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2016年全日本のゼッケン
MFJより、2016年のトライアル国際クラスの全日本ゼッケンが発表されている。
https://www.shizenyama.com/wp-content/uploads/2016/01/2016トライアルゼッケン.pdf
このゼッケンは、全日本選手権参戦時に用いられるもの。地方選手権などでは、別のゼッケンを使う場合もある。基本的には2015年のランキング序列によって与えられているが、昇格などでクラスを変わる者もあるので、2015年ランキングと同一ではない。
IASは、1位から13位までは2015年のランキング順。ゼッケン14から16までの3人がIAから昇格するルーキーとなる。
IAは、昇格しなかったライダーがランキング順に並んでいるが、IASから降格した佐藤がゼッケン4となっている。さらにIBから昇格した5人がルーキーゼッケンの0番台ゼッケンを与えられている。2015年に出場していなかったりポイント獲得がなかったライダーは、2016年に参加した時点でゼッケンが与えられる。IAのゼッケンは一度与えられたゼッケンをシーズンを通じて使うことになる。
IBはIAに昇格した5名をのぞいて、2015年のランキング順に並び、2015年にポイントを獲得したライダーに固定ゼッケンが与えられる。固定ゼッケンを持たないライダーは参加するごとにランダムのゼッケンを与えられて、ポイントを獲得するとそのゼッケンが固定になる。無得点が続くと、毎回ゼッケンは新たに与えられるので、毎回ゼッケンが変わることもある。
レディースは2016年から選手権がスタートするので2015年のランキングは存在しないのだが、暫定開催された2015年の結果に基づいてゼッケンが与えられている。
原則として、ゼッケンは何番でも試合の結果に影響することはないはずだが、しかしそうとばかりもいえない。スタート順はその大会以前のランキング(の逆)順となる。開幕戦はこのゼッケン(の逆)順となる。第2戦以降はランキング順(の逆順)でスタートしていくが、ポイントを獲得していないライダーのスタート順はゼッケンの大きい者からスタートする。だから若いゼッケンを獲得することも、全日本での勝負の第一歩となる。IBでは出場回数の多い者が若いゼッケン、という内規もあるようで、ポイントがとれなくても、毎回参戦しているライダーは若いゼッケンをつけることになる。つまりゼッケンは、ポイントを獲得してしまったライダーにとってはただの記号でしかないが、ポイントを獲得していないライダーにとっては、試合の流れを左右する大きな要素になるわけなのだ。
ちなみにIAの01番から05番まではルーキーゼッケンとしての特別処置で、本来なら27番から31番までの固定ゼッケンを持っていることになる。なので開幕戦では、ここで発表されたゼッケンを持っていないライダーに続き、去年のポイントランカーの前にスタートすることになる。