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6月のお勉強会は

サミー・ミラーかミック・アンドリュースみたい?
あれよと気がつけば、もう今週末は7月のお勉強会を開催するタイミングになってしまったので、あわてて6月のご報告をさせていただくことにしました。
6月は、世界選手権日本大会の興奮もさめやらぬ、その1週間後、6月13日に開催しました。さぞ、もてぎの興奮を持ち込む参加者が多いと思いきや、世界選手権が開催されたことは誰もご存知なかった。ある意味、すてき。

公園でなにをしているのでしょう??
このイベントは、トライアルなるものを見たことも触ったこともないような人が、半日だけちょっとトライアルごっこしてみましょう、ついでにトライアルバイクという軽くて自由自在になる(そして下手をするととっても凶暴な)乗り物を使って、オートバイのお勉強ができたらいいね、という、黒山一郎さんに知れたら非国民扱いされそうなぬるいイベントです。
幸い、こちらの意志が通じたか、あるいはもう少しトライアルを本格的にやろうとしている人は、もっとちゃんとしたトライアルライダーを師と仰いで入門するのか、実に対象ぴったりの方々に入らしていただいています。
「なんだか、世の中にはトライアルっていう者があるらしいぞ」
「身ひとつで行けばいいらしいけど、いって見るべか」
「その日は見たい映画もないから、じゃ、みんなを誘ってみるか」
なんてーノリでいらしていただけている模様。だから、世界選手権を知らない人がいても、ぜんぜんおかしくないです(トライアルやってて、世界選手権を知らない人がいたら、もぐりといいたくなりますがね)。こんな中、おひとり、藤波貴久という名前をご存知の方がいらした。ほんとに知ってるの? プロレスラーじゃなくて、オートバイに乗る人だよ。藤波貴久は、世界選手権日本大会より有名な存在だったのでした。すばらしい。さすが世界チャンピオン。
今回来ていただいたのは、みんなお仲間の1グループと、なぜかこの村を気に入っていただいて、3回連続で来ていただいているSさん。ありがとうございます。なんなら、住んでもらっちゃってもいいです。
で、残るグループの方々は、ネットでお友だちになったみなさんで、うちの何人かは、ここで会うのが初対面の方もいらした。トライアルが出会い、なんてこれもまたよしではないですか。おっさんとおっさん(ごめん)だから、あんまり色っぽくはないですけれど。
内容的には、いつものとおりだけど「おもしろい」「こんなに疲れるとは思わなかった」「こんなに奥が深いとは思わなかった」というのが一様の感想。乗りたいと思ってくる人たちだから当然かもしれないけど、やってみたら実はつまらなかった、というひとが一人もいないのは心強い限りです(面と向かってつまんなかったと言えなかった人がいたら、こっそりでいいのでメールください)。

トトロの森へ連れてってくれるオートバイは、トライアルバイクだけってことで
トライアルの基礎をお勉強したら(お勉強したからといってできるようになっているわけじゃないのですが、知ってると知らないとでぜんぜんちがうことも多々あり)裏山のお散歩にでかけます。そこでぬるーいセクションを作って、トライアル遊びはこうするもんだというトライアル体験。セクショントライ(というほどのもんではないけど)より山道をつらつら走ってるほうが楽しい人もいるでしょうけど、一応これがフルコースです。ゲームですよ、採点しますよといわれるととたんに緊張して汗かいてしまう。その緊張感も知ってもらいたいしね。
というわけで、次なるお勉強会は、もうあさってに迫っているのでした。次はどんな日になるかな?