2017年9月
« 8月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
  1. クラッチワークの極意
  2. 動画チャンネル
  3. ヨーロッパレポート配信中
  4. 2017TDNエントリーリスト
  5. イベント(大会)
  6. 2017年9月号電子版
  7. 2017年9月号
  8. リザルト中国
  9. スタイルマーチンニューモデル
  10. 三谷モータースポーツバイクトライアルパーツ
  11. 2017お勉強会
  12. イベント(大会)
  13. イベント(スクール)
  14. かわうちトライアル
  15. イベント(その他)
  16. イベント(大会)
  17. SHOWAフロントフォーク用ハードスプリング
  18. トムスのロゴ
  19. イベント(大会)

    2017.08.17

    9/3寅吉カップ
  20. イベント(大会)
  21. イベント(大会)
  22. イベント(大会)
  23. リザルト中部
  24. 1708電子版
  25. 自然山通信8月号
  26. チビのとびつき
  27. イベント(大会)
  28. イベント(大会)
  29. イベント(大会)
  30. イベント(大会)
  31. イベント(大会)
  32. 原発見学
  33. リザルト関東
  34. リザルト中国
  35. イベント(大会)
  36. 2017北海道
  37. 動画チャンネル
  38. 2017北海道大会
  39. イベント(スクール)
  40. 2017日本グランプリ公式DVD
  41. 動画チャンネル
  42. 2017全日本北海道までのランキング
  43. 2017全日本北海道リザルト
  44. 2017TDN
  45. 自然山通信2017年7月号
  46. イベント(大会)
  47. リザルト東北
  48. リザルト九州
  49. 2017フランスGP
  50. MFJトライアル
  51. EXスポーツ FIMトライアル放送
  52. リザルト関東
  53. リザルト沖縄
  54. リザルト中国
  55. イベント(大会)
  56. イベント(大会)
  57. リザルト関東
  58. リザルト中部
  59. リザルト中国
  60. 2017マスターズ第3戦
  61. 全日本第4戦中国大会レポート
  62. 三谷モータースポーツ新製品
  63. ガスガス用ラジエタープラグ
  64. 動画チャンネルR4中国
  65. 全日本第4戦中国大会までのランキング
  66. 全日本第4戦中国大会リザルト
  67. リザルト近畿
  68. リザルト関東
  69. リザルト関東
  70. MFJトライアル
  71. 自然山通信6月号電子版
  72. 2017ど・ビギナー祭典春
  73. 自然山通信6月号
  74. イベント(その他)
  75. 2017 X-TRIAL DVD
  76. リザルト中国
  77. 2日目ボウ
  78. リザルト沖縄
  79. 予選
  80. イベント(大会)
  81. イベント(大会)
  82. イベント(大会)
  83. イベント(大会)
  84. イベント(大会)
  85. イベント(スクール)
  86. リヤディスクプレートアルミセンターカバー
  87. リザルト関東
  88. リザルト東北

日本のニュース

© トライアル自然山通信 All rights reserved.

APE50の乗り味

APE50Trial

 このマシンは、とりあえず市販の予定はまったくない。試しに作ってみて、乗ってみたというテスト車です。正式な試作車じゃないから、たまたま出会った時に、ちょっと乗せてねというと、乗せていただける。で、乗せてもらいました。
 ご存知の方はご存知と思いますが、このマシンは、2005年イーハトーブトライアルでデビューしたAPEトライアル50です。2004年にはAPEトライアル100が走りましたが、1年遅れて、50ccバージョンが登場したわけ。
 で、50ccのトライアルマシンのこと、こういうスタイルのマシンのことなど、つらつらと考えてみました。

えいや登り

 なんせ4ストロークの50ccです。最近、従来の4ストロークの概念を打ち破る高性能マシンが次から次へと出てきていますが、これはよくも悪くも従来の4ストロークです。エンジンにてんでパワーがないしパンチもない。どうしてAPEトライアル50を作ったかと聞いてみると、製作者の丸山さんは、50ccが製品ラインアップにあったからということです。
 50ccがどれだけ走らないかは、ちょっと知ってる人なら、誰でも知ってます。トライアルなんか、まるでできないというのが一致した意見です。それも、2ストロークのTLM50で得た意見だったりするので、4ストロークの50ccだと、どうしようもないレベルです。
 だから、覚悟して乗ってみました。ちょっとした坂道も、登れないのではないかとびくびくしながら、慎重に下見して走ります。このマシンには、イーハトーブのときにちょっと乗せてもらったけど、セクショントライをさせてもらうのは今回がはじめて。平地をくるくる走り回ってみるのと、形だけでもセクションを走るのでは、印象がまるで変わってきます。とりあえず、運転手の緊張感がちがう。
 今、ぼくらが乗っている外国製トライアルマシンと比べると、まずブレーキがきかない。前後ドラムだからという理由もあるけど、スピードがない領域では、地球上のあらゆる乗り物より、トライアルマシンのブレーキはよくきくから、こんなものだとおもうしかない。ふつうの人にはじめてトライアルマシンに乗せると、ブレーキ使えなくて転んだりする。このくらいのブレーキのほうが、安全かもしれない。

岩場を走る

 次は、タイヤだ。APEトライアルは、フロント19インチ、リヤ17インチ。トライアル専用タイヤは存在しないので、台湾製オフロードタイヤがついている。乗せてもらったのはいいお天気の日だったから、特にタイヤがだめで走れなかった感じはしないんだが「フロントタイヤが滑ったら岩を転げ落ちるだろーなー」と不安になってしまうというネガティブ要素はあった。日ごろミシュランラジアルで楽をしているから、ふつうのタイヤがこわくなっちゃうのだ。なさけない。
 このマシン、基本アライメントはFCR100(XR100)そのまんまなので、タイトターンではステアリングが切り込んでいく特性がある。駐車場でぐるぐる走るととっても気になる特性だが、岩ごろごろのセクションでは、あんまり気にならなかった。それどころじゃないのだ。
 上り坂では、エンジンを全開にしておいてそーっとクラッチをミートさせてスタートする。笑わないでください。その瞬間、ぼくは藤波貴久になった気がした。ふつうのトライアルマシンで フジガスのまねをすると、あまりのパワーにびっくらこいてしまうが、50ならそんなことはない。全開のままでもスピードはたいしたことないし、パワーもなんとかコントロールできそうな感じ。エンジンも全開域になると、レスポンスがおとなしくなって、コントロールも楽になる(しょせん50ccだからってのが大きいんだけど)。50cc全開というのは、これはこれでなかなか新鮮なトライアルだった。
 といっても、上り坂がなければ、ふつうにアクセルワークをしていればこの小さなマシンはけっこう走る。いまどきのトライアルは急坂や岩登りがないとトライアルと認めてもらえない傾向があるけど、みんながAPE50に乗ったら、もっと平らなところで勝負ができるにちがいない。
 このマシン、フレームはAPE50そのまんまだが、足回りなどは、CRF100のものを流用している。というか、車体まわりはCRF100そのまんまだと思っていい。燃料タンクは斬新なスタイルのソロのものを使い、シートとリヤフェンダーはTLR200のものを流用した。新たに作ったのは、左右のフットレストブラケットくらい。APEトライアルは、わりと簡単につくれちゃうマシンなのだ(ポルトオンで作れるような簡単さではないから、ほんとに作ろうとする時には覚悟を決めてね)。

丸さんと
このマシンの生みの親、丸山さん

 さて、ではこのAPEトライアル、市販の可能性はどれくらいあるのか。簡単に作れるし、今すぐにでも市販できそうなスタイルをしているのだけど、期待を持たせるとがっかりされるから、辛口で査定してみます。今、トライアルをやっている人で、このマシンを買おうという人は皆無でしょう。だって、APEよりもモンテッサやガスガスのほうが快適にトライアルができる。わざわざ苦しもうという人はなかなかいらっしゃらない。
 では、これからトライアルを始めようという人はどうか。このマシンでも、きちんと練習方法がわかっていれば、初級者向けトライアル大会だったら楽しめるようにはなるんじゃないかと思います。だけど「それじゃトライアルにならないよねー」という声にも耐えなければいけないし、たぶんあと10万円くらい出すとTY-S125Fが買えるとなると、やっぱりそっちに流れてしまうような気がする。
 だとすると、このオートバイがもしも万が一市販されたとしたら、これを買ってほしいのはトライアル志願者ではなく、渋谷原宿を流したい若者たちか、オフロードの入門用に足の届く軽量マシンがほしい人たち、それに、オフロード遊びにちょっと興味のある、バイク通学が禁止でない高校生や大学生などではないかと思います。つまり、トライアルとは、あんまり関係ない。
 APEトライアルが、イーハトーブでデビューして、トライアル畑でひっそりとお披露目をしているのが、なんとももったいない。丸山さんも「APEトライアル、なんて名前がよくなかったかなー」なんて言ってたので「オランウータン」という名前を提案しておきました。APEとは類人猿。ホンダの50ccシリーズはモンキー、ゴリラ、エイプ、ダックスと、伝統的に犬や猿なのだ。
 北京原人でもピネカントロプスでもなんでもいいから、ふつうにオートバイ屋さんで買えるトライアル“ごっこ”のできるオートバイ、登場しないかなぁと、APEトライアルで遊んでいると、ますますお願いしたくなるのでありました。

関連記事

2017TDNエントリーリスト

エントリーリストで想像する今週末のデ・ナシオン!

今週末にスペインで開催されるトライアル・デ・ナシオンのエントリーリストを眺めながら、いろいろと想像してみます。(現地取材中の西巻より) …

藤波、ランキング5位となった最終戦

9月17日、北イタリアトレント郊外。世界選手権最終戦は、2017年一番のドラマチックイベントとなった。 ボウ優勝、2位ラガ、そして3位…

クラッチワークの極意

新DVD「小川毅士 クラッチワークの極意」9月20日発売

新しい自然山通信DVD「小川毅士 クラッチワークの極意」9月20日発売です。トライアル基礎練習の段階からクラッチワーク意識して練習することが…

イベント(大会)

10/1延期・嵐山不老天狗わびさびトライアル

9月17日開催の大会を悪天候が予想される為、延期いたいました。台風18号による悪天候が予想される為、10月1日に変更いたいます。 開催日以外…

最終戦イタリアGP土曜日のあれこれ

9月16日、朝からしとしと雨が降っていたけれど、昼になって太陽が顔を出した。いいお天気。ちょっと暑くなった。 あしたはトライアルGP、…

ページ上部へ戻る
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。