2021年1月
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  3. リザルト中国
  4. リザルト中国
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  6. イベント(大会)
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  10. イベント(大会)
  11. リザルト関東
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ベルドン・3日目&4日目その2

 4日目は、茅沼兄弟は二人とも走らないということになった。でも、茅沼兄さんはジョーカーを使い果たしているし、ゴールすればおみやげをもらえるし、どうせオートバイはゴール地点まで運ばなければいけないので、ふたりともとりあえずスタートする。完治さんは足が痛くて歩けない。ヤスフミさんはケガはないけどベルドンのコースはなかなかしんどいようだ。


 スタートからゴールまでセクションをひとつも走らないので、セクションの減点は全部20点。日本では、セクション不通過は10点ということになっているけど、これは日本のローカルルールです。FIMの規定では不通過は20点。トライアルはセクションをまわりながら全コースを走るという主旨からすると、不通過20点くらいがちょうどいい気はする。
 茅沼兄弟以外の4人はおおむね順調。並木さんは、マッドでぽてんと転んだときに脇を強打して、笑うと痛い。こりゃあばらにダメージを折っているねということになったけど、どうしようもないので笑いをこらえていただく。でも並木さん本人が笑いをとっているので、自業自得だ。
 この日4日目、マリオがマシンを壊した。ホイールベアリングがご臨終したそうだ。昼休みに出会ったマリオは、さっそくスコルパにマシンを借りる交渉をして、見事125Fをゲットした。油圧クラッチがついてるから日本だったら175のはずだけど、詳細は不明(排気量、確かめておいでとマリオに確認とらせたら、150ccだったと帰ってきた)。途中でマシンを交換するというでたらめが通っちゃうのもすごいが、でもマリオは午前中にいくつかのセクションをパスしているので、午前中だけで100点以上になっている。表彰台は不可能だし、いまやマリオのライバルはぼくになった。
 4日目はぼくはわりと快調。対して斉藤さんがきのうのぼく状態でコントロールが利かないらしい。齋藤さんとそういう話をしたのがお昼のときで、斉藤さんは3日目までの11点のアドバンテージがなくなっているにちがいないと心配している。
 で午後。最初のセクションではぼくは予定通りに足をついてマシンを回して1点で抜けた。マリオも1点だっていうし、これは最善。斉藤さんのトライを見ていたら、順調に1点で出てきたと思ったら、最後のマーカーを無視してアウトしようとしている。オブザーバーと二人で「そっちじゃないぞー」と叫んだら、1回足をついてちゃんとマーカーを抜けてきた。2点。ほんとはもう1回着いたように見えたし、本人も3回足をついた気がするといってるんだけど、採点は2点。こういうラッキーはあるもんだ。
 ぼくはちょっと後悔。ここで齋藤さんを5点に陥れておけば、逆転の可能性はでっかくなったのになぁって。そんなこんなで、午後のセクションはぼくと斉藤さんの神経戦ではじまった。ものすごい低レベルの神経戦だ。
 その次のセクション、登り口が少しいやらしい。斉藤さんを先に行かせて様子を見たら、やっぱり登りで足をついて、その先の下りでも足をついている。あっという間に3点になった。それを見て、ぼくは登り口のラインを変えてトライして、そしたら万事うまくいってクリーンした。なんだかほんとの神経戦をやっているような気になってきた。
 で到着したのが、だらだら登っていくだけのセクション。途中、ちょっといやらしいターンがある。マリオが1回足をついて登っていった。フロントを岩の上にのせればうまくいけるのではないかと策を練ってトライ。ここでは斉藤さんにクリーンを見せて動揺させる作戦に出た。ところが、フロントを乗せる岩のはるか手前の、たった5cmばかりの切り株(太さ2cm)にフロントをつまずかせて、あっという間に転倒した。いやー、まいった。オブザーバーのおばさんに照れ笑いをして、パンチャーのおねーちゃんにも笑われて悲しくなった。インでは斉藤さんが大喜びしている。
 ところがその直後、斉藤さんがまったく同じところでまったく同じ転倒をしているではないか。今度はぼくが大喜びをする番だった。いやー、トライアルは楽しい。ぼくと斉藤さんは、この転倒で親友の契りを交わしたのだった。
 この日、午後の8セクション目(午後は10セクションの予定だった)を終わったあと、全員が道に迷った。というより、コースマーカー(テープがぶら下がっている)通りに走ったら、断崖絶壁に到着したという。どうも、何者かがテープを移動させたのではないかといううわさだが、真相は不明。第9セクションをキャンセルして、そのままゴールの10セクションに移動することになった。平民ライダーから赤マーカーのでたらめにうまいやつまで、都合50〜60人が一気に大移動。道から谷に降りるところでは、ムーの大移動みたいだった。
 おかげで10セクションは大渋滞。今日はスタートが早かったから、ほとんど渋滞らしい渋滞もなくきたのに、最後になってとんだことだ。でも、ジャン・ミッシェル・バイルやステファン・ペテランセルのトライを見られたから、それは大きな収穫だった。ペテランセルは、動いてるマシンをコントロールするのはさすがにうまかった。
 バイルは、今は自動車レースをやってるんだってね。フランス選手権らしいけど「それもチャンピオンになるの?」と聞くと「たぶん、なる」とのお答え。なかなかのチャンピオンコレクターです。
 4日目は、厳しかった3日目と一転して、けっこうらくちんだった。これなら、茅沼兄さんも走りきれたんじゃないかと思うけど、そういうのは結果論だ。その他のトラブルとしては、七海さんがチェーンテンショナーをなくした。パーツを探そうかということになったけど、めんどくさいからいいやということで、5日目はテンショナーなしで走る。七海さんはセクションをでると、いきなり生き生きと走り始める。ベルドンはものすごく楽しいイベントだから、もっとみんな来るべきだということでした。
 本日朝、フランスのトライアルマガジンの編集者のチャーリーが手首を骨折してリタイヤしたらしい。イタリアのジャーナリストはマシンを壊すしフランスのジャーナリストはケガをしてしまうし、最終日は日本人ジャーナリストの番じゃないかと実はドキドキしながら、この日記を書いてます。
 そうそう、2日目に地元新聞にインタビューを受けたのが、今日の朝刊に載ってた。カメラマンは日本人全員の記念写真を撮りたかったらしいけど、斉藤さんと並木さんのゴールが遅くなって、チャンスを逃した。ご本人たちも残念そうでした。
 ということで、5日目は順番が回って一番最後のスタートになる。夜はたっぷりあるんだけど、午後9時半には、みんなぐっすりお休み。晩飯は部屋で買い置きしてあるハムとパンでとったらしい。ぼくと斉藤さんは、マリオとディナー。斉藤さんも、最後にはこっくりしていた。
 さぁ、明日は最終日だ。
 写真は昼休みにお昼寝をする並木さん。主催者マヤの飼い犬があやしいポンニチがいるぞとちぇっくしている。この犬は棒を投げてやると大喜びでとりにいく。フェイントをかけたら、それからはやつもフェイントをかけるようになって、地面に棒を置いて投げろというから棒をとろうとすると「ちがうもんねー」とまた棒をくわえて逃げていったりする。このときの並木さんはぐっすり眠っちゃっていたので、並木さんの足下に棒を投げてやったら、犬に襲われたと思った並木さんは飛び起きてきた。わはは

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