© トライアル自然山通信 All rights reserved.

メッツカップ第2戦も中止に
メッツカップ第2戦(7月5日・会場オフロードパークSHIRAI)は、残念ですが中止いたします。
緊急事態宣言が解除される状況のもと、感染防止対策を講じることで開催出来ないかと検討を進めてきました。
しかし宣言解除後も3密を避け特に県をまたぐ移動の自粛が求められます。
メッツカップは関東一円の方々に支えられ成長してきました。ここで大会開催となると多くの方の県を超えた移動を促すことになります。
また千葉・東京東部・埼玉を拠点とする私たちが県外の会場をお借りして開催することはこの時期控えるべきとの結論に至りました。
段階的に新しい日常を取り戻す中で新しいエンジョイトライアルのスタイルを確立して近い将来必ずメッツカップを開催いたしますのでご理解いただけますようお願いします。
2020年5月15日
メッツクラブ会長滝沢一雄 スタッフ一同
**【自然山的偏見解説】***************
5月14日に39県の緊急事態宣言が解除され、これまで自粛を強いられていた(なぜ自粛を強いられなければいけないのか、日本語がよくわからないが、主旨としては理解できる)トライアルパークなども再開する動きが出ている。
それなら7月のトライアル大会は開催が可能かと思う向きもあるかと思うが、県をまたぐ移動は自粛を求められている以上、大会を開催するとこの自粛を守られるかどうかは微妙だし、メッツ大会の場合、そもそも主催メンバーのほとんどが会場まで行けない、ということになる。
実際のところ、お国の要請はともかくとして、外との接触がないとランスポーターで会場まで移動して、食事などには出かけず(従前なら、なるべく現地にお金を落とそう、みたいな動きになるのだろうけど、今は真反対が推奨されてしまう)、ケガをするなど医療機関のお世話にならず、まっすぐ帰宅するという前提なら、トライアル大会を開催するのに問題はないのではないかという判断もありかと思う。ただそれは、感染防止に対して充分な配慮がある人ばかりが集まるという前提であって、ちょっとならいいんじゃないかと思う、思わせる動きが広がっていくと、それはたいへん危険なことになる。トライアルはマスクをしてやろう、などということではなくて、ひとりひとりが感染防止に高い意識を持っているかどうかはとても重要で、そしてそこがもっともむずかしいことだと思います。
メッツクラブは京葉トライアルパークという千葉県の市街地でトライアルパークを管理していますが、こちらも使用自粛が続いています。こちらについては、前述した判断に加えて、近隣の皆さんの住民感情の判断もあるかと思います。世間で自粛が続いている(続けなければいけない)現在に少なからず遠方からやってきてトライアル遊びをする人たちはどううつるのか。
どちらの主催者さんもそうだと思うけど、メッツクラブさんの中止の案内には、そういった苦悩がかいま見られ、参加予定だったみなさんにも主催者の置かれている立場や悩みを共有してもらえるのではないか、なんて思ってみました。
トライアルの現場から感染者が出ることなく、一日も早く、元通りの楽しいトライアルフィールドが復活しますように。

アベ精工より、セロー225/TTR125/XR100R用新製品発売
アベ精工より、セロー225用アクスル&ピボットシャフトと、TTR125用、XR100Rの強化アンダーガードが発売されました。 (さらに&…