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もんもちの公演

1009もんもち6

 夏休みに合宿にきてくれたもんもちプロジェクトSSの公演があったので、見に行った。もう1ヶ月前のことだけど、思い出したから書いておくことにする。タイムリーじゃなくて、ごめんなさいね。
 この劇団、もともとは東京学生英語劇連盟(MP)っていう学生たちの劇団から生まれたもので、だから学生さんがメインだけど、社会人もいるし、演劇にのめりこんで就職してないのもいる。簡単にまとめると、若い連中だ。若い連中のやってることを見ていると、ちょっと若返った気になって、元気になるもんですぞ。10代のライダーが走ってるトライアルを見てても、おんなじだけどね。

1009もんもち2

 彼らが合宿にきたのは、このうちの一部のメンバーが去年の夏、1週間ここに滞在していったからだ。そうなんだ、その時のことも、まだ書いてない。気合いを入れて書かなきゃいけないことになると、速攻で書けなくなるんだね。ごめんなさい。
 で、ここでの生活がよっぽど楽しかったのと、今回のオヤブンが、そのとき来るはずで来れなかったんでくやしかったのとがあって、再度ここでの合宿が実現したというわけ(もうちょっとアカデミックな理由もあるんだろうけど、ここではこういう理由にしておく)。
 古い体育館で、本番と同じスペースを舞台として通し稽古をしたいというのが、彼らのご要望だった。

1009もんもち3

 夏の暑い盛り、東京の貸しスペースで練習してるより涼しいぞとお誘いしたんだけど、申し訳ないことに、この夏は当地でも猛暑で、なかなか暑かった。古い体育館には当然冷房なんかないし、第一この界隈には、冷房がはいっている家なんて、おそらく一軒もない。ふつうはお盆を過ぎたらストーブを出してくる気候になるんだけど、今年は全国的におかしかった。まぁ、暑い暑いといっても、日中30度を越すか越さないかくらいで、テレビで暑い暑いといっているのとは、へたすると10度くらいちがうんだけどね。
 通し稽古には、むらのひとにも来てもらって、見てもらった。見るほうも、そうとう暑い。練習の時には、役者に扇風機をあてて涼をとっていたんだけど、通し稽古のときには、扇風機はお客さんであるむらのひとに向けられていた。若いもの、えらい。飛んだりはねたりの舞台だから、きっととても暑かったと思うけど。
 その通し稽古からわずか数日後、本番がおこなわれた。ところは東京都江戸川区。通し稽古はふりつけやセリフは本番そのものだったけど、衣装は一部ホンモノではないし、大道具もなくて照明もない。今度はフルバージョンでお楽しみだ。

1009もんもち4

 舞台は素敵だったけど、ぼくはこいつらの、迅速な動きに感動する。この劇団、3年目だか4年目になるんだけど、その構成はずっと引き継がれていたものじゃなくて、6月ごろに団員を集めてオーディションをして、配役とかを決めていく。実質2ヶ月くらいで、舞台をまとめあげてしまう。彼らの母体であるMPも、2月に募集をかけて5月には本公演だから、劇団というのはそういうものかもしれないけど、ものごとを立ち上げてから動き出すまでに3ヶ月くらいは早いほうで、半年とか1年とかかかっている身の回りと見比べて、そのスピーディーさにはびっくりだ。
 それがふつうで、こっちがおかしいのかもしれないけど、そのタイミングが立ち後れる理由というのが、たいてい各方面との調整だったりする。人の顔色うかがっているうちに、進めるべきところをどんどん進めるべきだ、という教訓なのですね、きっと。
 舞台は全部で4回あって、1日に2度公演があった。招待券をいただいていたので1回は生の目で見て、もう1回は写真を撮らせていただいた(ほんとは撮影禁止なんで、後ろの席からこっそり撮影した。舞台写真は暗くて、最近じゃすっかりピントが合いにくくなってるけど、取り返しがつかないという点でトライアル現場の撮影と似ている)。
 1回目は撮影のための下見ってつもりもあったんだけど、そしたらあなた、演出にはずいぶんアドリブもあって、下見が下見にならなかったりもした。こういうお楽しみがあると、4回公演があったら4回見てもいいかなぁ、なんて思っちゃうね。トライアルも、土曜日日曜日、おんなじセクションを走るにしても、毎回おんなじ走りが見られるわけじゃない。おんなじだ。

1009もんもち5

 ところで最近、トライアルの現場でも、子どもたちがちょくちょく見受けられるようになった。これはとってもいい光景で、しかもそういう子どもたちはみんな、お父さんやお母さんや兄妹(ときにおじいちゃんとも)といっしょに楽しんでいる。
 そういうあったかい光景は見慣れているのだけど、しかして同時に、ふつうの社会では、そんなに親子や家族がいつもいつもべったりいっしょにいるというのは、たいへんに珍しい。
 全日本でも世界選手権でも、親子でチームというのは珍しくないんだけど、若者たちの公演を見て、ここには親は登場してないってことに気がついた。それがふつうの社会で、トライアルは、よくも悪くも、やっぱりふつうの社会とはちがうところに位置しているのかもしれないなぁ(もちろんそれぞれの親たちは、切符を買って観劇している。みんな、親ばかなのである)。

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