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やり残したこと

小鹿野のライダーたち

 この前まで、ぼくは埼玉県秩父郡の住民でした。秩父にいたのは、たった半年にならなかった。はたから見たら、なにをしにいって、なにをしてたんだと不思議に思うと思うけど、ある程度、予定通りの行動だったんだけど、それにしても短かった。期間も短かったし、その間に、自分が思っていることの半分も動けなかったというのが、くやしかった。


 
 予定通りというのは、もともとぼくは福島に引っ越すことがほぼ決まっていて、そっち方面の準備が整うのを待っていたところだった。そんなとき、あれはかれこれ1年ちょっと前になるけど、某社の某氏に福島のお話をしたところ、似たような活動をしている人がいるから、そっちも手伝えという。それが小鹿野町の話だった。そんなこと言っても、ぼくは人一倍ぶきっちょで、いくつもの活動を器用にこなすなんてできないし、福島に引っ越すことになったらそれは譲れないですと説明したんだけど、それまででもいいからという話になって、それでぼくは小鹿野にやってきた。小鹿野町には某社の某氏の先輩が小さな拠点を持っていて、いろいろ活動していた。実はUさんはバイアルスやフロントタイヤが23インチのXL250Sのデザインを担当した技術者だ。
 小鹿野町では、なんと町役場が「オートバイによる町おこし」をテーマとしていた。町をつき抜ける国道299号は、休日となると多くのツーリングライダーがやってくるし、最近はわらじかつ丼が町の名物になっていて、これを食べるのを目的にやってくるライダーが多い。町の真ん中の路地裏には、元祖わらじかつ丼屋があるんだけど、これがとってもわかりにくい場所にあって、元祖にたどりつけないライダーもたくさんいて、おかげで町中のほとんどの飯屋さんが、わらじかつ丼をメニューに加えて、ライダーを歓迎する体制になっている。
 東京から100km圏内、距離的には遠くないし、バスで40分の秩父なら池袋まで特急に乗って1時間ちょっと。ところが秩父から小鹿野の間には小さな峠もあるし、秩父と東京の間も激しい峠道。便利とはいいがたいロケーションだけど、ツーリングに来るにはほどよい道路環境ではある(反応から先は、延々と追い越し禁止だし、休日は交通量もそこそこなので、気分よく走るには時間帯を選ばないといけませんけど)。
 今現在、ツーリングにやってくるライダーはかつ丼を食べたらまた走りだして、小鹿野町を去って行く。先には群馬県や長野県、山梨県があって、どこへいくにもさらに激しい峠道が待っている。地図を見ると、糸がこんがらがってしまったような道ばっかりだ。走るのは楽しそうだけど、小鹿野町としては、もうちょっと町を楽しんでもらいたい(で、お金を落としてもらいたい)。素通りしていくライダーが、小鹿野町を楽しむ可能性はないだろうかってわけだ。
 それで、このエリアのトレッキングルートを探せってのが、ぼくに与えられた使命となった。といっても、人の山に入り込んで荒らし回るわけにはいかないし、第一そんな山の中はたいていのライダーにとってはむずかしすぎるし、といってほとんどの林道は舗装されているし、作業は簡単ではない。秩父圏内にはとってもうまい連中がごろごろしているんだけど、彼らが知ってるエリアは、とてもじゃないけど一般ライダーが遊ぶ場所にはならない。一度、いっしょに遊ばせてもらいにいったけど、人車ともにぶっ壊しそうになって、すぐにドロップアウトした。
 幸い、地元にはオートバイが好きな連中がけっこういた。ゴールデンウィークに“で耐”にでかけたのも、彼らがこれに出場するからだった。彼らが集う自動車屋さんには、間もなくスコルパTY-S125Fが数台並ぶことになった。Uさんが資財を投入して買っちゃったのだ。誰かが購入してもいいし、レンタルとしてみんなに使ってもらうのも目的だった。彼らにはトライアルの経験はほとんどなかったから、道を探しながら、彼らとトライアルごっこをするのも、ぼくのミッションになった。

しのうちのメニュー

 モータースポーツをやっている連中だけあって、オートバイに乗るのはみんな上手だった。もちろんトライアルの心得はないから、お決まりの罠にひっかかって、お決まりの失敗をする。お正月にふうみを呼んで、みんなといっしょに走らせたのだけど、ひょろひょろの中学生がとことこと抜けていくのをついて走って七転八倒したのがいて、よい笑い話ができた。トライアルは(というよりオートバイライディングは)柔道みたいなもんだから、まるで心得がなければ、投げ飛ばされて当然なんである。
 そんな関係から、いろんな人と接触ができた。林道を作っている人、林業整備をしている人、山を持っている人、ロードレース活動をしながら選挙運動をやってる人……。こういう皆さんと、うまくいっしょにお仕事をして、うまく協力ができていけば、もしかしたらおもしろいことができるんだろうなと思いつつも、なかなか畳みかけて活動することができなかった。というのも、しょせんはぼくが腰かけだったからだ。残念。
 役場の人にはよくしていただいた。これは、Uさんがいかに役場と親密に連絡をとって、よい影響を与えているかということの現れでもあった。ぼくはいわばUさんの手先だったから、すべてUさんにおんぶにだっこでした。
 山道を探して周囲を散歩しているのをこの日記に書いた頃、ご近所の方からお手紙をいただいた。小鹿野町にはオオタカの巣が発見されていること、オオタカが子育てをしている間はとても神経質なので、少なくともその間は巣に近寄らないでやってほしいことなどのご指摘だった。その方はトライアルバイクにも乗っておられる方で、オオタカの子育てとぼくの散策とを、どっちも見守ってくださるようなご指摘はありがたかった。しらないで山に入って、オオタカの子育てをぶち壊してしまってからでは、怒られてもなにしてももう遅い。
 営巣の正確な場所は、林道整備事務所が持っているということだった。こういう情報を、林道を作る側が管理していて大丈夫なのかなと心配にもなったが、とりあえずオオタカの子育ては間もなく終わるし、ご指摘頂いたエリアに近寄る予定は当面なかったので、ぼくがオオタカと悶着を起こすことはなかったけれど、こういう事例はきっとどこへいっても起こりうるから、その都度気をつけないといけないなと日記に書いておくことにする。
「山で遊ばせてくれませんか」と直談判にいって、あっさり断れたこともあった。役場の人とでかけていって、最初はとても話がスムーズに進み「おもしろい活動だから、ぜひ進めなさい」といってもらったのだけど、翌日になったら話が一転していた。想像だけど、家族会議でご主人の性急なOKが責められたんじゃないかと思う。こちらも、あんまり話がスムーズなのに喜んじゃって、本来しておくべきいろんなフォローを全部すっ飛ばしてしまった。相手の理解があってもなくても、資料やビジョンはきちんと用意して完璧を期すべきというのが教訓だった。今となっては、あまりにも拙策だった。全面的に反対されたわけではなかったから、企画を持ってでかけていけばまだまだ脈はあるんだけど、時間の限られているぼくが、ちょっと結果を焦ってしまった大失敗だった。
 結局のところ、ぼくができたのは、地元の人にちょっとだけトライアルごっこを知ってもらうということくらいだった。地元には警察署があって、白バイ隊員もいらっしゃる。彼らと協力関係を持って、高校生にトライアルごっこを知ってもらえないだろうか、なんて夢は広がっていたのだけど、とてもそこまでやっている時間はなかった。まず、目前の数名のオートバイ好きおじさんたちに、トライアル“も”好きになっていただくのがぼくのできるせいぜいだった。
 秩父圏内には、国際B級やA級、さらには世界ジュニアチャンピオンまでいる。上達していけば師匠にはこと欠かないのだけど、まずはぼくにでもできること、ぼくだからできることもあるはずだと思って、いろいろやらせていただいた。上達のしかたにはいろいろあるけど、激しいことをやらせてきらいになる人がいないようにするのと、山の中で遊ぶことが多くなるのだから「行けた行けない」よりも「荒らさずに抜けられたか」が大事だってことをわかってもらったつもり。競技なら引っかき回してクリーンするのもクリーンだけど、掘ると思ったところでマシンを止める勇気がないと、これから先、走れるところはどんどん減っていくと思うのだ。
 そして、町のみんなとは何度かいっしょに走りにもいったけど、今となっては薪ストーブを囲んでいろんなお話をしたのが、貴重な時間だった。重要なのは、やっぱり人なんだと悟った半年の秩父暮らしだった。
 写真は、そばが名物といわれているこのエリアでも、ぼくがお気に入りだったしのうちさんのメニューと、トライアル遊びをする町のみなさん

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