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2018年の全日本選手権
MFJのサイトで、2018年の全日本選手権のスケジュールが発表された。中国大会が6月から9月に移動しているが、だいたい毎年のとおりの、おなじみのカレンダーとなっている。
開幕戦は、もしかしたら雪に見舞われるかもしれない時期の真壁トライアルランド。もう少しだけあったかい時期に開催されるといいと思うのだけど、もてぎの日本GPとのかねあいだろうか、3月のこの時期から動くことがない。もてぎのあとの開催だったら、お客さんももっと増えるような気もするんだけど、お客さんが増えたら困るのかしら? 観戦もしやすい、セクションも楽しいのが多いから、いろんなみんなを誘いたいのだけど、寒い季節だからちょっと躊躇してしまう。
第2戦は、去年初めて開催された湯浅トライアルパーク。交通の便でお客さんの入りはもうひとつという話もあるが、いい会場だから、しっかり定着していくといいなと思う。町のみなさんの強力なバックアップも魅力のひとつだった。
第3戦九州大会は、こちらも去年に続いて2年目の新しい会場。大分屈指の温泉街の近くで、トライアル会場としてのみならず魅力は多い。最近の全日本会場の中ではもっともお客さんの移動距離が長いのだけど、森林浴のハイキング気分でいけば楽しいかもしれない。
第4戦は北海道。北海道はさわやかだが、この会場は意外に暑い。雨が降ると滑るわ寒いわの手ごわいことになるのだが、北海道観光をかねて、今年はぜひ観戦にどうぞ。
第5戦は9月の開催に戻った中国大会。2年ごとに会場が変わるお約束の中国地方は、鳥取での2年間を終えて、広島の灰塚ダムに舞台を移す。ここでの全日本は15年ぶりほどになるから、その点でもちょっと楽しみだ。2年ごとに会場が変わるというのは、みんなそれぞれ、会場が好きだったり得手不得手があったりするようだが、走るほうも観戦するほうも、2年ごとに新鮮な気分が味わえる。
第6戦、第7戦は毎年恒例で中部大会と東北大会が続く。第6戦中部大会は全日本の中でも屈指の手の込んだ作りで、たとえトライアルにこれっぽっちが興味のない人でも、なんとかお誘いすることができるという点で心強い大会だ(そうはいっても、来れば楽しめるかもしれないしね)。
最終戦東北大会は、これまでより1週間ほど開催日程が早くなっている。東北大会は最終戦の盛り上がりがあるにもかかわらず、日の落ちるのが早くて寒くて、へたをすると雪が降るかもしれないという心配があるから、1週間早くなってちょうどいいのかもしれないけど、せっかく仙台近郊といういいロケーションにあるのだから、もったいない全日本選手権のダントツトップにある。
全日本以外では、今年ももてぎの日本GPは開催される。MFJの日程では6月2日〜3日となっているが、FIMの正式日程では1日金曜日から3日日曜日までの3日間。金曜日が予選で、土曜日、日曜日が決勝となる。今年、3日制の大会は日本大会だけのようだ。
2018年の最も注目すべきは、全日本シーズン終了後のトライアルグランドチャンピオン大会。久しぶりに、全国的カレンダーに四国の地名を見ることになる。まずはグラチャンから、次にはと期待してしまう。
日付 | 大会 | 会場 | リンク |
---|---|---|---|
3月11日 | 関東大会 | 茨城県桜川市 | 真壁トライアルランド |
4月15日 | 近畿大会 | 和歌山県湯浅町 | 湯浅トライアルパーク |
5月13日 | 九州大会 | 大分県 | 玖珠トライアルヒルズ |
6月1日 〜3日 |
日本GP | 栃木県茂木町 | ツインリンクもてぎ |
7月15日 | 北海道大会 | 北海道上川郡 | わっさむサーキット |
9月2日 | 中国大会 | 広島県 | 灰塚ダムトライアルパーク |
10月7日 | 中部大会 | 愛知県岡崎市 | キョウセイドライバーランド |
10月21日 | 東北大会 | 宮城県村田町 | スポーツランドSUGO |
11月11日 | MFJトライアル グランドチャンピオン 大会 |
香川県まんのう町 | かりんの丘公園 トライアルランド |
MFJのリリースはこちら。トライアルだけでなく、全カテゴリーの全国イベントが掲載されています。
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