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Xispa全日本初登場
8月2日、全日本選手権第4戦北海道大会で、日本初登場、チスパがエントリーした。国際A級の三塚政幸と、国際B級秋山宣仁のふたり。
真っ黒なフォルムと低価格を売りに登場したチスパだが、全日本選手権に参加することで、実績をつみ始めている。

なお結果の方は、三塚が10位(出走台数の関係でポイントは7位までに与えられるので、無得点)、秋山は21位だった。

秋山は、誰あろう、チスパの日本輸入元。同時にスコルパの輸入元でもある。よく見れば、秋山が着ているライディングウェアは、スコルパのロゴがはいったものだった。
三塚はロータックスエンジンを積んだスコルパ時代から秋山とチームを組み全日本に参戦した。スコルパEasy、スコルパSY、そしてTY-Sと、アルプス・ヴァンが輸入するマシンを歴代乗り継いできた。現在は、国際A級の中でもベテランの枠内にはいっているが、数年前まではポイント獲得圏に常にはいる中堅ライダーだった。今回も、無得点とはいえ10位にはいり、自身のポテンシャルとチスパの信頼性を実証している。三塚は、今後の全日本選手権はチスパで参加するという。
本格的な輸入販売を前に、インポーター自らも全日本に参戦したチスパ。次は、一般ユーザーがこのマシンをどう乗りこなすかが、課題となる。
○輸入元:アルプス・ヴァン(エスジャパン)