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ボウ、8連勝目のイギリス
ボウの好調が止まらない。6月13日、14日、イギリスのアーマスウェイト、カーライルで開催されたイギリスGPの2日間、ボウは文句のつけようがない戦いっぷりで勝利。開幕戦以来の連勝を伸ばして、開幕8連勝とした。
土曜日のボウは、1ラップ目に5点のベストスコアをマークした。2位のラガが16点、3位のカベスタニーが19点だから、1ラップ目にして勝負はほぼついてしまったことになる。
2ラップ目に、ボウは1セクションから3セクションまでを連続5点となって、21点の大量減点を喫してしまったものの、ラガの2ラップ目も18点。その差をわずかにつめられたに過ぎなかった。
最終結果、ボウ41点、ラガ50点は、それほどの大差には見えないものの、内容的にはボウの圧勝ぶりが光っている。3位カベスタニーが78点だから、ラガがしぶとくボウを追いかけた結果の点差だった。
日曜日は、さらにボウの好調が光った。1ラップ目、ひとつの5点と1点3個で8点。さぞセクションが簡単なのかと思いきや、2位ラガが24点だから、ボウが好調すぎるということだ。
しかもボウの好調は1ラップ目だけではなかった。2ラップ目には1点二つの2点をマークして、さらに3ラップ目には12セクションすべてをオールクリーンしてしまった。
2位に入ったのはこの日もラガで、ラガもラップを重ねるごとに減点を減らしていったのだが、それでも3ラップ目の減点が6点。ふつうならこのラガのスコアを絶好調と評していいくらいだが、ボウの前にはこのスコアもかすんでしまう。ファハルドが63点、カベスタニーが71点、藤波が84点というスコアを見ると、ボウの10点がいかに飛び抜けているかがわかる。
活躍が著しいルーキーのブストは、両日ともに5位となった。安定してトップ5の仲間入りをしてくるようになると、ルーキー扱いも卒業かもしれない。ただしチームでは、まだまだベストには勉強を続けて欲しいとしている。
6位と7位は、藤波とダビルがわけあった。土曜日はダビルが6位、日曜日は藤波が6位。7位はその逆だ。土曜日は5位ブストから藤波までが2点差、日曜日はブストと藤波が3点差。中盤の争いも、かなりの接戦だった。ダビルは第2戦チェコ大会で5位となっているが、その後はなかなか上位に進めないでいる。母国グランプリとなった今回も、それは変わらなかった。
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