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11日、全日本九州大会
あしたは全日本九州大会。
お近くの方はどうぞお越しください。ちょっと珍しい、オートバイの曲芸みたいな戦いが見られます。会場から20分ほどの宿のおばちゃんは、あした、なにがあるんですか? へー、オートバイ? と不思議そう。まだまだ告知が足りません。がんばってほいなぁ、トライアル。
さて、お近くでない方は、自然山の速報を見ながら、ごひいきの選手の活躍をお祈りください。
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土曜日のコメント、IASのみんなに聞いてみました。
黒山健一
第1戦は、ふつうでしたね。特によくもなく、悪くもなくの結果でした。5点が二つありましたが、ひとつはラインの失敗、もうひとつは、バランスを崩したときに、足をつくところがいくつかあって、どこに足をつくか一瞬悩んでいるうちに、足がつけないまま倒れてしまいました。足がつければ、そのまま1点ですんでいたパターンでしたねー。
小川友幸
開幕戦のスペシャルステージをとりいれたシステムはよかったんじゃないかと思いますね。ぼくのファンのお客さんにも好評だったし、ぼくらライダー的にも悪くなかったと思います。強いていえば、2ラップが終わってからスペシャルステージが始まるまでの時間が、ちょっと間延びしたかなという感じはありましたけど、まぁシステムは悪くなかったと思います。ぼくはオフシーズンには指のケガとマシンの仕上げがあって、ほとんど乗れていなかったんですね。それで調整不足で、不安要素がたっぷりあったんですが、それでも走ってみたら、不安に感じるほど調子も悪くなく、テーマを持って走っていたので、自分のペースを守って走ることができました。みんなより先にトライして5点になったりもしていましたけど、自分のペースを作るという点では、それも勉強になりました。その後、いったん同点で並びましたけど、1ラップ目に意外に楽にクリーンしていけたラインで、クリーンを狙いすぎて5点になりました。あしたは、ぼくらのスタートも時間帯が早いし、決勝も時間が少し短いので、お客さんはたいへんかなぁと思います。前回課題だった問題点は、根本的には解決していないですが、なんとか走れていますから、まず問題ないと思います。
野崎史高
開幕戦は、すごくくやしい試合でしたね。それも自分のミスなので、しかたないといえばしかたないんですが。特にSSのひとつめは、自分でも得意パターンだったんで、まさか失敗するとは思っていなかったです。2ラップとも3つずつ、大きなミスが出てもいるんで、そういうところを正確につめていきたいですけどね。調子は悪くなかったんですけど、そういうところが結果として、くやしい戦いになってしまいました。今回の試合は、予選と決勝があるんで、予選と決勝の間のインターバルで、疲れが出るんじゃないかなという予想があります。どうなりますかね。
小川毅士
開幕戦は、悪くはなかったけど、ひとつふたつのミスが、結果、大きく響いたかなぁという感じですね。2ラップ目の7とか1ラップ目にクリーンしているし、SSの1も好きなセクションではなかったけど、落ちる予定ではなかったですね。そういうところをきちんと走れるようにしていきたいと思いますね。2ストロークに乗り方についてはともかく、ベータに慣れていない部分は出ていたかなと思います。ベータのスピードについていけなかったりとかね。あれから少し時間も経って、もう少し慣れている部分もあるので、今回は見ておれぞと思っています、もちろん!
渋谷勲
開幕戦は、1ヶ月経った今となってもくやしい大会でしたね。前回は上位陣の点差が離れなくて精神的に苦しかった大会でしたけど、今回はセクションがむずかしいという情報なんで、そういうほうが、うれしい。雨かもしれないというんで、雨はいやだけど、それでもうれしい。点差がはっきりつくから、うれしいんです。この前は、試合前に、今だから言えるけど、4時間くらいしか乗れてなかったんです。いいマシンになっているんだけど、時間が足りなかった。今回は乗り込めてもいるし、乗り慣れてもいるし、それに、毎回健ちゃんばっかり勝っているのもいやなんで、今回はほんとに勝ちに行きますよ。
田中善弘
第1戦は気持ちよく乗れましたね。出だしはよかったんですが、気づけば時間がなくて、最終セクションをエスケープして、2ラップ目に第1セクションで5点になって調子を崩しました。セクションが少し甘めだったんで、自分らにとってはチャンスかと思ったんですが、甘かったです。今回は一発かましたいところですが、かまされてしまいますかね。ははは。
柴田暁
開幕戦は、終わった直後は盛り上がっていたんですが、今思えば、体調が悪く大会に臨んでしまったので、体力に問題がありました。ちゃんと体調管理をしていればと、今は後悔のほうが大きいです。クリーンをしたスペシャルステージの最終セクションは、小川さんにラインを指示されて、そのとおりに走ったら「行けましたー」という感じでした。トライする前に、なんでぼくが最後なの、最後に落ちて恥じかくのはいやだなぁとみんなに言いながらのトライだったんですが、たまたま運よくあがれて、しかもバランスよくためてあがったんでいいかっこうができました。でも3速で上がっていって勢いが足りなくなっての、ぎりぎりだったんです。楽しかったですね。今回は調子は悪くないですけど、現場にきてからの乗り込みが足りないので、もうちょっと乗りたかったなというのはありますけど、がんばります。
斉藤晶夫
開幕戦は、からだが動いてなかったですね。2ラップ目に、ようやく自分の実力の70%くらい出せるようになったんですけど、それ以上のセクションになると、やっぱり走れなかった。いずれにしても、1ラップ目が悪すぎました。あと、スペシャルステージのヒルクライムで、気持ちが弱くなってしまいましたね。今回は、ちょっとバイクが安定しないところがあって、それがちょっと気になってますが、ライダーは前回よりは準備もうまくいってるんで、悪くないと思います。
西元良太
この前は、どうしようもない5点がいくつかあって、自分が持っているものをきちんと出せなかったというのが、大きな反省点です。心技体でいうと、技の部分で、ベストを出せなかったところがあったんですが、そういうことがないように、どのセクションでも技術を発揮できるように、がんばりたいと思います。ぼく、2007年くらいから、ぜんぜん緊張しなくなっちゃったんです。それまですごく緊張するタイプだったんですけど。スーパーに上がっても、1戦2戦はちょっと緊張しましたけど、それ以降は、リラックスできているというか、まわりが見られるようになったんだと思います。でもリラックスできてても、この前の第1セクションみたいにインでいきなり5点になったりして、あのときはほんとに血の気が引きましたよ。A級と同じラインでの5点でしたからね。A級だったら、絶対に落ちてないです。絶対笑われてるだろうなぁと思ってましたけど、今回はああいうことが絶対ないように、がんばりたいと思います。
藤巻耕太
スーパークラスは、想像していた以上にだめでした。成績ももちろんでしたけど、走った感じもだめでしたね。もうちょっとできるかなぁと思ったんですけど、動かなかったですね。第1セクションのインで、落ちたんですよね。ふつうじゃ、考えられないんですけど。セクションも、絶対出られるというセクションだったら気分も上がっていけるんですけど、きわどい、行けるか行けないかになってくると、そのポイントの部分を意識して、おかしくなってしまいますね。第3も、A級と同じはずだったんですけど、5点取っちゃったりしてますから。今回は、少し気持ちを変えてみて、もっとリラックスしてやってみるかなと思っています。A級のときみたいに、勝ってやるぞという強気の姿勢があったほうがいいのかなと思っています。
野本佳章
スーパークラスのトライアル、楽しいですよ。楽しいだけじゃ、だめなんですけどね。セクションには、ことごとく跳ね返されましたね。ぼく的には、もうちょっといけるはずだったんですけど。でも、これからやることがわかったんで、へこんではいなかったですね。やることをしっかりやって、これから伸びていこうと思います。それに開幕戦では、タイムオーバーもありましたね。気がついたら、時間が終わっていました。そういうところをちゃんとやって、練習内容を変えていって、がんばっていきたいと思います。
宮崎航
初めてのスーパークラスの戦いは、セクションがどんなかなと不安だったんですが、お客さんの声援とか盛り上がりとかがあって、意外に楽しく走れました。そういう意味で、終わったあとはすがすがしかったです。成績については、まだまだどうなってもおかしくないという競り合いですね。この前はタイムオーバーがあったんですが、あれは、もうタイムオーバーは気にしないで走った結果です。上のひとのペースが早かったのもあって、ぼくらは、トップの人の走りを見れてよかったというのもあります。今回は、乗り込みがちょっとできてないのが気になるんですけど、気持ちよく、いいトライが見せられるように、がんばります。