© トライアル自然山通信 All rights reserved.

え?史上初!泣く子も黙る凄いトライアルデモ!
11月11日(土)、埼玉県朝霞市の本田技術研究所二輪R&Dセンターにて、史上初空前絶後泣く子も黙ってすたすたラジオ体操を始めそうなトライアルデモンストレーションが繰り広げられることになった。
本田技術研究所二輪R&Dセンターといえば、泣く子も黙る、ホンダ・モーターサイクル開発の本拠地。ふだんは部外者の立ち入りは許されない。なんといっても、ホンダの機密情報があふれている組織だから。
そんな研究所の秋のお祭りに、トライアルデモが組み込まれることになった。IASライダーである齊藤晶夫選手は、研究所のスタッフでもあり、研究所が母体となるレーシングチーム、ブルーヘルメットMSCのメンバーでもある。そして研究所と結びつきが深いのが、研究所で作られているファクトリーマシンの開発ライダーを務める小川友幸。彼らの繰り広げるデモンストレーションも相当に魅力的だが、今回はさらにサプライズがどかんどかんと控えていた。
ホンダにとっての最大のライバルといえばヤマハ。小川友幸にとっての最大のライバルは、ヤマハに乗る黒山健一。今回のデモは、なんとその黒山を招聘しておこなわれるという。こんなことが、かつてあっただろうか。ホンダの研究所に、ヤマハのファクトリーマシンが運び込まれて、ホンダのライダーといっしょに走り回るというのだ。
さらにさらに、Xトライアルのスケジュールの関係で、今年はツインリンクもてぎで開催されるファン感謝デイに参加ができない藤波貴久が、きゅうきょ来日してこのデモンストレーションに加わるという。
レディースライダーの小玉絵里加も加わって、今の日本ではこれ以上考えられない、ベストメンバーによる、というかそれ以上に希有な豪華メンバーによるデモが実現することになった。
七夕様の7月7日は1年に1回やってくるけれど、こんなデモはもう1回開催されるかどうかはわからない。みなさん、お見逃しなく、どうぞ。
◎Honda秋の祭典
11月11日(土曜日)
埼玉県朝霞市泉水3-15-1
本田技術研究所二輪R&Dセンター
朝霞研究所で行われるデモンストレーションに集まることになった日本最強のトライアルライダー3人。この写真は今年のデ・ナシオン会場で撮影されたもので、世界第3位の結果を残したばかり。昨年は同メンバーで世界2位になっている。左から藤波貴久、小川友幸。そしてYAMAHAの黒山健一。黒山がHondaのイベントに出演することにビックリ!