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機械による採点、その後

公園のじいさん
本文とはまったく関係なく、
公園で運動するじいさん。
後ろ向きに歩いてます。
後ろ向きに歩くと、
やっぱりへんなかっこうになるんだね。

 世界選手権最終戦の翌日、FIMの旗振りで採点マシンによるオブザベーションのテストがおこなわれたのだけど、どうやらそのプロジェクトの雲行きが怪しくなったという話を風の便りに聞きました。
 確かな人からの情報なのだけど、FIMの直接の関係者ではないから、ほんとにプロジェクトが立ち消えになったのかどうかはわかんないんで、こんなふうにニシマキ日記で書いてます(ほんとは1ヶ月も日記書くのをさぼってしまって、我ながらあわてている)。


 機械がトライアル競技を採点するなんて、そもそも無理じゃないのかいなとは思っていたけど、それはやってみなければわからない。もしも理想的なものができて、人間の感覚の問題を抜きに採点ができたら、いろんな点でそのほうがさっぱりする。日本では、ライダーとオブザーバーのけんかがことさらにクローズアップ、オブザーバーの成り手がいない問題に直結している。外国では、ときに人でがない悩みは聞くけれど、そこに「ライダーからいじめられるからいやだ」という理由はないみたいだ。ただ、世界選手権が各国を回っていれば、人によって、国によって、採点基準がうんとちがうというすったもんだはついて回る。機械的な採点が求められるのは、わからんでもない。
 ついでに、この機械採点への動きの陰には、FIMがノーストップルールを採用したいという移行が、強く反映されている。止まったら5点。SSDTとかイーハトーブでは採用されているルールだ。概してイギリス人は、ノーストップルールに肯定的だ。トライアルライディングは流れるように走るべしという哲学が、特にイギリスでは根強い。そういう走りをしなければ、SSDTをはじめとしてつるつる滑るイギリスの地形では歯が立たないという背景もあるんだろうけれど。
 止まったら5点というルールにすると「止まる」をどう定義づけるかがむずかしい。オートバイの動きを哲学すると、トライアルの場合、なにがなんだかわかんなくなってくる。岩をどかんと登って、真上に飛び上がって着地することがある。これ、進行方向を二次元で考えたら、前進してない。上に向かって進んでいくのを前進だと解釈すると、落ちてくるのは後退になるのか。いやいやマシンが進んでいるほうが前進だなんてことになったら、するするバックすればそれが前進方向になる。あぁややこしい。人間が採点するのはむリだから、じゃ、機械にお願いしよう……。
 ところがFIMが開発してきた採点マシンは、前輪の回転をセンサーで察知する形式だから、前輪さえ回っていれば、マシン全体が後退していても、前進していると判断されるものだった(そんなことができるかどうかは別問題として)。反対に、マシンが進んでいても、前輪が止まってしまえば停止と察知される。最初から誤判断が予測できちゃうようなシステムなのだ。
 おまけにテストでは故障も発生した。人間のオブザーバーの場合は、見えていなかった場合は減点を取りようがないから、ライダーが得することになるけど、採点マシンの場合もそうなるのか、だったら、ライダーが悪いやつで、故意にぶっ壊したらどうなるのか、なーんて、つまんないことを考えはじめるときりがない。
 だけども、この機械の公開テストは、2年前に1度、今回でまだ2度目だ。新しいものが開発される過程では、いろんなことが起こって、いろんな検討がされて実現にこぎつけるもんだ。2度くらいうまくいかなかったからといって、制度そのものをひっこめるのは早計じゃないかとも思うんだけど、機械がトライアルを採点するシステムそのものに限界を感じちゃったということなのかもしれない。
 パドックでも、どんなルールがいいのだろうと、ときどき語られることがある。ライダーとしては、どんなルールになっても、そのルールを受け入れて勝利を得てなんぼのものだけど、理想のトライアルルールとはなんだろうと考えてみるのも悪くないもんだ。
 インドアトライアルとアウトドアのルールが異なるのも、みんなに知ってもらうには具合が悪いという意見は根強い。インドアではバックしてもいいけど、5回足をついたら5点になる。アウトドアは、今MFJが採用しているルールで、バックは問答無用で5点、しかし横振りを繰り返すことで事実上バックすることも可能になっている。
 97年に採用して不評を買った、何度バックしてもよいというルールを復活させればどうだという意見もある。ただし当時は事実上無制限だったセクションの制限時間が、今は1分半(全日本は1分)と定められている。この時間設定をシビアに設定すれば、必要以上にラインを修正したり、一度トライして失敗したからといって、バックしてやりなおしている時間はないから、バック5点の現行ルールや、停止5点の未来の(?)FIMルールの主旨は生かされるというわけだ。
 ただし、FIMがノーストップルールを推し進めたいのは、セクション内をするする走らせたいだけではない。ライダーとマシンの技術力がどんどんアップすることで、セクションがどんどんむずかしくなっていく。そうすると、世界選手権に参加するライダーが減ってしまう。これをなんとかしたいという側面もある。
 もっと多くの(うまいライダーを増やすのではなく、うまくないライダーでも走れる点をめざしている)ライダーに参加してほしいと思えば、難易度を落とす、少なくとも危険度を落とすしかない(難易度と危険度は必ずしも相関関係にはないんだけど、たいていは難易度を増せばあぶなくなる)んだけど、そうすると、たいていは興行として楽しくなるなるというジレンマをかかえる。
 オリンピックを目指すトライアルは、世界中、大序を問わず楽しまれているという前提が必要で、それもあって、アジアでの世界選手権(日本GPだ)やアフリカでの世界選手権(フランスの領土であるアフリカ大陸内で世界選手権が開催されたことがある)、また女性部門の世界選手権やデ・ナシオンなど、こういう流れに沿って組み立てられているものでもある。
 その頂点たる世界選手権が、へたするとたった15人そこそこの参加者で争われているというのは、FIMとしてもかっこがつかないのにちがいない。これは困った問題。上位陣が成長を止めてくれればそれもひとつの解決策なのだけど、同じ環境、同じ能力を持っていれば努力が好き、犠牲を払うことをいとわない者のほうが成績が優秀なので、下位のライダーがトップとの差をつめるには、よっぽどの天変地異(子どもが大人になってからだができてくる、精神的に強くなる、お金持ちになる、協力者が現れる等々)が起こらないとありえない。
 この5年ほど、世界選手権から引退していく選手もちらほらいるけれど、そういう連中は、ランキング10位から15位の選手が多い。トップ5は、チャンピオンを目指すのに一生懸命になれる。その下に位置するトップ10までは、トップ5に食い込むのに気持ちを向けている。ところがその下は、本人は精いっぱいの努力をし、どんどんポテンシャルを上げているのに、それが成績に現れないことが多い。なんたって、今年の世界選手権全15戦のうち、10戦以上出場したのは15人にすぎない。100人参加しているうちの15位だったら価値があるけど、15人参加している中での15位はあんまり価値がない。FIMのこういう悩みは、理解できる気がする。といって、解決策は見あたらない。
 選ばれた者だけが走れるセクションだから、そこを走るトップライダーが輝いて見える。しかし同時に、数多くの中から勝ち抜いてきた事実を見せられてこそ、頂点の価値を見いだすことが可能だ。二つの要素は、両立するのやらどうやら。
 そんなこたぁ、FIMが考えていればいいのかもしれないけど、もしおヒマなれば、ちょっと考えてみてください。日本中のみんなが考えれば、そういう波動が、きっと世界を動かすにちがいないからさ。

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