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トニー・ボウ、100勝の新記録達成

6月24日ポルトガルGP。トライアルGPの記録がひとつ塗り変わった。トニー・ボウが世界選手権100勝を達成。トニー・ボウが、最多勝利を持つ男になった。

アンドラに続いて2連勝。今回のボウは、アンドラでの辛勝に対して、ダブルスコアでの勝利を果たした。セクションは高さのある設定で難度が高かったが、ボウは1ラップ目にたったの1点で回ってきて、その実力差を明らかにしている。

100勝目。これまで最多勝利を誇っていたのは99勝のドギー・ランプキン。しかしランプキンは、2006年のフランスGPでの勝利を最後に、ついに100勝には及ばなかった。

18R4ポルトガルのボウ

ボウは2006年スペインGP、ベータでの初勝利以来、足かけ13年間を費やして100勝をマークした。ちなみにランプキンは1994年イギリスGPでの初勝利から2006年まで、やはり13年間を要して99勝を得た。どちらも母国GPで初勝利を得ているのはおもしろい。ランプキンは259試合に出場、ボウの100勝はちょうど200試合目。ボウの勝率は50%! ちなみにランプキンは38%(ランプキンについては引退記事を書いてました。こちら->http://www.shizenyama.com/trialnews/world/456)

ちなみにトライアルGPの勝率をざっと調べると、2位はランプキンではなくジョルディ・タレスの39%、ランプキンはタレスに次ぐ勝率で、エディ・ルジャーン27%、アダム・ラガ18%、藤波10%などとなっている。

18R4ポルトガル、ボウ100勝

今回は、予選トップもボウ。ブストが素晴らしい走りで好タイムをマークしていたところ、最後の最後にトライしたボウが、ブストの神業を越える走りを披露して予選トップをもぎ取った。

2位はブスト。そして3位には藤波が入った。藤浪の予選3位はこれが初めて。リスクを抑えて足をつかないように走った結果、今回はミスをするライダーが多く、この結果が得られたというが、結晶に期待ができる予選結果だった。

18R4ポルトガルの藤波

ところが決勝の藤波は、まだ本調子にはほど遠い。ボウが1点で回ってきた1ラップ目、藤波の減点は40点にもなった。この時点の順位は11位だ。とはいえ、1ラップ目はラガも39点。この日のラガは好調とはいえなかったが、最後には5位まで浮上しているから、藤波も2ラップ目にもう少し挽回するチャンスはあったのだが、8位まで浮上したところで試合終了となった。藤波自身の調子が上がらないというところもあるが、ライバルの層が厚くなっていることもあり、それはラガの成績がいまひとつなところも同様かと思われる。

18R4ポルトガルのファハルド

今回の2位はジェロニ・ファハルド。一時はボウにランキングで2点差まで迫ったファハルドだが、この2戦のボウの2連勝で、ポイント差は10点まで広がった。それでも、今シーズンは2位から始まって9年ぶりの勝利、そして3位、2位。5戦中4戦で表彰台に上がる好調ぶりを示している。現実問題として、ボウとタイトル争いをするのはちょっとむずかしそうだが、ファハルドがブストとランキング2位争いをしていくのは、どうやらまちがいないようだ。

18R4ポルトガルのブスト

日本GPでファハルドと同点となり、ボウに2点差のランキング2位となったブストだが、4位、3位となってやはりボウにはタイトル争いで逃げられそうな気配だ。それでもランキング2位のファハルドとは4点差。ランキング5位のラガには早くも11点差をつけている。ブストは2017年にランキング3位を獲得しているから、このままでは現状維持。伸び盛りの若手としては、ランキング2位を目指したいところだ。

今回はボウが9点、ファハルド21点、ブスト31点と、1位から3位まではほぼ10点ずつの差で並んだ。4位のアルベルト・カベスタニーが39点で、ここまではなんとか接戦だが、5位のラガは62点と、4位と5位の間には大差が生まれている。

18R4ポルトガル表彰式

18-R4-TGP-2

18R4ポルトガルT2表彰式

18-R4-T2

18R4ポルトガル125表彰式

18-R4-T125
18-R4-Q1
18-R4-Q2

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