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ソニーα7Cを試用中

ソニーαシリーズを使って、もう7年になるんだった(そんなに長いこと使ってるなんて、日記を調べてみるまで忘れてた)。ポンコツで人には勧められないα7、ちょっと安心感は増したけどやっぱりポンコツのα7S、α9、α7IIIと増やして、もういいかなと思ってたけど、α7Cってのがちょっと気になって、試用させてもらうことにした。

空を撮ってみた中国製の10mmレンズ。周辺光量落ちはカメラのせいじゃないけど、周辺まで色かぶりがないのは裏面照射素子のおかげ

α7(α9とかα1含む)シリーズは、いにしえの一眼レフみたいにレンズの真上にペンタプリズムみたいなでっぱりがある。α7を買う半年くらい前、ヨドバシカメラでソニーの販売員に「どうでしょう、画期的カメラの登場です」なんて持たされたことがあるんだけど、なんか頼りなくて、ニセモノ感たっぷりでぜんぜんそそられないです、と突っ返した覚えがある。画期的カメラなのに古くさいデザインなのはつまんないノスタルジーだと思うんだけど、理想的形状がどういうカタチなのかはよくわからない。

で、α7Cはペンタプリズムみたいなでっぱりがない。ファインダーは小さくてちょっと見にくいのが、カメラの端っこについている。これもまぁ、レンジファインダー型をまねっこしたノスタルジックなデザインという気もするんだけど、まぁいいか。

ぼくがα7Cに興味があったのは、まず小さいこと。α7Sと比べてみる。α7Sは、α7シリーズの初期型で、コンパクトで軽量。α7シリーズで一番軽量なのは一番最初に出たα7で、7Sはこれより30g15g重たい。そしてα7Sより22g軽い20g重いのが、α7Cだ。でも持った感じは7Cのほうがずっしりくる感じがする。

*調べた数値が、バッテリー込みとなしのものとごっちゃになっていたので、調べなおしたらこういうことになりました。ちなみにソニーα7シリーズ最軽量は、最初に出たα7Rですが、これは残念な仕様でした。

7Sと7C。前から初期型シリーズは光っててそれ以降は梨地。個人的にはつるりんとしてるほうが好き。

前から見ると、7Cの小ささは際立っている。画像サイズの小さいAPS-Cのα60000シリーズとほとんど変わらないんだからなかなかがんばった。しかも、この機種には手ブレ補正機能まで入ってる。でもこのおかげで、ボディが分厚い。

正面からはコンパクトだけど、上から見ると分厚いのが一目瞭然。スペック上、ボディで一番分厚い部分はグリップ部分だけど、その数値でも10mmほど7Cが分厚い。お客さんのニーズは手ブレ補正装備なんだろうけど、デジタルカメラはどんどん分厚くなっているのはとても残念なので、ぜひ手ブレ補正のない薄いボディが出てくれるといいと思うんだけど、そういう需要はないんだろうなぁ。

7Sと7C7Sはだいぶへたってきているけど、7年物だったらしかたないか。7Sでも、薄すぎない。もっと薄くてもいいと思ってる。

もうひとつ、7Cが初めて採用したのがバリアングル液晶というやつで、液晶がボディの外側に飛び出してぐるぐる回る。カメラポジションの自由度という点では、今までのチルト液晶よりはるかに高い。なんでソニーがかたくなにこの液晶システムを採用してこなかったのか、理解できない。まぁ、ソニーの設計思想にはいろんなところにあほかいな、というところがあるので、これくらいは許容範囲かもしれない。

使ってみてあほかいなと思ったのは、ストラップの取り付け金具だ。本体を見る限り、ふつうの金具がふつうのところについているだけど、バリアングル液晶はボディの左側(撮影者から見て)に開くので、ストラップが垂れ下がっているとストラップがじゃまになる。右側にもうひとつストラップ金具をつけておいてくれると、縦につるすストラップ使いができると思うんだけど、ソニーの設計者は、おそらく自分の設計したカメラを使ったことがないんだと思う。

残念なところは多々あるけれど、残念の大半はα7Cの残念というよりソニーという会社の残念なので、そこは忖度して評価してるみると、α7Cはこれまでのα7シリーズにはなかったファインダーもどきの出っ張りがない35mm版フルサイズでバリアングル液晶搭載機種なので、その点はおもしろい。

飲みかわす幸せ。2021年版こういうのを撮るときは、バリアングル液晶が楽しい。

レンズ交換式ミラーレスカメラはレンズを外すと受光素子がもろに見えてホコリとかがついちゃう構造なので、環境劣悪のぼくらの仕事場では、極力レンズ交換はしたくない。両肩に1台ずつ持ってるとすると、首から下げる1台は、できるだけ軽いのがいいので、α7Cくらいの機種はとても魅力的。バリアングル液晶開けたままにしていて、ポキッと折ったりしちゃうんじゃないかという心配もないではないけど、今は試用中で遠慮しながら使ってるから、そのあたりはこれから先のお楽しみだ。スペック的にはすでに使っているα7IIIでそれなりに満足しているので、7IIIと同様のスペックを持つ7Cは必要にして充分、ということになる。

小麦刈り小麦刈り。もらってきたコンバインがぶっこわれて、ピンが飛んで切れたチェーンをなおすのに六角レンチを刻んだり万力で曲がったちぇーんをなおしたりしました

ちなみにぼくが必要としている性能は、AFの追従性やMFのピントの視認性、秒10コマ程度の連写性能くらいで、巷のカメラ小僧(おっさんを含む)が重要視している画素数なんてのはほとんど興味がない。なのでこの機種は(あほかいななどと悪態をつきつつ)買い。もともとそう思っているからためしに使わせてもらったんだけど、その思いはますます強くなった今日この頃です。

といいつつ、うさぎがそこそこの大病をしやがって、予想外の出費を強いられることになったので、導入予定だったけど、しばらくはお預けになりそうです。お金できるまで指くわえてる間に、手ブレ補正のない、あと10mm薄くて100g軽いボディが出るといいなぁ。

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