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トニー・ボウに死角なし
6月6日、10回めを迎えた世界選手権ウイダー日本グランプリ。心配されたお天気は、ときどきぱらぱらと空から水滴が落ちてきたが、午後には晴れ間も見えるほどの好天となった。ちょっと暑いくらい。
しかしもかかしも、そんなお天気の話をしている場合ではなく、トニー・ボウの乗れっぷりは異常。1ラップ目は誰もが3点以外で抜けられないという第9セクションで2点をとっただけ。2ラップ目は4点で計6点。ぶっちぎりもぶっちぎり。誰もボウの独走を止められなかった。
藤波はイギリスの不調はどこへやらで確実に2位を守った。3位はラガ。4位にはランプキンが入った。日本勢(藤波以外)では黒山健一が9位でトップ。野崎史高が12位、小川友幸が13位、渋谷勲が15位だった。