2023年9月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
  1. 2017TDN
  2. TDN

    2023.09.11

    TDN全記録
  3. 2016高田島ツートラ
  4. 2017お勉強会
  5. PayPay本人確認ジャンボ
  6. リザルト関東
  7. TDN
  8. イベント(大会)
  9. イベント(大会)
  10. イベント(大会)
  11. リザルト中国
  12. TRJ / MFJ
  13. イベント(大会)
  14. MFJトライアル
  15. リザルト関東
  16. イベント(大会)
  17. MFJ
  18. リザルト中国
  19. リザルト関東
  20. イベント(大会)
  21. イベント(大会)
  22. イベント(大会)
  23. イベント(大会)
  24. イベント(大会)
  25. リザルト中部
  26. TDN
  27. リザルト関東
  28. リザルト中国

自然山リザルト

© トライアル自然山通信 All rights reserved.

0612クリーンアップ

相模川クリーンアップトライアル

○2006年12月10日
○神奈川県相模川河川敷にて

クリーンアップトライアルのロゴ

 ようやく寒くなった12月のクリーンアップトライアル。今回は、前日の土曜日に冷たい雨が降って、準備は寒かった。でも当日は朝夕は寒かったけど、昼間はちょっと厚着していたら汗をかくほどでした。トライアルにシーズンオフはない、というか、冬の間こそ(雪が降らなければ)トライアルシーズン、なんですよね。
 といいつつ、今回のご参加は16名。機構的にはトライアル日和でも、世間は忘年会シーズンの真っ最中です。やっぱり12月はお酒飲みながら鍋をつついていた方がいいかな。というわけで、鍋より泥んこ遊びが好きな人たちの日曜日の始まりです。


 前回同様、セクション作ったのが雨で当日が晴れました。でも寒くなると、濡れた地面の乾きが遅いですね。スタート直後は、みんなに苦労していただけたようです。多少。
 今回の優勝争いは、西賀さんと元木さん。元木さんはモータースポーツをひととおり経験された人で、NBクラスにも参戦しているから、クリーンアップトライアルの“本来の”お客さんではないと思われますが、てきとうに油断していただいたりして、ほどよい減点に落ちついてくれました。


優勝した西賀さん。オールクリーンしてほしかったなぁ

 西賀さんは、1ラップ目にベータでオールクリーンして、2ラップ目にシェルパで遊びたいんだけど、それでよいかという申し出があったので、よいわよいわとお返事しました。でも、1ラップ目にオフロードマシンで走っている人の様子を見てしまったのか、2ラップ目もベータで走り続けてしまいました。シェルパやセローなどでトライアルしている人は、ある意味自分のマシンを乗りこなしているともいえる。そういうバイクを持っていても、いつもトライアルマシンに乗っているのに、突然乗り換えるのは、ちょっと危険かもしれない。西賀さんは賢明だったかも。おかげで優勝です。第1セクションでいきなり足をついていたので安心していたのだけど、その後は持ち直してたんですね。トライアルは、あきらめの悪さが肝心です。

 今回の初参加は4人。山辺淳さんは、奥さまはすでにトライアルずっぽしだけど、旦那はどうしたわけかのめり込めず。仕事が忙しかったりかみさんに負けるのはくやしいとか(たぶん勝てたことはない)オートバイが高いとか、いろいろ理由はあるんでしょうが、今回は所沢からセローで走ってきてくれました。
 トライアルって、もうすっかり自走で会場へいくなんて発想はなくなっているけど、山辺さんもそう、今回初参加の白木原さんは近所だけどTY-Sで自走、シェルパの遠藤さん、宮坂さん、いつもはガスガスの佐藤さんは入間からDRで自走と、この寒いのに5名の自走ライダーがいました。参加者の3割強が自走ってのもすごい。こういう状況になると、真冬がトライアルシーズンなんて言っていられなくなりますが、この件はこたつで温まりながら、ゆっくり考えてみたいと思います。


KSRで爆走する瀧川さん

 今回のご注目は、小さな小さなホイールのカワサキKSR100で参加してくれた瀧川さんでした。ロード用(というか、最近のオフロードモデルの標準装備となっている)タイヤをはいたスーパーシェルパで参加の佐藤さんも本来だったらご注目だったのだけど、瀧川さんの存在の陰に隠れてしまったのはお気の毒でした。
  瀧川さんのKSRは動きもコミカル、瀧川さんの人物的キャラクターもあって、瀧川さんのトライ中は見守る全員が願をかけてクリーンを後押しするという雰囲気ができあがった。遠心クラッチ装備なんで、エンストはしない。小さいから、転倒しかけても支えられる。どう考えても正統派トライアルとはギャップが大きいけど、これはこれでとっても楽しそうなトライアルであるのはまちがいないようです。こういう参加者がうんと増えたら、フロントタイヤが16インチ以下のクラスとかあっても楽しいかなと妄想しながら、瀧川さんのトライを見守ったのでありました。
 今回、トライアルマシン以外のオートバイの参加者は7台。トライアルマシン率が6割を切るというトライアル大会も珍しいんじゃないでしょうか。で、こうなるとちょっと気になるのが、いわゆるオフロードマシンたちの破壊力です。トライアルタイヤ以外のタイヤは、その気になると一瞬で地形を変化させるパワーを持っている。バック5点を厳密にとったらいいのかと思えば、地面を掘ってマシンが下に進んでいるのはバックではないから、甘い採点をしなくてもセクションに穴はできちゃうんですね。地形を守るためには、動かなくなった状態でがんばるより、むしろバックしてやりなおしてもらった方がいいんだけど、ルールとの狭間で、これまた悩むところです。
 そもそもトライアルという競技においては、セクションに穴を掘ったり地形を変えちゃったりについては(もちろんトライ中でのことだけど)、いっさいペナルティのない行為。オフロード遊びをするには、地形を変化させずに遊べると、行動範囲を広げることができると思うんで、足をついてもマシンをするする進めた方がえらい場面はあると思うんだけど、こういう悩みはとりあえず今回の大会とは直接関係ない話だった。ごめんなさい。



膝をひねって2ラップ目はお休みになったMさんの転倒現場です

 そんなわけで、大会を終えたら日が陰って、すっかり寒くなってきた。朝夕だけあったかいと、冬ももっとすごしやすいんだけど、地球環境的には、朝夕のこの冷たさに、きっとなにか意味があるんでしょう。
 では、よいお年を。2007年、クリーンアップトライアルは、1月14日に開催します。

(このあたりの河川敷で始まっている山際川の付け替え工事ですが、いよいよ本格的になってきた。ただ、今のところトライアル遊びをする人たちには直接的な影響はない模様。すでに工事期間に入っているので、ある日突然今まで通れたところが通れなくなっていることも予想されますが、柔軟に対処していきたいと思います。なんせ、川は誰のものでもないのですから! セクションの位置がわかりにくいというご批判もありますが、これも同様の理由です。河川敷を占有するような使い方はやっちゃいけないことの重要項目のひとつなんです。ちゃんと確かめて、セクションを確認しながら走るだけの余裕を持ちましょうねというのは、半分いいわけですが、半分はそういう訓練もありかなと思ったりして)

順位 氏名 お齢 マシン
お住まい
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 [1L] [計] C
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 [2L]
1 西賀 順一郎 40 05BetaREV-3
千葉県八街市
1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 4 20
0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 1 3
2 元木 高明 43 RTL250R
埼玉県飯能市
2 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2 0 6 6 21
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
3 小林 信 44 05Sherco
神奈川県大和市
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 9 20
5 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 2 8
4 戸祭 佳子 00GasGas125
埼玉県入間市
1 0 0 0 0 0 0 0 5 0 0 0 6 10 20
1 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 4
5 山戸田 靖政 39 98Montesa
埼玉県戸田市
0 1 0 1 0 2 0 2 0 0 0 0 6 14 17
5 2 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 8
6 中田 秀人 51 04GasGas
東京都八王子市
3 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 1 6 15 18
0 0 0 0 0 1 0 0 3 0 0 5 9
7 山辺 淳 41 セロー
埼玉県ふじみ野市
3 0 0 0 1 0 0 0 3 0 0 0 7 16 18
1 0 0 0 0 0 5 3 0 0 0 0 9
8 白木原 市次 43 TY-S125F
神奈川県相模原市
1 1 0 0 0 0 0 2 1 0 0 2 7 17 13
2 0 0 0 2 0 1 3 1 0 0 1 10
9 遠藤 紀夫 38 SuperSherpa
神奈川県川崎市
0 0 0 0 1 3 3 2 3 0 0 1 13 18 16
2 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 5
10 兼原 弘子 03Sherco
神奈川県横浜市
1 0 0 0 3 3 0 3 3 5 0 2 20 25 15
0 0 0 0 0 0 0 2 3 0 0 0 5
11 野城 佳男 31 SuperSherpa
神奈川県川崎市
3 0 2 0 3 2 1 5 1 0 1 3 21 27 13
5 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 6
12 谷中 重光 51 Cota315R
東京都府中市
5 0 0 0 5 1 0 2 3 0 5 1 22 32 14
5 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 2 10
13 佐藤 力英 55 SuzukiDR
埼玉県入間市
5 5 1 0 1 0 3 5 5 0 0 5 30 54 10
5 0 1 0 0 5 0 3 5 0 0 5 24
14 佐藤 智彦 25 SuperSherpa
神奈川県横浜市
5 2 3 5 3 1 1 5 3 1 0 3 32 56 5
3 0 3 0 3 2 5 2 3 0 0 3 24
15 瀧川 茂 32 KSR100
神奈川県鎌倉市
3 3 3 1 3 3 3 3 5 0 3 3 33 68 2
3 3 3 3 5 3 3 3 3 3 0 3 35
16 宮坂 純一 35 SuperSherpa
東京都久留米市
5 3 2 1 3 3 1 3 3 3 5 10 420 162 0
10 10 10 10 10 10 10 10 10 10 10 10 12

*負傷などによるリタイヤがありましたが、トライしていないセクションは10点としました。

関連記事

日本、インタークラス優勝! 2023TDN

2023年トライアル・デ・ナシオン(TDN)、インターナショナルトロフィークラスで、日本代表チームが勝利した。TDNの歴史上、日本が表彰台の…

2017TDN

TDN日本チームの記録

トライアル・デ・ナシオン(TDN)の記録を、日本チームに焦点を絞ってご紹介します。 TDNが始まったのは1984年。日本の初参加は1987…

TDN

TDN全記録

1984年にトライアル・デ・ナシオンが初開催されてからの全記録です。 国名はすべて国旗で表示しました 1995年以降はAクラス、…

自然山通信9月号発売中

自然山通信9月号発売! 世界選手権R6イタリア大会レポート掲載。「松本龍二の初めてのヨーロッパ」、「トライアルルールと、その運用について考え…

2023年9月号電子版ができましたよー

9月号の電子版です。 9月になったから、少しは涼しくなるのかなぁ? あいかわらず暑いですね。皆さんどうぞ、ご自愛ください。 一昔…

トライアルGC大会/GCクラスでの昇格の記録

トライアルGC大会、そのGCクラスで国際B級への昇格を果たした選手の一覧です。 GC大会10位までに入ると(2000年以降の場…

2023年全日本選手権独自集計ランキング

2023年全日本選手権ポイントランキングです。MFJ正式ではなく、自然山通信独自集計です。 各ラウンドの数字はポイントではなく順位です…

全日本第6戦広島・三次灰塚<リザルト>

2023全日本選手権第6戦広島・三次灰塚大会リザルト ●2023年8月27日 ●広島県三次市吉舎町安田灰塚ダムトライアルパーク …

2016高田島ツートラ

11/3高田島ツーリングトライアル

11月3日、ナンバー付トライアルバイクで、自然山通信ニシマキの住む川内村高田島地区を徘徊、もとい散策しようというツーリングイベントを開催しま…

8/27全日本第6戦広島・三次灰塚大会

全日本選手権、2023年の6戦目は、広島県三次市の灰塚ダムトライアルパークで開催される。8月27日、今シーズンの流れを決定づける大事な一戦と…

ページ上部へ戻る