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マリオと里帰り

すぎの子
民宿すぎの子

もてぎのあと、恒例となっているマリオとの日本観光。マリオは8年目、アニエーゼは7回目の日本訪問だ。二人で来たときは、日本GPのあと数日間日本観光をして帰っていく。これまで、京都や札幌にはふたりだけでもいったけど、だんだんふつうじゃない観光に目覚めてきたので、この数年間はぼくと杉谷がいっしょにでかけている。ぼくらにとっても、知らなかった場所を楽しむことができて、有意義ではある。今回は、ついこの前引っ越したばかりの奥秩父に連れてきた。

ということで、4日分の長い日記。

もてぎを出て、いつものとおり益子焼の買い物などして(お金がかかるし、マリオは益子焼のよさがさっぱりわからないので、買い物なんかしないで森でも歩こうと主張していたが、帰りのクルマから道をイノシシが横断しているのを見てびびってしまって、やっぱり買い物に行こうということになった)、遅い朝飯をファミリーレストランで食べ(10時からのランチの時間になったので、399円でランチが食べられた。どういう値段なんだろう。日本人もびっくり。でもコーヒーは250円もした)、マクドナルドへ移動してコーヒー飲みながらメールチェックをしてきのうのイタリアグランプリの結果を見る。イタリア人のバレンティーノ・ロッシが勝ったのでマリオは大喜び。

お願い事をするアニエーゼ
お願い事をするアニエーゼ

杉谷とここで別れて、ぼくらは秩父へ。お世話になったガソリンスタンドで給油してお茶などいただき、住んでたときにはとうとういけなかった近所の札所に行ってみる。入り口に「物見遊山お断り」と書いてあったのでちょっと躊躇するが、赤とオレンジを着てサンダル履きの三人組は入山料のひとり300円(おつりないから三人分1000円入れてきた)とアニエーゼが家内安全のお願いして1000円納めてまいりました。

すぐそこまでかと思ったら、参道は延々と山道が続いていて、ちょっとびっくり。マリオが途中で根を上げて「セクションはまだ先か? おれは最終セクションだけ見ればいいんだけどな」と言い出す。アニエーゼは元気だ。

岩登りをするマリオ
岩登りをするマリオ

てっぺんまで行ったら、鎖場。マリオは高所恐怖症なんだかで、登ってこない。この人はよくわかんないけど病気持ちなので(髪の毛がないのも、病気が原因らしい。高血圧でもあって、去年は温泉に入ったら心臓がばくばくしてたいへんだった)無理強いはしないでおく。
「イタリアじゃ、これをやってみようぜと勧めてもアニエーゼはいつもやらないって言うんだ。なんで日本じゃこんなことをやるんだろう?」

とマリオが不思議がっている。そういうこと、よくあります。きっとぼくらも、日本ではやらないようなことを、イタリアでいっぱいやっているはずだ。

絶体絶命のアニエーゼ
知らぬが仏

マリオが近寄ることもできない大岩は、向こう側が断崖絶壁だった。落ちたらひとたまりもない。アニエーゼを立たせて写真を撮る。それが一番最初の写真。この写真を撮ったときにはこっち側がこんなになっているなんて、彼女は知る由もない。ぼくの位置まで来て振り返って「あらまぁ、こわい」とひっくり返るわけだ。

お寺を出て温泉に寄る。ここも、いつもぼくが通っていたのではないはじめてのところ。露天風呂や薬草風呂があって、出てきたアニエーゼは大喜びだった。今晩の宿は、旧荒川村の茅葺き屋根の民宿。約束の時間を1時間遅らせてもらって、なおかつ3分遅れで到着。3点減点だとマリオが判定してくれた。宿のおばちゃんは山菜料理を山盛りにして待っていてくれた。山三つ葉、ふき、たらの芽、うど、こごみのてんぷら、山女魚、こごみのマヨネーズ和え、イワタケ、自然薯、わらび、やまうど、それに山三つ葉と豆腐のみそ汁。なんというヘルシーで豪華な山の幸の夕食だ。

おばちゃんはマリオたちが山菜を食べられるのかどうか心配していたけど、連中も日本経験がそこそこ豊富だから、もはやたいていの食事には驚かない。魚の食べ方は美しくないし、口のまわりがかゆいといってたけど(天つゆか自然薯だろう)、ぺろりと全部食べてしまった。

すぎの子のご飯
すぎの子のご飯

この山菜は、おばちゃんの息子夫婦がとりにいってるらしいんだけど、朝の3時半に出発して、車を降りて2時間歩いて、往復8時間の行程でとってくるものらしい。イワタケなんぞ(イワナの右隣)、この量で都会だったら1万円だそうな。

この宿は、築300年で、お役所が記念物に指定したがったらしいけど、そんなものにされると宿として使えなくなるんでお断りしちゃったそうだ。夏休みには、子どもたちが合宿で泊まりに来て、昔ながらの家を観察していくらしい。茅葺き屋根の民宿は、消防法の関係もあって、今やごく少ないとのこと。

アニエーゼは日本の昔の家の構造に興味津々。マリオはお疲れのご様子だった。

気のいいおばあちゃんの民宿を出て、長瀞のライン下りへ。実はもてぎから荒川村(今は秩父市)へ行くのには荒川村を通っているんだけど、マリオはたぶん気がついてないと思われる。最初に流れの穏やかな川下りをして、バスで上流に移動してちょっとだけ急なところへ。水を水田が使ってる今ごろは、水が少ないんだそうだ。台風のあとはたいへんエキサイティングだということだけど、川の流れが急だったりするとお休みになるってことだ。

長瀞ライン下り
長瀞ライン下り

船頭さんは川の流れをとてもよく心得ていて、モナコGPを走るパトリック・デパイユのごとく(また古い例を出しました。あんなに正確なドライビングをするデパイユも、死んじゃいましたね)、岩ぎりぎりに船を通して進んでいく。最初に乗ったコースはおばあちゃんばっかりで、こんなんでおもしろいかなぁと思ったけど、2回目は秩父鉄道の鉄橋をくぐるところで水をかぶる下りもあって、なかなかよろしかった。

川岸から駐車場まで、ぶらぶらとお買い物。コーヒーを飲みたいといっちゃ喫茶店に入り、コンニャクのみそおでんを食べてみたいということになってまた店に入る。ぜんぜん進まない。でもこういうことをしにきたんだから、それでよいのだ。

駐車場は、たまたまその上の宝登山の駐車場と共通で、1日500円で2ヶ所のに停められるってことだから、そっちもいってみる。ロープウェイなどで山のてっぺんに登って、帰りは山道を降りてきた。「きのうのセクション1へいく道よりはだいぶらくちんだ」とマリオ。この人は、トライアルにまつわる話をしている限り、機嫌がいい。途中、車が通れる道を外れて、トレイルに入る。木の根が続く滑りやすいコケの道。3人とも、こういう道のほうが慣れている。ただし方向がわかんない。トレイルをしばらく降りると広い道に出るので、そこでちょっと待っていると、いっしょにロープウェイで山頂まで行ったお姉さん二人が降りてきたので、道が正しいことを確認できた。マリオは、このお姉さんたちが気になる様子。

下山して駐車場につくと、マリオは「彼女たちを待ってよう」という。待っててどうするんだろうと思うけど、これがイタリア人なんだね、きっと。でも残念ながら、彼女らは現れなかった。きっと途中から別の道を降りたんだろう。へへへ、残念でした。と、クルマで走って少々、彼女たちが道端の喫茶店に入るところを目撃。あぁ、ニアミスだとマリオはくやしがっている。

なにを乾かしているのか、マリオ

なにを乾かしているのか

それから温泉。マリオは高血圧なんで、ある種の温泉には要注意だと心配しているけど、サウナは問題ないんだそうだ。高血圧症について温泉のはいり方が書いてないかと聞くから読んでみたら「無理をなさらないでください」と書いてあった。無理してお風呂に入るって、どういうことだろうな。「自分のレベルを守れってさ」と伝えたら「おれのレベルってなんだ?」と聞き返された。当然だと思うけど、ぼくもわからない。

お風呂から出たら、すれちがいにロープウェイの二人組が入ってきた。マリオはたびたびの偶然に目をハートマークにして「今度出会ったら結婚するぞ、おれたち」と息巻いている。アニエーゼが隣にいるのに、それとこれとは別問題らしい。

その晩は小鹿野の須崎旅館さんに泊まる。アニエーゼに蕎麦打ち体験をさせたかったので、このお宿のオプションをお願い。この日も到着は3分遅れ。また遅れちゃったよというと「南イタリアだと1時間遅れがふつうだ」とマリオ。ここはニッポンだからねと言うと、なんとなく納得していた。南イタリア選手権だと、タイムオーバーは1時間が1点なのかな?

蕎麦打ち
蕎麦打ち

そばは、アニエーゼと交替で打った。でも実は、きっと先生がぼくらの不始末をうまく修正してくれていたにちがいない。マリオはずっとビデオを撮っていた。晩飯は、このそばも含めて、豪華絢爛だった。満足。でもマリオは、この旅館の女将が気に入ったらしい。彼女には子どもがいるみたいだよといってるのに「じゃ、離婚したというニュースが入ったら真っ先に教えろ」という。相手の都合は聞いてない。知らん顔するのもかわいそうなので、翌朝役場へいって住民票を抹消したときに、ついでに婚姻届をもらってきてマリオに渡してやった。女将に名前を書いてもらえばいい記念になるかなと思ったが、ほんとに提出しちゃったらまずい。でもそれ以前に、マリオには女将に婚姻届に名前を書いてちょうだいとお願いする勇気はなかったらしい。で、この顛末はすべてアニエーゼが横で見ているのだから、笑います。女将と記念写真におさまるマリオ、なんだか緊張してます。

女将と
女将とマリオ

そういえば、両神のぼくがいたところのすぐ裏に、大谷藤子という小説家の生家があった。なんとなく気になって、何冊か買ってみたんだけど、彼女の小説に「須崎屋」ってのがある。冒頭に須崎屋の紹介があって、確か、街の中にあんまりきれいじゃない安宿がある、みたいな紹介をされている。これじゃ、小説のネタになってるのが、いいんだか悪いんだかわかんない。でも大谷藤子の小説は、例外なく暗〜いのだ。小説と実際のちがいを確かめるのも、なかなか楽しい。大藪春彦の「汚れた英雄」の舞台となったマン島に初めて行ったとき、やっぱりそんな感覚で島をめぐったのを思い出した。

須崎旅館さんは気に入ったので、小鹿野へ行くときには、マリオにないしょでまた泊まろうっと。どうせこの町には、きっと近いうちに来なくちゃいけなくなりそうだから。

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