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黒山健一、CM出演
黒山健一選手が、横綱朝青龍関と競演した。
これはとある日、とあるところでおこなわれたコマーシャル撮影でのこと。これはロケに2日間、そしてこれまたとあるスタジオでもう1日と、全部で3日間、サントリーの「ゲータレード」のCM撮影に参加した黒山健一のレポートなり。
このCM撮影に参加したのは各界のトップスポーツ選手たち。誰でも知ってる横綱・朝青龍関をはじめ、阿部勇樹(サッカー・JEF市原)、川崎宗則(野球・福岡ソフトバンクホークス)、澤野大地(棒高跳び)ら。さまざまな選手が一堂に集まり、お互いのスポーツ事情の交換もなかなか有意義だったそうだ。
棒高跳びはマイナースポーツなのでスポンサーがなかなか見つからないというお話、サッカーの阿部選手の「サッカー界はプロ野球を追い越せで一丸となっている」という覚悟とか、勢いのある話、悩み、その他いろいろ裏話も聞けて、健一、二郎のトライアル代表は人生勉強にもなったとのことでした。
トライアルは、彼らトップアスリートの目にはどんなふうに映っただろうか。
朝青龍と黒山健一は、CMで直接からむシーンがあり、撮影の打ち合わせでも直接お話。その体の迫力は「この世のモノとは思われない」という印象だったとか。もう一方では、付き人のこき使われ方もなかなかふつうではない印象だったということだが、朝青龍曰くは「早く上に上がらないといつまでもいじめられる」ことを身をもって教えていて、これが大相撲界の伝統とのことだった。
とはいえ朝青龍、テレビで見る迫力や付き人をこき使うだけの印象から思う怖い存在ではなく、くだけてお話すればふつうの24歳、人の良いお兄ちゃんで、同世代の黒山兄弟とも話がはずんだ。ちなみに朝青龍は日本の人ではないが、彼の日本語は黒山選手のイタリア語と英語と比べれば比較できないほど達者で、さらに二郎君の日本語よりも流ちょうだったということだ。
今回のCM、もちろん主役は朝青龍。一番目立つ配置で撮影時間も長かったのだが、黒山選手は朝青龍にくっついて演技する盛り上げ係。詳しくはオンエアされるCMをご覧ください。
黒山健一の活躍がゲータレードのイメージアップにつながり、ゲータレードのCMがトライアルを世の中にアピールすることにつながったら、きっと楽しいことになる。