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田中善弘、ホンダに
これまで長くガスガスのライダーとして親しまれていた国際A級スーパークラスの田中善弘(2007年ランキング6位)が、2008年はHRCクラブトムス&ナミタ入りをしてホンダRTL260Fで全日本選手権に参戦する。
田中善弘といえば、黒山健一、藤波貴久、小川友幸らを輩出したチームブラック団の大物ライダー。その豪快なライディングは独特で、藤波や黒山を凌ぐと期待された逸材でもあった。
トライアルへの取り組みのちがいでブラック団を離れ、その後大物ライダーとしての存在感はそのままに、サンデーライダーとして全日本選手権やときに世界選手権日本大会などでそのダイナミックな走りを披露している。
一方、今回田中善弘を擁することになったチームトムス&ナミタは、これまでも全日本参戦には深くかかわってきた経験豊富なチーム。トムスは小谷徹とのコンビネーションが記憶に残り、チームナミタの波田親男は、かつては自ら国際A級スーパークラスを走ったトップクラスのライダーだった。
三者それぞれの実績と経験を生かしたこのチーム、2008年の新しい活躍に、乞うご期待だ。
(写真は2007年、ガスガスに乗る田中善弘。チームMINE所属だった)