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川内村(西)

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201910/13

台風一過

10月12日、台風19号が本州上陸というその日、17時前に川内村全域に避難準備が出た。役場横のコミュニティセンターの他、各地域の集会所も避難所になるということだった。行ってみると電気はついていたが、誰もいなかった。あとで聞くと、東日本大震災発生時に総務課長を務めていたJさんは、一晩中集会所にいたらしい。区長には、なんかあったら呼びつけてねとメッセージを送っておいたが、用がないのかスマートフォンを見ていないのか、返事はなかった。

1010台風跡鈴木商店

翌朝6時ちょっと、連絡網で招集がかかった。7時から、地域の見回りをしにいくという。降りていったら、区長の店の前に土砂が集まっていた。幸い、店の中までは入っていなかった。ひどかったのは夜9時過ぎだったという。この写真の奥に見えるのが集会所で、そこは数m高いから浸水の心配はないけれど、うちから集会所に向かうにはこの土砂が流れる川を横切らなければいけなかったから、避難をするなら9時まで、それ以降にはもう避難はできなかったということだ。幸か不幸か、世間がそんなことになっているなんて知らずに、寝ていたけれど。土砂の中には、なぜか白菜がひとつと、緑のピーマンと赤ピーマンもひとつずつ混ざっていた。

1010台風跡前谷地

最初は、県道から集落に入るところ。Jさんは避難所になった集会所に向かうのに何度もここを通ったけど、ぜんぜん気にせず走っていたと肝を冷やしていた。いつ崩れたのかはわからない。ここは交通量も多いので、両側をテープで規制しようということになった。テープの用意はないので、この前トライアル大会で使ったテープをご提供した。といっても、回収して袋につめこんでいたやつだけど。

この川は木戸川。ここから川の源流まで10kmもないんだけど、その10kmの間に激流になっていた。川ってすごいなぁ。

1010台風跡前谷地

そのすぐ横、もう一本の道も崩落していた。こっちの道はマイナーなルートだけど、ぼくはよく通っているし、あっちの道が使えないとなると、みんなこの道を使うことになるから、万一にも落っこちる人が出ないように、こっちも規制しておく。

1010台風跡下原のたんぼ

崩落した道からひょいとのぞくと、たんぼに土砂が入り込んでいる。台風が来るというんで、みんなせっせと稲刈りをしていたけど、中には間に合わなかったのもあったわけだ。稲刈りをしていないたんぼは被害がなくて、土砂が流れ込んでいるたんぼは稲刈りを終えたのが多くて、不思議だなぁと思っていたのだけど、もしかすると、川があふれて被害を受けるたんぼから先に稲刈りをしていたのかもしれない。農家の天気読み、すごい。

1010台風跡崩れたたんぼ

稲刈りが終わったたんぼは、ふつうはきれいに乾いているもんで、そこにこんだけ水が流れているのは、たんぼの上流からありえない水が押し寄せたからで、だけどこのたんぼが崩れているのは、その水が大量だったからじゃなくて、手前の川からあふれた水がたんぼをえぐっていったからだ。その瞬間を見守っていたら大迫力だったと思うけれど、そういう願望を持つと、命がいくつあっても足りない。

1010台風跡流れる水

去年あたり、家のまわりの工事をしたTさんちは、裏側をごっそり激流にもっていかれていて、浄化槽が姿をあらわにしてしまっていた。もうちょっと流れが激しかったら、家ごと流されちゃっていたところだった。間一髪だった。

1010台風跡崩れたU字溝

これ、右側がたんぼで左が農道。間にU字溝が埋められていたけど、もはや境目はわからない。この農道は、この奥の方を今年になってから整備していたんだけど、奥の方だけやったからおかしくなっちゃったんじゃないのか、という話もあり。行政の仕事は、なにか起きると責められるからお気の毒だけど、人の手を入れる、特に大規模に手を入れるのは、むずかしい。

それから、うちの集落の一番はずれに行ってみた。たいへんなことになっているという話だったけど、行ってみたら確かにたいへんなことになっていた。

1010台風跡崩れたたんぼ

石垣の手前が川で、向こう側はたんぼだった。ここも先日、稲刈りを終えたばっかりで、お米の被害はなかったけど、こんな状態では来年以降の作付けは気が遠くなる。

うちの集落では、木戸川の一番下流になるので、それだけ水も集まっている。水の量も多い。すごいことになっているけど、ここでこんなだから、もっと下流の村の中心地はさぞやすごいことになっているだろうと思いきや、やっぱりすごいことになっていた。村役場では被害状況を調査しているけど、まだ全貌は確認できていないみたい。なかなかの被災な感じだ。目に見えるという点で、今回の被害は東日本大震災をはるかにしのぐ(ただし原発事故の被害をのぞく)。

1010台風跡田植えか?

ここにはこんなたんぼもあり。向こう側がえぐられちゃって、水をためるたんぼの機能は失われちゃっているけど、現状では入ってくる水の量が多いから、たんぼには水が入っている。このたんぼはこの地域でも真っ先に稲刈りをしてあった。稲刈り後の株からもう一度出てきた稲をひこばえなんていう。稲刈りから今日の間に育ったひこばえが、水に浮いていて、まるで田植えをした直後みたいだ。このまんま育てていたら、来年収穫ができそうだし、今が10月なのか5月なのかもよくわかんなくなる。

1010台風跡Tさんち

こちらも、際どいところで家屋流出をまぬがれたTさんち。でも安心して住み続けられるかというと、ちょっと心もとない。なんとかしなければなりませぬ。こういうの、水の量が多いからしょうがないという自然災害でもあるし、なにかの水路がつまっていたりしていたり、半分人災だったりすることもある。

1010台風跡水没たんぼ

道とたんぼが全部海になってしまったここは、向こうの端っこにある水路にびっしり土がつまっていて、まったく水路になっていなかった。手持ちの道具で土砂をちょっとつついてみたけど、きのう今日つまった泥じゃないから、そんなことじゃどうにもならない。しかるべき道具を使って、しかるべき手を打たないとなおらない。ふだんからそういうことをこつこつやっていることが防災なんだろうけど、今回は間に合わなかった、気がつかなかった。もちろん気がついている人もいて、役場にかけあってはいたけど、手続きがちがうのか管轄がちがうのか、修復前に台風がやってきた。

1010台風跡ぶどうの道

ワインをつくるために、数年前からブドウを育てている畑への道も、陥没した。写真右側から水が流れて、アスファルトの下の地面を全部左側に洗い流してしまって、アスファルトがぬめっと陥没している。クルマで通過するのはなかなか難儀だ(一般的には不可能)。反対側の細い道は生き残っていたからアクセスは可能だけど、そっちも道こそ崩れてはいないけど、水が出て道の左右がえぐられている。早いところ、なんとかしなきゃいけない。災害は、全部早いところなんとかしなきゃいけないことばっかりだから困っちゃう。

1010台風跡Gさんの家

今回、ここんちの被害が意外に大きい。道を流れてきた水が玄関先の地面をごっそり持っていってしまった。これこそ、間一髪だ。配管の塩ビパイプが水で洗われて、新品のようにぴかぴかになっていた。家から出るにも、これではたいへんだ。

1010台風跡報告

そうこうしているうち、役場から被害調査がやってきたので、見回りをした結果をご報告する。誰それさんち、誰それさんち、誰それさんのたんぼ、誰それさんちの前の用水、と、地域専門用語多発なので、ぼくにはまだ半分くらいしかわからない。もしかすると、聞いている役場職員の方もちゃんとはわかっていないかもしれない。高田島出身の役場職員が通訳して情報を通訳に落としていく。

それでとりあえず見回りは終わった。おれんちのここもひどいんだ、ここも見ていってくれ、というところもいくつかあったけど、個人の庭先の被害は村に報告したところでどうにもならない。それでも誰かに話をしないと気がすまないのかもしれない。

1010台風跡ゴミの山

そのあと、見回りの際にびっくり仰天したゴミの山を片づけにいった。うちの集落(というか行政区)のはずれに、大量のゴミが集結していた。なんでここにたまっているのかわからないけど、このまま乾いたら、ここがそのままごみ捨て場になっちゃいそうだから、ペットボトルとかを拾い集めて、軽トラいっぱい拾ってきた。

これで朝の任務は終了。帰ってきたら、お昼になっていた。でもまだ川の増水は続いているから、本格的な復旧は、これかだ。

1010台風跡水が入ったたんぼ

台風一過の日曜日、青空は広がっている。たんぼと川の境目がなくなった、不思議な風景も広がっている。

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