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ヤマハがMCショーでTY-E 2.0を発表
ヤマハ発動機株式会社が、電動トライアルマシンTY-E 2.0の開発を公表、25日から27日まで開催の第49回東京モーターサイクルショーに展示すると発表した。
ヤマハは2018年の東京MCショーでTY-Eを発表・展示、2018年、2019年のFIMトライアルEクラスに参戦した経緯がある。今回のTY-E 2.0は2.0という名称の通り、その発展型といっていいだろう。
2.0では、フレームもパワーユニットも一新されているように見える。TY-Eと同様、クラッチ装備している。バッテリー容量は2.5倍になり、かつ重量増を2割程度に抑えてあると言う。
リリースによると、2022年のFIM世界選手権の参戦も予定されているという。ライダーは黒山健一。今年はレギュレーションが変わって、電動クラスはなくなり、すべてのクラスに電動マシンが参加できることになった。日本大会が中止になって、日本でその姿が見られないのは残念だが、ヤマハと黒山の新たな挑戦には注目していきたい。参戦計画についてはまだ明らかになっていないが、マシンが展示されるというMCショーで明らかになるにちがいない。
下の写真は、コンパクトかつ大容量となったという新バッテリー。