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野崎史高がゴールドウインを着る
野崎史高がゴールドウインとウェア契約、来たるシーズン開幕には、ゴールドウインをまとって登場することになった。
ゴールドウインがトライアルウェアに復帰するのは20年ぶりということだが、トライアルグローブは作り続けていて、これをずっと使い続けていたのが、野崎だった。
今回ウェア契約をしたのは野崎と、モトクロスの中島漱也の2名。二人はトライアルとモトクロスの全日本選手権に、ゴールドウインモーターサイクルのオフロード競技用ウェアを着用して参戦する。
ゴールドウインは老舗のスポーツウェア、スポーツ用品メーカー(創業は1950年、1964年の東京オリンピックを機に勝利の金メダルを意味する現在の社名に改称したという)。藤波貴久が、世界チャンピオンになる直前まで愛用していたウェアということで知られている。伊藤敦志もゴールドウインを着て全日本チャンピオンになった。その後、成田匠がゴールドウインを着てタイトルを獲得。さらに小川友幸もゴールドウイン愛用のライダーだった他、本多元治、砂田真彦ら、和光イエローウイング所属のライダーらが、ゴールドウインのウェアを愛用していた。
国産のトライアルウェアが姿を消して久しかったが、ゴールドウインの復活はうれしいニュースだ。20年前にトライアルウェア開発に携わっていたスタッフはほとんど退職していて、今回のゴールドウイントライアルウェアは、復活というより新登場といってもいい。
今回のニュースは、野崎らにウェアを提供するという内容だが、ゴールドウインでは2名のトップライダーとの契約締結を機に、再びブランドの原点であるオフロード競技用ウェアへ 参入し、取り組みを強化していくとしているから、トライアルウェアの市販化も、おおいに期待したいところだ。