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デ・ナシオン2018代表チーム
2018年トライアル・デ・ナシオンに参加する日本代表が決まった。メンバーはこの2年間と同様に、藤波貴久、小川友幸、黒山健一の3人。マネージャーとして、トライアル選手会代表の小谷徹がその任につく。
例年、藤波不在の全日本選手権北海道大会で代表メンバーが発表されているのだが、今年は黒山が世界選手権参戦で不在。小谷を含めて日本とフランスに2名ずつ、別々の代表チーム結成式(?)となった。
今年のTDNはチェコ共和国のソコロフ(Sokolov)で開催される。首都プラハからは150kmほどで、チェコの西の端、ドイツとの国境にごく近い。個人選手権最終戦イタリア大会の1週間後に開催される。
TDNは2016年から、それまで4名だった代表メンバーを3人として開催されている(女子TDNは初回から3名だった)。その2016年、2017年と、日本チームははこの3人による同じメンバーでTDNを戦っている。2016年は2位、2017年は3位だった。正直なところ、世界ランキングの1位から3位までをそろえるスペインチームの無敵度合いは圧倒的で、勝利はまず無理。2016年、2017年はイギリスチームとの2位争いの結果獲得したものだ。イギリスも3名中2名がTGPフル参戦選手と、世代交代のない日本とは対照的に、若いライダーを育てつつある。戦いは年々厳しくなっているが、この3人が日本のベストメンバーであるという事実は疑いようがない。ちなみに選考事由としては、藤波が世界選手権GPクラスに参戦中ランキング8位であること、黒山が全日本選手権IASでランキング1位であること、小川が同ランキング2位であること(成績は7月6日現在)となっている。監督はMFJトライアル委員でトライアル選手会代表の小谷徹、団長はMFJトライアル委員長の西英樹が務める。協賛企業は本田技研工業株式会社、株式会社ホンダ・レーシング、ヤマハ発動機株式会社、株式会社アライヘルメット、株式会社SHOEIの各社となっている。
2018年TDNは、9月22日に女子部門が(日本は今年も不参加)、9月23日に男子部門が開催される。
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