スペイン圧勝のTDN
2009年トライアル・デ・ナシオン(TDN)は、9月21日、イタリアのDARFO BOARIO TERMEで開催。スペインが2位のイギリスにトリプルスコア以上の差を付けて圧勝した。
日本が参加を見合わせたため、3位はイタリア。今年はトップクラスの世界選手権はフランスとアメリカを含む、5チームのみの参加だった。
スペインチームのメンバーは、トニー・ボウ、アダム・ラガ、ジェロニ・ファハルド、アルベルト・カベスタニーで、個人の世界選手権成績もそれぞれ1位、2位,4位、5位ととびぬけている。勝たない方がおかしい。
2位イギリスチームは、これまでのグラハム・ジャービスにかわってアレックス・ウイグを起用。ナンバーワンライダーが負傷しているドギー・ランプキン(ランキング6位)だから、スペインに大差をつけられるのもしかたなしといったところ。
インターナショナルクラスでは、ドイツがチェコを破って勝利している。
<Posted in 09.09.22 16:59(
09.09.22 17:48 Modified)>
TDN全記録
1984年にトライアル・デ・ナシオンが初開催されてからの全記録です。
国名はすべて国旗で表示しました。
1995年以降はAクラス、Bクラスにクラス分けがされました。その後、Aクラスを世界選手権クラス、Bクラスはインターナショナルクラスと呼称されるようになりましたが、ここでは便宜上Aクラス、Bクラスと表記しました。
2000年以降は女性クラスも開催されるようになり、現在に至っています。
<Posted in 09.09.22 12:20(
10.02.21 10:50 Modified)>
女子TDNはイギリス
かねてより世界のトップを争っていた女子イギリスチームだが、いまや第一世代の女子チームは全員一線を退いた。しかしそれでもイギリスは明らかに世界トップのポジションを守っていて、そしてスペインやドイツと渡り合い、再び勝利を得た。スペインとは、わずか1点差の勝利だった。
2位はスペイン。3位はドイツ。スペインは、圧倒的クィーン(というより、女子キングと呼んだ方がお似合い)のライア・サンツを擁すも、二人目三人目の養成という点で、まだイギリスにはかなわない。しかしライア一人におんぶにだっこだった数年前のスペインチームとちがって、今はちゃんとチームとして機能している。ライアがいなくても、表彰台を狙えるチームくらいまでには成長しているはずだ。
なおTNDの前日、金曜日におこなわれた女子世界選手権最終戦では、ライア・サンツの優勝は当然として、2位にクック・レベッカが入り、イリス・クラマーとのランキング2位争いに勝利して決着した。この最終戦には34名の参加があり、2000年の女子TDNから10年を経て、女子トライアルも一大勢力に成長した印象。日本は、この輪の中に入っていない。
<Posted in 09.09.20 07:51(
09.09.22 17:49 Modified)>
MFJの決定ふたつ……
MFJのサイトにて、第一回トライアル委員会の報告がされている。このご時勢だから、けっして楽しい報告ではない。ひとつは5月に新型インフルエンザ流行(の兆し)を受けて中止になった全日本選手権近畿大会の代替大会について。もうひとつはこの秋イタリアで開催されるトライアル・デ・ナシオン参戦についての報告だ。
2009年の全日本選手権は、試合数の減少をなんとか食い止めようという関係者の必死さが伝わってくる。数年前までは、関東では関東大会の他、関東新潟大会と呼ばれる1戦が組み込まれていた。しかし会場の都合でこれが開催できなくなり、四国をのぞく(これもかつては開催されていた地方のひとつだ)各地方で1回ずつ開催ということになっていた。
ところが2009年のカレンダーが発表されてみると、九州大会がない。鹿児島大会は2年の約束で、約束の2年が過ぎた後、誰も開催に名乗りを上げる九州人がいなかったということだ。調整をしたが、結局大会を開催できるのは鹿児島県人以外になく、3年目の鹿児島大会となった。
これでようやく平年並みとなったところに、今回のインフルエンザ騒ぎ。近畿大会は参加者も多く、トライアル隆盛の一翼を担っていた大会だけに、中止は惜しい。そこで関係者は、日をずらして、延期という形で開催できないかと案を探った。しかしやはり調整は難航。ついに2009年は、近畿大会はなく、全6戦の全日本選手権ということに落ち着いてしまった。インフルエンザという突発的なアクシデントに起因するものといえ、わずか6戦の全日本となったのは、なんとも残念だ。
もうひとつ、こちらはインフルエンザとは関係ない。毎年、苦しいながら続けていたデ・ナシオンへの参戦を、今年は中止することになったという発表だ。
最大の理由は、参戦費用。自然山通信でもデ・ナシオン覇権のための募金活動などを行っているが、その1年分をまとめても一人分の渡航費にもならないのが現状。代表に選ばれたライダーは、大枚をはたいてヨーロッパに遠征するという、大きな負債の残るボランティア活動を強いられていた。
今回は、ヤマハ発動機がデ・ナシオンへの援助活動を断念せざるを得ない状況となり、よって、黒山健一、野崎史高の参戦は事実上不可能となった。世界の経済状況を考えると、これもやむを得ないところかもしれない。しかして今の全日本では、二人のヤマハ勢をのぞくと、スーパークラスの大半が同じチーム。費用負担をするにも、同じチームにどんと負担がのしかかるというのも問題。苦渋の決断で、2009年の参戦は中止となったわけだ。
2009年の参戦が中止ということで、今後の参戦をやめるということではない。しかし一度やめてしまうと、少なくとも優勝を狙うのはとてもむずかしくなる(スタート順が一番最初に回ってしまうから)。日本チームの夢が優勝だったなら、ここはなにがなんでも参戦を続けていなければいけなかったのだが、先立つものがなければしょうがない。
デ・ナシオン参戦については、男子、女子ともにいろんな参戦携帯が考えられてもいいのだが、優勝のチャンスのあるチームながら、やはり現地にいなければそのチャンスもないということだ。
なお、自然山通信では、2010年以降のデ・ナシオン参戦に向けて、引き続き募金活動をおこないます。もともと、MFJの支援がなくなったところで、このまま参戦をやめるのかどうかという岐路にたっての募金活動でしたので、本来なら、今回メーカーの支援がなくなったところで、さらに強力な募金体勢を作れればよかったのですが、残念ながら力及ばずでした。トライアルライダー、関係者(少なくともざっと1万人と推定)が、みんなひとり1,000円ずつ供出していただければ1000万円になりますから、参戦は充分可能なはずなのですが、これもたいへんに残念です。でも、来年以降に向けて、がんばります。がんばりましょう。
<Posted in 09.07.01 17:22(
09.07.02 16:21 Modified)>
TDN募金会計報告#7
自然山通信がおこなっているデ・ナシオン支援活動の会計報告です。
みなさまからのご厚意は、年に一度、トライアル選手会に送らせていただいています。
2009年度のトライアル・デ・ナシオンに向けての活動報告です。
2008年度活動報告
2007年度活動報告
2006年度活動報告
2005年度活動報告
2004年度活動報告
2003年度活動報告
自然山通信とその周辺の募金活動にご参加いただいた方々の一覧
| | 自然山プール分残高 | 114574 |
| ○受付日付 | お住まい | お名前 | 金額 |
| 12.22 | トライアル選手会に | -100000 |
| 12.20 | 相模川クリーンアップトライアル | 7480 |
| 12.17 | 神奈川県 | KYさん | 200 |
| 12.14 | 愛知県 | OKさん | 220 |
| 12.11 | 千葉県 | KMさん | 200 |
| 12.8 | 神奈川県 | TSさん | 500 |
| 12.8 | 徳島県 | FHさん | 10200 |
| 12.8 | 東京都 | KTさん | 200 |
| 12.7 | 福島県 | WSさん | 500 |
| 12.7 | 東京都 | ITさん | 200 |
| 12.4 | 福井県 | TYさん | 5200 |
| 12.4 | 東京都 | STさん | 2200 |
| 12.2 | 福島県 | UNさん | 1000 |
| 11.29 | 相模川クリーンアップトライアル | 2000 |
| 11.27 | 兵庫県 | KHさん | 200 |
| 11.26 | 埼玉県 | HMさん | 200 |
| 11.24 | 福井県 | UHさん | 200 |
| 11.20 | 神奈川県 | TTさん | 3200 |
| 11.16 | 埼玉県 | KHさん | 3000 |
| 11.16 | 東京都 | KHさん | 1200 |
| 11.12 | 千葉県 | SJさん | 200 |
| 11.11 | 鹿児島県 | FKさん | 200 |
| 11.11 | 兵庫県 | HMさん | 200 |
| 11.11 | 愛知県 | NTさん | 200 |
| 11.11 | 埼玉県 | YKさん | 5200 |
| 11.9 | 大阪府 | TKさん | 200 |
| 11.4 | 岩手県 | KSさん | 200 |
| 10.23 | 千葉県 | HHさん | 5200 |
| 10.23 | 千葉県 | TYさん | 220 |
| 10.21 | 群馬県 | STさん | 200 |
| 10.15 | 和歌山県 | MMさん | 200 |
| 10.13 | 福島県 | SYさん | 1200 |
| 10.11 | ヤマハのみなさん | 2321 |
| 10.9 | 長野県 | YYさん | 1000 |
| 10.7 | 東京都 | SMさん | 200 |
| 10.6 | 埼玉県 | TMさん | 1200 |
| 10.5 | 岐阜県 | OTさん | 200 |
| 10.2 | 静岡県 | FNさん | 780 |
| 10.2 | 福岡県 | MHさん | 200 |
| 10.1 | 青森県 | ORさん | 1000 |
| 9.15 | 岩手県 | OTさん | 200 |
| 9.11 | 東京都 | FTさん | 1000 |
| 9.3 | 千葉県 | TRさん | 5200 |
| 9.2 | 岡山県 | OKさん | 200 |
| 8.31 | 埼玉県 | KHさん | 1200 |
| 8.25 | 宮城県 | SHさん | 560 |
| 8.13 | 千葉県 | MTさん | 1000 |
| 8.4 | 埼玉県 | OTさん | 560 |
| 7.15 | 愛知県 | HMさん | 1200 |
| 7.14 | 大阪府 | FTさん | 3220 |
| 7.10 | 栃木県 | HYさん | 2200 |
| 7.4 | 埼玉県 | KTさん | 1200 |
| 6.29 | 広島県 | SHさん | 1200 |
| 6.22 | 北海道 | YJさん | 200 |
| 6.21 | ど・ビギナートライアルにお集りのみなさん | 4600 |
| 6.16 | 福島県 | NSさん | 1000 |
| 6.15 | 群馬県 | NMさん | 400 |
| 6.8 | 茨城県 | FKさん | 2000 |
| 6.7 | 世界選手権もてぎにお集まりのみなさん | 3478 |
| 6.6 | 世界選手権もてぎにお集まりのみなさん | 14477 |
| 6.5 | 岡山県 | HSさん | 1200 |
| 6.4 | 広島県 | KSさん | 1200 |
| 6.2 | 静岡県 | MMさん | 5200 |
| 5.28 | 静岡県 | SMさん | 3000 |
| 5.26 | 埼玉県 | OYさん | 440
|
| 5.18 | 群馬県 | KMさん | 200 |
| 5.15 | 山口県 | YHさん | 1200 |
| 5.14 | 東京都 | ITさん | 1200 |
| 5.12 | 福島県 | TTさん | 200 |
| 5.11 | 石川県 | OTさん | 1000 |
| 4.28 | 栃木県 | IAさん | 200 |
| 4.15 | 栃木県 | NJさん | 200 |
| 4.13 | 埼玉県 | TTさん | 2200 |
| 4.10 | 東京都 | SSさん | 1200 |
| 4.6 | 北海道 | KMさん | 720 |
| 4.3 | 群馬県 | SKさん | 3200 |
| 4.2 | 大阪府 | STさん | 1200 |
| 4.2 | 愛知県 | KMさん | 5200 |
| 4.2 | 広島県 | MKさん | 1200 |
| 3.26 | 宮城県 | KHさん | 900 |
| 3.24 | 東京都 | MYさん | 2200 |
| 3.17 | 熊本県 | TYさん | 200 |
| 3.17 | 神奈川県 | HMさん | 200 |
| 3.16 | 神奈川県 | HKさん | 5200 |
| 3.16 | 東京都 | MKさん | 200 |
| 3.16 | 愛知県 | ISさん | 10000 |
| 3.14 | 長野県 | HKさん | 200 |
| 3.11 | 秋田県 | ESさん | 200 |
| 3.10 | 埼玉県 | OTさん | 300 |
| 3.9 | 神奈川県 | KGさん | 200 |
| 3.1 | クリーンアップトライアルご参加のみなさん | 3500 |
| 2.11 | 大分県 | KHさん | 200 |
| 2.11 | クリーンアップトライアルご参加のみなさん | 3800 |
| 2.6 | 宮城県 | TEさん | 1000 |
| 2.5 | 埼玉県 | MYさん | 2000 |
| 2.4 | 岡山県 | SYさん | 3000 |
| 2.4 | 千葉県 | SMさん | 200 |
| 2.4 | 茨城県 | SHさん | 1200 |
| 2.3 | 埼玉県 | THさん | 5200 |
| 1.29 | 東京都 | MSさん | 4000 |
| 1.25 | クリーンアップトライアルご参加のみなさん | 9665 |
| 1.20 | 選手会に送金 | -100000 |
| 1.18 | 神奈川県 | TSさん | 1000 |
| 1.14 | 佐賀県 | TRさん | 200 |
| 1.14 | 福岡県 | YTさん | 200 |
| 1.13 | 埼玉県 | IAさん | 5000 |
| 1.5 | 広島県 | HKさん | 1000 |
| 1.1 | 2008年よりの繰り越し | 125293 |
お名前は、ご本人の了解のない場合は、イニシャルとさせていただきました。
正しいイニシャルになっていない場合がありましたら、ご面倒でもご一報ください。
また、自分の募金がこの表に反映されていないとご不審の場合も、どうぞお問い合わせください。
<Posted in 09.01.04 08:26(
10.01.05 20:01 Modified)>
TDN募金会計報告#6
自然山通信がおこなっているデ・ナシオン支援活動の会計報告です。
みなさまからのご厚意は、年に一度、トライアル選手会に送らせていただいています。
2008年度のトライアル・デ・ナシオンに向けての活動報告です。
2008年度は542722円のお気持ちをおあずかりして、選手会に416428円お渡ししました。
ヨーロッパへの一人分の渡航費は、50万円ほどになります。選手ひとりが参戦するにはマインダーひとりが必須で、マシンのレンタルフィーなども発生するので、こちらの募金活動からは選手ひとりが参戦する費用にも充たないわけですが、みなさまのお気持ちは、たいへんありがたく感謝しています。
2009年も、TDN勝利に向けて!ご協力をお願いします。
2007年度活動報告
2006年度活動報告
2005年度活動報告
2004年度活動報告
2003年度活動報告
自然山通信とその周辺の募金活動にご参加いただいた方々の一覧
| | 自然山プール分残高 | 127023 |
| ○受付日付 | お住まい | お名前 | 金額 |
| 12.31 | 岐阜県 | SDさん | 150 |
| 12.29 | 東京都 | UHさん | 200 |
| 12.26 | 宮城県 | SHさん | 1000 |
| 12.25 | 千葉県 | YTさん | 520 |
| 12.22 | 長崎県 | MKさん | 200 |
| 12.19 | 福島県 | IMさん | 200 |
| 12.17 | 滋賀県 | GAさん | 5540 |
| 12.16 | 福島県 | HSさん | 1500 |
| 12.11 | 神奈川県 | FTさん | 5000 |
| 12.10 | 東京都 | FKさん | 200 |
| 12.6 | 岩手県 | AKさん | 5200 |
| 12.1 | 埼玉県 | HMさん | 200 |
| 12.1 | 福島県 | UHさん | 200 |
| 12.1 | 鹿児島県 | TMさん | 3340 |
| 11.30 | ど・ビギナートライアル参加のみなさん | 15901 |
| 11.28 | 兵庫県 | KHさん | 1200 |
| 11.26 | 東京都 | YKさん | 5200 |
| 11.25 | 東京都 | HSさん | 540 |
| 11.17 | 群馬県 | KMさん | 520 |
| 11.11 | 東京都 | KHさん | 1200 |
| 11.5 | 埼玉県 | KYさん | 3000 |
| 11.5 | 徳島県 | FHさん | 15520 |
| 11.5 | 福岡県 | KTさん | 1000 |
| 11.1 | 千葉県 | SJさん | 200 |
| 10.30 | 神奈川県 | NYさん | 200 |
| 10.28 | 埼玉県 | OTさん | 420 |
| 10.15 | 愛知県 | YHさん | 5080 |
| 10.15 | 岩手県 | OTさん | 200 |
| 10.10 | 長野県 | YYさん | 1000 |
| 10.10 | 大阪府 | TKさん | 200 |
| 10.8 | 埼玉県 | TMさん | 3200 |
| 10.6 | トライアル選手会へ | -300000 |
| 10.5 | クリーンアップにお集まりのみなさん | 3700 |
| 10.3 | 千葉県 | HKさん | 5200 |
| 9.30 | 福岡県 | MHさん | 1200 |
| 9.22 | 富山県 | TAさん | 200 |
| 9.12 | 岡山県 | OKさん | 200 |
| 9.10 | 埼玉県 | OTさん | 400 |
| 9.8 | 和歌山県 | MMさん | 3700 |
| 9.6 | 千葉県 | TRさん | 5200 |
| 9.4 | 東京都 | SSさん | 200 |
| 9.4 | 栃木県 | OTさん | 5200 |
| 9.3 | 東京都 | FTさん | 1000 |
| 8.20 | 栃木県 | SNさん | 200 |
| 8.12 | 埼玉県 | KHさん | 1200 |
| 8.11 | 茨城県 | HYさん | 1000 |
| 8.5 | 埼玉県 | OTさん | 300 |
| 8.4 | 福岡県 | NKさん | 200 |
| 8.4 | 栃木県 | YYさん | 5200 |
| 8.3 | 愛知県 | MMさん | 7000 |
| 8.2 | 千葉県 | MTさん | 1000 |
| 7.30 | 神奈川県 | FYさん | 200 |
| 7.22 | 埼玉県 | OTさん | 1100 |
| 7.13 | 北海道 | YJさん | 200 |
| 7.11 | 山口県 | KMさん | 5000 |
| 7.9 | 栃木県 | HYさん | 2200 |
| 7.8 | 愛知県 | HMさん | 1000 |
| 7.7 | 埼玉県 | KTさん | 2200 |
| 7.3 | 大阪府 | FTさん | 5200 |
| 7.2 | 新潟県 | WKさん | 1200 |
| 6.27 | 広島県 | STさん | 1200 |
| 6.16 | 東京都 | KM | 5000 |
| 6.15 | ど・ビギナートライアルにお集まりのみなさん | 19000 |
| 6.9 | 東京都 | OSさん | 5200 |
| 6.9 | 千葉県 | YTさん | 520 |
| 6.6 | 東京都 | KJさん | 10000 |
| 6.4 | 福島県 | TTさん | 1200 |
| 6.2 | 福島県 | NSさん | 1000 |
| 6.1 | トライアル選手会へ | -16428 |
| 6.1 | 世界選手権もてぎにお集りのみなさん | 8019 |
| 5.31 | 世界選手権もてぎにお集りのみなさん | 8409 |
| 5.22 | 静岡県 | SMさん | 3000 |
| 5.20 | 山梨県 | NHさん | 1200 |
| 5.16 | 東京都 | MKさん | 200 |
| 5.15 | 東京都 | ONさん | 500 |
| 5.14 | 東京都 | SKさん | 1000 |
| 5.13 | 大町市 | TNさん | 200 |
| 5.8 | 石川県 | OTさん | 1000 |
| 4.29 | クリーンアップにお集まりのみなさん | 8418 |
| 4.23 | 埼玉県 | TTさん | 1200 |
| 4.21 | 栃木県 | IAさん | 200 |
| 4.15 | 岡山県 | MYさん | 1200 |
| 4.14 | 栃木県 | NJさん | 200 |
| 4.14 | 東京都 | TMさん | 1000 |
| 4.14 | 神奈川県 | TSさん | 200 |
| 4.11 | 岩手県 | MHさん | 1200 |
| 4.7 | 神奈川県 | THさん | 200 |
| 4.7 | 北海道 | KHさん | 1300 |
| 4.4 | 兵庫県 | WKさん | 2200 |
| 4.4 | 山口県 | YHさん | 1200 |
| 4.2 | 大阪府 | YNさん | 3200 |
| 4.1 | 広島県 | MKさん | 720 |
| 3.31 | 大阪府 | STさん | 1200 |
| 3.27 | 群馬県 | SKさん | 1000 |
| 3.25 | 選手会へ | -100000 |
| 3.21 | 愛知県 | ISさん | 10000 |
| 3.15 | 長野県 | HKさん | 200 |
| 3.10 | 愛知県 | KMさん | 5200 |
| 3.6 | 福島県 | OKさん | 200 |
| 3.5 | 東京都 | MZさん | 1200 |
| 3.4 | 静岡県 | HMさん | 200 |
| 3.4 | 群馬県 | KTさん | 1000 |
| 3.3 | 秋田県 | ESさん | 200 |
| 3.3 | 宮城県 | SHさん | 600 |
| 3.2 | 東京都 | SKさん | 1000 |
| 2.17 | クリーンアップにお集まりのみなさん | 5300 |
| 2.4 | 岡山県 | SYさん | 3000 |
| 2.1 | 埼玉県 | THさん | 2100 |
| 1.24 | 千葉県 | SMさん | 200 |
| 1.9 | 佐賀県 | TRさん | 200 |
| 1.9 | 静岡県 | FNさん | 5200 |
| 1.8 | 埼玉県 | IAさん | 2000 |
| 1.7 | 宮城県 | TEさん | 1000 |
| 1.1 | 東京都 | OYさん | 200 |
お名前は、ご本人の了解のない場合は、イニシャルとさせていただきました。
正しいイニシャルになっていない場合がありましたら、ご面倒でもご一報ください。
また、自分の募金がこの表に反映されていないとご不審の場合も、どうぞお問い合わせください。
<Posted in 08.10.09 11:40(
10.01.05 20:01 Modified)>
ニッポン、2位!
日本チームが昨年に引き続き2位になった。
日本チームは藤波貴久、小川友幸、黒山健一、野崎史高。藤波は2ラップめにオールクリーンをする活躍を見せ、チームを引っ張った。
日本からの3人もよいチームワークで試合を進め、1ラップめには2位を譲っていたイギリスを逆転、8点差で2位をゲットした。
優勝のスペインは2ラップめに4点という好スコア。しかし1ラップめには日本も拮抗した戦いを見せていただけに、勝利の可能性もありそうというのが今回の収穫だった。
「フジが日本語をしゃべっている!」
下見中、ドギー・ランプキンが藤波を見て楽しそうに叫んだ。藤波は日本人だから、日本語を話して当然だが、ヨーロッパの藤波は、日本語を話す相手がいない(愛妻直子さんと愛娘夢奈はのぞく)。たいていはスペイン語(正確にはスペイン語とカタロニア語のちゃんぽん)や英語をしゃべっている。ドギーの前で藤波が日本語をしゃべるなんて、こんな機会以外にはないのだった。
藤波は、この数年、トライアル・デ・ナシオンにたいする取り組みが変わってきている。2004年、本人が世界チャンピオンとなった当時は、デ・ナシオンといえども自身のトライアルに一生懸命だった。いっしょに走る仲間は、たいていが子どもの頃からいっしょにトライアルに親しんだ同志である(関東の渋谷勲と世代のちがう小川毅士がちょっとだけ別派閥)。幼なじみと日本代表として走れるのは、年に一度の楽しいトライアルだった。
もちろんそこには、日本代表として成績を出さねばならぬプレッシャーもあるのだが、ひとりでがんばっても勝てるものではなし、いわば持ち駒をそのまま披露して戦ってきたのが、2005年までの姿だった。
藤波貴久と黒山健一
2006年は、結果的には日本チームにとって、大きな転機となったのではないかと、今にすれば思う。この年、黒山健一が手術のために参戦を辞退し(手術のため、ではなく、手術をしなければいけないほどの状態でようやっと全日本を走っているので、TDNに参加する精神的肉体的余裕がまったくなかったというのが正しいかもしれない)、小川友幸と田中太一も辞退。日本チームは藤波、野崎、そして小川毅士の3人になってしまった。ライダーのポテンシャルはともかく、3人ではまったく本領を発揮できない。結果、優勝争いにはほど遠く、なんとか3位表彰台を獲得したという結果となった。このとき藤波は、自分のトライも忘れて毅士らのサポートに回り、声をからしてラインを指示した。表彰台を死守するためには、そうしなければならなかったのだが、このときから、藤波のTDNは変わった。世界チャンピオンがTDN日本代表として走るのではなく、藤波は日本の主将となってチームを引っ張り始めた。
イギリスの主将はランプキンだ。ただしランプキンも、最初から主将だったわけではない。グラハム・ジャービスやスティーブ・コリーなど、ランプキンより年長のライダーがいた時代は、ランプキンはクリーンを稼ぐ兵隊だった。コリーが卒業して、ジャービスがいわばピンチヒッター的存在となった今(もともとジャービスはおそろしい無口だから、リーダーを務められるとは思えない)、イギリスの主将はランプキンを置いてほかにない。実際ランプキンは数年前から実にリーダー然としてきた。若い後輩にラインを指示し、ときにはしかりとばして闘志をわきたたせてセクショントライさせる。イギリスの強さは、ライディングの技術のほかに、こういう強さだと思い知らされたものだ。
トライアルは、個人競技である。本来、団体競技はなじまない。だから、リーダーは、なれといわれてなれるものではない。実際のところ、スペインチームを見ても、誰かがリーダー役を演じているとは思えない。リーダーなどいなくても強いから問題なく、スペインはそれで強さを発揮してきた。日本も、ライダーは強い。強いけれども、それだけでは3位が指定席なのが、世界のトライアルの実情だ。
以前、TDNのリザルトは、個々の選手の成績がそのまま記録されていた。今、TDNではここの選手の成績は公表されない。第1セクション、3人目を走った野崎が1回足をついた。でも最後に走った藤波がクリーンをして、日本チームの成績はクリーン。第2セクションでは、今度は黒山が1点をとるも、ほかの3人がクリーンしてチーム成績はクリーン。続く第3セクション、小川が残り数メートルで転倒して5点。今回は、残る3人がクリーンというわけにはいかずに、このセクションは1点のスコアがついた。TDNでは、国としてのスコアが、なにより重要だ。誰かがクリーンをとろうと5点をとろうと、日本チームにとってはそのセクションの日本チームの減点が重要であって、どのライダーが何点だったのかはまったく問題ではない。
3人がクリーンをすれば、4人目はトライをせずにエスケープしてしまうこともある。となれば、個人成績などうんぬんしている場合ではなくなる。されど体力を温存するのも4人目の仕事だし、時間を節約するのも大事な仕事だ。すべてはチームのために。個人の成績を出したかったら、個人の世界選手権に出場して、結果を残せばいいわけだから、みんな、そこのところははっきりしている。今回はコースが長く(17セクションから18セクションへは、標高差が1000メートル近くあった。コースの移動もたいへんだ)持ち時間にも余裕がなかったから、小川やカベスタニーがエスケープの5点をとっているシーンはよく見かけた。厳密には、同点勝負となったときには4人全員のクリーン数が勝敗を決めるのだが、実際問題としてて、クリーン数勝負になることはまずない。
小川友幸と野崎史高
今回の最難関セクションは、前半の第5セクションと、その手前の第4セクションだった。第4では、インしてすぐの斜めのとんがり岩に苦労をした。しかし野崎がいいラインを見つけると(残念ながら野崎は、その先で5点となった)、続くライダーは続々ここを攻略。ここでは一気にスペインに迫る好スコアをマークすることになった。しかしイギリスのスタートは日本よりあと。日本の走りを見ていたイギリスチームは“野崎ライン”をトレースしてさらに好スコアをマークしてトップに躍り出る。スペインが日本やイギリスに先がけてスタートとなっているのは、ある意味では勝負をおもしろくしているといっていいい。しかし日本サイドから見ると、イギリスにラインを盗まれるスタートオーダーでもあった。
第5セクションは、最後の大岩が難攻不落だった。1ラップめは、ボウもこれに失敗している。藤波は、入り口付近の斜め岩で滑ってしまって、マインダーのジョセップに突撃するかたちとなった。しかしジョセップが手助けをしたわけではない。しかしオブザーバーは5点を宣告。なんで? 一見、滑ってしまって赤マーカー(ちなみに、Aクラスといわれる世界選手権クラスは赤マーカー、Bクラスたるインターナショナルクラスは青マーカー、日曜日は走らないが、女子クラスが緑マーカーで規制されている)を通過できなかったようにも見えたが、事実はそんなことはない。ジョセップも手出しはしていない。するとオブザーバーは、タイムオーバーだと説明する。なんだか最初に5点ありきみたいな判定だ。この5点は痛かったが、押し問答は個人戦以上に士気に関わる。しかしそれでも、この時点ではまだスペインと2点差だった。イギリスはここで全員5点となったから、イギリスは日本に2点差で3位となった。序盤のこのあたりは、トップ3チームの三つどもえの戦い。緊張感たっぷりの場面だが、しかし残念ながら日本チームには情報収集チームがない。藤波が、ライバルたるスペインチームに戦況を聞くも、やはり情報収集には限界がある。スペインはもちろんイギリスは、マインダーも情報収集スタッフもばっちりそろっていて、さらに応援団もずらりセクションに集結している。日本は、いつまでもアウェーの戦いを強いられる。
18セクションの長い1ラップめを終えて、結果が発表されると、途中の感触とは裏腹、日本はイギリスに2点リードで2位となっていた。イギリスは、4人目のジャービスが、やはりトライアル感覚から遠のいているのか、5点となることが多い。ダビルやブラウンは、いつもと同じか、ランプキンといっしょということで実力以上の走りを見せたりもしているが、一方ランプキンとて本調子ではない。第5セクションの大岩にいたる前のターンで転倒、右肩を強打してしまった。痛がりようかはリタイヤかとも思わせるほどだった。試合は続けたが、痛みはひかなかった模様だ。
しかしそれをいえば、藤波も最終戦でクラッシュをしていて、もしかしたらあばらにクラックが入っているのではないかというほどの痛みとともに走っている。上機嫌で走っているのは、スペインだけだ。
2ラップめ、日本はやはり第5セクションが鬼門になった。今度も藤波は、1点を宣告された。岩に肩からもたれかかったからだという。しかしてそこは、肩の位置するところに岩があるんであって、もたれかかろうとしているわけじゃない。しかも藤波のみならず、スペイン勢も全員そこで肩が岩に触れている。
「そんならスペイン人にも全員1点をずつ追加しなさい」
藤波に怒られたオブザーバーは、改心して藤波をクリーンにした。アンドラには怒られるかもしれないけど、アンドラはスペインのおまけみたいな国で、オブザーバーにもスペイン勢が多い。スペインチームをひいきしたい気持ちはわかるけど、これはあんまり。「ひいきなんかしなくたって、どうせ勝つだろうと言ってやりたかった」と藤波は言っている。しかしこのセクション、藤波はクリーンしたものの、ほかの3人が5点となって、日本チームの減点は10点となった。1ラップめにして、トップのスペインとは13点差だから、ここを2点で通過したスペインとはその差は決定的だ。
2位争いは、しかし情報戦に弱い日本は、なかなか実態をつかめないまま試合が進んでいく。可能性があると言えば、この日のイギリスは、ランプキンのクラッシュゆえか、チームとしての戦い方がイマイチだった。ダビルとブラウンはやる気満々だが、トライアルから離れているジャービスにはこの日のセクションはちょっと過酷。それを案じてか、ジャービスに対してはチームもあまりハッパをかけない。さらにランプキンがクラッシュしてからは、ランプキンまでもがマイペースで自分のベストを尽くすトライアルになってしまっていた。
スペインはもともと個人プレーの集合だし、いまやナショナルチームとしての団結を示しているのは日本だけとなった。これが、今回の日本の強さとなった。いつも同じようにいっしょに下見して走っている仲間だが、常は明らかなライバル。今回は勝利を目指すチームメイト。クリーンしたときの喜びも5点になったときのねぎらいも、ライダーとして、仲間同士として心強いものがあった。
18セクション2ラップ、登ってくだって登って下るから、のべ標高差は3000メートルに近かったかもしれない。過酷なTDNをゴールしたとき、藤波は「たぶん、1点差くらいでイギリスには勝てたんじゃないか」と感触を語った。1ラップめが2点差、そのまま接戦が続いて、最終セクションは小川が5点、野崎が1点でお国の減点は1点。この分が追い上げられて1点差というのが藤波の計算だった。もちろん藤波が集計したのではなく、ほかのチームから得た情報を総合したものだ。
しかし事実は、もう少しうれしいほうにまちがっていた。イギリスは第4セクションでふたりが5点となって、お国の減点に5点を加えていた。さらに標高が高い高い山の上でもいくばくかの減点を喫していて、2ラップめだけでも日本に対して6点のビハインドを負っていた。日本は、イギリスを破って、2年連続、3位の座を勝ち取った。
スペインはすでにゴールしていて、しかも問題なく勝利を確信していた。スペインの1ラップめの減点は15点で、2ラップめはたったの4点。トータル19点は、日本の1ラップめの28点よりはるかに少ないのだから、逆転はありえない、ぶっちぎりの勝利だった。
「チームとしての戦いがよくできたし、逆にスペインに負けている点も、チームとしての力量不足の面とも思える。今回戦うにあたって、優勝は絶対に無理、2位を目指してがんばると宣言してきたけど、優勝も狙わなければ手に入らない。今回の2ラップめは、第5セクションでの10点は大きかったが、それ以外ではたった2点に抑えることができた。そういう点では、日本チームも今後は具体的に勝利を目指していくべきかもしれないと思えたのが、今回の収穫だった」

なぜか、ジャービスがいなくなっていた。
左から2位日本、中央が優勝スペイン、右3位イギリス
藤波は語る。藤波自身は、2ラップめにオールクリーンをして、トータルの減点は6点。ボウやラガもそれ以上の減点をとっているから、今回の個人成績ではおそらくトップ。しかしもちろんTDNでは個人成績など関係なくて、記録と記憶に残るのは、藤波を中心として日本の4人が実力を精一杯に発揮してイギリスを破ったということだ。
| トライアル・デ・ナシオン/世界選手権 |
| 順位 | 国名 | スタート減点 | 1ラップ減点 | 2ラップ減点 | ゴール減点 | トータル減点 | 総クリーン数 |
| 1 | スペイン | 0 | 15 | 4 | 0 | 19 | 123 |
| 2 | 日本 | 0 | 28 | 12 | 0 | 40 | 94 |
| 3 | イギリス | 0 | 30 | 18 | 0 | 48 | 93 |
| 4 | イタリア | 0 | 86 | 48 | 0 | 134 | 49 |
| 5 | フランス | 0 | 79 | 65 | 0 | 144 | 54 |
| 6 | スウェーデン | 0 | 170 | 143 | 0 | 313 | 15 |
| 7 | アメリカ | 0 | 171 | 156 | 1 | 328 | 13 |
| 8 | ドイツ | 0 | 210 | 199 | 0 | 409 | 5 |
| トライアル・デ・ナシオン/インターナショナルトロフィー |
| 1 | チェコ | 0 | 44 | 66 | 24 | 134 | 68 |
| 2 | ノルウェー | 0 | 78 | 70 | 0 | 148 | 42 |
| 3 | オーストラリア | 0 | 79 | 61 | 11 | 151 | 54 |
| 4 | アイルランド | 0 | 106 | 105 | 0 | 221 | 30 |
| 5 | アンドラ | 0 | 116 | 105 | 0 | 221 | 30 |
| 6 | フィンランド | 0 | 101 | 121 | 23 | 245 | 32 |
| 7 | スイス | 0 | 163 | 138 | 0 | 301 | 21 |
| 8 | オーストリア | 0 | 162 | 182 | 0 | 344 | 11 |
| 9 | ポーランド | 0 | 188 | 157 | 0 | 345 | 12 |
| 10 | ポルトガル | 0 | 182 | 181 | 0 | 363 | 6 |
| 11 | 南アフリカ | 0 | 205 | 184 | 0 | 389 | 11 |
| 12 | グアテマラ | 0 | 197 | 202 | 0 | 399 | 10 |
| 13 | ベネズエラ | 0 | 192 | 213 | 0 | 405 | 5 |
| 14 | ラトビア | 0 | 206 | 203 | 0 | 409 | 1 |
| 15 | カナダ | 0 | 210 | 201 | 0 | 411 | 8 |
| 16 | ルクセンブルク | 0 | 212 | 201 | 0 | 413 | 5 |
TDNのこれまでの記録については、自然山通信TDN全記録もごらんください。
<Posted in 08.09.29 01:57(
10.01.05 20:01 Modified)>
女子デナシオン
女子デ・ナシオンは、スペインが勝利。ライア・サンツ以下、2名のスペイン選手はけっして実力派とは言えなかったが、ライアがよくフォローして勝利に導いた。セクションの難度が高く、ライアのクリーンが光ったのもスペインの勝利に貢献した。
2位はドイツ。僅差でイギリス。4位にフランスが入った。
日本はポルトガル、カナダ、イタリアに勝って、8位の模様。
セクションは、きのうより少しマーカー規制が緩やかになっていたが、簡単になったというより、あぶないところを削ったという感じで、難易度はあいかわらず高かった。
日本はたったふたりの参加だから、当然3人ライダーのいるチームよりハンディは大きい。3人いれば、ひとりの失敗をカバーできるが、ふたりだと失敗はそのまま減点として記録される。技術的に同じようなレベルのチームとしては、アメリカやオーストラリア、イタリア、ポルトガルがいるが、その3チームとも、ライダーは3人そろえている。たった二人の参戦はカナダと日本だけだ。
日本チームの1ラップめの減点は68点で8位。3人のライダーをそろえたポルトガルやイタリアは敵ではなかった。しかしアメリカには11点差、オーストラリアには6点差を付けられた。
なんとか追い上げようと、ライダー二人、マインダー二人、加えてトライアル委員長西秀樹を含めたたった5人のチームはがんばる。
2ラップめの減点は62点。このラップは7位だったが、トータルではアメリカに9点差で8位のまま。しかしカナダを下しての8位だから、過去のカナダの成績を思えば、これは悪くない結果ではある。
8位という結果は、2002年のポルトガルに日本が初参加したときと同じ成績だが、そのときはブービー賞だった。今は日本より下位に、3つの国を従えるようになった。これが日本の女子チームの、新たなスタートとして記憶に残したい。
ライア・サンツと、ミレイア・コンデをサポートするライア
ライア・サンツは、デ・ナシオンに初出場した2000年に、自分ひとりでさっさと走って試合を終えてしまう自分勝手な小娘だった。しかしその後モンテッサ入りして大人になって、いまやスペインチームを引っ張る牽引力となった。まず自分でクリーンし、ときにはチームメイトにラインどりの見本を見せ(そのために失点をしたのではないかというシーンもあった)、さらにセクションに戻って指示を飛ばす。チームメイトが3点で抜ければ、自分のことのように大喜びだ。
高橋摩耶(左)と長谷山ちえみ
一方日本チームの二人は、実力的にはほぼ同格なのだが、しかしヨーロッパとデ・ナシオンの先輩である高橋は、ともすれば世界選手権の雰囲気にのまれそうになる長谷山を上手にリードする。成績はともかく、こういったチームらしい戦いができたのは、今回の大きな収穫だったといえる。
とりいそぎ、日本チームのセクション成績を画像にして貼付けておきます。
自然山通信謹製トライアル・デ・ナシオン全記録もごらんください。
<Posted in 08.09.27 23:25(
08.09.29 11:11 Modified)>
TDNに日本チームを!
トライアル・デ・ナシオンに 日本チームを出場させよう運動
トライアル・デ・ナシオンは、各国を代表するトライアルチームが一同に集まり、 国ごとにまとまって勝敗を競い、トライアルを通じて国際交流をはかるイベントです。
現在、日本のトライアル界は世界のトップレベルを誇っています。 この高い技術をもって、名実ともに日本が世界一のトライアル王国となるには、 まず参加しなければ話になりません。
日本の優秀な選手をデ・ナシオンに送るため、トライアル選手会(小谷徹代表)が中心となり、 長期的視野に立っての募金活動をおこなっています。
まず2003年9月、 イタリアで開催されるトライアル・デ・ナシオンに日本チームを送り出しました。 2004年には、男性チームだけでなく、女性チームも表彰台を獲得。 さらに、来年も再来年も、デ・ナシオン出場を安定しておこなえる基盤を作り、 ひいては日本のトライアル環境の改善などに目を向けていきたいと思っています。
みなさまのご協力をお願いします。
募金の方法
すべての募金は、トライアル選手会の銀行口座に集められますが、 募金をしていただく方になるべく負担がかからないよう、 自然山通信読者のみなさんの募金は、自然山通信が代行してお預かりします。
自然山通信の年間購読料やビデオ代金などをお振り込みしていただくときに いくらかのお気持ちを加えていただければ幸いです。
この場合、郵便振替の通信欄に、募金の意思と金額を必ずお書き添えください。 選手会へは自然山通信読者一同として送金します。 会計報告は、すべての募金を記載しています。 原則として募金いただいた方のお名前をイニシャルで表示させていただいています。
なお下記の口座は自然山通信の口座ですので、 振り込みの際、必ずデ・ナシオン募金とわかるようにお願いします。 郵便振替の場合は通信欄にお書き添えを。 銀行振り込みの場合は、ごめんどうでもメールなどでご一報ください。 デ・ナシオン専用口座を作って管理すればよいのですが、 現状、その時間を割くことができません。どうぞご理解ください。
なお、募金の一部を利用させていただいて、デ・ナシオン・サポートステッカーを作りました。 募金活動を支援していただける方がいらっしゃいましたら、 ステッカーをお送りしますので、ご活用ください (ノルマはありませんが、ステッカーを無駄にしないだけの活動をお願いします) 。ステッカーは、全日本大会や大きな草大会などで 自然山通信他が募金活動をおこなった場合に、配布しています。
<Posted in 08.08.05 09:42(
08.08.05 09:44 Modified)>
ニッポン、2位!
2007年の世界選手権を締めくくる、トライアル・デ・ナシオン(TDN)が開催された。例年の通り、金曜日に女子世界選手権最終戦(といっても今年はベルギー大会の中止で、全2戦)、土曜日に女子TDN、そして日曜日が男子TDNとなっている。
この大会、地元イギリスの久々の勝利なるか、常勝スペインがやはり圧勝するのか、そして日本の巻き返しなるかが注目された。
結果は、見事、イギリス応援団のまっただ中にあって、日本チームがイギリスを破って2位に入った。優勝は定石通りにスペイン。スペインの圧勝ぶりは、ちょっと突き崩すのは不可能だから、日本の2位は、勝利にも匹敵する大金星となった。
Photo : Mario Candellone , Agnese Andrione
日本チームには、さまざまなハンディがある。まず遠い。遠いから、遠征にお金がかかる。ここまでは誰もが納得するところだ。次いで、マシンの手配の問題がある。かつて、HRCとヤマハが全日本選手権でしのぎを削っていた時代は、TDNに参戦するのもワークス体制だった。ワークスマシンを空輸して、メカニックも大挙して現地に駆けつけた。今はそんなぜいたくな体制はない。強いていえば、現地のモンテッサと契約している藤波が、いつもの世界選手権と同じ体制で試合にのぞめるというだけだ。もっとも藤波は国籍は日本人だが、トライアル活動的にはヨーロッパ人だから、日本人のハンディと同列には語れない。
黒山と野崎はヤマハ契約ライダーだが、マシンはスコルパが用意する。用意されたスタンダードに、自前のスペシャルパーツを組み込んで試合にのぞむ。小川友幸も田中太一も、過去TDNに参戦した日本人は、多かれ少なかれみんなこの作業を強いられた。しかしそれが4ストロークマシンになると、自前のパーツを組み込むのも楽じゃない。黒山と野崎は、ほとんど練習もできず、マシンを組み上げただけのぶっつけ本番で試合にのぞむことになった。
小川は藤波が1年前に使っていたワークスマシンの提供を受けたが、これとてセッティングは藤波仕様。いくら幼なじみとはいえ、小川と藤波のセッティングはまったくちがう。けれど小川は、あえて藤波仕様のまま試合にのぞんだ。過去、自前のサスを持ち込んで、さんざん苦労してセッティングに挑戦して、結局うまくいかなかったことが何度もある。それよりは、最初から自分の好みではないマシンに乗りこんで慣れてしまった方が、結果がいい。
スタート順は前年の順位によるグループごとのくじ引き。昨年3位の日本チームは、くじ運よく一番最後を引き当てた。おかげでイギリスやスペインの動向を観察しながら試合を進めることができる。本来、トライアルの採点は厳正なものだが、1日に15ものセクションがあると(TDNの場合はいつもの世界選手権とちがって、さらに多い18セクションが用意されている)、いろんな採点がある。地元イギリス勢が日本を相手に戦う図式なのだから、オブザーバーにどんな余念があっても不思議ではない。
日本チームも、実はそんな懸念があった。だからイギリスチームがトライするときには、常にその場にいて、採点にあやしいものがないかをチェックするようにしたのだが、どこかの国とちがって、マン島の人たちはフェアに採点をしていたのが確認できて、ひと安心ではあった。
序盤、日本チームは2位争いというより、もちろん優勝戦線に加わろうと考えていた。表彰台の一角を担うチームとして、最初から2位狙いではつまらない。そして序盤の10セクションあたりまでは、トップのスペイン(オールクリーン!)に対して3点と、まだまだ追撃も可能なポジションにつけていた。

優勝のスペインチームのボウ
ところが11セクションで、日本チームは5点になった。ここから、日本の戦況はトップ争いから2位争いに移っていく。
TDNでは、4人のうちいいほうの3人の減点をトータルして成績とするのがルールだから、5点というのは、4人のうちふたりが5点をとったことを意味する。すべてのセクションで誰かが必ず5点をとっていたとしても、残りの3人がクリーンすれば、チームとしてはクリーンが続く。逆に、すべてのセクションを4人ともがクリーンしてきたとしても、最後のひとつでふたりが5点とってしまうと、チーム減点は5点になる。3人が5点なら10点、4人が5点なら、15点だ。18セクションやって、前者は5点が18、クリーン54で減点0。後者は(4人ともが5点だとすると)5点がたった4個、クリーンが68、そして減点は15となる。個人の勝負よりも、チームとしての減点をまとめることが、いかにTDNでの好成績につながるかが、この計算でもわかる。
イギリスは、11セクションで2点、ここまでのトータルを9点としている。対して日本は11セクションの5点で8点。次の12セクションでイギリスが1点を追加して8対10。13セクションでは日本4点に対してイギリスが5点で12対15。この時点でスペインは0(オールクリーン)、3位のフランスは63点だから、2位争いの接戦が際立っている。
16セクション、イギリスの1点に対し、日本は2点。これで14対16。1点差。そして本部近くに帰ってきてのインドアスタイルの17セクション、ここでふたりが5点となった。対してイギリスはクリーンだ。日本の1ラップのトータル減点は19。イギリスは16。1ラップ目最後に逆転を許して、日本は3位となった。
2ラップ目に入った。TDNでは、持ち時間はひとり7時間。いつもの5時間半よりも格段に長いが、そのかわりセクション数も多い。第一、いつもはまったくの個人競技で、ライバルやチームメイトをわざわざ待ってトライすることなどないが、TDNではチーム同士でラインを教えあったり声をかけあったりする。その真剣度やレベルは段違いだが、日本のツーリングトライアルの風景に近い。時間はいつもよりかかるようにできている。
日本チームは残り時間を気にして、イギリスチームを追い抜いて先行する作戦に出た。日本のほうがあとからのスタートだが、最後の土壇場になると、彼らはとんでもない底力を発揮して追い上げてくる可能性があるから、日本は日本で急いでいた方が無難だ。
セクションを回るペースを速めるのは、簡単な方法がある。4人のうち、ひとりがトライしないで先回りすることだ。しかしただ先回りをするだけだと、思わぬ減点をくらうことにもなりかねない。3人が確実にクリーンしたときにだけ、先回りが許される。つまりチームメンバーがクリーンを連発すれば、試合進行はどんどん早くなり、逆に減点を食っていると、なかなかペースは上がらない。
日本は、この罠にはまった。3人トライでひとりはエスケープと作戦を決めているから、誰かが減点すると、エスケープすると決めていたモードをひっくり返して、クリーンをしなければいけない。チームプレーとはいいながら、なかなかたいへんな試合展開となってきた。この間、黒山が腰を痛めるなど、日本チームはあやうしの戦況だ。
しかし、日本チームにもまだ目はあった。今回、イギリスチームの代表はドギー・ランプキン以下、世界選手権全戦参戦からは引退をしているグラハム・ジャービス(イギリス大会には参戦している)、トップ5の牙城を狙うジェイムス・ダビル、そしてジュニアチャンピオンとなって、最終戦アンドラ大会では9位に入賞したマイケル・ブラウン。世界選手権から引退した3人を擁する日本チームに対して、やや経験に勝っているという見方もできるし、反面、TDNの経験のないブラウンのプレッシャーも小さくはなかったという見方もできる。ブラウンは、当初予定されていたシャウン・モリスのキャンセルによる、急きょの出場だった。
藤波によると、2ラップ目の日本チームは、1ラップ目よりはるかにできが悪かったように思えたという。第2セクションで1点、第3セクションで1点と細かい減点を重ね、第9でも3点。ラップ前半は、1ラップ目の倍近い減点をとっている。しかしイギリスは、クリーンを増やしたかわりに、5点がちらほら目立つようになった。それで、勝負は混とんとしてきた。
日本チームのハンディは、国が遠くてマシンの調達に苦労するだけではない。関係者や応援団の数も少ない。今回はイギリスでの開催だから、イギリスの応援団は無数にいる。対して日本チームはほんの少人数だ。チーム監督であり選手会代表の小谷徹が必死で情報をかき集めるが、ただでさえ複雑なTDNの点数計算、正確な情報はなかなか集まらない。
1ラップ目、日本にとって鬼門となった17セクション。本来なら、ここは日本の4人にとっては楽勝のクリーンセクションだ。残り時間は3分ちょっとしかない。藤波は、ばくちをした。3人がトライしたのを見届けてから最終セクションに走ったのでは、時間の無駄だ。2ラップ目は、3人ともクリーンしてくれるにちがいない。だったら一足先に最終セクションへいって、先にクリーンを出してあとの3人に余裕を与えてやろう……。
仮に、17セクションで誰かが5点となったら、それで勝負は決まっていたかもしれない、いささか危険なかけだった。勝負も緊迫していたが、しかし時間も切迫していた。
結果、17セクションは藤波以外の3人はみなクリーンをした。最終セクションも、3人がクリーンした。ゴール。公式結果を見ると、日本チームのタイムには28時間3分18秒とある。7時間×4なら28時間だから、3分18秒超過でタイムオーバーは3点となりそうだが(ヨーロッパでは3分59秒までは減点は3点。4分00となって、減点4が与えられる)、減点はひとりひとりに与えられて、そのトータルがチームに課せられる。だから7時間00分59秒でゴールしたライダーが4人なら、トータルタイムは28時間3分56秒となるが、タイムオーバー減点は0となる。少々計算が複雑だが、個人競技のトライアルをチーム戦としたところでのつじつま合わせがこんなところに現れている。日本チームは、タイムオーバー減点は2点。4人のうち誰かふたりが、7時間1分を越えてゴールしたというわけだ。4人はほぼ同時に走っているのだから、その境目はほんの数メートルだったはずだ。
日本のちょっと前にゴールしていたイギリスは、しかし持ち時間的には日本よりも遅れをとっていた。イギリスのタイムは28時間6分6秒で、減点は5点となっていた。
しかしゴール直後では、タイムオーバー減点も含めて、詳細な減点数などわかりようがない。ゴールしたまま、掲示板をにらみつけて結果を待つ日本とイギリス。結果、6点差で日本の勝利だった。日本の喜びは、優勝したスペインチームの印象を薄くしてしまうほどのものだった。
2000年のスペイン大会以来、2度目の2位入賞。いつも苦しい日本チームだが、苦しくても日本はがんばる。2位入賞は、その証だ。
●トライアル・デ・ナシオン上位3チームのセクションごとの結果
| Pos. | Nation | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | Lap | Time | Tot. | Clean |
| 1 | スペイン | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 120 |
| 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 7 |
| トニー・ボウ/アルベルト・カベスタニー/ジェロニ・ファハルド/アダム・ラガ |
| 2 | 日本 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | 0 | 4 | 0 | 0 | 2 | 5 | 0 | 19 | 2 | 39 | 98 |
| 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 4 | 0 | 6 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 18 |
| 藤波貴久/黒山健一/野崎史高/小川友幸 |
| 3 | イギリス | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 0 | 2 | 1 | 5 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 16 | 5 | 45 | 99 |
| 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | 1 | 7 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 24 |
| ジェイムス・ダビル/グラハム・ジャービス/ドギー・ランプキン/マイケル・ブラウン |
<Posted in 07.10.02 13:56(
09.03.20 16:52 Modified)>
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