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えごま油とうどん出来ました
えごまと小麦をごく少量作ったので、えごま油とうどんにしました。ご希望の方がいらっしゃいましたら、お問い合わせください。
*うどんは完売いたしました(2021年1月7日)
えごまは、このあたりでは「じゅうねん」ともよばれます。食すれば10年長生きするから、といういわれなのだそうです。もともとは炒って擂って、凍み餅などのタレなどにして食べるのが一般的でいた。これを搾って油にするのは比較的最近のことのようですが、おさじに一杯ずつなめているとたいへん健康的だということです。ほんとうに健康につながるのか、10年長生きするのかについては各々方のご判断におまかせします。お米や小麦とちがって、機械が使えない作業がほとんどでめんどくさいので、ぜひたっぷり効能があるといいなぁと思います。
うどんは、小麦粉を無漂白でうどんにしただけの、特になんのへんてつもないうどんです。だからちょっと小麦色のうどんに仕上がっています。わけあって「ぼけ防止うどん」と名づけていますので、名前からしてなんだか効能がありそうですが、そういうもんじゃないのでした。
ぼくの知り合いには、ご存知の方も多いかと思うのだけど、うちのご近所にはちょっと名物じいさまがいました。どんな名物かを説明し始めると長くなるのでそれはいつかゆっくりということにさせていただいて、そのじいさまが晩年に育てていたのが、小麦とエゴマでした。
じいさまは脳梗塞で突然あの世の人になったので、生前、手伝えといわれて手伝った気になっていた素人たちが、畑と種を相続して育てています。なんせ素人だもんで、じいさまと同じ畑を使っても、収穫量はうんと少ないのですが、そんなこんなで、小麦はうどんにし、エゴマは油を搾りました。前回は福島市の搾油所にお願いして搾ってもらいましたが、川内村でも搾油ができるようになったので、これは川内村の株式会社緑里さんで搾りました。
というわけで、ぼけ防止うどんといっても、うどんになんの効能があるわけでもありません。85歳を過ぎたじいさまが小麦やエゴマを育てていたのは、自分のぼけを防止するためだったからで、おかげさまで、じいさまは倒れる3分前までぼけずにお達者に生き抜きました。
じいさまはなかなか頑固者でして、えごまの種類について、炒って擂るのは白じゅうねん、搾るのは黒じゅうねんなどという人もいるのてすが、ところがじいさまは、色の白い、炒って擂るものこそじゅうねんであり、油を搾る黒いのはエゴマなのだと譲りません。なのでじゅうねん油ではなく、えごま油としてご紹介します。
うどんは一束600円(500g)、えごま油は小瓶1本500円(30g)。1本でも100本でも(そんなに在庫ないんですけど)送料1,000円いただきます。直接とりにきてくれてもいいです。
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えごま油いくつ
ぼけ防止うどんいくつ
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ちなみに、2018年にえごま油を作った時のお話はこちら(https://www.shizenyama.com/nishimaki/aboutkawauchi/27837)でした。