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藤波貴久、5ヶ月ぶりライディング
2月16日は、素晴らしい日になった。膝の手術以来、長くトライアルライディングを控えていた藤波貴久が、長い療養とリハビリ生活から一歩先へ進んで、いよいよオートバイでのトレーニングとリハビリに移行した。
手術のあとは患部に体重を乗せるのもご法度ということで、歩くことさえできなかった藤波。膝に負担をかけないトレーニングは続けてきたが、トライアルライディングは最後の仕上げということになっていた。ギブスで固めての療養生活からトレーニングジムでの筋力トレーニング(筋力維持)、バランスボールや自転車でのトレーニングと少しずつ膝を慣らしていって、ようやくこの日、久々に愛車のモンテッサ・コタ4RTのハンドルを握ったわけだ。
今シーズンは、初めてXトライアル参戦のノミネートを断って膝の回復に専念した藤波。目指すは4月のアウトドア世界選手権の開幕だ。開幕戦は4月25日(土)、26日(日)の日本大会、ツインリンクもてぎになる。