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日本のニュース

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2回目のCity Trial、野崎史高が勝利

街中でトライアルを楽しんでもらう。こんなコンセプトで去年初開催されたCity Trial Japanが、今年も開催、大盛況となった。

昨年の開催は、通天閣商店街だった。誰でも知っている名だたる商店街で、トライアル大会ができるのか。そんな不安を吹き飛ばすかのように、選ばれたライダーは難セクションを次々に克服してみせて、お客さんの度肝を抜いたものだった。

今年は、会場を吹田市の万博記念公園に移して開催となった。通天閣商店街は決して広くない商店街だから、密な熱気の中のトライアルとなったが、今回はよりスペースは広く、もっとたくさんのお客さんに楽しんでもらえそうだ。


出場するのは12名。2019年シリーズが始まっていることもあり、現在のランキングで選手選びができないかという選手側の提案もあったが、種々の準備が進んでいるということで、2018年ランキングの上位12名から出場選手が選ばれた。すなわち、小川友幸、野崎史高、黒山健一、柴田暁、小川毅士、氏川政哉、藤原慎也、岡村将敏、吉良祐哉、久岡孝二、平田貴裕、磯谷玲。本来なら齊藤晶夫と成田亮がこれに加わっているはずだが、当日の用事が入ったりでで欠場となり、平田と磯谷が繰り上がって出場となっている。

試合のだいたいの流れとルールは去年同様。最初にコンクリートブロックをダニエルで飛んでいく第1セクションでタイムレースを行い、この結果で予選のスタート順を決める。

ここでいきなり大勝負があった。黒山と柴田の一戦だ。序盤リードした柴田を、黒山が果敢に追いつめて、最後はなんと同着だった。タイブレイクの結果柴田が予選出走順の最後のポジションを得たが、これは燃える一番となった。

柴田暁と黒山健一、ダブルレーンの勝負で盛り上がったシーン。

最速タイムは柴田と黒山の16秒72、一番ゆっくりの平田は32秒35だったから、ざっと倍ほども速い。この対戦、ライバルがコンクリートブロックに引っかかってしまうと、まず抜け出すのは困難。それを確認したら、そのライバルは5点にならないように、慎重に走る。二人が勝負を競ったのは、柴田vs黒山と、小川友幸vs野崎の二組だけだった。12名のうち、5名が5点。タイムを競いながら、正確にダニエルでコンクリートブロックを飛んでいくのは、さしものIASといえ、なかなかむずかしい。ちなみに、この大会では5点のことをDNFという。セクションを完走していないのだからDNF(Did not finish)で、一般の人にはこっちの方がわかりやすいのかもしれない。

この後、第2、第3、第4セクションを使った予選が行われる。真っ先にトライするのが磯谷、最後にトライするのが柴田、ということになる。

セクションでは、それぞれの減点数に加えて、タイム測定も行われる。同じ減点の場合は、それぞれのセクションのセクション走破タイムを集計して、そのタイムが早いほうが上位となる。5点になった場合はタイム計測の意味がなくなるので5点の場合はポイントをいくつ通過した時点での5点なのかが記録される。これは去年にはなかった集計システムで、おもしろい。予選ではまず上位6名が決勝に進出する権利を得て、残る6人のうち二人が敗者復活戦で決勝に進む。決勝は8名による戦いとなるわけだ。

予選、最下位となってしまったのはなんと藤原。この大会の実行委員長でもある藤原は、参加者として難セクションにトライしながらも、大会全体を見渡し、自分のトライが終われば、大会運営に走り回る。大忙しだ。藤原の減点は6点。第1セクションの1点が予選最下位につながる失点となってしまった。この大会は、藤原が実行委員長として開催を推進し、大工さんのお父さんとお兄さん(国際B級チャンピオンでもある)がセクション設営などに尽力している。藤原家の献身的努力で、この大会が実現となっている。

セクションを作った藤原親子セクションの設計、製作、運搬、設置をしている藤原慎也親子

3つのセクションをすべてクリーンしたのは8人。久岡は第2で1点。磯谷、岡村は第2で5点となっている。3セクションをクリーンした8名はタイムによって順位が決まることになった。最速はまたも柴田だった。柴田のタイムは53秒79、平田の127秒66より30秒以上速い。

柴田、黒山、小川友幸は50秒台で、野崎と小川毅士が70秒台、氏川が80秒台。この6人が決勝への進出権を得て、クリーンはしたものの、吉良と平田は敗者復活戦に回ることになった。

敗者復活戦は、再び第2から第4までを走る。今度はオールクリーンが3人。吉良、久岡、磯谷が3セクションをクリーン。タイム差で、吉良と久岡の決勝進出が決まった。久岡と磯谷のタイム差は、コンマ3秒だった。残念。

ライダーは、セクションの持ち時間内に走りきれるように訓練をしているが、速い方が勝ちというトライをするチャンスはあまりない。世界選手権の予選はこんな感じだが、こういう走りの実績があるなしは、結果に少なからず影響があるようだ。

昼休み、黒山健一の甥っ子、アシスタントの黒山二郎の息子、陸人と陣によるデモンストレーションがおこなわれてた。なぜかこのときだけ雨が降り、いよいよ決勝を迎える頃にはまた晴れた。お天気もドラマ設定になかなか手が込んでいる。

そしていよいよ決勝だ。決勝は、予選に使った第2から第4までと、折り返してこれを逆走(第5から第7とセクション名が振られていた)。計6セクションで争われる。順方向の第2から第4まではすでに一度走っているが、とはいえ、規制マーカーが追加されていて、同じセクションとは言いがたい難度になっている。そして逆方向はさらに輪をかけてむずかしい。

これは公式戦ではないから、ライダーとしても、お客さんに楽しんでもらえるようにというモノサシが働く。とはいえそれは、勝たなくてもいいということではないから、ある意味、いつもよりむずかしい、求められるものが多いトライとなる。

トップバッターの久岡は、しかしマシンの調子がおかしい。前半3セクションで5点となったところで、競技をやめることになった。残念。

久岡孝二決勝に進んだ8名の中で最下位になった久岡

続く吉良は前半3セクションで6点を失い、さらに後半3セクションをオール5点。

次なるトライは氏川だった。氏川は前半を1点、後半を9点で抜けて、全部で10点で走破した。しかもきびきびした走りで、走破タイムも早い。後半セクションも好調のままトライを続けたが、第6で思いきり前転して、5点となった。5点になるのも、思いきりがいい。

氏川のステアケース若々しく、思い切りのいいライディングを見せてくれた氏川政哉

小川毅士は、吉良同様、前半の第2で5点となった。氏川が5点となった第6は見事クリーンで場内をわかせたが、第5と第7は5点。トータル15点で、氏川が暫定トップ。このあとが、野崎だ。

連続ステアケースを行く小川毅士

野崎は前半3セクションをきっちりクリーン。後半も、難セクションの第6で5点となったものの、それ以外はクリーンで、減点はたったの5点。野崎が暫定トップに躍り出て、氏川が2位、毅士が3位。ここで登場したのが昨年の覇者、小川友幸。小川は前半をクリーン、後半も第5をクリーン。しかし野崎同様に第6で5点となると、なんと最終第7でも5点になってしまった。加速する際に、下に敷かれた板の処理に失敗してしまっての5点だった。これで小川の減点は10点。氏川と同点だが、クリーン数差で小川が暫定2位、氏川が暫定3位となった。

小川友幸落ち着いて、着実にマシンを進める小川友幸

そして黒山。ところが黒山は、第2セクションで行きなり5点。さらに小川同様に第6、第7で5点となって、減点15点。毅士と同点同クリーン数。タイム差で、毅士との順位が決まった。

黒山健一黒山健一の第3セクション

最後のトライが、予選トップの柴田だ。しかし柴田は、ここまで5人がクリーンしている第1セクションで1点を失ってしまった。これは厳しい。しかしそこからよく気持ちを立て直して、2連続クリーン。しかし第5で5点となって、これで勝利は夢となった。次の第6は、ここまで5人が5点となり、毅士以外はクリーンがない難所。巨大な丸太がモチーフになっているが、多くが5点となったのは、斜めの丸太にひねりをいれながら上がるポイントだった。

ここで5点になると、総減点11点以上になり、順位も5位以下に落ちてしまう。最後のトライだから、順位の計算も簡単だ。

しかし柴田は、第6を美しくクリーン。小川友幸、黒山と連続5点になっている第6、第7をクリーンして、総減点6点。野崎には惜しくも届かなかったが、堂々2位を獲得した。

柴田暁朝のスピードセクションからキレのいい走りを見せた柴田。堂々と2位。

野崎史高、シティトライアル初勝利。そして、開幕戦近畿大会に続いて2勝目。もちろんこれは全日本選手権とは関係ないノンタイトル戦だが、これが野崎の2019年のはずみとなるとしたら、シーズンを俯瞰する上でも興味深い一戦となっていくはずだ。

優勝した野崎史高CityTrial第二回目の勝者は野崎史高となった
優勝した野崎史高勝利が確定してインタビューを受ける野崎

8,000人のお客さんに見てもらった街の中のトライアル。観戦料金は無料(公園への入場料は250円別途必要となっている)だから、もともとトライアルを目当てにここを訪れた人以外にも、たまたまここへやってきて、言いものを見せられて目を白黒させている人もたくさんいた。こんなふうに、トライアルを知る人が増えて、トライアルに興味が向けば、こんなに素晴らしいことはない。

大会が終わった瞬間に、次はいつですか?との質問が飛ぶ。トライアルは、みんなの期待の的なのだ。

参加ライダー全員で
観客
セクション全景

5月18日
大阪府吹田市万博記念公園下の広場(しものひろば)
天候:曇り一時雨
気温:22度
観客数:8,000

決勝
順位 ライダー 1 2 3 4 5 6 総減点 クリー
ン数
持ち時間
(残り時間)
1 野崎 史高 0 0 0 0 5 0 5 5 02’02″00
2 柴田 暁 1 0 0 5 0 0 6 4 01’36″00
3 小川 友幸 0 0 0 0 5 5 10 4 02’15″00
4 氏川 政哉 0 1 0 3 5 1 10 2 02’09″00
5 小川 毅士 0 5 0 5 0 5 15 3 02’48″00
6 黒山 健一 0 5 0 0 5 5 15 3 02’38″00
7 吉良 祐哉 1 5 0 5 5 5 21 1 00’48″00
8 久岡 孝二 5 5 5 0 01’06″00
予選
順位 ライダー 第2セクション 第2セクション 第3セクション トータル
タイム 減点 タイム 減点 タイム 減点 減点 タイム
1 柴田 暁 25″16 0 11″63 0 17″00 0 53″79 0
2 黒山 健一 24″54 0 13″11 0 19″00 0 56″65 0
3 小川 友幸 25″17 0 14″96 0 17″00 0 57″13 0
4 野崎 史高 30″52 0 18″50 0 24″00 0 73″02 0
5 小川 毅士 36″04 0 17″57 0 25″00 0 78″61 0
6 氏川 政哉 35″09 0 19″59 0 26″00 0 80″68 0
7 吉良 祐哉 44″07 0 19″00 0 32″00 0 95″07 0
8 平田 貴裕 61″40 0 23″26 0 43″00 0 127″66 0
9 久岡 孝二 51″72 0 28″00 0 39″00 0 118″72 0
10 磯谷 玲 42″79 0 22″45 5-1 38″00 0 103″24 5-1
11 岡村 将敏 56″26 0 44″00 5-1 31″00 0 131″26 5-1
12 藤原 慎也 31″99 1 13″61 0 32″00 5-3 137″68 6-3
敗者復活戦
1 吉良 祐哉 37″05 0 17″99 0 24″00 0 79″04 0
2 久岡 孝二 51″70 0 14″76 0 20″00 0 86″46 0
3 磯谷 玲 47″33 0 17″82 0 23″00 0 88″15 0
4 藤原 慎也 37″75 1 13″44 0 20″00 0 71″19 1
5 岡村 将敏 36″83 5-2 18″59 0 28″00 0 83″42 5-2
6 平田 貴裕 71″77 5-2 15″00 0 49″00 0 135″77 5-2
タイムアタック
1 柴田 暁 Vertigo 16″72 0
2 黒山 健一 Yamaha 16″72 0
3 小川 友幸 Honda 18″37 0
4 野崎 史高 Yamaha 18″58 0
5 藤原 慎也 Beta 24″88 0
6 小川 毅士 Beta 25″95 0
7 平田 貴裕 Scorpa 32″35 0
8 吉良 祐哉 Beta DNF 5
9 氏川 政哉 GasGas DNF 5
10 久岡 孝二 Yamaha DNF 5
11 岡村 将敏 Scorpa DNF 5
12 磯谷 玲 Beta DNF 5

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