清水 稔久 | 8:06 | 10:36 | 12:06 |
| 4 | 朝倉 匠 | 8:05 | 10:35 | 12:05 |
| 13 | 鈴木 克敏 | 8:05 | 10:35 | 12:05 |
| 16 | 大神 和輝 | 8:04 | 10:34 | 12:04 |
| 18 | 木村 大輔 | 8:04 | 10:34 | 12:04 |
| 2 | 岩田 悟 | 8:03 | 10:33 | 12:03 |
| 3 | 岩見 秀一 | 8:03 | 10:33 | 12:03 |
| 7 | 松本 龍二 | 8:02 | 10:32 | 12:02 |
| 25 | 中田 幸佑 | 8:02 | 10:32 | 12:02 |
| 12 | 吉平 正男 | 8:01 | 10:31 | 12:01 |
| 50 | 西尾 博文 | 8:01 | 10:31 | 12:01 |
| 59 | 山田 和樹 | 8:00 | 10:30 | 12:00 |
| 66 | 武井 誠也 | 8:00 | 10:30 | 12:00 |
| 14 | 中田 雅之 | 7:59 | 10:29 | 11:59 |
| 61 | 植松 英樹 | 7:59 | 10:29 | 11:59 |
| 15 | 山口 晃一 | 7:58 | 10:28 | 11:58 |
| 17 | 遠藤 博文 | 7:58 | 10:28 | 11:58 |
| 19 | 伊藤 紀夫 | 7:57 | 10:27 | 11:57 |
| 23 | 廣内 孝 | 7:57 | 10:27 | 11:57 |
| 26 | 神部 逸雄 | 7:56 | 10:26 | 11:56 |
| 30 | 斉藤 隆志 | 7:56 | 10:26 | 11:56 |
| 31 | 近藤 直行 | 7:55 | 10:25 | 11:55 |
| 33 | 荒生 和人 | 7:55 | 10:25 | 11:55 |
| 36 | 宮嶋 清次 | 7:54 | 10:24 | 11:54 |
| 37 | 新井 佑典 | 7:54 | 10:24 | 11:54 |
| 38 | 松井 寛 | 7:53 | 10:23 | 11:53 |
| 39 | 岡村 敏美 | 7:53 | 10:23 | 11:53 |
| 41 | 寺岡 昭雄 | 7:52 | 10:22 | 11:52 |
| 42 | 大塚 雅文 | 7:52 | 10:22 | 11:52 |
| 43 | 黒田 賢一 | 7:51 | 10:21 | 11:51 |
| 44 | 堀田 正三 | 7:51 | 10:21 | 11:51 |
| 45 | 緑川 雅之 | 7:50 | 10:20 | 11:50 |
| 46 | 武中 裕輝 | 7:50 | 10:20 | 11:50 |
| 47 | 右田 光 | 7:49 | 10:19 | 11:49 |
| 48 | 香川 義幸 | 7:49 | 10:19 | 11:49 |
| 49 | 長谷山 淳 | 7:48 | 10:18 | 11:48 |
| 51 | 魚住 賢二 | 7:48 | 10:18 | 11:48 |
| 52 | 泉 正信 | 7:47 | 10:17 | 11:47 |
| 53 | 岡沢 智樹 | 7:47 | 10:17 | 11:47 |
| 54 | 川原 徳親 | 7:46 | 10:16 | 11:46 |
| 55 | 山森 篤志 | 7:46 | 10:16 | 11:46 |
| 56 | 小村 誠治 | 7:45 | 10:15 | 11:45 |
| 57 | 下元 利彦 | 7:45 | 10:15 | 11:45 |
| 58 | 横尾 繁樹 | 7:44 | 10:14 | 11:44 |
| 60 | 大田 幸成 | 7:44 | 10:14 | 11:44 |
| 62 | 中野 禎彦 | 7:43 | 10:13 | 11:43 |
| 63 | 早乙女 護 | 7:43 | 10:13 | 11:43 |
| 64 | 大山 和之 | 7:42 | 10:12 | 11:42 |
| 65 | 小橋 功 | 7:42 | 10:12 | 11:42 |
| 67 | 光岡 伸明 | 7:41 | 10:11 | 11:41 |
| 69 | 谷口 隆 | 7:41 | 10:11 | 11:41 |
| 70 | 鹿子嶋 拓司 | 7:40 | 10:10 | 11:40 |
| 71 | 工藤 靖幸 | 7:40 | 10:10 | 11:40 |
| 72 | 土居 久志 | 7:39 | 10:09 | 11:39 |
| 73 | 河野 完次 | 7:39 | 10:09 | 11:39 |
| 74 | 岩野 哲也 | 7:38 | 10:08 | 11:38 |
| 75 | 本間 守 | 7:38 | 10:08 | 11:38 |
| 76 | 川崎 成弥 | 7:37 | 10:07 | 11:37 |
| 77 | 清水 人司 | 7:37 | 10:07 | 11:37 |
| 78 | 大西 広好 | 7:36 | 10:06 | 11:36 |
| 79 | 松尾 彰夫 | 7:36 | 10:06 | 11:36 |
| 80 | 藤井 裕三 | 7:35 | 10:05 | 11:35 |
| 81 | 佐々木 治 | 7:35 | 10:05 | 11:35 |
| 82 | 大和田 寿雄 | 7:34 | 10:04 | 11:34 |
| 83 | 鉄本 昌和 | 7:34 | 10:04 | 11:34 |
| 84 | 多田 毅 | 7:33 | 10:03 | 11:33 |
| 85 | 瀧口 清光 | 7:33 | 10:03 | 11:33 |
| 86 | 串馬 啓之 | 7:32 | 10:02 | 11:32 |
| 87 | 瀬谷 淳一 | 7:32 | 10:02 | 11:32 |
| 88 | 岡田 洋一 | 7:31 | 10:01 | 11:31 |
| 89 | 今田 浩司 | 7:31 | 10:01 | 11:31 |
| 90 | 村上 慈恩 | 7:30 | 10:00 | 11:30 |
| 91 | 村田 忠昭 | 7:30 | 10:00 | 11:30 |
<Posted in 11.08.31 16:42(
11.09.01 18:46 Modified)>
2011日本GP
日本GPのFIM映像です。2日目の第10セクションで、藤波貴久がクラッシュしていくシーンも入っています。もうちょっと見たいところですが、もっと見たい人は、FIM-Liveで視聴を申し込んでください。
また、毎年恒例、 日本GPのスコアの移り変わりを表にしてみました。F1など、よーいどんの競走ではよく見かける、ラップチャート風のスコアです。
ライダーごとに色分けしていますので、ちょっと見やすいかと思います。前半、全員が同じ点数をとっている場合は、最終順位に従って並んでいます。たとえば土曜日の第1セクションでは、黒山健一までが同列1位ですが、黒山は5番めに並んでいます。
試合後半では、クリーン数も順位に影響を与えてきますが、ここではクリーン数は考慮せずに(力及ばず)これも最終結果に準じて並べました。
1ラップ目の最初に並んでいるのは、スタート順です。土曜日はイギリス大会の結果に準じて、日曜日は土曜日の結果に準じて並んでいます。
上の段は、そのセクションでの減点数と名前(略してあります)、下の段の数字は、そこまでのトータル減点数です。
じっくり見ると、いろんなことがわかります。ゆっくりと、ごらんください。今年は順位的にはあまり波乱がなく、表を作るのはちょっと徒労だった気がしますが(けっこうたいへん)なにかを読み取っていただければ幸いです。
ラップチャートが、別ウインドウで開きます。サイズ調整してご覧ください。
<Posted in 11.08.31 13:50(
11.08.31 14:06 Modified)>
新生スコルパ披露
新生スコルパTY125 4T。クリックすると大きな画面で開きます。
日本GPの開催されたツインリンクもてぎで、新生スコルパが披露された。シェルコ資本となったスコルパは塗色が鮮やかなオレンジとなり、ブルー基調のこれまでのスコルパイメージとは一新されている。
さらに新生スコルパ125Fの大きな特徴として、セルモーターが装備された。
その他、定評あるスタンダードな構成はそのまま。エンジンはブラジル製だったブルー時代のものから、今度は中国製となっている。生産国のちがいでなにかが変わるかと注目してみたが、新生スコルパの中国製エンジンに意外なパワフル感が感じられた。気のせいかと思ったが、試乗した全員がそんな感想だったから、気のせいではないかもしれない。
価格は478,000円(税込み。+送料10,500円が必要)。
新しいスコルパは、基本性能はほとんど変わらないものの、ごらんの通り、メーターまわりなどはスマートにまとまっている。公道走行時の安心感は、従来モデルより向上している印象だ。
セルモーターが装備され、スイングアームの根本にバッテリーが装備されているので、従来モデルより重量は増えているはずだが、諸元上の車両重量は74kgとなっている。重量のあるバッテリーが低い位置に装着されているから、重量バランスが変化して乗り味もほんのわずか変わっているようだ。
フロントディスクブレーキは4ポッドに、サイレンサーやエキゾーストパイプのヒートプロテクターも金属製のしっかりしたものが装着されていて、従来モデルより安心感が増した(従来モデルはサイレンサーにはプロテクターなし、エキゾーストパイプにはプラスティック製のものが装着されていた)。
タンクは2.7リットルのロングライドでない仕様。シートはロングライド仕様の後ろに長いものが装備されている。
キックスターターも装着されているので、この点も安心。従来の125Fは1速と5速がトライアル用に設計されたものだったが、新生125Fはベースエンジンと同じレシオという(通常走行により適している)。されど、ちょっとしたトライアル走行には問題なく、セクションによっては2速も使えそう。
発売はこれまで同様、全国のスコルパ取り扱い店でおこなう。輸入元は株式会社ランドブリーズ。スコルパのインポーターとして本格的運用準備中ということで、連絡先などが決まったら、あらためてお知らせする。
スコルパSR280 2T。クリックすると大きな画面で開きます。
4ストロークの125Fと同時に、280ccの2ストロークマシンも披露された。SY250Rとして発売されていた従来モデルと同一のシルエットながら、よく見ればエンジンはシェルコのものを使っている。シェルコ参加となったスコルパの、体制の変化を象徴するニューマシンだ。
エンジンハンガー部分は当然エンジンに合わせて修正がされているが、その他部分はSY250Rそのままといっていい。サイレンサーが左右逆に出ているのが、新生スコルパの特徴となる。
エンジンがシェルコ、フレームがスコルパというこのマシン、乗ってみれば、SY250RともシェルコST280ともちがう、やはり新しい乗り味が実現していた。新たな個性がラインナップに加わったことで、スコルパ愛好者のみならず、すべてのトライアルライダーにとって、要チェックのマシンが増えたのは朗報だ。
同時に125ccエンジンのSR125も発売となる。こちらも新たな乗り味が作られていた。低速からもりもりと出てくるトルク感は、知らずに乗ったら250ccと勘違いする人もいるかもしれないほどで、初心者のみならず、世界選手権ユースクラスなどでの活躍も期待される。
2ストロークエンジンのSRについては、価格はまだ未定だ。
<Posted in 11.08.31 11:44(
11.08.31 12:35 Modified)>
藤波貴久の日本GP
最終15セクションを走り終えた藤波は、セクションをアウトしたところで、しばらく動けなかった。2位。しかしこの日は、順位よりも日本GPを走り終えた、その事実が大きかった。やがてお客さんに手を上げると、アウトで待ち受けていたマインダーのカルロスと抱き合い、パンチとタイムチェックの待つ地上まで降りてきた。下で待っていたジョセップらと抱きあいながら、笑顔はまだ見られない。今日の戦いが、どれほど苦しいものだったかを、それは象徴しているように見えた。
2011年。藤波はシーズン序盤からアクシデントが多かった。インドアトライアルでは、まずチーフマインダーのジョセップが腕を骨折した。さらに次は藤波自身が、頭からセクションにつっこんで首を傷めた。2月にして事件続きで、この先はもうそうそう事件もないはずだとポジティブに考えて迎えた3月。日本が地震に襲われた。
シーズンを戦いながら、藤波はトライアルのパドックにおいては日本のスポークスマンの役割も担った。日本は大丈夫なのか、放射能の健康被害はないのか、藤波はライダーの質問攻めにあっていた。そんな中、アルベルト・カベスタニーだけは、早くから「日本には行かない」宣言をした。カベスタニーは開幕戦で2位に入り、なかなか好調を維持していたというのにだ。カベスタニーは、こういうアクションをすることが多い人だ。カベスタニーのこの宣言で、ライダーの気持ちも揺れ動いていたから、藤波は忙しかった。
原発の事故については、日本でも報道が混乱しているが、海外ではそれに輪をかけている。というより、日本では安全、危険と諸説紛々でどの意見が正しいのかさっぱりわからないのだが、海外には安全だという情報はほとんどない。ニュースを見ていると、日本全土が放射能汚染にさらされているような感じになってくる。もてぎはぶっこわれた原発から100km以上の距離にあるが、海外から見れば、その距離はあってないに等しい。
去年、藤波は土曜、日曜の2日間にわたって、4位にとどまっている。久々に日本での優勝も果たしたいが、まず表彰台に乗らないとはじまらない。イギリスGPを3位で終えた藤波は、みんなよりひと足早く日本へ向かった。マシンはイギリスで使ったものをきっちり整備してから日本に送られる。なので早めに日本へいっても、特に練習ができるわけではない。それでも、みんなより早く日本に帰ってきて時差ボケを解消し、日本の蒸し暑い夏に体をならしておくのは、勝負を優位に運ぶ大事なことだった。
そのとおり、木曜日までのもてぎは、たいへんに暑かった。これまで、8月に日本でグランプリをやったことなど、一度もない。2002年に、最終戦として9月に開催されたことがあったが、そのときでさえけっこうな暑さだった。通常なら、8月はバカンス月間で、トライアルはお休みだ。今年は震災がゆえにいろんなことがいつもとちがう。
木曜日まで、ちらちらとセクションを見ると(セクションに立ち入っての正しい下見は金曜日の指定された時間に限られているから、お客さんエリアからということだ)、簡単すぎが懸念される設定だった。ところが金曜日の下見中に天気が一変。激しい雨が降ってきて、コンディションを泥々に変えてくれた。ハイヒールで観戦させたい主催者は悲鳴、トップライダーはこれでようやく一安心だ。ただし前回イギリスで優勝しているアダム・ラガにはつらい雨だ。ラインのない泥沼につっこんでいくトップバッターの辛さは、去年藤波が味わされた苦境だった。
土曜日の天気予報は曇りのち雨。早めにセクションをこなしていったほうがいいかもしれない。しかし藤波には、懸案があった。エンジンのセッティングについてだ。藤波は、マシンを自分の感覚にぴったりと合わせて乗るライダーだ。エンジンのフィーリングは、そのもっとも大事な要素になる。今回、そのエンジンセッティングをしてくれるチーフメカが来日していない。モンテッサチーム全体を見ても、まずボウのメインマインダーさえいない。みな、日本に来るのを敬遠してしまった。そして行きたくないという個人の意志が大事にされる環境なのも、ヨーロッパという土地柄かもしれない。藤波の二人のマインダー、ジョセップとカルロスは、そろって日本にやってきている。
「彼らも日本に来るのはこわかったと思います。彼らが日本に来たのは、ぼくのために、だと思います」
ともあれ、エンジンの性格を作るキーマン不在のグランプリ。セッティング方法を教わってきたマネージャーと、インジェクショントライアルマシンの開発に携わった研究所の技術者とで、藤波号のセッティングを練り上げた。開発が佳境だった頃には、レプソル・モンテッサのパドックには研究所の技術者が勢ぞろいしていたものだが、今は開発は一段落している。パドックに詰めているのは、モンテッサのスタッフだけだ。それでも他のチームよりメンバーは多いのだが、今年は最盛期の半分くらいのスタッフで切り盛りしているのではなかったか。
それでも、土曜日の藤波の出足は、悪くないように見えた。小川友幸が大クラッシュした第1セクションはきっちりとクリーンしたし、第3、第4と5点となってしまっても、トップには6点ほどの点差でくらいついていた。挽回のチャンスはいくらでもある。
しかし藤波は、どうにも波に乗れないまま試合を進めてしまっていた。エンジンの感覚に違和感があった。藤波のマシンは、イギリスGPを終えて整備を受けた後、日本に空輸されてきたものだ。以前はマシンを2台用意して、遠征時には別のマシンを使ったこともあったのだが、マシンが変わるとどうしても違和感が出る。それで1台のマシンを切り盛りするようになった。2台のマシンを運用すれば、マシンが遠征に出ている間もトレーニングができるが、本番でちがうマシンに乗るくらいならトレーニングがないほうがいい、というのが結論のようだ。マシンとの一体感をなにより大事にする藤波らしい。
だから、日本に届いたマシンは、藤波的には万全のはずだった。ただし、ガソリンがちがった。マシンはアルミの箱にコンパクトにおさめて空輸ができるけれど、ガソリンはそうはいかない。陸路で移動していけるヨーロッパでの世界選手権と、飛行機で移動する別の大陸での世界選手権がちがうところだ。
この、日本で用意したガソリンが、藤波の調子を崩させることになった。品質に問題があったわけではない。いつもとちがうというその一点が問題だ。
藤波のペースが上向きになることはなかった。たとえ成績が悪くても、自分のライディングができていれば、藤波の機嫌はいい。そして機嫌がよければ、成績は少しずつでも上向いてくる。ところがこの日は、改善のきざしがない。明るくオープンな性格がひとの心を惹きつける藤波だが、マシンについては実に細かな神経を使って仕上げている。いったんそのコンビネーションが狂うと、藤波のフジガススピリットも翳りをつくる。
1ラップ目、14セクションを出たところで、藤波はシレラ監督に「どう?」と聞いている。答えは、あんまりよくない。藤波自身も感じていたことだから、いまさら驚かない。ところが2ラップ目、第1セクションでいきなり5点となった。藤波が選んだラインのすぐ隣には、より安全なラインがあったのだが、1ラップ目に問題のなかった藤波は、迷わず同じラインでトライして、登りきれなかった。
2ラップ目、藤波のライバルはファハルドだった。オッサが全日本や世界選手権の場で日本を走るのは、これがはじめて。フューエルインジェクション、後傾したシリンダーと、意欲的なマシンプロフィールは写真などでも伝わってくるが、いかにもトルクフルなエンジン音や、大岩への飛びつきの走破力の高さなど、アドバンテージを見せつける場面も少なくなかった。1ラップ目の終わりに12点あった藤波とファハルドの点差は、2ラップ目が始まるや10点を切り、第7セクションで藤波が5点になると、ついに藤波はファハルドに3位の座を奪われることになった。
12セクション、ハローウッズの庭の滝セクション。ここはしばしば、藤波の鬼門として伝えられる。1ラップ目はクリーンしているこのセクションだが、しかし2ラップ目に、藤波は登りきれなかった。濁った水の中に、1ラップ目とはちがう石があった。藤波のトライを見たボウは、別のラインを選択してクリーンしている。
最終セクションに着いたとき、藤波はファハルドに4点差をつけられていた。とにかく最終セクションはクリーンしろ、というのが監督からの指示だった。4点差を知っている者からすれば、こちらはクリーンして、あとは運命に身をまかせるしかない。
藤波は、その通りクリーン。そしてしばしのちにやってきたファハルドは、ここを登りきれなかった。5点。藤波は、たった1点差で、3位表彰台を得た。2位のラガとは、ちょうどダブルスコアの点差が開いていた。
土曜日のあと、藤波はエンジンのプロフィールをがらりと変えた。土曜日の戦いは納得がいかなかった。クリーンにしろ5点にしろ、自分の思うような走りをして、それで出た結果はしかたがない。土曜日の藤波は、5点となってもクリーンとなっても不本意だった。
朝、エンジンに焼き込まれたインジェクションのマッピングは、どのような結果をもたらすのか。セクションは、全体にやや簡単に設定されなおされていた。土曜日はなんとか雨は降らなかったが、日曜日は朝からしとしとと降っている。8月だというのに、気温はごく低い。いつも6月の日本GPで、梅雨の時期だから雨が降ると納得していた海外選手にとって、とんでもなく湿気が高くてとんでもなく暑いと聞いていた日本の8月が、肌寒いほどの雨模様だなんて、だまされたようなものだ。
日曜日の藤波のエンジンは、土曜日とは打って変わって、藤波の手足となって動いていた。第2セクションで1点をついた後、ボウ、ラガが5点となる中、藤波は3点。さらに岩盤の第4セクションを1点で抜けて、藤波はボウとラガには序盤にして6点差をつけていた。藤波と同点トップにつけたのはイギリスの若手のブラウンで、それを追うのが黒山というオーダーだ。藤波のリードは、第9セクションまで続いた。
ハローウッズの森の中に設けられた10セクション。ここでアクシデントが起こる。最後の岩に飛びついた藤波は、岩の上でバランスを崩して、左に落ちていった。これで藤波のリードはなくなり、追い上げてきたラガに3点差でトップを奪われることになるのだが、問題はそんなことではなかった。藤波が落ちた先はセクションの外だったのだが、そこには別の岩があった。マシンと岩にはさまれた藤波の左足は、そのままぐにゃりとひねられた状態で動きを止めた。
万事休す。遠く離れたピットにはリタイヤするかもしれないという観測と、担架が要請されたという情報が寄せられた。藤波が痛みでうなっている間に、後続のライダーは次々に11セクションに向かった。
痛みは極限だった。もちろん、歩けない。うなりながら、藤波は自分の足をチェックしていた。骨が折れているのか、足は動くのか。痛いのはどんなことをしたときなのか(この時点では、何をしても痛いわけだが)。しばらくのち、藤波は「乗れる」と判断した。もとよりリタイヤするという選択肢は藤波にはない。どうやって試合の残りを走りきるか、藤波の懸案はそこにつきた。
11セクションを走る藤波。アウトまでは、もう少し
30分もたったろうか。藤波はみんなからはるか遅れて、11セクションに向かった。11セクションは、ジュニアクラスと共通の、比較的やさしいとされるセクションとなる。しかしぬるぬるの泥の中、5点にはならないまでも不用意な足つきを誘うセクションだ。集中をじゃまされやすい、痛みを引きずる藤波には不利なセクションともいえる。ボウも、ここで1点を取っている。
マインダーに肩を借りてセクションの下見を試みるも、すぐにあきらめた。歩ける状況ではない。とりあえずこのセクションは、下見をしなくてもなんとかなりそうなセクションでもあった。
歩くのも容易ならざるライダーが、はたしてどんなライディングを見せるのか。応援とも、不安ともつかない声援が送られる。ところがマシンにまたがった藤波は、そんな不安を吹き飛ばすように、11セクションをクリーンした。ここでのクリーン自体は、それほど驚くべきスコアではないが、負傷したばかりの藤波がクリーンしたという事実は、やはり驚異。しかし。
セクションアウトした藤波は、しばらく動けなかった。パンチカードも差し出せない。痛む左足をフットレストから投げ出し、マシンに上でうずくまる藤波。実は藤波は、このとき泣いていたのだという。11セクションはクリーンしたものの、足は痛み、力は入らず、それはそれでたいへんだった。トップを走りながらのアクシデント。優勝のチャンスを失うのもくやしいが、それよりもこんな状況でこの1戦を走りきれるのか、それすら皆目先が見えない。くやしかった。くやしくて不安で、涙が出た。藤波がスコアカードをオブザーバーに差し出したのは、しばらくたってからのことだった。
ところが藤波は、次の12セクションもクリーンしてしまった。ここは、土曜日の2ラップ目には攻略できずに5点となってしまっていたところだ。それなのに、足を引きずりながらクリーンした。藤波貴久というライダーは、いったいどうなっているのだろう?
こういう疑問は、試合が終わってから、藤波の周囲からも投げかけられたという。なんで5点になったセクションを、ケガをしてからクリーンできるんだ?
あとに藤波は「5点になって転んだら痛いじゃないか、クリーンしないとたいへんじゃないか」と、冗談めかして語っている。結局藤波は、11セクション以降15セクションまで、3点ひとつで走り抜いた。その間、気功の心得のある人に足をさわってもらったり、マインダーのジョセップの膝サポーターを借り受けたりした(ジョセップは膝の具合が悪く、最近ではお助けなどの危険業務はサブマインダーだったカルロスがやっている)。それでも、負傷した足がもとどおりになるわけではない。
1ラップを終えて、トップのラガとは2点差。挽回は、充分可能だ。藤波とラガは、2ラップ目も一歩も譲らず6セクションまでは同減点で進んでいた。2点差のまま。しかしその後、ラガは10セクションで5点、14セクションで3点をとっただけで、ほかはすべてクリーン。対して藤波は、ほかにも細かい減点があったほか、7セクションで5点となった。13セクションを終えた時点で残りセクションは二つ。ラガと藤波の点差は10点。藤波とラガの点差もまた10点。ほぼ勝負はついてしまっていた。
最終セクション。ラガの勝利が決まったあとに、藤波がトライ。ここをパスしてゴールしても藤波の成績はすでに決まっているのだが、しかし藤波は走る。ポイントをひとつひとつていねいにクリアして、そしてクリーン。
セクションをアウトして、再び藤波はしばし身動きを止めた。空を仰ぎ、大きく息を吐いて、それからみんなの待つ地面に降りてきた。トップから10点差。勝てなかったけど、優勝にも匹敵する2位となった。
思えば2000年。はじめて世界選手権が開催された年、藤波はドギー・ランプキンとトップを争いながら、足を裂傷する負傷を負った。脚をしばって完走した藤波の雄姿は、今でも強烈な印象を残している。藤波によれば、あのときと同じくらい、痛かった、つらいレースだった、と語っている。
<Posted in 11.08.25 20:42(
11.09.08 13:07 Modified)>
ラガ勝利。藤波は根性の2位
8月21日、世界選手権日本グランプリ、2日目。一番スタートのボウは各所でミスを繰り返し、優勝戦線の権利を徐々に失っていった。
序盤好調だったのは藤波。これをラガが追いつめる展開で試合は進んでいった。
アクシデントは1ラップ目の10セクションだった。藤波の膝が、マシンと岩にはさまれてしまった。かなり痛みが激しい。誰もがこのまま藤波リタイヤかと思った中で、藤波だけがあきらめていなかった。
膝の痛みに耐えて、残るセクションを懸命に走る藤波。結果はラガに10点差をつけられて2位だったが、その2位表彰台は、勝利以上の価値のあるものだった。
●結果表は続きをご覧ください。
日曜日の結果
クリックするとPDFのセクションごとの結果が開きます
<Posted in 11.08.22 14:38(
11.09.24 14:35 Modified)>
土曜日はボウ、日曜日は?
金曜日に降った雨は、セクションをとてもとてもむずかしくしたが、土曜日、なんとか雨は降らなかった。
1ラップ目、トップはアダム・ラガ。でもトニー・ボウは、ラガにわずか1点差で続いていた。藤波貴久は3番手だが、どうもトップ2に立ち向かえる調子には見えなかった。
2ラップ目、ラガがほんの少しミスをした。その機にボウがトップに。わずか2点差で、ボウが日本GPを制した。
3位は藤波。最後はジェロニ・ファハルドに1点差まで詰め寄られての表彰台だった。
日曜日は雨模様の天気が予想されている。ゲストライダーなどの参加がなくなって、日曜日は25名のスタートとなる。
20日、21日の大会試合速報は自然山ツイッター(http://twitter.com/shizenyama/)でどうぞ。雨模様なので、どこまでできるかむずかしそうですが。
日曜日のスタート順を並べてみました。
土曜日の結果
クリックするとPDFのセクションごとの結果が開きます
日曜日のスタート順
| No. | 名前 | 国籍 | マシン | チーム | スタート | 1ラップ | ゴール |
| ユース |
| 71 | ジャック シェパード | イギリス | BETA 125 | JITSIE | 10:24:00 | 13:24:00 | 15:24:00 |
| 72 | マルティン ヘサス | スペイン | GasGas 125 | | 10:25:30 | 13:25:30 | 15:25:30 |
| 80 | マルティン イグナシオ | スペイン | GasGas 125 | | 10:27:00 | 13:27:00 | 15:27:00 |
| 82 | 大神和輝 | 日本 | GasGas 125 | HRC関東& TOP DOGS | 10:28:30 | 13:28:30 | 15:28:30 |
| ジュニア |
| 42 | トゥルノ ジャンルカ | イタリア | GasGas 300 | | 10:30:00 | 13:30:00 | 15:30:00 |
| 32 | 野本佳章 | 日本 | BETA 290 | WISE BETA Racing | 10:31:30 | 13:31:30 | 15:31:30 |
| 33 | 滝口輝 | 日本 | SCORPA 250 | TeamYSP京葉レーシング | 10:33:00 | 13:33:00 | 15:33:00 |
| 35 | 佐藤優樹 | 日本 | Honda 260 | HRCクラブ関東SWまるやま | 10:34:30 | 13:34:30 | 15:34:30 |
| 36 | 藤原慎也 | 日本 | Honda 260 | Team Fujiwara | 10:36:00 | 13:36:00 | 15:36:00 |
| 31 | 吉良祐也 | 日本 | GasGas 280 | GASGAS TRIAL TEAM | 10:37:30 | 13:37:30 | 15:37:30 |
| 34 | 宮本竜馬 | 日本 | Honda 260 | HRCクラブぱわあくらふと | 10:39:00 | 13:39:00 | 15:39:00 |
| ワールド・プロ |
| 1 | トニー・ボウ | スペイン | MONTESA 298 | REPSOL MONTESA HONDA | 10:40:30 | 13:40:30 | 15:40:30 |
| 2 | アダム・ラガ | スペイン | GasGas 300 | GasGas RACING | 10:42:00 | 13:42:00 | 15:42:00 |
| 3 | 藤波貴久 | 日本 | MONTESA 298 | REPSOL MONTESA HONDA | 10:43:30 | 13:43:30 | 15:43:30 |
| 4 | ジェロニ ファハルド | スペイン | OSSA 280 | OSSA RACING TEAM | 10:45:00 | 13:45:00 | 15:45:00 |
| 15 | 黒山健一 | 日本 | YAMAHA 250 | team黒山レーシング・ヤマハ | 10:46:30 | 13:46:30 | 15:46:30 |
| 9 | ロリス グビアン | フランス | GasGas 300 | GasGas RACING | 10:48:00 | 13:48:00 | 15:48:00 |
| 18 | 野崎史高 | 日本 | YAMAHA 250 | TeamYSP京葉レーシング | 10:49:30 | 13:49:30 | 15:49:30 |
| 16 | 小川友幸 | 日本 | Honda 300 | HRCクラブMITANI | 10:51:00 | 13:51:00 | 15:51:00 |
| 8 | マイケル ブラウン | イギリス | GasGas 300 | JST GasGas | 10:52:30 | 13:52:30 | 15:52:30 |
| 23 | 小川毅士 | 日本 | BETA 290 | WISE BETA Racing | 10:54:00 | 13:54:00 | 15:54:00 |
| 17 | 柴田暁 | 日本 | Honda 300 | HRCクラブMITANI | 10:55:30 | 13:55:30 | 15:55:30 |
| 22 | 岡村将敏 | 日本 | GasGas 300 | TOPDOGS-156 | 10:57:00 | 13:57:00 | 15:57:00 |
| 20 | 砂田真彦 | 日本 | Honda 280 | | 10:58:30 | 13:58:30 | 15:58:30 |
| 21 | 松浦翼 | 日本 | Honda 280 | Honda緑陽会熊本レーシング | 11:00:00 | 14:00:00 | 16:00:00 |
<Posted in 11.08.20 23:19(
11.08.22 15:03 Modified)>
明日、もてぎ1日目
8月20日〜21日、世界選手権7戦日本グランプリが、栃木県ツインリンクもてぎで開催される。
エントリーリスト、スタート順は次のとおり。先にお知らせしたエントリーリストとはゼッケンが変更になっているから、ご注意ください。
金曜日はときおり激しい雨が降っていた。土曜日はとりあえずスタート時点は曇りもようのようだ。
「雨が降って、セクションがむずかしくなっているし、明日は二番手スタートなので、おもしろい戦いができそうだ」
とトニー・ボウは語る。
なお、ワールド・プロクラスでは、エントリーリストにあったアレックス・ウイグとジャック・チャロナーは欠場。ドギー・ランプキンはSSDTで負った足首の負傷がかんばしくなく、来日はしているが日本大会は欠場を決めている。
20日、21日の大会試合速報は自然山ツイッター(http://twitter.com/shizenyama/)でどうぞ。できるだけ、がんばります。
| No. | 名前 | 国籍 | マシン | チーム | スタート | 1ラップ | ゴール |
| ユース |
| 71 | ジャック シェパード | イギリス | BETA 125 | JITSIE | 10:18:00 | 13:18:00 | 15:18:00 |
| 72 | マルティン ヘサス | スペイン | GasGas 125 | | 10:19:30 | 13:19:30 | 15:19:30 |
| 80 | マルティン イグナシオ | スペイン | GasGas 125 | | 10:21:00 | 13:21:00 | 15:21:00 |
| 82 | 大神和輝 | 日本 | GasGas 125 | HRC関東& TOP DOGS | 10:22:30 | 13:22:30 | 15:22:30 |
| 84 | 倉持俊輝 | 日本 | GasGas 125 | GUEST | 10:24:00 | 13:24:00 | 15:24:00 |
| 85 | 滝浪猛 | 日本 | BETA 300 | GUEST | 10:25:30 | 13:25:30 | 15:25:30 |
| 83 | 植松英樹 | 日本 | Honda 260 | GUEST | 10:27:00 | 13:27:00 | 15:27:00 |
| ジュニア |
| 42 | トゥルノ ジャンルカ | イタリア | GasGas 300 | | 10:28:30 | 13:28:30 | 15:28:30 |
| 36 | 藤原慎也 | 日本 | Honda 260 | Team Fujiwara | 10:30:00 | 13:30:00 | 15:30:00 |
| 31 | 吉良祐也 | 日本 | GasGas 280 | GASGAS TRIAL TEAM | 10:31:30 | 13:31:30 | 15:31:30 |
| 34 | 宮本竜馬 | 日本 | Honda 260 | HRCクラブぱわあくらふと | 10:33:00 | 13:33:00 | 15:33:00 |
| 32 | 野本佳章 | 日本 | BETA 290 | WISE BETA Racing | 10:34:30 | 13:34:30 | 15:34:30 |
| 35 | 佐藤優樹 | 日本 | Honda 260 | HRCクラブ関東SWまるやま | 10:36:00 | 13:36:00 | 15:36:00 |
| 33 | 滝口輝 | 日本 | SCORPA 250 | TeamYSP京葉レーシング | 10:37:30 | 13:37:30 | 15:37:30 |
| ワールド・プロ |
| 2 | アダム・ラガ | スペイン | GasGas 300 | GasGas RACING | 10:39:00 | 13:39:00 | 15:39:00 |
| 1 | トニー・ボウ | スペイン | MONTESA 298 | REPSOL MONTESA HONDA | 10:40:30 | 13:40:30 | 15:40:30 |
| 3 | 藤波貴久 | 日本 | MONTESA 298 | REPSOL MONTESA HONDA | 10:42:00 | 13:42:00 | 15:42:00 |
| 8 | マイケル ブラウン | イギリス | GasGas 300 | JST GasGas | 10:43:30 | 13:43:30 | 15:43:30 |
| 4 | ジェロニ ファハルド | スペイン | OSSA 280 | OSSA RACING TEAM | 10:45:00 | 13:45:00 | 15:45:00 |
| 9 | ロリス グビアン | フランス | GasGas 300 | GasGas RACING | 10:46:30 | 13:46:30 | 15:46:30 |
| 15 | 黒山健一 | 日本 | YAMAHA 250 | team黒山レーシング・ヤマハ | 10:48:00 | 13:48:00 | 15:48:00 |
| 16 | 小川友幸 | 日本 | Honda 300 | HRCクラブMITANI | 10:49:30 | 13:49:30 | 15:49:30 |
| 23 | 小川毅士 | 日本 | BETA 290 | WISE BETA Racing | 10:51:00 | 13:51:00 | 15:51:00 |
| 17 | 柴田暁 | 日本 | Honda 300 | HRCクラブMITANI | 10:52:30 | 13:52:30 | 15:52:30 |
| 18 | 野崎史高 | 日本 | YAMAHA 250 | TeamYSP京葉レーシング | 10:54:00 | 13:54:00 | 15:54:00 |
| 22 | 岡村将敏 | 日本 | GasGas 300 | TOPDOGS-156 | 10:55:30 | 13:55:30 | 15:55:30 |
| 21 | 松浦翼 | 日本 | Honda 280 | Honda緑陽会熊本レーシング | 10:57:00 | 13:57:00 | 15:57:00 |
| 20 | 砂田真彦 | 日本 | Honda 280 | | 10:58:30 | 13:58:30 | 15:58:30 |
| 19 | 斉藤晶夫 | 日本 | Honda 300 | HRCクラブMITANI | 11:00:00 | 14:00:00 | 16:00:00 |
<Posted in 11.08.19 21:11(
11.08.21 04:07 Modified)>
黒山、完璧2連勝
全日本選手権第2戦は北海道わっさむサーキットで8月7日に開催された。
今年の北海道大会は、8月にして第2戦というのもいつもとちがって異常なところだが、久々にいいお天気。そしてとてもとても暑かった。
黒山健一と小川友幸による接近戦は、1ラップ目の5セクションまでだった。以降は徐々に、そして確実に黒山がリードを広げ、最終的にはちょうどダブルスコアとして2連勝を飾った。
3位には若手、柴田暁が初めて入った。野崎史高が4位、小川毅士が5位。本来トップ2を脅かすべき存在の二人の不調が際立ってしまった。
◆国際A級スーパー
暑い。ここ数年、雨が続いていた北海道大会。雨が降れば寒いくらいだし、晴れれば猛烈に暑くなる。今日は、何年ぶりかで猛暑の北海道大会となった。
第1セクションは去年同様。深くえぐられたがけ登りから、IASだけがブロックにかけあがる。最初にトライした宮崎航は1点。宮崎は前回8位。これは続々とクリーンが出るかと思われたが、そうはいかないのがトライアル。そして宮崎には、こういう走破力が備わってもいるのである。
宮崎のチームメイトの先輩、田中善弘も1点。しかし野本佳章が入口でブロックで5点になると、次々に5点を取る選手が現れた。野崎史高は最後の登りで失速して出口へ届かず、小川毅士は最後の最後までクリーンだった。野崎が失敗した登りを前にガス欠症状を起こしたのを、瞬時にコックの開け忘れと判断してコックを開け、最後のブロックも華麗に上った。しかしなんということか、そのあと真っ逆さまに前転。顔から着地して鼻から流血でちょっと心配な自体に。幸い試合は続けられたし骨も折れていないということなのだが(でもやっぱり心配)、試合の滑り出しで痛い思いをして、精神的なショックは小さくなかった。
序盤好調から1ラップ目後半に乱れたのが痛かった。残念なりの小川友幸
1点が二人、5点が三人、そしてクリーンをしたのが三人。チャンピオン小川友幸、挑戦者黒山健一は予定通りに美しくクリーンしていったが、その前に最初にここをクリーンしていったのが、柴田暁だった。柴田は先月、世界選手権イタリア大会に出場している。結果は16人出場の16位という残念なものだったが、本人は結果にはこだわっていないようで、大きな収穫が得られたことに大満足の様子だった。ただし、第1セクションのクリーンがその成果なのかどうかは、やはり試合全体をみなければわからない。
第2セクションは、高い岩とアプローチがむずかしい岩との組み合わせ。高さとむずかしさがうまく組み合わさったセクションだった。ここは、セクション中盤の高い岩が鬼門。柴田もここで5点となった。小川毅士も同様だ。野崎はここをうまくクリアしていったが、オブザーバーの判定は5点。最後の岩を抜けるときに、ゲートマーカーに触れたという判定だ。野崎には納得できない。ギャラリーからは「さわってないよー」という声があがるが、待機するライダーやアシスタントは無言。ライバルの5点を期待しているのではなく、直接自分の目で見たものでないことには口出しをせず。オブザーバーの判定は厳正なものだ。少なくとも、自分の身に起こったことでなければ。つまり野崎は、このところのお題である、不本意な5点をとられる走り方をしないという課題は、2セクション目にして達成できずとなってしまった。
野崎に不幸だったのは、その後このセクションにはマーカーの接触を見るためのオブザーバーが配置されたりしたから、もう少しあとでトライすれば、マーカーへの接触があったにしろなかったにしろ、野崎の納得度もちがったにちがいない。いずれにしろ、このふたつの5点で、野崎と小川毅士は、一気にトップ争いから10点のハンディを背負うことになった。
第3セクションは、再び黒山、小川、柴田の3人がクリーンした。野崎は1点、毅士は3点だった。黒山と小川はともかく、柴田の好調はニュースだ。第4セクションは宮崎が1点ついた以外は全員がクリーンして、黒山と小川はここまでオールクリーン、柴田が5点、野崎と田中が11点、宮崎が12点、毅士が13点という並びになっていた。
勝負が動き始めたのは第5セクション。川からあがって水をひきずったまま泥の斜面を登っていく。ここでは野崎と田中が3点、柴田はふたつめの5点を取った。小川は2点。そのあとにトライした黒山は、1点だ。黒山のトライを見ていた他陣営は、黒山の減点は2点だと思っていたが、採点は1点だった。しかしそんなことより、影響が大きかったのが小川の気持ちの問題だった。
小川はここをクリーンする予定でいた。滑るむずかしいコンディションだから、足をついても不思議はないのだが、クリーンできないポイントではなかった。しかし小川のトライは2点となった。やってはいけないミスが出た、と小川は言う。ここでの点差はわずかだったがそれがライバルに精神的余裕を与えたと、小川は見る。そしてそれが、小川のトライに微妙に陰を落としていく。
第6セクションは、水がしみ出る、伝統的にむずかしいポイントだった。しかし野本、小川毅士、田中、野崎と3点で抜け出るライダーは多い。時間は厳しいが、3点で抜けると決めてかかれば、そんなに可能性のないセクションではなかった。小川は前のセクションで気持ちに追ったダメージを振り払ってここをトライ。しかし、完全には気持ちを切り替えきっていなかったようだ。5点! 黒山は最後に2点でここを抜ける。さらに第7セクション、黒山クリーンに対して小川は3点。黒山は小川とのリードをじわじわと広げている。
さらに決定的だったのは、終盤の9セクションと10セクション。9セクションは誰も走破できず、全員が5点でノーゲームセクションかと思いきや、黒山だけがクリーン。その差は決定的となった。さらに最終セクションでも、黒山のみが3点で走破。他は全員が5点となった。1ラップ目だけで、黒山のリードは14点。黒山自身はまだまだ安心していないが、流れが決定的に黒山に向いているのは、誰の目にも明らかだった。
3位争いはというと、やはり経験の差か、野崎が3位に浮上していた。しかし柴田も1点差。このまま力尽きて順位を落としていけばいつもの柴田だし、もう一度勢いを盛り返せば新しい柴田の誕生だ。
2ラップ目。もう一度気合いを入れ直してがんばりたい各選手だが、しかし暑さがそれを阻んでいる。暑さの問題はまったくないと言う黒山も、第3セクションで失敗して5点を取っている。柴田を突き放したい野崎も、第1、第3で5点を取り、7位で折り返して巻き返さなければいけない毅士も、第1、第2で5点と状況はかんばしくない。小川友幸は、5点なしで2ラップ目を走る唯一のライダーだったが、第8セクションで5点。誰も彼もが、同じように苦しんでいた。
初表彰台。イタリア遠征の成果はあったと語る柴田暁。スペシャルステージはさんざんだったが、楽しい一日を送った
そんな中、第9セクションで見事なライディングを見せたのが、柴田だった。第9は、黒山こそクリーンを出しているが、他は全員が5点。複雑な岩の組み合わせから、頂点に駆け上がらなければいけない設定で、難度もピカイチ。ここを、足つき1回のみで、見事に登ってみせた。足つきはあったが、まず完璧なタイミングだった。この1点が、戦況を決定づけた。第9で5点となった野崎は、2ラップ目を23点で終えた。柴田は20点ちょうど。1ラップ目と合わせて、柴田が野崎に2点差で3位だ。
残るは9セクションと10セクションを使ったスペシャルステージふたつだけ。野崎は1ラップ2ラップを通じて、ここを抜け出たことがない。分は、2ラップ目に9セクションを1点で抜けた柴田にあった。
開幕戦の成績が下位だった順からのスタートなので、柴田のトライ順は早かった。2ラップを走っているときには知らされていなかったが、今は3位だというのを知っている。緊張しながらのトライインだ。しかし結果は意外。柴田は2ラップ目に華麗な技を見せた最後のポイントにたどりつくはるか以前、セクション入口で5点になってしまった。柴田は去年も、このセクションでは入口で落ちている。出口まで走れたのは、1点で抜けた今回の2ラップ目、たった1回きりということだ。
こうなると野崎の表彰台の目も出てくるのだが、しかし野崎も、このふたつのセクションは攻略できない。3位争いは、2ラップ目の順位のまま、柴田が3位表彰台、そして野崎がくやしい4位となった。
今日はまったくいいところを発揮できなかった小川毅士は、最後の最後で毅士らしい気迫を見せた。最終10セクションをクリーンしたのだ。このセクションは、2ラップ目に小川友幸がクリーンをしたが、黒山はクリーンが出せていない。小川毅士の、大きな金星だった。しかしこれも、あまりにも遅すぎた。この大金星も、6位から5位にポジションをひとつ上げるのが精いっぱい。4位まで2点、3位まで4点差だったから、もうちょっと早くエンジンがかかればという悔やみはあるが、やはりあとの祭りである。
6位は、最後の最後に5位の座を奪われたものの、連続6位入賞となった野本佳章、7位に、今日はいいところなしという田中善弘、8人中8位は宮崎航。1ラップ目の第1セクションで1点をとったふたりが、ブービー賞と最下位という結果になってしまった。
ランキングテーブルは、2戦終わって黒山が2連勝で小川友幸に6点のリード。小川と3位の野崎の点差もやはり6点。野崎に4点差で、前回7位に沈んだ柴田が迫っている。小川毅士は田中善弘と同点のランキング6位。今年は全日本は、どうやら柴田暁が注目株だ。
ミスが皆無でもなかったが、黒山しかクリーンできないセクションもあり。圧巻のライディング
◆国際A級
淡々と勝利する三谷英明
三谷英明のトライアルへの取り組みは、やるべきことを着実にこなしていく、確実なものだ。本人は淡々と走ったというけれど、淡々と走るのがむずかしい若手は多いのだから、やはりベテランはちがう。
「A級で勝つにはミスをしたらダメ。ミスのないように気をつけて、それでもミスはしてしまったけれど、他のライダーのほうがミスが多かったということでしょう」
大ベテランは、猛暑の中、体力面での不安もあった。体力を使わないように、極力疲れないライディングを選べるだけの技術と判断力があってこそなせる技。それでも後半は手足がつってしまってたいへんだったという。
「手も足も攣りまくり。大漁でした」
と、最近すっかりはまってしまっている釣りにたとえて、喜びを淡々と語った。
2位には岡村将敏が、1ラップ目の8位から大躍進。3位の小野貴史も、1ラップ目の5位から浮上してきた。若手は滝口輝が孤軍奮闘。1ラップ目は2位に入って期待されたが、2ラップ目に減点を増やしてしまったのはやはり若さか。今回は5位にとどまった。若手の注目株、山本直樹は12位とちょっと低迷。郷里を出てトライアル修業中の吉良祐也は9位でポイント獲得を果たした。
セルスターター付ガスガスのニューモデル、ランドネを駆ったのが成田匠。久々の全日本参戦だが、排気量アップをしたランドネは本調子にはほど遠い。セッティングが出そろわず高回転が乱れる状態での7位入賞は立派すぎるといえる。土曜日、会場の直前で燃料切れして立ち往生した翌日の面目躍如だった。
◆国際B級
初優勝の小谷一貴
ゼッケン1番。かつてのトップライダー小谷重夫を父に持つ大物新人、小谷一貴。しかし全日本デビューして1年、意外にも小谷には勝利がなかった。
今年はマシンをベータに乗り換え(チームのオヤブンは小谷徹だが、小谷とは血縁関係がないばかりでなく、一貴はこたに、徹はおだにと読む)チャンピオンを目指すも、開幕戦ではベテラン金沢清志に勝ちを奪われていた。
今回、前日にセクションを下見した小谷は、神経戦となりそうな設定に、苦しい戦いを想像していた。技術があって、気持ちのコントロール術に長けていない若手は、難度の高いセクションに思いきりぶつかっていけるほうを好むライダーが多い。もちろん小谷もそうだ。
この日、小谷には二つの5点があった。最難関セクションの第6セクションだ。ここはよくても3点のセクションだから、ふたつの5点はそれほど致命的でなかったのだが、小谷にはそれがくやしい。しかしまた、それ以外の18セクションをたった6点でまとめた結果が、自身にとってうれしい初優勝となった。表彰台で「感無量です」と語ったのは、まったくそのとおりの感情だった。
小谷が攻略できなかった第6セクションを3点で走破していたのが清水稔久。去年の最終戦で初優勝しているが、今回はぎりぎりのところで勝ちを逃している。
参加34名中6名が北海道ライダー。同じく6名の東北圏ライダーの参加があった。
<Posted in 11.08.08 08:17(
11.08.09 21:18 Modified)>
明日は全日本第2戦北海道大会
ウォームアップ中の小川友幸
8月7日、全日本選手権第2戦北海道大会が開催される。8月というのに全日本がまだ1戦しか開催されていないという異常事態の2011年だが、どうやら当日はお天気もいいお天気のもとでの試合となりそうだ。
北海道大会は、いつものとおりの北海道上川郡わっさむサーキット。
試合速報は自然山ツイッター(http://twitter.com/shizenyama/)でどうぞ。
明日の開幕に向けてIASライダー全員の意気込みを聞きました。
●第2戦北海道大会に向けての意気込み(YouTubeビデオ)
<Posted in 11.08.06 18:47(
11.08.06 19:20 Modified)>
2011 TDNに日本チーム出場決定
今年もチームリーダーとして若いライダーを引っ張ってくれる日本の雄、藤波貴久
2011年トライアル・デ・ナシオン(TDN)への、日本チームの参戦が決まった。日本代表となったのは、藤波貴久、小川毅士、野本佳章、柴田暁。
今年のTDNは、全日本第3戦中国大会の2週間後、9月17日(女子)、9月18日(男子)の2日間にわたって、イタリアのトルメッゾ(TOLMEZZO)で開催される。
日本チームの顔ぶれは次の通り(マシン、履歴はMFJ発表のまま)。
選手
藤波 貴久 モンテッサ HONDA ※世界選手権 WorldPro 出場
小川 毅士 BETA ※全日本IAS暫定ランキング5位(第1戦順位)
野本 佳章 BETA ※全日本IAS暫定ランキング6位(第1戦順位)
柴田 暁 HONDA ※全日本IAS暫定ランキング7位(第1戦順位)
チーム団長
西 英樹(MFJトライアル委員長)
チーム監督
小谷 徹(トライアル選手会長)
MFJからの発表文書。PDF書類が開きます
今回の代表選手選考は、トライアル選手会の主導で調整した。選手会によると、国際A級スーパークラス第1戦終了時点での暫定ランキングの上位から、選手会が出場の意志確認を図り、3選手が出場を希望したという。
昨年同様、日本人トライアルライダーの将来的レベル向上を視野に入れ、3名のIAS若手ライダーと、世界選手権に出場する藤波選手をチームリーダーとした4名の日本代表チームの顔ぶれがまとまった。
モンテッサ(ホンダ)ふたり、ベータふたりという内訳は昨年同様だが、昨年の日本GPで11位に入り、つい先日おこなわれたイタリアGPに参戦した柴田暁が日本チーム初参加。昨年同様、苦しい戦いが予想されるが、選手会の発表通り、日本トライアルの将来のレベルアップに向けたTDN参戦。どうか、参加に向けて、みなさんの支援もよろしくお願いします。
●自然山通信TDN応援募金についてはこちらを。2003年からずっと募金活動を続けています。
<Posted in 11.07.29 17:43(
11.07.29 21:48 Modified)>
最新
前
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
次
最古