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開幕戦のご注目
間もなく開幕する2014年シーズン。チャンピオン小川友幸とV11チャンピオンの黒山健一、また野崎史高や小川毅士がからむ華麗なトップ争いに、真壁トライアルランドに集まる大観衆は釘付けとなることだろうが、いっぽう、2014年開幕戦には、こんなニュースもある。
今シーズン、国際A級ゼッケン1番をつけるのは岡村将敏。2013年FIM世界選手権日本大会のオープンクラス勝利者でもあり、2013年終盤戦に2連勝して、この開幕戦は足かけ3連勝のかかった1戦でもある。
とはいえ、今回のニュースは岡村選手本人の話もさることながら、この大会では、初めて家族三世代がそろって全日本選手権に参戦する。
これまで、兄弟での国際A級参戦、親子での国際A級参戦はあったが、親子におじいちゃんまで参戦というのは例がない。
こちらの写真は、昨年のGC大会での岡村親子。サポートをする父さんは将敏選手で、サポートされる息子は岡村祐希選手。GC大会では4位に入って国際B級入りを果たしている。
息子の祐希はゼッケン61番。お父さんとはスタート時刻に1時間半の隔たりがある。
そしてもうひとり、ゼッケン44番でスタートラインに並ぶのが、将敏選手のお父さん、祐希選手のおじいさんの敏美選手だ。ここ数年、全戦に参加している意欲的選手だ(2012年には2度の18位があり、ポイント獲得ももう一歩となっている)。
敏美選手はゼッケン44番。祐希選手の17分後のスタートとなる。3人は、それぞれ独自のトライアルを進めていくことになるが、さて三世代のトライアル一家は、それぞれどんな開幕戦の結果を残すだろうか。
写真は、これも昨年のGC大会の表彰式。前列左が岡村祐希。今回の開幕戦では、GC大会の勝利者、氏川湧雅(後列左)、2位、久岡孝二(後列中)、3位、山崎頌太(後列右)、6位、泉祐大(前列右)、7位、谷中真一、8位、多田雅志、10位、赤荻雅利の各選手が国際B級1年生として参戦する。彼らの活躍にも、乞うご期待です。