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ロシアもラガ

 インドア世界選手権第7戦ロシア、サンクト・ペテルブルグ大会は2月12日日曜日に開催された。
 ファイナルに進んだのはラガ、カベスタニー、ファハルドの3人。ボウが2勝するなど、今シーズンは波乱もあるが、シーズン中盤になってみると、結局ラガが独走態勢を築きつつある。


 藤波は、クリーンをした第3セクションでマシントラブル(ブレーキペダル折損)が発生し、残り4セクションのうち2セクションをスペアマシンで走り(フレイシャのマシンをベースにしたランプキンと藤波の仕様を合体したものらしい)残り2セクションをブレーキペタルを修復した自分のマシンで走った。しかし最後の2セクションは、ブレーキの修復に時間がかかり(といっても、もともと7つのセクションを10分以内に走る決まりだから、修復に要した時間はかかっても2〜3分)最後のふたつのセクションは合わせて40秒で走り切らなければいけないこととなった。そしてこのふたつを5点となり、いつにない大量5点を集め、前回アイルランドと同様の6位となってしまったのだった。
 勝ったのはラガ、ファハルドが2位、カベスタニーが3位。4位がボウ、ランプキンが5位となっている。
 勝つけどやや安定しないボウ、安定して表彰台を狙うが、ときどきはずすカベスタニー、いまだ勝ち星がないファハルド、これに対して勝てる時には確実に勝ち、ライバルが調子に乗っている時には確実に上位につけるチャンピオンのセオリーを実践しているのがラガということになる。
 今回は、大会運営側の手落ちもあった。トライするたび、セクションが変化してちがうセクションになっていく。ファイナルでは、ついに難度のまったくちがうものになってしまったため、作業員がセクションに入って補修作業。水のセクションで濡れた靴で動き回ったため、結局それまでとはちがうセクションになってしまった。この時点で走り終わっていたのはラガのみ。該当セクションをキャンセルか続行かで協議があったものの、結局最後にトライするということでファハルドとカベスタニーがここを走った。
 もしもセクションに補修の作業がなかったら、もう少し結果がちがっていた可能性もなくはない。インドアは、走るほうも慣れが必要だが、やはり運営側のほうも、一筋縄ではいかないようだ。
 この2戦、ランプキンと藤波のポジションが逆転したことで、ふたりのランキングは同点となった。

順位 ライダー マシン クォリファイ ファイナル ランキング
(ポイント)
1 アダム・ラガ ガスガス 7 5 1(62)
2 ジェロニ・ファハルド ガスガス 12 11 4(40)
3 アルベルト・カベスタニー シェルコ 5 14 2(47)
4 トニー・ボウ ベータ 15 3(45)
5 ドギー・ランプキン モンテッサ 21 5(29)
6 藤波貴久 ホンダ 21 6(29)
7 タデウス・ブラズシアク ベータ 30 10(3)

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