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椎茸の山

猿の糞
猿の……

 椎茸の原木が育つ山を、ぽこぽこと散歩してきた。山の地主さんに案内してもらっての軽トレッキング。実はこの山、この2ヶ月ほどの間に数回、こっそりと入って道を調べて、こんなところで遊べたら楽しいだろうなぁと妄想をあたためていたところだ。


 山には「アカミチ」ってもんがある。赤道と書くと別のものになっちゃう気がするので、漢字で書いていいものかどうかはわかんない。アカミチとは、昔ながらの道で、山の中の公道みたいなものらしい。
 ツーリングトライアルのコースにしても、ぼくたちがオートバイでトレッキングしようと思うと、このアカミチを楽しむことが圧倒的に多い。権利関係的には、走っていけないところではない、ってことになる。そしてこんなところを走るのが、おもしろいという同志は多い。
 ただし、アカミチを踏み外して畑に落っこっちゃったら一大事だし、アカミチの中には整備されてなくて崩れたりなくなっているものも多い。はたまた、アカミチの入り口が民家の軒先を抜けていたりして、走り回るには気をつかうことが多い。土地の主と出会ったらどんな顔をすればいいのかも、ちょっと考えてしまう。
 でもそうやって、こそこそと山を走っている限り、いつまでもオートバイがいい印象をもたれないのではないか。ダメならダメでもいいけど、正面からお願いして、話を進めていこうじゃないかと、地主さんのところに参上してみた。ツーリングトライアルの主催者は、通り道一軒一軒の地主さんを回って許可をもらったり説得したりして苦労している。それが個人ならお許しをもらわなくても許されるなんてことはないはずだ。
 でもまぁ、言うは易し、突然農家の親父さんのところを訪ねていくのも勇気がいる。そこで今回はつてを頼って、HさんとSさんにいっしょにいってもらった。
 玄関先で頭下げて帰ってくるもんだと思っていたら、まぁあがれ、ということになり、お茶をいただきながら掘りごたつに足を降ろし、そのうちTさんはGoogleEarthでとりこんだ地形図をもってきて、山の解説をしてくれた。もう60歳をとうにすぎていると思われるけど、心身ともにお若い感じ。
 して、こちらのお願いを聞いたTさんが最初に口を開いたのは「うーむ。まぁ、おもしれーじゃないか」ってもんだった。少し含みがありそうだったけど、そりゃ、自分ちの庭先をかすめてオートバイが遊びにいって、自分が手入れした山を走らせてくれってんだから、不安がないじゃないだろう。
 地図を広げて、山の解説をしていただく。今度いっしょに山を一回りさせてくださいとお願いしたら、いやー、天気もいいから、今度といわず、今いこうということになった。

椎茸山の散歩
アカミチを歩く

 Tさんは椎茸農家である。コナラを切りだしてきて菌を打って、椎茸が育ってくるのを待つ。
「コナラが一番いいけど、ほかの木でもダメってことはない。でも、中にはぜんぜんダメなのもあるね」
「広葉樹を倒すと、このあたりはモミがあっという間に育っちゃう。広葉樹は切り倒してもまた芽が出てくるけど、針葉樹は切ったらもう育たないんだ」
「サクラでも、かわいそうだけど、ときどき倒すことあるよ。日当たりとかでいなくなってほしいことあるから。ワイヤーで下に切り傷を入れると、だいたい半年くらいで倒れちゃう。枯れるのはすぐで、最後は風が吹いて倒れるんだね」
 木を切るのは、チェーンソーに頼らなくても、勝手に立ち枯れしていただくのを待っていればいい。ということは、立ち枯れ目的でリストカットされた木は、いつ倒れるかわかんないから、気をつけないといけません。
 オートバイで走るのも楽しいけれど、こういうお話を聞きながら、のんびり歩くのもまた楽しい。いろんな楽しみがあるから、人生は楽しいのだ。

猿の被害

猿にやられた原木

「これは猿の糞だよ。なんとなく猿の匂いしない? 猿でも熊でも、現れると、しばらくはやつらの匂いがするんだよ」
 それはわかんなかった。最近、ようやく獣の歩いた跡が自然と目に入るようになってきたけど、そのうち獣の匂いをかぎ分けられるようになるのかなぁ。ちなみに先頭の写真は、猿のうんちです。人間のうんちによく似てます。体つきが似ていると、うんちの形も似てるんですね。
 そのうち、Tさんがせっせと菌を打った原木のところに到着した。
「いやー、これは悪いことするなぁ。全部猿の仕業だよ」
 打った菌は、奥が甘いんだそうだ。それを猿は知っていて、上手にほじくり出して食べてしまっている。ぼくなら、ドリルを使わないと掘り出せなさそうだが、猿は器用だ。1cmほどの直径で埋め込まれた菌を、きれいにほじくり出して食べてしまっている。猿にお行儀をしつけるのは、それなりにむずかしそう。でもオートバイに乗る仲間が、猿より始末が悪いと言われないようにしたいもんだ。
 Tさんの山の周囲には、別の地主さんの山もある。でも手入れをしてあるのはTさんの山だけで、雑木林を通り越してジャングルになっている。こういう山は、蔦がからみこんで走りにくいことこのうえないし、山としても機能を失っている。オートバイで遊ぶにしろ椎茸を育てるにしろ、山はこつこつと手入れをしないと山としての機能を果たさないんだね。
 途中、おいしい水のでるポイントを紹介してもらった。
「ここいらの人は、もう一杯あの水が飲みたいって言って、ここの水を飲んで、死んでいくんだよ」
 山には、山の物語がある。今回は別のルートから降りてきてしまったから飲みそこねたけど、一度、そのおいしい水をいただかなければなりませぬ。
 山から下りたら、まぁあがれ、ということになって、リンゴなどかじりながら、椎茸のこととか、街の観光政策のことなどお話した。Hさんがちょっとしたアイデアを口にすると、Tさんは「おもしねーな、やってみようかな」と目を輝かせている。若くたって輝いてない人はいっぱいいるけど、Tさんのように、外からの情報を受け入れるアンテナを持っていれば、いつまでも輝き続けるにちがいない。
「落ち葉はね、半年か1年で腐って土になるよ。いい土になるよ」
「山歩きはね、だから落ち葉掃きからだね」
 Tさんと落ち葉掃きをし、椎茸の原木を切りだし、そしてTさんとこの山をいっしょにオートバイで走れる日が来ればいいなと、町役場を通じて、申し合わせや企画を考えはじめたところ。さぁて、夢はかなうだろうか。

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