2018年3月11日、2018年の全日本選手権が、いよいよ開幕する。
2018年はトップクラスのIASクラスに3名のニューフェイスが加わり、17名がこのクラスを戦うことになった。
久岡孝二のヤマハ加入がシーズンオフの話題となったが、成田亮がシェルコに、吉良祐哉がTRRSにとマシンを変え、新鮮な戦いが楽しめそうだ。
IAクラスは、ここ数年、ルーキーの活躍が光っているが、今年はどんな戦いになるか。IASに増して、ベテラン勢の層が厚いこのクラスだけに、ベテランと若手の戦いからは目が離さない。
レディースクラスは、6名の参加者を集めて、ちょっとだけにぎやかになった。資格上は、もっと多くの女性ライダーが参加できるはずだが、いまだに敷き居が高い印象。気長に見守るべきという意見、もっとレベルアップを望める設定にという声、セクション難度を下げて普及に努めるべきという声などいろいろあるも、まずは西村亜弥の華麗なライディングと、他の5名がどこまで近づけるか、進化しているのかを見守りたい。
IBクラスはなじみのライダーと新たな才能の宝庫だ。年を重ねても続けられるトライアルの楽しさと、経験を積めば積むほど巧みになるライディング。そしてまったく新しい乗り方でこれに挑む若手の活躍。これらを一度に見渡せるのが、このクラスのお楽しみだ。
3月10日土曜日は受け付けと練習、下見。本番である3月11日は、最初のスタートは朝7時半、注目の的のIASも8時半過ぎにはスタートが始まる。最終的な勝負を決する2セクションによるSS（スペシャル・セクション）は14時半過ぎから開催の予定だ。
全クラス123名による大舞台。2018年の戦いは、ここから始まる。

<タイムスケジュール>

2018全日本トライアル選手権シリーズ第1戦関東大会】観戦情報

■開催日■
2018年3月11日（日）

■開催場所■
真壁トライアルランド（茨城県桜川市）

■開催クラス■
　国際A級スーパークラス・国際A級クラス
　国際B級クラス・エキシビジョン125・レディース

■チケット情報■
　◇前売観戦券・・・中学生以上1,500円
　　《販売期間　2/1日（木）～3/10（土）》
　　【ローソンチケット】：Lコード「32121」
　　【チケット　ぴあ　】：Pコード「837-814」
　◇当日観戦券・・・中学生以上2，000円
　　※小学生以下は無料です。

■観客駐車場について

会場はパドックと二輪駐車場しか用意ができないため、場外に複数の駐車場が用意されている。その収容台数は前年実績よりも多いという話だったが、その一方で、雨天の場合には使えなくなる駐車場もあるなどの制約もあって、収容能力にについてはちょっと流動的（1週間たったら事情がちがっている、なんてこともあるらしい。どうしてそうなるのかは、お役所の事情もあって、なかなかむずかしい）。せっかく観戦に来たのにクルマが止められないなどということはないと思われるも、できればなるべくクルマを減らして、乗り合いで来てもらったり、オートバイで来てもらったりということをしてくれると、より安心かと思われる。この件、MFJ関東が注意喚起の案内を出したあと、一度事態が好転したものの、もう一度事情が変わったりしたこともあったようで、事務方さんはいろいろたいへんそうです。

なお桜川市では、今までなかった市営バスが運行されるようになって、JR水戸線岩瀬駅からは1本（バス停から徒歩約1kmでトライアルランド）、エキスプレスTXつくば駅からは筑波山口でバスを1回乗り換えることでトライアルランドまでこれるようになった。もし当日、これら公共交通機関で来られる方がいらっしゃる場合は、桃山中学校で降りてもらえると、そこからはトライアルランドまでの無料シャトルバスが出ているから、これを利用できる（このページの一番下にバスの時刻表載せておきました）。

＜エントリーリスト＞

■桜川市バス時刻表

https://www.shizenyama.com/wp-content/uploads/2018/02/2018sakura_bus.pdf